好きな先輩
女子校あるあるなのかもしれないけど、わたしには好きな先輩がいる。いいかえれば、推しの先輩
その人はわたしが持っていない全てを持っている
学歴もそれに見合う知能、ウェーブのかかった髪に大きな目と赤い糸で結ばれたみたいな素敵な彼氏
そこに憧れる人は多いけど、わたしが憧れたのはそこじゃなくて、わたしをちゃんとみてくれてたから好きになった
わたしがいた部活は先輩が後輩に「指導」をしていた
たとえば、声が小さいとかもっと早く行動してとか
指導をすることは怖いし嫌がられることも多い。百割百部百厘後輩から怖がられるようになるからだ。
でも、先輩はわたしのできないところ一つ一つ全部を指摘してくれた。そこが好き。
昨日先輩がわざわざ学校まで会いにきてくれた
「〇〇に会うために来たようなもんだから」と言われて嬉しかった。親や友人に先輩との会話を自慢すると決まって「手のひらの上で転がされてる」と言われるけど
わたしはキャッキャ言いながら先輩の手のひらに転がされているのだ。だから、いいのだ。これからも、わたしが先輩の1番でいられるならなんだっていい。
6/30/2024, 1:44:05 PM