幼馴染みからの着信。「どうしたの?こんな時間にかけてくるなんて珍しいね」日付を回った平日。問いには答えずに弱々しく私の名前を呼んだ。優しく、優しく。「うん」「家、行っていい?」「いいよ、鍵空けとくね」真隣の君の家。君の家の玄関が開く音がした。しゃくりあげ、裸足のままの君を出迎えた。突然の君の訪問。滅多にない事だから。「部屋入ろ?」今日はとことん優しくしよう。
8/28/2023, 1:13:04 PM