無色の世界』の作文集

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無色の世界』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/18/2024, 6:50:00 PM

貴方と離れて、自分なりに色を付けていた日々が
当たり前のように無色な世界に変わった

「俺は今でも好きだよ、これからもずっと」

涙を流してそう言った貴方は
忘れられないほど私を愛おしく抱いた

初めてだったよ
貴方にこんなに愛してもらったのも

だからこそ、私達は
お互いの居ない、色の無い世界で
生きていかなければいけないと強く思った

幸せだったからこそ
離れることも愛だと思った

「私だって、ずっと好きだよ、君のことが」

4/18/2024, 6:47:04 PM

今私の心は空っぽです

少し前までは色んな色があって綺麗なものが沢山あって世界がとても輝いていました

だけど今の私には綺麗な色も物も何も見えません

私の世界の中心にいたあの人がいなくなったから

あの人と話す度に私の世界に色んなものが増えていきました。どこを見てもとても眩しかったです

あの人がいたから

そこで初めて私の世界はあの人で造られていることを知りました


もう一度無色の世界ではなくはなく
多彩な色がある世界を見たい

4/18/2024, 6:11:27 PM

無色の世界の君に憧れて、僕も今ある色を落とそうと思った。

しかし、一度ついてしまった色を落とすのは困難で、どうしたものかと考えあぐねていたら、
君が、色のある世界に興味がある、と言い出した。

それなら簡単さ、と君の手に包丁を持たせ、そのまま手を添えて僕の腹に一突きさせてみせた。
目を見開き驚く君に、これで僕と同じ、色のある世界にいられるよ、と笑ってみせた。

4/18/2024, 6:10:03 PM

無色の世界に生きていた。
楽しかったことも、嬉しかったことも、
悲しかったことでさえ、どこか遠い記憶のよう。

だけど君と出会って、一緒に過ごして。
コロコロ変わる君の表情につられるように、
僕の感情も少しずつ動き出して。
気がつけば、世界に色が溢れていた。

君に出会わなかったら、知ることができなかった色。
君に出会えたから、知ることができた世界。

世界がこんなに鮮やかな色をしていたなんて。
今なら僕も、君と同じ世界で生きられるかな。

4/18/2024, 6:03:31 PM

私には「白」「黒」がわからない。
自覚できたのはつい最近だ。生まれてそれまで、白も黒も、別の色だと認識していたのだ。
しかし、皆が言うには私の手は白く、髪は黒だと。
黒というにはなかなか明るすぎると思った。白いというには暗すぎる…いや、濃すぎるというべきか、そういう手だと思った。
私の視界を伝わるように言葉で表現するのは難易度が高いようだ。

4/18/2024, 5:54:10 PM

無色の世界。(十六日目)

俺の目に映る"偽物"の景色は全て"無色"に見える。

隣で微笑む君がいてもボクは君の微笑む白黒の顔しか
分からない。

そんなボクでも良いのかい?と聞いたら、彼女はなんて言ったと思うかい?

ボクは驚愕した。それは、彼女は何を勘違いしたのかは知らないが、ボクは目が見えない。と認識したようだ。

その瞬間、人が代わったように彼女の笑みは消え冷酷な表情になった。

ボクは背筋が凍った。
だけど思ったこともあった。

「ああ。所詮皆仮面をつけた弱者なのだ。」とボクの考えがおかしいのかは人それぞれだから弁解は出来ないが、ボクは必要最低限、"障害者だから"という理由で
態度を変える人と接触したくない。

その後は無事かどうかは分からないがそのまま何も起こらず彼女は家に帰っていった。

__最後まで笑みを消して。

嫌、正しく言うと彼女は"笑っていた"だけど"声"は笑っていて"顔"は笑っていなかった。

表情は無表情、真顔等が当てはまるだろう。

彼女が帰った後は今まで優しいくて可愛い彼女だったのに、たった「ボクは見える景色が白黒だけど、そんなボクでも付き合ってくれるかい?」と聞いただけなのに
たったそんな事なのにボクは疲労のせいか分からないが

空気が抜けるようにソファーに寝転がった。

編集中
20♡→

4/18/2024, 5:52:35 PM

無色の世界。自分色に染められる世界。自分の世界。無色の世界に色が着く時、それ即ち自分を理解した時だと思う。

4/18/2024, 5:37:26 PM

無色の世界に

一匹の色鮮やかな

蝶が舞い降りてきた



1作目✴️無色の世界

4/18/2024, 5:24:39 PM

何時ものようにキッチンで何かを作っている君。

しかし、包丁の音等は聞こえず、なのに君の片腕は忙しなく動いていた。

何を作っているのか、気になってカウンターから身を乗り出して君の手元を見やる。

何時もの小鍋と、しゃもじ、それから乳白色のゲル状の何か。

火にかけられた小鍋の中、プシプシと音を立てているゲルを、君がしゃもじで練るようにかき混ぜていた。

それは何、食べるもの?食べられるものなの?

そう、目で訴えかければ、私の視線に気がついた君が
「うん?」と首を傾げた。

テーマ「無色の世界」

4/18/2024, 5:17:31 PM

『名前がなければ』

色のある世界とはどんなものだろうか。

私が産まれた時には、既に色は消え去った後だった。もっと正確に言えば、色の名前が存在しなかった。それどころか、つい最近まで“色”という言葉自体さえ、誰一人として知らなかった。
一体誰がこれを“色”と名付けたのか。

「空にはどんな名前の色が合うんだろう」

日が落ちると暗くなり、朝とは明らかに違う雰囲気になる。
毎日同じような感じだけれど、毎日違うような気もしている。
明るいか暗いか。他にも名前はあるはずなのに、名前がわからないが故に“色”の存在を認識できずにいることが悔しかった。

色がある私の知らない世界に、今日も夢見て空を眺める。

4/18/2024, 5:09:11 PM

真っ暗闇のなか、俺は何かに触れる。湿ってひんやりしている。ぐにぐにとして軟らかいが、中に芯のようなものが入っていて所々固い。表面はざらざらしていて、一部触手……?のようなものもある。俺はその手をぎゅっと握る。手という表現は正確じゃないが、とにかくそいつにくっ付いてる棒状の物を握る。未知の生物の外性器とか排泄器官とかじゃないといいが……。その手を握るのは不安だからだ。暗闇は怖い。光はすべて吸収され、色として目に映ることもない。色の無い世界とはつまり黒だ。何も見えない。身動きがとれない。何もわからない。わからないことは恐怖だ。恐怖は常に未知から生まれる。でも隣には何かがいて、俺の横でじっとしている。俺の手を握り返すことはない。俺はこの未知の生物の色を勝手に想像する。紫にオレンジの水玉模様とかだろうか。ヒョウモンダコみたいに。そうして不安を紛らわす。未知に勝手に色を与えて恐怖をやり過ごす。さて、お前には俺が何色に見えるんだろうな?

4/18/2024, 4:39:30 PM

無色の世界

何もなくても、綺麗な色の世界だけど、

あなたとの時間はより鮮明に、心が躍る。

4/18/2024, 4:38:48 PM

すまし汁みたいなうっすい人生だが、
少しの味わい深さを感じつつある。
色が付いてないくらいが丁度いい。

4/18/2024, 4:34:29 PM

無色の世界はきっと静かだとネオンの蛍光色の夜を眺めながら想像するんだと、君は言う。色から音を想像するのも少し変な話だけど、と誤魔化すように笑う姿はずいぶんと明るく跳ねるような声とともに輝いている。それにしても白黒のモノクロなら葬式ぐらいしか浮かばない自分にとっては無色の世界は想像すら困難なので。無色って結局透明ってことでいいのだろうかと益体もない質問を思い浮かべながら、君の頭の中に映る無色の世界を知りたいと思った。その前に無職から脱却しろと今度は冷ややかな君が透明な声で返してくる。君といると退屈しなくて楽しいと灰色の回答を渡しておいた。

4/18/2024, 4:25:55 PM

とぷん、と
沈んで 沈んで
澱の上にゆらりと寝そべる
暗い水底
意識の境界線
見上げる先に、無色の世界

「無色の世界」

4/18/2024, 4:22:36 PM

「無色と透明って違うわよね」
「でも、無色透明って言うじゃない?」
「それは無色で、かつ透明なのよ」
「そっか。透明は綺麗な氷とかガラスみたいな感じでしょ?じゃあ無色は?白なのかな?」
「でもそれじゃ白って言う色がついているわね」
「やっぱり無色も透明なんだよ。だってこの世に色の無いものは透明なものしかないもの」
「うーん。なんだか腑に落ちないわ」
「じゃあ、春ちゃんは無色ってなんだと思う?」
「うーん、、まず色ってなにかしら?」
「色は色でしょ。白とか赤とか」
「そういう意味もあるけれど、彩度とか充実感って意味を示す時もあるわよね」
「例えば?」
「人生バラ色とか」
「えー?それは、、うーん」
「だから私は無色って言葉を作った人は、きっと赤とか黒とかっていう意味で色って言いたかったんじゃないと思うわ」
「どういうこと?」
「だから、彩りって意味で色って言いたかったのよ」
「春ちゃんは難しいこと考えるねぇ」
「もー、千夏真面目に聞いてないでしょ!」
「聞いてるよぉ!ただちょーっと難しくて意味がわからないだけで、、」
「まったく、、」
「、、、春ちゃんの人生はさ、何色?」
「えー?難しいわ、、そういう千夏の人生は?」
「私の人生は今は無色かな」
「え!なんで?毎日結構楽しそうじゃない?赤とかオレンジとかって言うのかと思ってたわ」
「えー笑笑」
「なんで無色なの?」
「そんな分かりきったこと聞かないでよぉ」
「はぁ。千夏、無色って言葉はこれからを指す言葉じゃないわ。現状を指す言葉よ」
「また春ちゃんが難しいこと言い出した、、」
「そうじゃなくって!」
「どういうこと?」
「だから、今は無色かもだけどこれからいろんな色に染められるでしょってこと」
「じゃあ、私の人生は黒かもね」
「黒?」
「だって春ちゃんとの思い出でいろんな色を付け足したからもう真っ黒」
「ならキャンバスを更新していけばいいじゃない!」
「ううん。もう無理だよ。」
「なんで?」
「だって春ちゃんもういないじゃん」





あの子は青空の日
どこから入ったのか
学校の屋上に靴を並べた
黒い長い髪が揺れて
最後に少し地面が揺れた








------------------「置いてかないで」

『無色の世界』

4/18/2024, 4:21:16 PM

何にもなくて、誰も傷つけなくて
あったかいね


無色の世界

4/18/2024, 4:05:21 PM

目を閉じた。

真っ暗な世界に私は色を創造する。

快晴の青、雲の白、唇の赤、瞼裏の黒。

どれだって素敵で、どれだって容易だった。


じゃあ色が無かったらどうだろう。

空も、雲も、人も、夜も。

ありはしない世界、存在を許されない世界。


もちろん私の居場所もないだろう。

立つべき地面も、そこに立つ足だって無い。



だからこそ、自由にわくわくできる。

無色の世界を描くこと。そこに色をつけること。

それはこの世にない唯一の「色」を描けることだと。



私は目を開かない。

開けば、たくさんの色が輝いて見えるから。

これは見ないふりじゃない。

私が立つ地面を、私だけの色を、描くために。


今日も無色の世界を塗り替えていく。

4/18/2024, 4:03:52 PM

無色の世界


おとぎ話にすらならない

きっと誰かのお話

線を言葉に直すことしか

私たちにはできなかったのに

その世界は色を求めた

こんなにも美しく居心地の良かった世界は

あっという間に




ぐっちゃり






ぐにゃりにゃり





ぐろ






くろ



私たちのよく見る似たような世界に

私たちは文字を落とすことが出来た

でもそこは紙の白とインクの黒で

決して純粋無垢ではなく

そもそも私たちの世界に黒も白もなかった

あるのはただ 線

線だけでよかったのに

4/18/2024, 4:00:52 PM

この世がモノクロだったとしたら

ファッションや芸術といった
「表現の自由」に制限はかかってしまうのか

私達の社会に蔓延る善悪が、
今よりくっきり見えてくるのか

テレビは画質を諦めて
音質に特化していくのか

ホラー映画の流血シーンが
そこまでグロくなくなるのか

肌の色で差別していた世界が
馬鹿馬鹿しく思えるのか

オレオ以外の食べ物が
全部美味しくなくなるのか




よく分からないけど




そもそも『無色』が『モノクロ』っていう解釈?

そっから間違えてたなーと思った。



《無色の世界》

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