『鋭い眼差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「鋭い眼差し」
今日の一年前なぜかいつもは暖かい眼が
今でも私を殺してしまいそうな冷たい眼をしていた
見張られている...
私はこれからずっと
あなたが過ごしやすい環境を作って、機嫌が良くなるように頑張らなきゃ行けないの?
お題/「鋭い眼差し」
鋭い眼差し
オレが過去の悪夢に囚われ、
自らを罰した夜も。
オレが闇に怯え、
孤独に閉じ籠もった夜も。
貴方の鋭い眼差しは、
静かにオレを見詰めてた。
貴方の鋭い眼差しを、
他人は、冷たいと恐れる。
だけど、オレは知ってる。
その冷たさの裏には、
優しさが隠れていることを。
甘い恋の語らいより。
優しい愛の囁きより。
貴方の鋭い眼差しは、
深く、静かに、
オレを満たしてくれる。
悪夢も闇も切り裂き、
貴方の眼差しが、オレを捉える。
鋭い眼差しに宿るのは、
強く研ぎ澄まされた、
貴方の…想い。
暗い路地裏から鋭い眼差しを感じた。
黒猫が一匹、じっと座って僕を見ていた。
僕に気づくと眼差しが少し和らぎ擦り寄ってきた。
何も無い僕に懐くこの子はきっと変わっていると思う。
生まれ変わったら君みたいな綺麗な猫になりたい。
にゃーにゃー必死に何かを伝えようとしてくれる君の言葉を少しでも分かってあげられるかもしれないから。
『鋭い眼差し』
「なあ、プルキンエ現象って知ってっか?」
そいつは世界の果てまで届きそうな大音量の笑い声をたてながらそう言った。その足元には死体が転がってるのに。デカい口からのぞく世界は赤くて、その裏に血が通っていることを簡単に予感させる、生を感じる、嫌な色。 今しがた殺した奴の生きた証と同じ色。
「知らねえ」
「簡単に言えば、暗い場所では赤色はほぼ見えねぇって現象。ほらこれ見ろよ。傑作だぜ」
下卑た笑い声を滲ませたままそいつが指さしたのは壁にへばりういたステッカーだった。暗がりではよくみえないが、目元を縁どった鋭い眼差しがこちらを睨んでる、そんな風に見える。
「なんか書いてあんな。あー……『犯罪は許さない』?」
「そう。そのステッカーさ、元々は『にらみ』を利かせるって意味を込めて、元々は隈取の目のイラストだったらしいぜ。赤色の隈取は正義感を表してるんだってさ。なあ、最高に面白くねえか? 見えなくなっちまうんだよ赤が。正義が。暗闇に呑まれて! 一緒だなぁこの世界と!」
そこまで解説した彼はまたゲラゲラ笑う。皮肉の痙攣か、魔物の咆哮か、はたまた嘆き声なのか、俺には判別がつかなかった。
昔、この街は明るく平和な場所だった。だが今はその名残だけを抱いて、犯罪が横行する常闇の世界へと腐り果てている。
「……許さねえってんなら、消えないでくれよ」
足元に広がるさっき殺した奴の真っ黒にしか見えない血を蹴っ飛ばした。この街に今は正義はない。消えた。暗闇に押し潰されて。ただただクソったれな日々を覆う闇だけが横たわっている。
お題/鋭い眼差し
鋭い眼差し
「あいつ、ほんとに大丈夫か?」
「大丈夫だと思いたいけど……」
茂みから二人して教室の中を窺っていた。窓の内側では、馴染みのアイツが追試験を受けている。先日の期末試験で欠点を取ったがための蛇足イベント。今日合格点を取らなければ夏休みの補習が確定。3人での夏の計画は延期、場合によっては中止になる。
「集中力ねぇな、おい」
ぼやく友達の先で、アイツは呑気な顔でシャーペンをくるくる回している。時折、解答用紙に何かを書き込んではいるが、果たして真剣に解いているのかどうか。
「でも、いつもあんな感じじゃない?」
「まぁたしかに。ある意味で順調といえるか」
普段から能天気で、ふざけるために生きているようなやつなのだ。姿勢を正して、まじめ腐って勉強している方が怖い。
と思った矢先、アイツの目が鋭くなった。じっと解答用紙を睨みつけ、何かを熟考し始める。シャーペンを顎に当てて眉間に皺を寄せる。完全に自分の世界に没頭していた。やがて解答欄に何かを書き込むと、満足そうな表情で一つ頷いた。
「あ、あれは……」
「まさか……」
僕たちは揃って肩を落とした。
あれは、いいボケを思いついた時の顔だ。
鋭い眼差し
ご飯を抜くことがよくある。もっと言えば、そもそも食べる気はない。生活リズムは一定ではあるものの世間一般から見れば不規則で、一日に短時間の睡眠を2回という生活態度が身体にいいわけがない。ただでさえ食に対して興味関心がないのに、その上疲労のせいで食欲もない。それだけなら君もここまで鋭い眼差しをこちらに向けなかったろう。せいぜい眉間に皺を寄せるぐらいで口頭注意に留めてくれたかもしれない。
だがしかし、駄菓子菓子。
低血圧症、低血糖症、自律神経失調症。自分が医者に下された診断である。もちろん君には伝えてあるし、これに加えて躁鬱病もあるからご飯を食べない≒体調が悪化の一途を辿るのは目に見えている。自覚はある。だが食欲はないし、食べなくていいなら特に食べたくはない。嫌いなものや苦手なものは少ないがアレルギーが多いせいか味も特に気にしてたべることはない。食べられるならそれでいい。
そんな食生活を人生の半分以上続けてきて、今さら三食きっちり食べたりなんかしたら、それこそ体調を崩しそうではある。
それでも君の鋭い眼差しをスルー出来るほど自分は雑には生きていけず、渋々君の分と一緒に自分のご飯を用意する。今日のご飯は蕎麦です。
鋭い眼差し
(本稿を下書きとして保管)
2024.10.15 藍
─── 鋭い眼差し ───
貴方に見つめられたら
焼き尽くされそうで
心が溶けてしまいそうで
鋭い眼差しが刺さる。こんな狭いエレベーター内じゃあ逃げ場もない。ただ、お説教はこの警報音で少しはかき消されるだろう。
「わかってますって、大きなミスでした。すみません」
ボサボサ頭の研究員、波堂竜生は大して反省の色を見せずに謝った。
「あなたのせいで今、研究室は大混乱よ」
彼の上司の和尚菫は落ち着いた口調でどうするのよ、と言わんばかりに状況を説明していた。波堂が新しく創った生物が大暴れし、研究所が軽いパニックになり、創った張本人である波堂を和尚が地下研究所に連れて行っているところである。
「はぁい」
彼はそんな説明に気の抜けた聞いているのか、聞いていないのか、よくわからない返事をする。
「とにかく、事態を収拾つけるまで反省は後よ。まぁ、あなたはあまり反省しないんでしょうけど」
「そうですね!」
本当に反省の色がない。
「はぁ~」
彼女は頭を抱えた。
街を歩いていたら みんなの視線が‥
その中でも特に僕のことを睨みつける鋭い視線があることに僕は気がついた。
容赦なく、慈悲もなく、
大きく口を開けた暗闇に突き落とさんと
その柔肌に突き刺さる
【鋭い眼差し】
あの日から周りからの鋭い眼差しがある気がしてたまらない
実際は全然なのに
私の自意識過剰なのに
しんどい、やだ
【追記】300ハートありがとうございます🙇🏻♂️
鋭い眼差し…
「下着売り場の女性店員さんが変態野郎を見張る目つき」
ワコール炎上してるなーって思ってコレしか出て来ない。
どの店舗も店員さんはすごく接客丁寧だし威圧感出す人いない(敵を追い払う時は別)し、
最低限のタッチでお肉を適切な位置に持っていく術は
プロフェッショナル過ぎて毎回感動ものだったりする。
兎にも角にも、店員さんへの性被害が出ない事を祈るばかり。
君が堪えた…
誰かの唐突の叱責に…
君は笑いながら冷静なふりをして…
君は堪えた
その瞳の奥には…
沸き上がる闘志を再炎させて
君は笑いながら冷静に戦う
君は戦う人
誰にも負けない闘志で
胸の奥のもやもやを払いたくて
心が晴れるような調べを流しながら読書をしてみたり
大好きなワンコに寄り添うように寝転がってみたり
普段は観ないような恋愛映画を観てきゅんとしてみたかったのに
ときめくどころか泣けるシーンでもないのに涙が溢れてくるなんて
相当疲れていたんだと思う。心が。
何が原因って訳ではないけど、そういえば最近は何をしていても心から楽しいって思えていなかったなぁってその時になって初めて気付いた。
今夜は早めに寝よう
そう思いつつも無意識にスマホを弄ってしまう自分に思わず溜息が洩れそうになったその時
視界を捉えたのは一枚の広告だった。
金青の空に散りばめられた無数の煌めきが
まるで宝石のように輝いていて
──あぁ なんて美しいんだろう
思う前に唇から漏れ出た言葉。
それと同時に明日の予定をスケジュールに打ち込むと、瞬きすることすら惜しいとさえ思うほどに
その画から長い間視線を外すことができなかった。
先刻まで胸の内に侵食していた暗い靄はいつの間にか霧散し、運命なのか偶然なのか明日が最終日という展示会へ出向く楽しみができ、心が逸る。
高まる鼓動を抑えつつ部屋の灯りを消す。
瞼を閉じたその裏で尚、目を逸らすなと言わんばかりの眩さと神々しくもあり吸い込まれそうな妖しさを含んだ夜空は、いつまでも私を眠りにつかせてはくれなかった。
Theme/鋭い眼差し
Writer/Akari✿
反抗期が来た。
20半ばに差し掛かり、人や世界の輪郭が少しずつ見えてきた。
今まで深く考える必要もなく、悠々と乗っていた誰かの敷いたレールの上を走るトロッコを降りた。
ある人は自分の短所を隠すどころか、自覚すらなく人に振りかざしている。
ある人は根も葉もない夢を語り、足元を見ることなどなく遠くばかり眺めている。
ある人は大した功績を残してもいないのに賞賛を過剰に求め今を怠けている。
ある人は自分の不遇を呪い人を同じ沼に引きずり込もうとしている。
ある人は自惚れから人の粗ばかり見て自分を棚に上げ人を見下している。
ある人は協調性を盲信し逸脱した行為を過剰に批判することで愉悦に浸っている。
ある人は数字ばかり追い犠牲から目を背け目的の達成に囚われている。
汚い人間ばかりだ。
そんな人間が無数にいて自分の友達、親、仲間、知り合いとして横にも数多いる。
ここにいれば自分も同じ種類の人間に見られてしまう。
反抗しなければ。もがいて別の場所に行かなければ。
でも決して綺麗な人間になりたいわけじゃない。
どうせひとり残らず汚い人間。
だから自分の望む汚れが欲しい。
これが自分なんだと誇れるような醜い生き物でありたい。
微笑みに 似合わぬ眼差し 佇まい あの世で見ゆる 天女のよう
お題:鋭い眼差し
あなたの瞳は鋭い
キリッと光る
大事なことは見過ごさない
そして、自分の大事なことも隠さない
あなたはそんな、鋭い眼差しを持つ人
でも、その奥に温かい心があることを、私は知っている
『鋭い眼差し』
視線を感じる…
誰かが鋭い眼差しでこちらを見ているような気がして、授業に集中できない…
推しの先生の授業だから、集中させてよ!
先生に気づかれないように周りを見渡す
さっきの鋭い眼差しで見られているような気配が消えた
私何かしたかな?
それから数日間続いた
しかも、必ず数学の授業中に鋭い眼差しで見られているような気がする…
なんで寄りにもよって推しの授業なのよ…
はぁ、今日も推しがカッコいい…
…はっ!
鋭い眼差しを感じる!
私は感じる方向に目線を向ける
委員長と目が合った
…なんで?
昼休み、委員長を呼び出した
なんで私を鋭い眼差しでみてたの?
と言おうとした時、委員長が口を開いた
「…数学のもりぴー、いいよね」
えっ…委員長ももりぴー良いと思ってるの?
「うん、俺もりぴーのあの流し目が好きすぎて推しなんだよね」
わかる!!
一重で眼鏡だから、流し目の破壊力半端ない!
「そっかぁ、君ももりぴー推しなんだね」
「もりぴーの授業中、もりぴーに向ける眼差しが推しのそれだったから…『きみにもわかるか、これが』って思いながら君をみていたよ」
そーゆーことね
私なにかしたのかと思ったよ…
じゃあ、もりぴー推し同士仲良くしましょ!
もっともりぴーの魅力を語り合いたい!
こうして、クラスに推し仲間が増えた