『街へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
振り返ると
ここ一年は
遠くの街へは
行ってない
何してたっけ?
あぁ…
菌まみれ
だったかな
よし
今年こそは
少し遠くの街へ
神社巡りに
行きたいな
✴️649✴️街へ
腹減った 夫婦の狸 街へ下り
住み込み仕事 化ける暇なし
街へ繰り出そう。頭のなかが幸せじゃなくても、鳴り響く音楽が俯く自分のことを否定してくれるでしょう。それが苦しくてうまく歩けないときは、イヤホンをつけて閉じこもってしまいましょう。
人混みを歩く。知らない人生を無数に通り過ぎていく偶然の星を抜ける。僕たちは可哀想なくらい抜け出せない環の中だ。苦しんでない人のことは乗り越えなくていいし、考えなくていいよ。星の降るようなキラキラした音が鳴っている。星に音なんかないのに。目が覚める。
ショーウィンドウ、鮮やかなカーディガンを羽織った幸せそうなマネキンが、黒いコートの軍団をガラス越しに見つめている。待ち合わせ相手と会えた学生が跳ねる。笑顔の家族の押すベビーカーがすべてにぶつかりませんように。
一人になっていたいけど一人は許されないから背負った善性なんてもの、幸せになるためには特に役に立たない、ホットミルクの味もよく知らないままにアールグレイを頼んで今日も逃げた。選ぶべきは悪辣だってこと?
(そんなことないよ。それだっていいよ。社会はそんなふうにできていないよ)
結局何が実を結ぶかなんて答え決まってないってこと。
15
街へ下りてはいけません
貴方はそれを口酸っぱく言うから、僕は反抗心で街へ下りた。
怖いことなんて何もない。
街の人間は優しくて、温かいご飯をくれることを僕は知っている。
危ないだなんて嘘っぱちだ。
みんな臆病なだけ。
そのはずだったのに、随分体が軽くなった。
人間の温もりが心地いい。
いやだ、いやだ、いやだ、こんな温もり欲しくない、いらない。
心地いい。
人間の温もり?
温もり、わからない、いやだ、心地いい、違う、心地よくなんてない!
これは僕の温もりじゃない!!
「なんかよぉ、街に下りてくるやつら随分減ったよなぁ。寒くて仕方ねえよ。数が減ったのかねぇ?」
「ばかだな、こいつは子供だぞ。あいつら、獣のくせに街は危ねえと学習しちまってんだ。だから、ガキしか下りてこないんだ。」
「えぇ?獣のくせに学習なんてすんのか?嫌だなぁ、また山ン中入るのかよぉ。」
「しょうがねえだろ、俺たち人間様が冬を越すためだ。毛皮で暖を、毛皮を売った金で暖を。暖をとるためだ。」
その年、群れを見つけた狩人達は大量の獣を狩り、毛皮をこしらえ、無事に冬を越す事が出来たそうです。
めでたし、めでたし
夜、ただ一人坂道を上がっていた。月も星も綺麗な空。
坂道を上がり終われば素敵な明かりが満ちた街を見下ろす。とても綺麗で、素敵な夜景だった。
一日が終わる時間は早く感じる。まだ生きていく時間が惜しいと思ってしまう。
素敵な貴方へ、この素敵な夜景を貴方に見せてあげたい
もう今は居ない。隣にも、この世にも。
そんな恋しい貴方にこの街を最期まで見て欲しいと願ってしまった。ああ、早く、早く逢いたいな。
はじめまして夜桜です
はじめましてなので自己紹介をします
趣味はイラストを描くこと
将来の夢は少女漫画家になること
不得意なことは勉強です
人と接するのは嫌い…気を使うので…
家族は8人いて私は2番目の長女です
兄がいて弟と妹が二人ずついます
最後に私は…障害者です
自己紹介は以上です…これからよろしくお願いします🙇♀️⤵️
街へ行ったって、切なくなるだけだ。高校を卒業してから、女子高生は怖いものに変わった。かわいい、かわいい、かわいい。誰も彼もみんなかわいい。きらきらしている。私にはもうなにもない。無駄に大人になって、なにもかも持て余している。選挙権も 、誰かに未来を、夢を託せるなんて、すごいことなのに、だからこそ、誰かに託せる程度の未来や夢なんて、いらないもの。そして私は、自分の身体さえ、持て余している。恋したい、って友達と深夜のカラオケで盛り上がってマッチングアプリを入れても二日で飽きてひとりでスーパーでお買い物をするのが私の夢なのです。それが続きますようにと願っている裏で誰にも言えないアルバイトをして、私は私を売っている。未来と夢を切り貼りしてスクラップブックを作ったら、どんなものになるのかな。あなたにはこっそり見せてあげたかったな。照らされた私だけ、あなただけ、夢は汚いほど叶うもの。彼女の歌の引用だ、なにもかも。だから、今日も、街へ行かなくちゃ。
(街へ)
「街へいこうよ」
「僕、どうぶつじゃないんで……」
「プレイヤーの分身は人間でしょ」
「てか古いですよそれ。何世代前ですか」
「私は今でも好きだけどなあ」
ぼやくようなそれに、僕は何と返していいかわからない。先輩は時々、本当はおいくつなんですかと尋ねたくなるようなことを言う。単に幅広い世代のものが好きなだけだろうけど。カフェの新作メニューにだって敏感な人だから。
僕は残念ながら、そのゲームは知っていてもやったことがない。先輩に伝えると、「今度一緒にやろうね」とお誘いされる。先輩と暮らすと優雅なスローライフにはならなさそうだな、と思いながらも僕は快く了承する。きっと楽しいに違いないので。
「ところで本当に街に行こう」
「あ、ちゃんと目的があったんですか。どこに?」
「猫ちゃんカフェ」
「ああ、僕達が会いに行くんですね、なるほど」
「無人島に勧誘しないといけないからね」
「それたぶん最新作の方です」
本当のことはよく分からない。
君が消えたあの日、この街は心のままにサラサラ音も立てずに無くなった。
太陽が照らす街並みが段々光を増して行く。
一つまた一つと姿を消す影を、見ていることすらままならなかったのに。
例えば明日目が覚めて、あの日のように肩を並べて見上げた夜空が、また目の前に現れるような、そんな気がしてならない。
落ち着きがない、切なく思える心が、何故かドキドキと輝いている。
それはこの街に、舞い降りた悪夢のよう。
好きなのは、怖いからじゃない。
好きなのは多分、限りなくゼロに近い想像を超えた、期待より絶望のもっと先にある。
完全に君が
溶けてる。
その匂い
みたいな話。
おやすみ。
街へ行く
君の笑顔は
眩しくて
見てられなくて
あれ?目から涙?
電車で20分、自宅の周りとは雰囲気がガラリと変わる。
スーツを着てスマホをいじっている人、制服姿で友達と話しながら歩いている人、紙袋を抱えたショッピング帰りの人、ギターで弾き語りをしている人、それを見ている人。そこには様々な人がいる。私が住んでいる場所よりも、たくさんのものを受け入れている。
人の数だけ、感情が溢れている。みんなどこか疲れている。だけど必死に隠している。マジョリティであるために演じている。
みんなと同じ顔で信号待ちをして、足並みを揃えて横断歩道を渡る。当たり前だけど案外難しいそれを、平気なフリをしてこなす。
そこは自分が社会の一部であることを、社会の一部であることが許されているということを、自覚できる場所。
『街へ』
街へ着いたのは
何時間ほど前のことだろう。
ここどこ?今何時?
自動馬車の
AIの馬に尋ねる。
ここは中部地方の
山脈の傍です。
丁寧に地図まで表示してくれる。
何処を目指しているのかも
なんで移動しようと思ったのかも
もう忘れてしまった。
移動中はずっと眠っているから
毎日昼夜逆転どころではない
過剰な睡眠をとっている。
起きる度に
ここはどこか、今は何時かと
尋ねる私に
馬は文句ひとつ言わずに
質問したことだけ答えてくれる。
距離を詰めすぎない、
賢いAIは好きだ。
嫌いなAIはというと
馴れ馴れしく人の隣にすっと立ち、
あたかもずっと親友だったかのように
こっちのことを分かったように話す。
そんなAI。
道をガタンガタンと進んでいく。
馬はのそのそと歩いている。
途中水辺で止まり、
馬は自分が欲しい分だけ
勝手に水を補給する。
私もたまたま起きている時は
馬車から降りて水を汲む。
馬の燃料は水で
たった100mLで1日移動できる。
体内に貯水もできるので
1、2週間に1回で構わない。
それなのにこうして
水辺があると寄ってくれるのは、
多分私のためだろう。
私を生かすため。
"Good Midnight!"
友達とか家族とか
そういう関係では決して無いけれど、
言葉なんか無くても共にいる。
そんな
一定の距離にある
馬と私。
財布だけを持って理由のないまま街へ出た。誰かに呼ばれたわけでも、逃げたいほどの不満があるわけでもない。ただ、誰もいない海に行きたいと思った。
電車で遠く遠く進むほど、存在は軽くなる。脳みその重荷も軽くなる。
それなのに僕は妙に現実的で、帰り道と終電の時間だけは正確に覚えていた。スマホは置いてきたのに。
僕はちゃんとあの家に帰りたいんだな、と訳も分からず納得をして、少し笑った。なんか安心した。
電車から降りると、潮風で鼻がつんとする。ザーザーと音がする。
反射で光る水面に目を細めて欠伸を、ひとつ。
/街へ
高校時代、まだ学校は週休1日で、土曜は昼迄の半日授業だった。
坂の上に建つ高校に通っていた僕らが、土曜の下校時に級友と交わす言葉は「今日、(昼メシ食べに)街へ下る?)」だった。
#街へ
泣きながら家を飛び出した。
体感1度の寒空の元へ、コートのひとつも羽織らずに、マフラーのひとつも巻かずに、手袋のひとつと嵌めずに。白い息を吐きながら駆け出した。
寒風が寝巻きの隙間から、容赦なく肌を刺す。
かじかんで真っ赤になった指先を握り込んで、私はひたすら走った。
見慣れたバス停に着くと、丁度バスが向かってくるところだった。
——よかった。間に合った。
吸うを一回、吐くを二回繰り返しながら、バスの中に乗り込んだ。踏み入れた瞬間、暖房のあたたかさが身を包む。一番後ろの席の窓際に腰を下ろした。
持ってきた財布の中には、一万円札が十枚。これで、どこにでも行けるだろう。
ここじゃなければよかった。
こんな田舎から抜け出せれば、逃げられれば、どこでも。
そうだ。街へ行こう。
高いビルがそびえ立つ、車がビュンビュン走っている、おしゃれな人たちが歩く、
そして、私を知る人が誰もいない、街へ。
今週は散々な1週間だった
3年付き合った彼氏が二股していたと知った日曜日
仕事しない癖に威張り腐った上司のご機嫌取りをした月曜日
残業しないで、自分の仕事を放って定時で帰る後輩の尻拭いをした火曜日
晴れ予報だったのに、退勤時間になって大雨になった水曜日
無理難題を押し付けてくる取引先に頭を抱えながら、終電間近まで資料を作り上げた木曜日
契約間近まで漕ぎ着けた案件が白紙になった金曜日
擦り切れ寸前の心を立て直すために
今日は街へ出よう
いつもは着ないタイトなワンピースに高いピンヒール
そうだ、口紅は紅く染めあげよう
化粧という鎧を纏って
わたしは私を守り抜こう
高貴な姫のように麗しく
騎士のように逞しく
今日も街へ行く
君の姿を探しに
人混みの中を
立ち並ぶビルの間を
かき分けながら歩く
明日もまた街へ行く
テーマ:「街へ」
来月、久しぶりに推しを見にいく。
地方民にとってそれは冒険に近いもので、チケットの入手、交通手段の選択と費用の捻出、せっかく遠出するなら、と会場周辺のスポットを調べたり、お土産を吟味したりと、まぁ色々と事前にやる事がたくさんある。
東京という街は行くたびに姿を変え、道を変え、滅多に行かない私を混乱させる。
けれどその、年に一度行くか行かないかの街の雑多で、騒がしくて、カラフルな景色が結構好きだったりする。
昔『東京砂漠』なんて歌があったけれど、推しに会えるその街は、私にとっては砂漠どころかオアシスなのだ。
END
「街へ」
『街へ』
「ねぇねぇ、今度どこかに行かない?」と君は言った。
「えーどこに?」と僕が答えた。
「うーん街かな」と君は答えた。
「ずいぶんあやふやだね」と僕は言った。
「でもそれが良いじゃない」と君は言った。
「それなら、いつ行くの?」と僕は聞いた。
「今すぐに」と君は笑って、玄関にある僕のコートを放り投げた。
こうして僕たちは、具体的な目的地を持たないまま、休日の午後へと放り出された。
駅までの道のりで、君は上機嫌に鼻歌を歌っていた。僕はといえば、財布とスマートフォン、それに家の鍵しか持っていないポケットの軽さが、少しだけ心許なかった。「街」という言葉の響きは、あまりに広大で、雲をつかむような話だ。
「とりあえず、一番最初に来た電車に乗ろうよ」
改札の前で君が提案した。それはまるでルーレットのような決め方だったけれど、不思議と悪い気はしなかった。滑り込んできた銀色の車両に乗り込み、吊り革に掴まる。窓の外を流れる景色が、住宅街からビル群へと変わっていくにつれて、車内の密度も少しずつ濃くなっていった。
「ねえ、あそこで降りてみよう」
君が指差したのは、聞いたことはあるけれど、一度も降りたことのない駅だった。
電車を降りると、そこは確かに「街」だった。
行き交う人々の話し声、信号機の電子音。僕たちは人波に逆らわないように、ただゆっくりと歩いた。目的がないから、急ぐ必要もない。ショーウィンドウに映る服を眺めたり、古びた書店のワゴンセールを冷やかしたり、ただ目についたものに反応するだけだ。
「あやふやなのも、悪くないね」
交差点の真ん中で、信号待ちをしている時に僕が言うと、君は「でしょ?」と得意げに笑った。
「目的があると、それ以外のものが見えなくなっちゃうから。今日は、街そのものが目的なの」
青信号が点滅を始める。走り出した拍子に、ふとショーウィンドウのガラスに目が留まった。
そこには、少し息を切らして走る、僕一人の姿だけが映っていた。
僕は足を止めた。
背後で信号が赤に変わる音がする。
振り返ると、そこには誰もいなかった。いや、最初から誰もいなかったのだ。
隣を歩いていたはずの「君」は、陽炎のように揺らぎ、僕の胸の奥へと吸い込まれていく。
「なんだ、そういうことか」
僕は小さく呟いた。
「街へ行きたい」と言ったのも、「あやふやでいい」と笑ったのも、すべては僕自身の中にあった、普段は押し殺している小さな渇望だった。
あまりに退屈な休日に、心が勝手に「君」という話し相手を作り出して、僕を外へと連れ出したのだ。
雑踏の中で、僕は一人だった。
けれど、不思議と孤独ではなかった。
ポケットの中のスマートフォンが震えることもなく、誰かとの約束もない。
ただ、僕の行きたい場所へ行き、僕の見たいものを見る。
「さて、次はどこへ行こうか」
僕は心の中の「君」に問いかける。
返事はもう聞こえなかったけれど、足は自然と、裏路地の喫茶店の方へと向いていた。
「もうこんなお城嫌よ」
とお城には小さすぎるお嬢様が言いました。
「私は知っているわ。この高い高い塀を超えたら綺麗な街があるのでしょう?この高い高い塀があるから外も見れない。見れるのは空とこのお城だけよ。すごく退屈だわ。」と長々とお母様に話をしているお嬢様。
お母様も呆れて、「外には沢山の悪い人がいるのよ」と
優しく教えました。
でも、お嬢様は納得いかなかったようで、、
「いいえ、そんなことはないわよ。いつも私は塀に耳を当てて外の音を聴いているわ。」
この言葉にお母様は驚きました、
「塀に耳を当てて聴いているのかい?
耳を当てて聞こえるのかい?」
とお嬢様に尋ねました。
「えぇ、退屈な時はいつもよ。
もちろん聞こえるわ。楽しそうな声、鳥が鳴く音、
すごく素敵な空間が広がっているわ。」
お嬢様は見たこともない外の街をまるで行ったことがあるかのように声を高くして話しました。
「そうね。外はたしかにいい音がするわね。でも貴方は行けないわ。貴方はここのお嬢様なのよ。だからお嬢様らしく大人しくお部屋に戻りなさい。」
と終始呆れた様子のお母様。
お嬢様は不貞腐れて、ドス、ドスと音を立てて部屋に
戻っていきました。お嬢様は部屋のドアをわざと大きな音が出るように乱暴に閉めました。
「お母様は何も分かっていないわ。塀があってもあんなに素敵な音が聞こえるのだもの。きっと外に出たって何も起きやしないわ。そして何よ。お嬢様らしくって、ほんとお母様はちっとも私の事をわかってないわ。」
と不貞腐れながらベッドでゴロゴロしていたら、
どんどんお嬢様の瞼が閉じていきました。
数分後にはもうお嬢様の声は聞こえず、
寝息だけが聞こえていました。