『遠い日の記憶』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【遠い日の記憶】
いつからだろう
年少さんの頃から仲の良かった友達が1人いた
その友達とは中学2年生の1学期まで仲が良かった
幼稚園の時、家に毎日遊びに来て一緒に遊んで、喧嘩して、
喧嘩しても仲直りして
今では目を合わせることも出来なくなった
また仲良くしたいと思っている
遠い日の記憶を辿り、思い出に浸っている
ふと思い立って、子供の頃のアルバムを見ることがある。幼稚園ぐらいまでの写真を見ると、若い頃の両親や叔母、叔父、幼いときの兄やいとこ、そして生きていたときの祖母や祖父に会うことができる。
誰にでも優しくて親切で善良で、怒ったところを見たことがない大好きな祖母。その一方で、祖父はすごく苦手な存在だった。
私が物心ついた時には、すでに認知症だった祖父。お酒が大好きで、酔っ払っては妻や娘から煙たがられて。家の中で遊ぶ私たちを、よく叱りつけていたっけ。
祖母があまりにも我慢できなくなって、一緒に遠出をして外泊したことがあった。夜に母がしれっと電話を掛けてみたら、おばあちゃんは二階で寝てるって。本気だったのか嘘だったのかは分からないけど。家に帰っても何事もなかったようにしてたな。
とまあ、苦手意識を持っていた祖父だったけど。お正月休みのある日。祖母に赤い着物を着付けてもらった私に、
「べっぴんさんだね」
って。何となく気恥ずかしくて素直に喜べなかったのに、なぜか30年以上経った今でも覚えているあのワンシーン。あれは正気だったのかしら。
今となっては確かめようがないけれど。祖父を知っている方には、いい人だったって言ってもらえることがあるから。今なら、一緒に楽しく酒盛りできるかもしれないな。ね、おじいちゃん。
遠い日の日記
ある日片付けをしていた時いつに書いたか分からない日記があった、、、
それを見たら病んだ時の自分が親に言えなかったことがびっしり書かれていた、、、
それを見た瞬間、その事を思い出して涙が出た、涙が出て止まらなくなった、それと同時にどうして言わなかったのだろうと、今更後悔した、後悔しても変わらないのに、変わらないはずなのに後悔し続けた、後悔して苦しくなった、どうして、と心の中で叫んで泣き続けた
そしてすぐ泣くのを辞めて日記の続きを見た、日記の続きを見たら少しずつ学校に行ってることが書いてあった、
でも状態が悪化しても学校に行き続けてる事も書いてあった、その時は何故無理したのだろうと心で思った、そしてまた日記の続きを見て、ドンドン学校生活が楽しくなってきた事が書かれ始めた、その日記の10日目を見たら毎日学校に行けるようになった事が書かれているのを見た、それを見たときは少し嬉しくなっていた、そして心の底からこう思った、人生は何が起こるかわからないな、と心の底から思った、そしてこう言った、「あぁ、人生は何が起こるか分からない、それが楽しいんだな、」そう言っていつまでも生きていこうとそう思った、、、
『遠い日の記憶』7/426
年々暑さを増す夏の、鬱陶しい程に照りつける太陽。
逃げ込む日陰もなく、自分の影に自分は入れない。
空の澄んだ青さに悪態をつきながら進む。
どこまでも風景の変わらない平坦な道だった。
そして、それはずっとこれからも。
夏の青色はずっと変わらないし、
日差しを受けながらも歩き続けなきゃいけない。
けれど、ポケットの中の飴玉はすっかり溶けていた。
君の笑顔も、
少し照れた顔も、
頬を膨らませた可愛い顔も。
君と行った夏祭りも、
海も、
映画も。
君と見た夕焼けも。
全部が遠いいつかの記憶。
「ああ。こんなに愛してたんだ。」
【No. 03 遠い日の記憶】
花畑で過ごした。
お日様の下を走った。
夕暮れに水切りをした。
夜に手持ち花火をした。
「夏休みがずっと続いたらいいのにな!」
…今の僕に残る遠く暖かい記憶。
お題「遠い日の記憶」
「……ん! ……ちゃん!!」
ぼんやりと眠りの海から浮かび上がっていく。
瞳を開くと、涙が横に落ちて耳元を通り、シーツを濡らした。
視線を左右に揺らすと、愛しい彼が青ざめた顔で、私の顔を見下ろしていた。
ぱちぱちと、瞬きをすると涙が更に零れ落ちる。
「大丈夫!?」
手を彼に差し伸べながら、掠れた声で、彼の名前を呼んだ。
それに気がついた彼は、慌ててこの手を掴む。
「夢を……見ていました」
「どんな夢?」
彼は包み込むような程の優しい声で話してくれながら、手を伸ばして目の端に落ちていた涙を拭ってくれた。
「……忘れて……しまいました」
瞳を閉じると、彼の指に暖かい雫がこぼれ落ちる。
忘れたなんて、嘘。
それは思い出したくない、遠い日の記憶。
身体を起こすと、彼の温もりが欲しくて手を伸ばす。同時に、同じことを思ったのか、彼が強く抱き締めてくれた。
おわり
お題:遠い日の記憶
【書く練習】
[君と僕の散歩道:6社交性]
君にたくさんの仲間と会わせたくてドッグランへ来た
君は孤高の存在だ、僕と少し似ている
君は周りには馴染むことはなく
皆から少し離れたところに仁王立ちしている
君のことを知りたくて周りには集まってきた彼らに
目も合わさずに距離を取る
それでも距離を詰めようとする彼らには軽く威嚇をする
でも僕は知っている
君は恥ずかしがりやなんだよね
始めましての子にはいつも緊張してるだけなんだ
その証拠に、いつもの散歩で出会うトイプーのマロンちゃんとは大の仲良しだ
尻尾の振り幅全開だし唸りもしない
君は大勢と仲良くなりたい訳じゃない
友人も少数精鋭なだけ
僕は君に選ばれた友人であることを誇りに思うよ
軽い足取りで戻ってきた君を労おうと頭を撫でた
とたんに君は唸り声をあげて牙をみせる
友よ、それはあんまりだ…
「遠い日の記憶」(一行詩)
遠い日の記憶を引きずって死に切れぬ
◆
遠い目をしている君の視線の先にはバニーガール
◆
遠い日の夏に男根をなぶる悲しき哉
◆
遠い日の君の乳房を思い出すバスタオル
ユリアさんは暑くて寝苦しい夜には必ず魘されている。
寝言でお義兄さんの名前や、聞いた事のない人の名前を呼んで、苦しそうにもがいている。
あんまりに苦しそうで見ていられずに起こせば、途端に泣き出してしまう。
俺が心配そうにしていると、一度だけ夢の内容を話してくれたことがある。
幼い頃に家が燃やされた時死んだ父や兄たちが、助けを求め、なぜお前は生き残ったのかと強い口調責めてくるのだと。
しかも時折、今生きているはずの兄たちや自分自身すら、苦しそうな顔でユリアさんに迫るのだそう。
しかも夢の中のユリアさんは幼い時のすがたのままで何も出来ず、ただ目の前で燃え盛る柱に相手が巻き込まれていくのを見ているしかなく、自分の無力さに苛まれる。
しかし、自分に向けられる罵声が聞こえなくなることにいつも安堵してしまい、そんな自分がただただ恨めしい、と。
俺は一度だけユリアさんが幼い頃に実家が「焼き討ち」されお義父さんが亡くなったことは知っていたが、他に亡くなったお義兄さんがいたことも、今もユリアさんがその出来事に苦しめられていたことも、知らなかった。
俺の中でそれはユリアさんの過去で、そうして話をしてくれるということはユリアさんはそれを乗り越えたとばかり思い込んでいたのだ。
「ユリアさん、今度お義兄さんのお墓参りに行こう。ユリアさんは何も悪くない、お義父さんも、お義兄さんたちも、誰もユリアさんを責めたりしないよ。
今どれだけ幸せか、笑って報告しようよ」
ユリアさんを抱きしめながらそう言うと、ユリアさんは泣きながらも力強く頷いた。
神様になりたかった。
なりたかったというよりは、ならざるを得なかったのほうかもしれない。
神様の子供として、神様になるべきものとして生まれた僕はそれなりにヤンチャしながら普通に生きた。
それで僕は間違えた。
神様になれる直前の現世渡航で間違えた。
僕はユートピアに来てしまったから。
あの地点から実に長い時間が流れた。僕はもう、とっくにこの生活に慣れてしまった。
だから後悔というよりも、遠い日にあったいつかの思い出みたいな感じであの時のことを思い出す。
今記憶を持ったままあの地点に戻っても、僕はまたユートピアに来るだろう。
あの世界よりも僕にとってはここの方が居心地がいいから。
3年、5年も経てば
時間の早さに、随分と驚かされる。
辛かったこと
嬉しかったこと
苦しかったこと
幸せだったこと
その時々の場面で
比重の重たかった方が
深く記憶に残るのではないかと思う。
そうして、人生は上手いこと
多少の差異はあれど
最期には、帳尻が合うようになって
いるのかな。
今までが、楽しいことばかりだったから
不幸が訪れるというわけでは無いけれど
長く、花の咲かなかった人は
それだけ沢山の雨風に耐えてきた時間だけ
地中で、根を伸ばし続けてきたんだ。
雨がやめば、必ず花が咲く。
私もそう信じているうちの1人だから。
その根本には、最初の種がある。
それこそが、遠い日の記憶かもしれない。
【お題:遠い日の記憶】
遠い日の記憶…
あれは私が二十歳の頃だ。
自己啓発セミナーというのが流行った。
友達から誘われて断りづらかった。
参加費が確か30万円コース、60万円コースだった。
人生が変わるからと、彼女は熱心に話してくれた。
煮えきらない返事をする私の家に
友達と、そのセミナー仲間が数人来た。
日曜日だったから家の前の駐車場に父の車があった。
車の前で私たちは話をしていた。
厳格な父に、セミナーの話を聞かせたくなかったが
玄関の中で父が聞いているのがわかった。
やんわり断ろうとする私を無視して
セミナーの話に熱を込める若い男性。
もう断るの無理かなと、思いかけた頃
いつからか後ろに立っていた父が
「もういいから、お前さんたち帰りなさい」と言った。
私を勧誘していた男性が、今度は父に向かって話を始めた。
「帰れと言ったはずだが?」
父の声が少し大きくなった。
それでも食い下がる男性。
私ならビビるシーンだが、
さすがに自己啓発している人はメンタルが強い。
男性と父の言葉の応酬、どちらも引かない。
その場面の、最後の会話を今も覚えている。
男性が、父に言った。
「あなたは娘を自分の持ち物だと思っているんですか」
父はきっぱり言いきった。
「思っておる。」
ああ、親バカっていうより、バカな親だ。
笑ってしまうくらい馬鹿だ。
男性はあきれた顔をして肩をすくめた。
私が「ごめんね」と言うと、皆帰ってくれた。
玄関の中で母がウロウロしていた。
父に、ありがとうと言いたかったが言わなかった。
あのあと、どんな会話をしたか覚えていない。
でも、仕事人間で厳しいばかりの父の株が
私の中で急上昇したのは確かだ。
遠い日の記憶
俺はあなたに初めて会ったはずなのに初めてな気がしない
ずっと、ずっと前からあなたを知っている気がする
「ら、ん…?」
初対面のはずなのにあなたは俺の名前を知っていた
「い、るま…?」
初対面のはずなのに俺はあなたの名前を知っていた
なぜだろう涙が溢れだしてくる
ずっとあなたに見つけてもらえる日を待っていた気がする
「来世でも俺の事みつけてね!」
初対面のはずなのに君と約束したあの瞬間の記憶が鮮明に蘇る
この記憶はなんなのだろうか
前世の記憶だとでも言うのだろうか
頭の整理が追いつかないでいるとあなたは、いるまは、
「ずっと、ずっとお前に会いたかった気がする」
と言い俺を優しく抱きしめた
初対面なのに抱きしめられたことが嫌じゃなくて、むしろ嬉しくて俺もあなたを抱きしめ返した
「もういるまの側を離れないから!」
気づくと俺はそう口にしていた
最近の俺は、遠い日の記憶のことしか語っていませんね。
そうと分かっているのですが、あと少しだけ話させてください。
あの時の貴女は、誰よりも気高く、愛情深く、そして誰より美しかった。それは今の貴女もそうなのだと、貴女にも理解していただきたいのです。
悲しいほどにご自分が嫌いな貴女は、何をそんな馬鹿なことを、と一笑に付されるでしょう。
いいえ、違うのですよ。貴女はあの魂をお持ちです。貴女の魂は、五百年前に俺を救った方の魂なのです。同じ魂を持つ者は、姿形こそ違えど、その本質を一にします。
そう。貴女は何も変わらない。
只、そのように自責や卑下をなされるのを止めてくだされば、貴女はご自分の価値に気づけるのではないでしょうか。
いつが1番楽しかったのだろうか。「〇〇の時!」ってはっきり言える自信が無いな。いつも同じくらい楽しい事があるけどいつも同じくらい悲しい事もある。昨日の投稿で書いたけれど、今日がなんとなく1番悲しかったって言えちゃうぐらい考えるたび涙が出てくる。勝手にネガティブに思い込んでいるだけだけど悲しかった。当たり前だけど彼が何を思っているか分からない。また話しかけて来てくれて嬉しいと思っているか、それとも今は仕方なく話してくれていたのかな。もし少しでも嬉しいと思っていてくれているなら、こんなに頑張って話しかけれた事を心の中でもいいから褒めてくれたら嬉しいな。仕方なく話を聞いてくれてたなら聞いてくれてありがとう。もしこれから関わりたくないって思っているならそれはそれで教えてください。今の私は彼と一緒にいれる時間がほとんど無い。話せる時間も無い。だから今の状態からどうやって動いていいか分からなくなりました。このまま友達に戻っても時間が経てばまた話さない関係になってしまう気がします。だからって友達は友達だけど離れていた時と同じように戻すわけにもいきません。あの七夕祭りに行けなければきっと何も変わらないって気がします。学校でも話す機会がないので。
さすがに彼はこの文章を見ていないと思いますが、同じように難しい恋?をしてしまっているあなた。こんな私が言うのもおかしいけど、あなたが一歩だけでいいから勇気を出して進めば関係が進むかもしれませんよ。関係が進むかもしれないけど私みたいにもっと悩んでしまう事もあるので無理強いはしません。少し考え直してみましょう。
「遠い日の記憶」このお題からは離れてしまいましたが、あの時の事もう一度挑戦してみませんか?怖いとかきっと無理なんだろうなとか思っている事も1回の勇気があれば、越えられなかった壁を飛び越えることができますから。
私もこれからどうしていけばいいか考えます。
【けんか】
今から自殺する。そんな時に昔のことを思い出していた。
俺には弟がいた。毎日学校に一緒に行ったり、ゲームをしたり、とても仲のいい兄弟だった。
でもある日、俺と喧嘩をした日、怒って家を飛び出して言った弟は車に跳ねられ死亡した。
今ではめちゃくちゃ後悔している。
弟がいなくなって両親もどこかおかしくなっていって、両親は自殺した。
俺は施設に引き取られた。
喧嘩の一つしなかったら今も笑って暮らせていたかな。
涙の雫が流れ落ちた。
お題…遠い日の記憶
遠い日の記憶は紗をかけられて美しく浮かぶ。
思い出の石は静かな河の中で流され、砂となり、砂は思い描きたい城を形作る。
それは幻影のようでもあるが、確実に過ぎ去った物語であり、時の流れに刻まれる詩なのだ。
「遠い日の記憶」
私には、微かに残っている記憶がある。
スリープをする前の記憶。
そこには、真っ白な服を着た人間が、沢山居た。
断片的にしかないけど、その人間と話をしていたような…。
内容は完全に壊れていて読み込めない。
私の遠い日の記憶。
あの時、あんなことをしなければ…
わたしは小学生4年生のとき、少し軽い気持ちで、ものをとって逃げ回っていた。
私は、相手も楽しいだろうと思っていた。
ある日、先生に呼ばれた。
なんの事だろうと思いながら先生の後について行った。
先生が放った言葉は、
「人のものをとって逃げたちゃダメだよ
とられた人は嫌な思いをしているんだよ」
だった。
わたしはその時気がついた。
わたしは最低なことをしていた。
人の気持ちも考えずに…
その瞬間、自分がみえなくなった。
自分が最低すぎて、、、
その次の日からわたしは変わった。
物静かな女の子に変わっていた。
自分でもびっくりした。
無意識になっていたのだから。
もう絶対しないと決めたから、もうあの時の自分に戻ることは無い。
嬉しい気持ちはもちろん、悲しい気持ちが少しあった。
「遠い日の記憶」