sunao

Open App

蜃気楼の向こうから一人の背の高い男が歩いてくる。

足音もたてず、でも確実にこちらに向かってきている。

すぐそばまで来た時、男はこちらを向いて、大きな口でにたり、と笑った。

「ヒィッ」

口の中は血でいっぱいになっていた。



『恐怖!赤い糸ようじ』
糸ようじのやりすぎには気をつけよう!

「赤い糸」

6/30/2024, 1:31:05 PM