突然の君の訪問。』の作文集

Open App

突然の君の訪問。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/28/2023, 1:13:37 PM

「突然の君の訪問。」

仕事が休みで予定のない日曜日、突然インターホンが鳴った。
時計を見ると、夜の10時を過ぎていた。
ドアを開けると、元彼がったていた。
喧嘩して別れたわけじゃなかった。
ただ、お互いに依存してしまうから、夢を叶えるまでは合わないと決めていた。
彼はこう言った。「約束守りに来たよ」
私が忘れそうになっていた『辛いときは絶対にそばにいる』という約束。

8/28/2023, 1:13:04 PM

幼馴染みからの着信。
「どうしたの?こんな時間にかけてくるなんて珍しいね」
日付を回った平日。
問いには答えずに弱々しく私の名前を呼んだ。
優しく、優しく。
「うん」
「家、行っていい?」
「いいよ、鍵空けとくね」
真隣の君の家。君の家の玄関が開く音がした。
しゃくりあげ、裸足のままの君を出迎えた。
突然の君の訪問。
滅多にない事だから。
「部屋入ろ?」
今日はとことん優しくしよう。

8/28/2023, 1:10:38 PM

突然の君の訪問。
毎日、夜の8時になると、闇に隠れるようにして黒猫が僕の部屋にやって来る。遅く帰ってきた僕の夕飯のおこぼれをもらいにくるのだ。
ところが、どういう訳か、夜中の12時に突然の訪問があった。猫らしく、目だけが光っていて、怖かった。
部屋の電気を明るくして、訪問の理由がやっと分かった。口に黒の子猫を咥えている。かなり弱っていたがまだ生きていて、どうにかしてくれるだろう僕の元へ連れてきたのだ。

後日、子猫はすぐに病院に連れて行き、元気になるまで世話をした。その間ずっと側にいた黒猫は子猫と一緒に僕の家族になって、今では夜の8時、遅めの家族団欒が普通になった。

8/28/2023, 1:09:32 PM

[突然の君の訪問]

最初の頃は突然のサプライズも
喜べたけど

今は隠してる事があって素直に喜べない
君にバレたらいけない事があるから

嘘も時には愛だから

8/28/2023, 1:05:24 PM

ある日僕の彼女が殺された。
誰に殺されたかは分からなが、死体には刺し傷があったそうだ。仕事から帰ってくる間に起きた事件なので僕はすぐには気づけなかった。彼女との生活はとても楽しくて、僕にとって彼女はまさに生きがいだった。彼女に死によって僕は悲しみのような怒りのようなものが込み上げてけきた。もし自分が近くにいたのなら、そう思っていた。

そして事件から2日後、警察の調べにより犯人が特定された。それは僕にはあまりにも衝撃的だった。
その犯人は僕が中学生の時からの友達だった。
名は、滝田 連
僕は当然友達だから彼がどこに住んでいるのか分かる。彼が僕の...愛美を...
そう思うと友達でも怒りが込み上げてくる。警察はまだ彼の家に行ってはいないだろう。早く捕まえなくては...焦る僕
そして不意にこんなことを思ってしまった。
(そうだ、僕が行けばいいんだ。 )
僕はもう彼女を殺された怒りしかなかった。
絶対に復讐を、してやる。
この手でそう思って、僕は彼の家のインターホンを鳴らした。

当然の君の訪問。...

8/28/2023, 1:03:30 PM

『おかえり』


懐かしい声──お気に入りでよく着ているからか少し伸びているTシャツ──優しい笑顔──


仕事終わり、家に帰るとあなたが居た。


なんでここにいるの?だってあなたは───



触れて確かめようとすると、あなたは居なくなっていて



おかえりといわんばかりに足元にすり寄ってくる猫が居た。



あなたが居なくなってから保護した猫だ。

手のひらに収まる大きさだったが、今では両腕で抱き抱えるほどまで成長していて、時間がたったんだなぁと実感する。



『ただいま』


腕の中の猫はゴロゴロ鳴いていた。




-突然の君の訪問-

8/28/2023, 1:00:46 PM

コツコツと

近づくヒールの音



これが君なら

あと16秒でチャイムが鳴る





そんなわけないかって

吹き出してしまうことにも慣れてしまった

寂しさすら訪ねてくれなくなったよ



[心の訪問者]

8/28/2023, 1:00:43 PM

『突然の君の訪問』2023.08.28


「あれま、おどろいた」
 部屋の中に彼がいた。電気もつけず、暗がりのなかでソファの上で膝を抱えている。
 電気をつけると、彼はまぶしそうに目を細めた。
「不法侵入だよ」
「ちゃんとカギで入りました」
「それは失礼」
 合鍵を渡しているのだから、彼の突然の訪問に疑問は抱かない。
 スーツから部屋着に着替えようとすると、背中に彼がへばりついてきた。
「着替えにくいなあ」
 ジャケットも脱げないと文句を言うが、彼は答えない。
 どうやら、元気がないようだ。だから、俺に甘えたくてしかたがないらしい。
 へこんでいる子を慰めるすべはひとつしか知らないが、あいにく、こちらもそんな元気はない。
 店の女の子に狼藉を働いた客を警察に突き出したり、女の子のメンタルケアをしたりと神経をすり減らしたのだ。
 むしろ慰めてほしいのはこちらである。
 包み隠さずにそのまま伝えると、彼はグズグズと泣き出す。
「しょうがないな」
 ため息とともに吐き出す。
 泣く彼をソファに座らせて、グッと抱きしめた。

8/28/2023, 1:00:13 PM

本来なら
涙が流れないといけない
そんな夜なのに
全ての感情に蓋をして
ただ雨に打たれている

私にかけるはずだった愛情を
全部持ってあなたは行ってしまった
あなたがくれたハンカチも
この夜には役に立たず
手の中に握り込んで乾いている

星は遠く
あなたはもっと遠く
私はこの夜に一人取り残されて
皆んなは明日に行ってしまって
ただ雨が降る


突然の訪問者


昔から怖かった
闇そのものより
日常の端がめくれてのぞく闇が
カーテンの引っ掛かり
襖の惜しい閉め方
布団からはみ出た足

いつもにこにこ優しい人が
小声で囁く毒のような
闇がそこにはあった 
その闇から細い腕が出てきて
私の足を掴んで
本当の闇へ攫ってゆく
幻想

私は怖い
遠い国の戦争もだが
日常の隣に確かに存在する
突然の訪問者
それは悪意であり
無知であり
哀しみであり
無関心の顔をした
人間だ

8/28/2023, 12:58:44 PM

今年も突然キミはやって来ました
私達の元で家族を育み
時には外敵から子供達を守り
せっせせっせと仕事をこなす
予想外の台風で
なかなか自宅に帰ることが出来ず
子供達に満足に食べさせられない時もありました
一時はどうなるかと思いましたが
子供達も元気を取り戻し
成長して全員巣立ちました
あなたは私達のお手本です
また来年もこの軒下でお待ちしています

8/28/2023, 12:58:02 PM

「突然の君の訪問」

 ピンポーンとチャイムが鳴った。モニターのボタンを押すと、そこには誰もいなかった。いたずらかな?と一瞬思ったけれど、
「こんにちは」と声だけ聞こえた。気味が悪くなったので、玄関の扉は開けなかった。そして、またチャイムが鳴った。今度は、はっきりと
「わたし、ニンニよ!」と名前を言った。私は驚いて
「まさか!」と答えた。玄関の扉を開けると、はたして誰もいなかった。いないはずである。ニンニは透明人間なのだから。ニンニは、ぎゅっと抱きついてきた。何故だか、涙がこぼれてきた。ニンニも泣いていた。透明なニンニの頬に涙のしずくがほろほろこぼれた。
 私はニンニがどうやって、ムーミン谷からやって来たのか不思議に思ったけれど、とにかく家の中へ案内した。何か着せないとどこにいるかわからないので、タンスの中から、白いTシャツを取り出した。ちょうどニンニのワンピースとして、ぴったりだった。赤いリボンをベルトにして、残りはリボンにして髪飾りにした。
「いつまでも、ここにいていいのよ」言うと、
「いいえ、あなたを迎えに来たの」とニンニは答えた。あゝそうだったのかと納得はしたけれど、行けないことも良くわかっていた。おそらくニンニ自身も。

注意⭐︎久しぶりの物語。

8/28/2023, 12:55:23 PM

今日は何もない。だから私は昼寝していた。しかし、インターホンで起きた。よく見ると、彼氏だった。
「宿題教えて」
来る分にはいいけど私は勉強ができないから教えることは無理。だからごめんね。

8/28/2023, 12:53:20 PM

「突然の君の訪問。」


「いってきまーす!」

元気よく母親に挨拶して、私はバイトに行こうと玄関の扉を開いた。そして次の瞬間、私はご近所中に響き渡るような悲鳴をあげる。

「ゆ、雪子、どうしたの!変質者でも出たの!?」

尋常じゃない金切り声に、母親がおたまを持って走り寄ってきた。

「お母さんやばいやついるっ!めっちゃやばい!どうしようやばい!」

あまりの焦りに語彙力がギャルみたいになってしまった。しかしやばいしか言えなくなるのもしょうがなかった。だって、扉と床の隙間の今にも家の中に入りそうなところに、おそらく日本の全家庭で出禁になっている、黒光りした’’ヤツ’’が挟まっていたからだ。
遅れてやってきた母もかわいらしい悲鳴を上げた。

「きゃあっ、こんなところに’’ヤツ’’が!待ってなさいすぐやっつけるからね」

母は驚くほど俊敏に殺虫剤を持ってきて’’ヤツ’’が完全に動きを止めるまで噴射し続けた。ちょっとやりすぎな気もするが、’’ヤツ’’は招かれていない人の家に突然押し入ろうとしてきたのだ。これくらいの報いは受けて当然だろう。
母はさっさと’’ヤツ’’を処理し、やだわぁ怖かったわねぇ、と吐息を漏らした。その見事な手つきに私は感心する。私は突然の’’ヤツ’’の訪問に震える事しかできなかったのに、母は強い。私は改めて母に深い感謝の気持ちを抱いた。それと同時に、最近面倒で片づけていなかった自分の部屋の存在を思い出す。今回’’ヤツ’’は玄関で発見されたが、もし私の部屋にもやってきたら、と考えて血の気が引いた。母が部屋を片付けなさいというのをうるさいなあ、と無視していた私を殴りたい。そして母、ありがとう。

私はバイトが終わったらすぐに部屋を片付けようと決心した。

8/28/2023, 12:53:10 PM

やあ、いらしゃい

やっと気づいてくれた?

ずっと君を

ここで待っていたよ



“突然の君の訪問。”

8/28/2023, 12:52:05 PM

君はいつも急にくる。
決まって僕が君を必要としている時に。
必要以上に来る訳じゃなく、
ただ会いたいなと思っている時に来る訳でもない。
必要な時に必要な言葉を持って。
そしてまた去っていく
そんな君を追いかけるように僕もまた走り出す。

君の突然の訪問は
僕が走り出すためのエネルギー。

8/28/2023, 12:46:12 PM

8/28 お題「突然の君の訪問。」

「来ちゃった♪」
 窓を叩いたのは、かつてオレを異世界に召喚した巫女。
「いやいやいやいや、何でだよ! そっちの世界すっかり平和になっただろ?! ていうか何でこっち来てんだよ!!」
「うん、まあ、それはそうなんだけど。今度はちょっとまた別の事情があって」
「何だよ」
「今度はこっちの世界がヤバい」
「……………は?」
 目を点にするオレに、巫女は手早く説明する。
「…じゃあ、こっちの世界を救う天使ってのが…」
「そう、私みたい。で、今儀式から逃げてきたんだけど」
「逃げて来んなよ」
「とにかく手伝ってほしいの。お願い、"勇者さま"」
「…ったく」
 オレはあっちの世界で手に入れた装備を身にまとい、魔力を開放した。
「しょうがねえな。行くぜ!」

(所要時間:9分)

8/28/2023, 12:42:32 PM

突然の君の訪問。



ノックされたので、家の扉を開けるとそこには大鎌を持った死神がいた。
ニコニコと笑いながら、私に手を振っている。
私は静かに扉を閉めようとすると、それを阻まれた。
ギリギリと扉が悲鳴を上げる。

「お帰りください」

「いやいや、やっと見つけたんだぜ?帰るわけないだろっ」

お互い力を込める。いい加減、扉が潰れてもおかしくはない。

「セールスはお断りです」

「セールスじゃねぇーよ、バーカ」

とうとう扉が壊れてしまった。壊されたので、請求をせねば。

「扉の修理代、払ってください」

「払わないし、もうこの世から去るからいいじゃん」

私の横をするりと通り抜け、家の中にズカズカと入ってきた。
そして、部屋を見渡し、ベッドの上に座る。
持っていた大鎌を死神自身の隣に立てかけた。

「突然すぎるんですけど」

「よく言われる」

ケラケラと笑う姿は幼い子供みたいだった。

「普通は死に際なのでは?」

「いろいろあるのだよ、キミ」

「何それ、訳わからない」

「わからなくて結構、人間にわかられてたまるかってんだ」

肩をすくめて、やれやれと言う。――ムカつく。
私は、壊れた扉をとりあえずはめてみる。しかし、元に戻るわけがない。
深くため息をついて、そのまま放置した。
そして、死神の前にまで行き、仁王立ち。

「私、まだまだすることが山ほどあるんですけど?」

「あー、そう言うやつ山ほど見てきた」

「だったら――」

「決定事項は変えられない」

大鎌を喉元に突きつけられた。ひんやりと冷たい感触が伝わる。
今にでも、刈り取られそうな感じ。ごくりと唾を飲んだ。

「わがまま言わない、言わない。痛くないし、大丈夫」

にっこりと笑うが、目は笑っていない。私は逃げようとして、背中を向けた。
一瞬だった。走馬灯が巡ってくる。そして、死神の声が聞こえてきた。

「よかったなぁー、クソみたいな世界におさらばできて。何がやることだよ。上司の顔色を伺い、後輩から仕事を押し付けられる、残業の毎日。ヘラヘラ笑って、不満も言わずにただ仕事するのみ。みんなが、お前をただの便利屋だと思っている。別にお前が一人いなくなったところで、誰も困らない。代わりなんていくらでもいる」

ぺらりとページを捲る音と文字を書く音が聞こえる。

「今終わっていいんだよ、お前は。クソみたいな世界でよく頑張ったと思う。見ていて、こっちは胸糞悪い。よく生きてこれたよな、今まで。まぁ、俺が言うのもなんだけど、来世は幸せになっ」

背中をポンっと押された気がした。
すると、体が軽くなった。まるで、鎖から解き放たれたような。
――突然の死神の訪問。それは、誰にでもあり得ることだということ。

8/28/2023, 12:41:53 PM

射撃場


僕の立つ通路に明かりが灯る

僕はイヤーマフをつけてターゲットを操作する

数々の顔のない写真のターゲット

銃をリロードして、引き金に指を添えて構える

そして引き金を引く。

音速で射出されたホローポイント弾

ターゲットに命中して、顔の部分に穴が空く

そうして再び新しいターゲットを撃つ

撃つ

撃つ

撃つ。

一つはあの娘との苦い思い出。

一つは両親との決別。

一つは僕自身の痛み。

全ての弾を撃ち尽くすまで、僕はやめない。

ああ、でも一発は残しておかなくちゃ。

んん? 最後の一発はどうするかって?

こうするんだよ。

8/28/2023, 12:41:45 PM

風邪引いた…。

両親は海外出張、妹と弟は学校、家に居るのは私一人だけ…。

「さみしい…」

涙がポロポロ流れる。

とりあえず、寝れる時に寝なきゃ…。

ウトウトしてたら、インターホンの音が聴こえた。

「誰…?宅配便…かな…?」

重たい体でゆっくり玄関に向かう。

ガチャ…

「いきなり来てゴメン。体調大丈夫か?」

そこに居たのは、大好きな彼だった。

「…さみしかった…。」

「そうか、それじゃあ家族が帰ってくるまで俺がそばにいるからな。」

「うん…!」

風邪引いて辛かったけど、彼に会えて良かった…!


#突然の君の訪問。
#10



追記

皆様のおかげで、ついにいいね数が100を超えました\( *´ω`* )/
これからも頑張って書いていくので、見てくださると嬉しいです!

8/28/2023, 12:41:12 PM

ガチャ
一人になったマンションの部屋の扉が突然開いた。
そこには誰もいない。

でも、ふわりと懐かしい香りがする。
大好きだった彼の匂い。
香水でもなく、柔軟剤でもなく、
彼そのものの匂い。

そっか。帰ってきてるんだ。
突然来るなんて本当に君らしい。
涙が溢れて止まらない。
傍にいることは分かっているのに、
見ることも触れることも触れられることもできない。

君はいつもそうだった。
告白しようとして何度も言い出せなかったこと、
手を繋ごうとして照れてしまったこと、
キスしようとして恥ずかしくなったこと、
全部知ってるんだからね。
やっと付き合えたのに。
結局君に触れられないままのお別れになった、
私の身にもなってほしいよ。

風が私の涙を拭うように顔を撫でた。
少しくすぐったいような、寂しいようなそんな気持ちになる。

「君との恋はほんとにもどかしいね、これまでもこれからも」

Next