暗い路地裏から鋭い眼差しを感じた。黒猫が一匹、じっと座って僕を見ていた。僕に気づくと眼差しが少し和らぎ擦り寄ってきた。何も無い僕に懐くこの子はきっと変わっていると思う。生まれ変わったら君みたいな綺麗な猫になりたい。にゃーにゃー必死に何かを伝えようとしてくれる君の言葉を少しでも分かってあげられるかもしれないから。『鋭い眼差し』
10/15/2024, 5:58:24 PM