無色の世界に生きていた。楽しかったことも、嬉しかったことも、悲しかったことでさえ、どこか遠い記憶のよう。だけど君と出会って、一緒に過ごして。コロコロ変わる君の表情につられるように、僕の感情も少しずつ動き出して。気がつけば、世界に色が溢れていた。君に出会わなかったら、知ることができなかった色。君に出会えたから、知ることができた世界。世界がこんなに鮮やかな色をしていたなんて。今なら僕も、君と同じ世界で生きられるかな。
4/18/2024, 6:10:03 PM