心と身体が、心と精神が離れ離れなんだ
私、AOぜーんぶ落ちちゃった。
いろんな人が私がAO入試で受験を終わらせようとしてたことを知ってる。
だから、みんな聞いてきた
「どうだった?」って。
私は笑顔で答えるの。「全落ちだった!!」って。
だって、余計な心配させたくないじゃん。
泣いてくれる子もいて、心配してくれる子もいて、そんな時に泣けるほど空気読めない奴じゃないんだよ。
笑って、取り繕って、大丈夫だよって何回も言った
落ちたことを正当化して、一般に向けての理由付けもちゃんとして
それでみんな「本当にAOに向いてたんだよ。だってめげずに頑張れてるじゃん!」って。
違う。違うんだよ。
今もふとした瞬間に涙が溢れるんだよ。
塾の友達のSNSが目に入るのがいやで全員ブロックしちゃったんだよ。
でも、この気持ちに蓋をして、私は学校で笑うんだ。
ずっと自分に自信がなかった
だって、頭が悪いから
全然覚えられなくて、ミスも治らなくて、効率も悪くて
でも、憧れてしまった
だから入った地獄のような塾だった
トップを走る同年代も
当たり前のように高みを目指せと言う先生の姿も
かっこよくてキラキラしてて憧れた
それと同時に苦しかった
自分のできなさが、頭の悪さが
どうしようもなく自分を蝕んで、何度も泣いた
だけど、先生が言ったんだ
「お前は光る部分がある。」って
「喋りなら誰にも負けないだろう」って
「その発想力は誰にもできないだろう」って
だから私ここまで来れたよ
「おれの目に狂いはない」そう言ってくれてありがとう
あなたの審美眼を証明してみせる
どうか今日の私よ、どこにも行かず、側にいてくれ。
もしもいつか
遠い未来で本当の本当に愛したいと思う人と巡り会えたら
わたしはきっと、その愛を叶える
ありったけの愛をその人に捧げる
でも、わたしも欲しい
愛が欲しい
自分に自信をくれるほどの愛を誰かに注いで欲しい
秋を嫌いな人なんていないんじゃないかと思う
ちょうどいい気温は気持ちを高めてくれるし
なんだか「きゅん」とする
なんであんなに「きゅん」とするのかはわからない
別段、恋愛に関する思い出もないし
今、好きな人がいるというわけでもない。
それでも、なんだか胸の辺りから暖かくなって
幸せな気持ちになることは紛れもない事実。
段々となくなってきている秋がすごく寂しいけれど
小さい秋を見つけて
自分の心に灯りを灯したい。
太陽が川の水面を照らしている
そんな光景を眺めながらしょぼしょぼと瞬きをする
三日前にできた友達
朝の4時まで電話しながら勉強会
こんな時間まで起きてたことなんてなかった
あんな遅くまで外で遊んだことなんてなかった
こんなに心の底から大学に受かりたいと思ったこともなかった
親友以外に初めてわたしの家のことを話せた
いつ何時キセキのような出会いができるかはわからない