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小さな命


寒い冬のある日に
産まれた私は
何を思っただろう。

え、ここどこ?
眩しぃ
て言うか、寒!

だとしたら残念。
今の私すぎる。


突然


「ねぇ、この日からもう一度どうよ?」

空の上の偉い方に問われたら、しばらく考えてこう答える。

「この日に戻れるとしても、
中身は今の私なんですよね?
と言うことは、未来を知った私が生まれると言うこと。」

「、、うん、だね。」

「だとしたら、元々の性格の悪さに加え私、未来知ってるのよ、最強じゃん?
て言う最凶の人間が生まれるってことですけどいいんですか?
何しでかすかわかりませんよ?」

「、、え、それは、、困るぅ。」

「じゃ、今回は辞退しましょうか。」

「、、あー、ごめんねなんか、」



違う違う、こんな話がしたかったわけじゃない。


この世にかけがえのない小さな命として産まれた私はきっと、澱みのない透き通った心と眼を持ち、、、

心と眼を、、


あれ?ない。どこに置いてきたんだろう。

見つけた方はこちらまで。   
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           end

2/24/2024, 12:21:28 PM