赤い糸』の作文集

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赤い糸』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/30/2024, 1:57:04 PM

運命の赤い糸、とよく言う。なぜ赤なのだろうか。青や黄では駄目なのか? 赤という色には確かに情熱的、恋愛的な印象を広く持たれているけれども、しかし赤い糸というのはまるで血に塗れた呪具のような不吉な感じがどうしても拭えない。そもそも、人と人とを結びつける運命の糸というものは目に見えないはずである。運命が目に見えるものであれば私たちはこんなにも苦労して生きていない。ゆえに、不可視であって然るべき運命の糸というものを、赤色と形容するのはあまりに矛盾しているように思う。色とは可視光であり、運命とは不可視光だ。まだ赤外線の糸とでも言う方が理にかなっているのではなかろうか。いや、そもそも運命に色などなく、実体と呼べるものさえ存在しえないのではないか──。
「君は浪漫に欠けるねえ。そんなんだから運命の人と巡り会えないんだよ」
 そう言うと、目の前の想い人は可笑しそうに頬を緩めた。もし運命が存在するとすれば、それは着色された糸なんかではなく、あらゆる闇を照らす恒星だと私は思った。

6/30/2024, 1:51:45 PM

赤い糸

まりん 「お姉ちゃん!今度ぱふぇ食べに行きだ
い!お姉ちゃん!」
まつり 「無理。彼氏と遊びに行くから」

数日後
まりん 「お姉ちゃんお姉ちゃん!水族館いきだ
いお魚みたい!」

まつり
「無理だって。あんたに構ってる暇はない」

まりん 「……」
この日からまりんはお姉ちゃんと呼ぶことはなくなり遊びに行こうともしなくなった。

お母さん 「最近、まりん静かねぇ」

まつり 「なんかあったんじゃね」

まりん 「...」

お母さん 「まりん!どうしたの?」

まりん 「ごめんなさい。お姉ちゃんが構ってる暇
はないって。」

お母さん 「まつり!?あんた何言ってるのよ!
妹を傷つけちゃいけないわよ。」

まつり 「はッ...まりん!!」

まりん 「なによ」

まつり 「ごめんなさい。私がいいすぎた。もっあ
とやりすぎたら赤い糸がきれるかもっ
て 」

まりん 「あんまり気にしてなかったから大丈夫」

まつり「絶対傷ついてるやん!」

まりん 「うちらの赤い糸は永遠だからどんだけ喧
嘩しても糸、気持ちは繋がってる。」

6/30/2024, 1:48:47 PM

なるほどね!理解しましたこのアプリを。

書けるのは1日に1テーマ
お代は夜7時に設定される

シンプルだな〜と思うけど、夜7時じゃなくて朝7時とかだといいな
とも思ったりなんかしたり。

どっちみち1日1回は私の性格的には絶対に無理なので
習1〜2でも続けていけたらいいよね。

6/30/2024, 1:47:45 PM

自分の手を見る
運命の赤い糸
先に誰がいるのか
そもそも結ばれているのか
分からない
しかし、
指には沢山の糸が巻かれていると
そう感じる

この学校に行ったから
出会えた友達
あの時勇気を出して踏み出したから
出会えた先輩.同僚
あそこであぁしていたから…

縁は沢山結ばれている
刺繍糸や毛糸、今にも切れそうな糸
人生を紡いでいく間に
切れたり、切ったり、
結んだり、結んでもらったり、
解いたり、編んだり

そして、最後に人は
大きな糸玉になるのだろう

出会えたのは偶然
でも、偶然にしては出来すぎている
そんな偶然に「運命」なんて名前をつけて
愛おしく思い
自分は仕合せ者だと
糸の先にいる人々に感謝し
自分の手を握る

〜赤い糸〜

6/30/2024, 1:47:11 PM

題【赤い糸】

運命の赤い糸。
「そんなのあるのかな?」

私は、赤い色が好きで、赤色担当の推しがいるし、赤色の素敵なランドセルなんだよ。

「ね~、赤色ってなんか凄いと思わない?」
「じゃないと、きっとこんなに偶然で赤色に出会わないって!」

ねっ!私が一番愛している彼氏。

あなたと会えたことも運命の赤い糸って言うのかな?

6/30/2024, 1:46:43 PM

運命の赤い糸を人生で何回も感じたことがある。
最初は小学生、次は中学生、そして高校生。
どこの時間軸の自分もこれからの一生分の恋心をその人に向けていた。
もちろん大学生の今でもそういう子がいる。
でも今度こそ運命を感じた。
小学生以来の両思いになるためにもっといい男になってやる!!

6/30/2024, 1:45:11 PM

赤い糸

ほつれた糸
「さっきから気になってんだよな」
と私のお気に入りの服を手にした彼
刺繍部分の赤い糸が垂れ下がっていた
「あっ、ほんとだ」
右の臀部。何も言われなくて触られると
頬をひっぱたいてしまうデリケートな場所
「これ以上、垂れたら嫌だから切って」
ハサミを彼に渡す
「いいの? 触るよ」
糸を手に取り、服を破らないように
慎重に糸だけを切ってくれた
「ありがとう」
こんな細かい場所、気になってたんだ?
そう思いながら、クスリと笑った
私の顔を照れ臭そうに見つめる彼の顔を
見つめる私
私達の赤い糸は切って欲しくないなぁ
素直にそう思った

6/30/2024, 1:44:05 PM

好きな先輩
女子校あるあるなのかもしれないけど、わたしには好きな先輩がいる。いいかえれば、推しの先輩

その人はわたしが持っていない全てを持っている
学歴もそれに見合う知能、ウェーブのかかった髪に大きな目と赤い糸で結ばれたみたいな素敵な彼氏
そこに憧れる人は多いけど、わたしが憧れたのはそこじゃなくて、わたしをちゃんとみてくれてたから好きになった

わたしがいた部活は先輩が後輩に「指導」をしていた
たとえば、声が小さいとかもっと早く行動してとか
指導をすることは怖いし嫌がられることも多い。百割百部百厘後輩から怖がられるようになるからだ。
でも、先輩はわたしのできないところ一つ一つ全部を指摘してくれた。そこが好き。

昨日先輩がわざわざ学校まで会いにきてくれた
「〇〇に会うために来たようなもんだから」と言われて嬉しかった。親や友人に先輩との会話を自慢すると決まって「手のひらの上で転がされてる」と言われるけど
わたしはキャッキャ言いながら先輩の手のひらに転がされているのだ。だから、いいのだ。これからも、わたしが先輩の1番でいられるならなんだっていい。

6/30/2024, 1:38:02 PM

赤い糸

運命の相手と繋がれているらしい赤い糸。
他にも、黒い糸、緑の糸、黄色の糸、青い糸。
人の指には沢山糸が絡み付いて、
まるで操り人形みたい。
生まれながらの繋がりもきっと大切だけど、
本当に自分らしく生きるなら、運命なんて気にせずに。
好きな物と、好きな人と生きていきたいな。

6/30/2024, 1:37:31 PM

「赤い糸」

運命だとか赤い糸とかどうでも良い。

君といつまでも一緒に居れたらそれで良い。

だから、

「おじいちゃん、おばあちゃんになっても、僕の隣で笑っててください。」

そう告げた。

20年経った今でも君とこの話をして笑っている僕らは幸せ者だ、

6/30/2024, 1:36:53 PM

赤い糸


昔の恋愛マンガには必ずと言っていいくらい、このワードが出てきました。なのに今や死語と言うより、忘れ去られた言葉に分類されるのではないでしょうか。

当時と言えば、ロングヘアをなびかせ、大小の星が描かれた大きな瞳の主人公とその相手役(大概お金持ち)がテッパンでした。
そんな2人の恋の行き先にキュンキュンして。

でもそんな時代ど真ん中の私ですら、忘れてしまってた。(歳のせいではないと思う)

今時の子が知ったら「エモいんだけどー」とか言われそうです。(個人的見解)

今の恋愛マンガにおいての“赤い糸的存在”はスマホのようです。

主人公が恋愛成就するためにはまず相手の連絡先をゲットすることから始まります。

若しくは、落としたスマホを通りがかった男性が拾ってあげるとか。
スマホを忘れて家を出てしまい、道に迷ったところを通りがかった(好みのタイプの)男性が道案内してくれたりとか。

となったら、現代においての赤い糸って、スマホになるのでは?

おかしいな。
私、ほとんど一日中肌身離さず持ってるのになぁ。
繋がってる感が無いみたいですが?
結構な頻度で落とすからかなー。(故意ではない)

スマホ様、これからはぞんざいに扱うのを改めますから、そろそろ本気出して頂けないでしょうか。

end

6/30/2024, 1:36:15 PM

『赤い糸』

古くは縄だと思ったが、
神に頼る者はとかく赤い糸やら紐やらを結びたがるな。
己の守護や幸運を願い、
その繁栄を神に委ねて契りたいか。
見えない糸に目を凝らすより、
沸き立つ血にでも耳を澄ませたほうが早そうなものだ。

出会えた相手が既に誰かの気まぐれで、
他の誰かと紐結ばれていては堪らないが。
千切れる想いに身を焦がすのも運命ならば、
果たして神の定めし幸福とやらが、
僅かな個人の望みにも叶うと良いのだがな。

6/30/2024, 1:33:48 PM

運命の赤い糸。そんなものはない。
あってたまるか運命くらい自分で探しに行け!

6/30/2024, 1:31:05 PM

蜃気楼の向こうから一人の背の高い男が歩いてくる。

足音もたてず、でも確実にこちらに向かってきている。

すぐそばまで来た時、男はこちらを向いて、大きな口でにたり、と笑った。

「ヒィッ」

口の中は血でいっぱいになっていた。



『恐怖!赤い糸ようじ』
糸ようじのやりすぎには気をつけよう!

「赤い糸」

6/30/2024, 1:30:26 PM

「赤い糸」

細くて丈夫な赤い糸

下手なあやとりでもつれた糸は

ちょっとやそっとじゃほどけない

糸切りばさみを用意して

絡まる所を切って結べば

少しは間が近くなる

6/30/2024, 1:29:46 PM

赤い糸


同級生思い出す。
読み返そうかな。

6/30/2024, 1:27:34 PM

人類は突然、小指に巻きつけられた赤い糸が見えるようになった。運命の赤い糸という言葉の通り、運命の人と繋がっているらしい。
 この赤い糸の存在で、世の中は阿鼻地獄となった。
 夫婦なのに結ばれていない。手繰り寄せたらストーカーと結ばれていた。そもそも相手は人間でなかった。
 大混乱の中、私は自分に巻きついた赤い糸を見て、幼い頃に読んだ絵本を思い出した。赤い糸で繋がったお姫様を、素敵な王子様が迎えに行く物語だ。

 私もきっと、王子様が迎えに来る。

 過信していた私は、王子様の迎えを待った。
 一か月、半年、一年、三年。
 迎えなんて来やしないのだと気がついたのは、赤い糸が初めて見えた日から五年が経っていた。世間では赤い糸騒動と称して、一連の事件は終息したと思われている。赤い糸で結ばれていようがいまいが、幸せな人は幸せだし、不幸な人は不幸だという認識に落ち着いたからだ。

 それでも、私はこの小指にずっと存在している赤い糸の先が知りたい。

 居ても立っても居られなくて、私は夏休みを利用して自分の赤い糸を辿った。約半日、炎天下の中を歩きっぱなしになったが、ようやく終点が見えた。
 辿り着いた場所は、白い建物で表に救急車が止まっていた。

 私の運命の人は、ここにいるらしい。
 患者側か、職員側か。どちらかまだ分からないけど、一つ確かに分かったことがある。

 患者ならそれどころじゃなくて。
 職員なら激務すぎて。
 そりゃ迎えに来られないわ。


『赤い糸』

6/30/2024, 1:25:12 PM

運命だとか
赤い糸だとか
そんなのは
どうだっていい

俺は
君が好きだから
一緒にいたい

ただ
それだけなんだ

6/30/2024, 1:24:30 PM

赤い糸

赤、という色は何故だろう。赤い色の糸を象徴として用いる文化は多い。白だったら?…何か縁の質が違う気がする。黒だったら…ヤだな。人間の暮らしや人生の、一般的で重要な「縁あればこそ」結ぶ縁には、赤い色の糸がしっくりくるのかも知れない。

ここ数日、複雑に錯綜し縺れてしまっている糸を辿るような流れに取り込まれて、深い深い、深い闇を見るはめになった。重力かと思うほどの重さ、密度、暗さ、痛さ、苦しみ、呻き、破裂する絶叫。その中に居る飛び立ちたい小鳥達。正直に言えば、心臓周りの内蔵がまるで裏返るようなストレス反応が顕れている。またか。出くわしたこと自体を事故とは言えない。何か意味が、私なりに作用できるポイントが在るはずだ…「人間の愚かな因業」などという薄っぺらい言葉で捨てるにはあまりに重い。

溜まった涙がこぼれて止まらぬ鳥の瞳。「生きろ」とすら言えぬいたましさ。

しっかりしろ、こころ折れるな。
おとなが私だけなんて最悪だが、それは今考えることじゃない。今はまだ。

6/30/2024, 1:19:33 PM

赤い糸



私には昔から不思議な力がある。
その人の『運命の赤い糸』が視えるのだ。

『運命の赤い糸』は将来、その人が誰と結ばれるのか分かる糸だ。
ぐっと瞳に力を入れると視えるようになるけれど、普段は見ないようにしている。

誰と誰が結ばれるのかが最初分かった時は、恋のキューピッド役なんていうのをやっていて、それはとても良いことだと思っていた。

自分の赤い糸は見えない。
どんなに凝らしても視えない。

だから、自分の好きな人が別な人と繋がっていると、とても胸が痛んだ。

何回も『そうか…私じゃないんだ…』って思った。
それから、他人の恋に対しても応援することができなくなってしまった。

神様はなんでこんな力をくれたんだろうか?
他の人には無い力。
何か役立てることがあるはずなんじゃないだろうか?

そんなふうに葛藤もした。
それから年齢=彼氏いない歴になってしまい、もう30代も目前だ。
正直、処女であることに焦りを感じる。
とは言いつつも、恋愛をどこか遠いどこかの出来事のようにしか思えなかった。


そんなある時、中途入社してきた男性がいた。
その人は少し強面の体格がガッシリしている人で、
少し凄みという目力がある人だった。

何となく苦手だと思ったけれど、その人の『運命の赤い糸』がいきなり視えた。
いつもなら、瞳を凝らせないと視えないはずなのに、今はそんなことをしなくても楽に視えていた。

誰と繋がっているんだろ?と少し好奇心が勝った。
たどっていくと、段々と私の近くにいる人に近づいているようだった。

というより、自分の視界の端に赤い色が視えた。
よく見れば自分の小指に繋がっていたのだ。

「えっ?」

あまりの出来事に素っ頓狂な声が出て、周囲の注目を浴びてしまった。
だがそんなことよりも、ちょっと苦手なあの人と私が…!?という驚きもそうなのだが、自分の赤い糸が初めて視えたことに感動した。

(私にもあるんだ…。運命の人…。)

これから、あの人とどう結ばれるのか、少し気恥ずかしい気持ちながらも、これから起こる様々なことに胸の高鳴りを覚えた。

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