『小さな命』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『小さな命』
虫が腕をはっていた。
俺は驚いてその虫を手で叩いた、反射だった。
手のひらを見た。
先程まで生きていた虫が無惨な姿で死んでいる。
ああ、最悪だ。手が汚れてしまった。
ティッシュで拭き取ろうとしたが、なかなか汚れは落ちない。
今日は帰りに変な宗教団体に冊子を押し付けられたし…些細なことばかりではあるが、最近どうにもツイてない。
ひとつため息をついて、興味本位で読んでいた冊子をティッシュと共にゴミ箱に投げ入れる。
早く手を洗わないと。
俺は洗面所へ向かった。
「犬や猫などの動物はもちろん、虫だって生きています。
彼らと人間に違いはありません。
その小さな命を私たちは大切に扱うべきなのです」
そういえば、あの冊子を渡してきた人がそんなことを言っていたっけ。
「小さな命って、所詮は虫だしな。」
水を止め、改めて手のひらを見る。
汚れは綺麗に洗い落ちていた。
厳冬の夜
小さな窓から粉雪の
しんしんと積もる音がする
ロウソクひとつ灯った部屋で
黒い丸まりを膝に暖を取る
小さな仄明かりを前にふと息を吐く
映る影と尖った耳が揺れて
いずれ訪れる火が消え入る瞬間を
連想しては号泣し鼻を啜る人間に
怪訝そうに緑色の片目を開けた
停電はまだ復旧しないみたいだ
マイプレシャス
「小さな命」
22年前私は生まれた。
その時の私より大きな存在から見れば、私の命は小さな命だったろう。私は強く大きく泣き叫んだ。力強い声は何を伝えていたのだろう。もしも生まれる前の私がこう生きていけたらいいなと思い浮かべたのなら今の私になれているのだろうか。私はいつもこのことを考えると迷わずなれていないと答える。私は醜く、卑劣で、度胸なしの卑怯者だと。そう。私は自分で自分を癒せないのだ。
小さなかけがえの無い小さな命として生まれた私は時間をかけて卑屈な人間になってしまったのだろうか。
こんな私でも人を幸せにしたい、愛し愛されたいと考えてしまう。小さな命が醜く歪んで成長した私、こんな私でも幸せになりたい。頑張って生まれてきた小さな命だった私を安心させてあげたいのだ。
ねぇねぇ、不思議だよね
今の1秒で、この地球に何百もの小さな命が生まれてるんだよ
不思議だよね
今の1秒で、この地球から何百もの小さな命がいなくなってるんだよ
ねぇねぇ、不思議だよね
僕たちの小さな、小さな命が、何十億も地球上で生きていて、死んでいて、生まれてて。
今すぎている小さな時間の中でも、たくさんの命が消えて生まれて、存在してるんだ。
今死んでもおかしくない僕らの小さな命。
生きていられていることに感謝を。
僕らが生きていることに、感謝を。
-小さな命-
命…
私は命を大切にしないやつが
大嫌いだ
今この時代に生きているのが
どれほど幸せか
昔は戦争があって毎日
怯えながら生きていた
だけど今は戦争がない
平和な時代だ
だからこそ私たちは命を大切に
これから産まれてくる
子供たちに命の大切さを
伝えていかなくては
いけない
でも
海外では苦しんでいる
子供たちが沢山いる
小さな命がどんどん消えていっているんだ
なのにほとんどの人たちは
知らんぷりしている
この世界はほんとに馬鹿げてる
なんで大人は子供たちを助けない?
もちろん助けようとしている人はいる
でもその人たちに任せっきりで
やってない?
助けてよ
私たちじゃあの子たちを
助けられないんだよ
あの小さな命を
命の大切さをわかってよ
みんな普通に「死」
って言う言葉を使ってるけど
なんにも思わないわけ?
死がどれほど辛くて悲しいか
今は平和なんだから
そんな言葉使っちゃダメだよ
これを読んでくれた人たち
どうか命を大切に
「死」の辛さ悲しさを
みんなに伝えて
じゃあ今日は終わり
また明日
「小さな命、どこいった?」
その女の子はいきなり私にこう問いかけた。
「小さな、命……?」
公園にて全身黒ずくめのその子を見つけたのは、ほんのひと月前。鋭いケモノのような視線を感じ、振り返ればその子が立っていた。この寒い中薄いコート一枚のその子は酷く痩せており、顔色も良くなく、髪にツヤも無かった。虐待の家庭かもしれない。そう思った私はそれから毎日その公園に通い、その子にコンビニ弁当や暖かいマフラーを与え続けた。
最初、何を話しかけてもまったくの無口だったその子は、顔色がマシになっていくにつれ少しずつ言葉を発するようになった。
その子の語彙力は正直人並み以下ではあるものの、言葉の大半は理解出来る。しかし、なんだろう……。妙な違和感があるのだ。
先日2人での会話を終わらせ帰ろうとした時、私はその子に「じゃあね、明日は京都に行くから会えないけど…また今度」と手を振った。そうするとその子は明らかに変なことを口走った。
「明日8時に京都には行かない方がいいよ」
真意も聞けぬままその子は去っていき、その翌日、私は見事に寝坊した。あ〜あ、新幹線、乗り損ねるの確定…。しかし、今では心底乗り損ねて良かったと思う。8時に京都へ向かうはずだったその新幹線が、事故を起こしたのだ。あの子はこの事を知っていたのだろうか。私が8時に京都へ向かうことも知っていたのか?
またある時は、いきなり袖を引っ張られ「怖い人がいるから今日はお家に帰らない方がいい」と言われた。「まさか〜、大丈夫だよ」と苦笑いしてはぐらかしつつも、そんな事を言われるとやっぱり不安になり、その日は家とは真反対の方向にあるネットカフェに泊まった。次の日ニュースキャスターは、私の家の近所にてナイフを所持した不審者が死傷者を出し捕まったと報じた。あの子は不審者のウワサでも知っていたのだろうか。謎は消えないままだ。
そして今日、その子に何となく感じていた違和感は確信に変わった。
私が誰にも言ってないこと。言えなかったこと。どうして、あなたが、それを知っている?
女の子はゆっくりと、言葉をぶつけるように問う。
「お姉ちゃんのおなかの、小さな命、どこいった?」
寒気がする。今、私の顔はひきつり、目には恐怖が滲んでいるだろう。
説明出来るだろうか。それはそもそも命なんかでは無いのだなんて。それは小さな生き物ではなく、小さな生き物"のような何か"だなんて。
こんな小さな子に奇形嚢腫なんて言ったって、わかんないだろうなぁ……。それか、ピノコと言えばわかるだろうか。それにしてもこの子の目には、一体何が見えているのだろうか。この子の目は常に一貫して、据わった様子で"何か"を見ている。この子とはそれなりに会話をしているはずなのに、私はこの子のことを何一つ理解出来ていない。何も。何も。
それよりかこの状況、どう切り開こう。私は頭を抱えた。
小さな命。
どんな命も、きゅっとすると潰れてしまうほど脆いモノ。どんなに虚勢を張っても、それが命。
あなたは今日の寒さに耐えられなくて、私に温もりを求めるかもしれない。それは、暖房より、コタツより、ドライヤーの熱より、温かいお茶より身近な温もりだろう。でも、なかなかに手に入れにくい一品で、あなたの手では届かないかもしれない。
僕は季節の移ろいを憎んでしまう。この刺すような寒さが無ければ、君の元へかけ寄れないから。もっと近づいて、くっついて、その側でその胸の奥に包まれたいから。だから、とても邪魔なのだ。この変わりゆく季節も気温も。
命も、この気持ちと同様なんだろう。
たった少しと一つと一人と一瞬で変わってしまうから。壊れてしまうから。
小さいとか、醜いとか、汚いとか、恐いとか、そんな事は知らない。
一つ一つ丁寧に、無理に数えようとしなくとも、私にとって大事ならば、そんなモノは関係ない。
――ふわりとした雲のような場所に降り立つ。
そこは、なんだか、ポカポカして暖かかった。
言い表すなら、優しい人に抱きしめられてるような心地よい、温もりだった。
雲の上には先客がいた。
彼女は、自分がどこから来たのかもよくわからなかったから、その子に聞いてみることにした。
ねぇねぇ、ここどこかわかる?
――話しかけると、その子はにっこりと笑った。彼らには、目も鼻も口もなくて、ふわふわした光の塊みたいなものだけなのに、彼女にはなぜか、その子が笑ったのがわかった。
ここね、おかあさんのとこにいくのを待つとこなの。
おかあさん?
うん。おかあさん。すっごく優しくてね、僕がいった時には、毎日話しかけてくれて、お歌を歌ってくれたよ。
そうなの?
うん。
ほら、あっち、ぴかぴか光ってるでしょ?
あっちに行ったら、おかあさんのとこに行けるんだよ。
――彼が示す場所は、確かに光が点滅している。
へぇ。そうなんだ!
ここに来るまえに、偉いおじいちゃんが言ってたでしょう?
――彼女は、目の前の彼が話すことに覚えがない。当然だ。彼女は、聞いて然るべき話を聞き逃してしまっていた。
だって、お話長かったから。わたし、聞かないできちゃった。
だめだよ!!お話聞かなきゃ!
元気におかあさんに会えなくなっちゃうんだよ!!!
――そう訴える彼は、なんだか必死だった。だから彼女も、少し焦る。
えぇ!それはやだなぁ。
でしょ?
うん。
あのね、あのぴかぴかのとこ通ったらね、あったかいお風呂みたいなところに、ちょっと浸かっとかないといけないの。
お風呂?
うん、ちょっと狭いんだけどね。苦しくは無いから大丈夫だよ。そしてしばらくしたら、一生懸命外にでるの。早くでちゃだめだよ。おかあさんがきっとでてきてーってするからね、その時にでるの。
わかった!わたしできるかな。
――なんだかよくわからなかったけど、話を聞いて小さな彼女は漠然と不安を抱いた。大丈夫な気もするけど、大丈夫じゃいかないような気もする。そんな矛盾した不思議な不安だった。
きっとだいじょうぶ!!こまったときは、ぼくがたすけてあげるからね。ここで、おかあさんときみのことみてるから。
そっか!それならなんか、だいじょぶな気がしてきた!
よかった!じゃあ、気をつけてね。
一緒にいかないの??
――彼女にこれまで説明してくれた彼は、光へと動く気配を見せない。
ぼくは、いけないんだ、。ほんとはね、きみより先におかあさんのとこにいくところだったんだ。だけどね、偉いおじいちゃんがいうにはね、ちょっと運がわるくて、あそこから戻ってきちゃったの。
えぇー!おかあさんにあえなかったの?
うん。そうなの。おかあさん、とっても悲しそうだったなぁ。
でもね、大丈夫!!今度きみがいく時はね、きみが落っこちていかないようにね、ぼくがまもるってきめたから!
だからね、もしおかあさんに会ったら、言ってくれる?ぼくは、ここでげんきだからあんまり悲しまないでね、って!
うん!ちゃんというね。でも、大丈夫??ひとりで、さびしくない??
だいじょうぶ!!ぼく、おにいちゃんだから!!
そっかぁ。おにいちゃんだからかぁ。
うん!あ!!
きみ、早くいかなきゃ!ぴかぴかがおわっちゃう!!
――彼らの言う、ぴかぴか光るところは、点滅する速さを早める。まるで彼女に早くここをくぐれと急かすように。
じゃあわたし、おかあさんにあってくるね!ちゃんと、おにいちゃんのこともはなすね!
――彼女は点滅する場所へと急ぐ。行き遅れたら、母に会えなくなるという焦りに駆られるようにして。
きをつけてね!!ころんじゃダメだからね!!
うん!おにいちゃんも、げんきでね!
うん、ばいばい!
ばいばーい!
――その言葉を最後に、彼女は点滅する光に吸い込まれた。光は、雲の上のような場所と同じく、温い。
光の塊だった身体は、段々と人間の赤子の姿に形作られる。
彼に教えられたお風呂のような、お湯のはられた場所に辿りつく。
そこも、雲の上と光と同じく、凄く暖かかった。
頭を丸めて、ひざを抱え込んで、落ち着く体勢をとる。
暫くすると、接する壁から声が聞こえてきた。
"元気に、はやく出てきてねぇ。おかあさんは待ってるよ。"
甘く、優しさに満ちた声だった。
彼女は返事とばかりに軽く、接する壁の声を聞こえた方を蹴る。
わたしも、はやくおかあさんにあいたいよ。
彼女自身も、誕生を待ち侘びる気持ちを込めて。
――――生命の宿り
お題【小さな命】
小さな命
あの人が生まれた日。
ちいさい手のひらで私の指を掴んで、この人が私の将来仕える人なのだと。
あの時から私の錆び付いていた歯車は動き出したのだと。
小さな命
かたつむり
なめくじ
カエル
ゴキブリ
ノミ
プランクトン
寄生虫
命は命。
みんな命を張って生きている。
さて、人間は?
寒い雨の日に
ベランダから聞こえる
雀たちのさえずりに
ふと笑顔になる
小さな命が心を
ほわっと温めてくれる
生んだ時に分かった
この小さな命は
わたしとは別の生き物だって
そして今はもう
わたしと討論出来るほど
成長している
大きな命
その先にいつかまた
小さな命
続いていくのかな
どんな人でも、ものでも命はある
小さい命、短い命
どんなに小さい命でもいらない命はない
綺麗事にしか聞こえないし
わかってる上で投げ出したくなるよね
それでも宿ってる命は
何にも変えれない"命"なんだから
生きることは辞めないで欲しい。
諦めないで欲しい。
今日も消えていった1000の灯火
今日も灯っていった1500の灯火
毎日灯っては消えていく小さな灯火たち
大きく輝いては儚く散っていく
この子達を見届ける私には
ただの小さな命
私はこの世界に、小さな命として生まれた。テレビのアナウンサーが形容した私だ。
後に名前を授かった。あなたの名前と一緒の、私的にはセンスのいい名前。
ご飯を食べて、寝て、人に裏切られて、人を愛して、大きくなった。
小さな命を守るために、身体を大きくした。
小さな命を守るために、生き方を学んだ。
いくら大人と呼ばれようが、命の大きさは生まれた頃からずっと変わらない。
私は貴方だ。日々、自分を守るために生きる貴方だ。
自分を殺したいほど憎んでいる人間ほど、命を守るために無意識にしている事柄が多い。
手首を切るだろう。心の痛みを身体で覚えるために。
涙を流すだろう。感傷を知り、伝えるために。
身体は意外と自分のことを顧みている。
だから、見捨てないであげて。
あなたの心に歩み寄る身体のことをどうか忘れないでいて。
【小さな命】2024/02/24
300字小説
守人形
『もうし』
定年後、第二の人生の住処として買った古民家に移り住んで、数年。それまで何もなかったのに夜中に、突然、小さな影が枕元に立った。
『某はこの家の納戸に住む者だが、大切な御用が出来た。箱の封を開けてはくれぬだろうか』
影はそう言って頭を下げた。
翌日、納戸を開けてみる。前の住人が置いていった骨董品の箱のなかの一つが床に転がっている。これが影の箱なのだろうか? 俺は蓋の封を取るとそれを廊下に出した。
その夜、また枕元に影が現れた。
『お手を煩わせた。お陰で旅立てる。目出度きことに奥方様のお腹に小さな生命が宿られて、一族の守人形として馳せ参じなければ』
影は愛らしい武者人形。深々と礼をして、ふわりと消えた。
お題「小さな生命」
小さな命
寒い冬のある日に
産まれた私は
何を思っただろう。
え、ここどこ?
眩しぃ
て言うか、寒!
だとしたら残念。
今の私すぎる。
突然
「ねぇ、この日からもう一度どうよ?」
空の上の偉い方に問われたら、しばらく考えてこう答える。
「この日に戻れるとしても、
中身は今の私なんですよね?
と言うことは、未来を知った私が生まれると言うこと。」
「、、うん、だね。」
「だとしたら、元々の性格の悪さに加え私、未来知ってるのよ、最強じゃん?
て言う最凶の人間が生まれるってことですけどいいんですか?
何しでかすかわかりませんよ?」
「、、え、それは、、困るぅ。」
「じゃ、今回は辞退しましょうか。」
「、、あー、ごめんねなんか、」
違う違う、こんな話がしたかったわけじゃない。
この世にかけがえのない小さな命として産まれた私はきっと、澱みのない透き通った心と眼を持ち、、、
心と眼を、、
あれ?ない。どこに置いてきたんだろう。
見つけた方はこちらまで。
↓
↓
↓
end
"小さな命"
出会った頃は片手にすっぽりと収まる程小さかったハナは、あの頃よりだいぶ大きくなってきた。
それでも、小さな命なのは変わらない。
成猫サイズになっても人間と比べたら、小さな命。
ずっと俺の足元をトコトコ歩く、小さな生き物。
その小さな身体で、自身よりもうんと高い塀や木に登ったり小さな隙間に入って進んだり、どんな場所だろうと脅威の身体能力で突き進んでいく。小さくても、とても勇敢で逞しい。
その小さな身体が、少しでも健やかに大きく育つように、ご飯をいっぱい食べさせて沢山遊ばせてあげたい。
太陽が輝いている。とても良い天気だ。
いつも家に篭っているのでたまには散歩に出ようと思ったが間違いじゃ無かったらしい。
見慣れた景色を横目に街を歩いていく。
散歩の途中、喉が渇いたので公園に寄り缶ジュースを買う。
タブに指をかけ、ジュースの蓋を開けて飲む。
その時、下に蟻が見えた。
1匹1匹が綺麗に並び、『今日』を必死に生きている。
その小さな命を使って。
私は眼の前でピョンピョン跳ねているウサギを見つめる。
可愛いなぁ。思わず手を伸ばすと、ウサギは私の膝の上に乗って、私の手をくんくんと嗅ぐ。
「なにもないよ」
私が、そう言うと、何?という顔をして私を見つめる。
そんな風に楽しく触れ合いながら、私は学校での会話を思い出す。
友達に潔癖な子がいて、ウサギなんて汚いって言われた。
「フンも撒き散らすんでしょ、絶対私は無理だわ」
「そんなことないよ。ちゃんとケージでフンしたら片付けてるよ。だから綺麗だよ」
「そうなの?偉いね。私なら触るのも無理かも」
友人との会話を思い出しながら眼の前のウサギを見て、うーんと思う。
こんなに可愛いのに、価値観が違うと、捉え方も全然ちがうんだなぁ。
うさぎの頭をなでる。
目を細めてその場に丸くなる。
柔らかい毛玉の塊みたいにぐにゃりとする姿に癒やされまくる。
小さな命の鼓動を感じる。
小さいながらも一生懸命生きている愛しい命。
私にとっての大切な宝物のような存在だから。
だから、私はウサギを好きな自分で良かったと思う。
こうしてウサギを撫でている時間が私にとってのかけがえのない時間になっているから。