鋭い眼差し』の作文集

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鋭い眼差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/15/2024, 12:49:50 PM

《2日目》鋭い眼差し

どこかから視線を感じ、ふと振り向くと目つきの悪い君が僕のことを静かに真っ直ぐと見つめていた。

「なに?」
「…別に」

ねぇ、君はいつもその眼差しで何を考えているの。
僕に何を望んでいるの。

10/15/2024, 12:49:47 PM

私の目つきは悪い。
一重で、細長くて、眉尻が吊り上がった目だ。
そんな自分の目が、私は嫌いだ。
怒っていないのに「怒ってる?」と聞かれる事は多々あり、話しかけようとしても逃げられて、あっという間にクラスで孤立した。
前髪を伸ばしたけれど効果はなく、逆に髪の毛の隙間から覗く目が怖いとかどうとか。ため息が出る。

しかし、私が嫌いな私の目は、ある日突然日の目を見ることとなった。
いつものように登校している最中、若い男女にいじめられている猫を見かけた。本人たちは遊んでいるつもりかは知らないが、猫はどう見ても嫌がっている。
消えるような声で鳴く猫の声を聞いたら、いてもたってもいられなくなってしまった。
「あの」
若者達がじろりとこちらを見た。
話しかけてはみたものの、続きの言葉が出てこない。
人見知りの性格を忘れていた、大ポカである。
ただ、私が心の中でオタオタしている間に、若者達はどこかへ行ってしまっていた。「こえー」「何だよ」といった捨て台詞を残して。
今回ばかりは私の鋭い目つきが助けてくれたようだ。
「大丈夫?」
という私の問いに、猫はにゃあと返事をした。

10/15/2024, 12:48:58 PM

鋭い眼差し。

鋭い眼差しで
ゆうを
見る。 

来週も
再来週も
逢えるのが楽しみ。

10/15/2024, 12:46:54 PM

失せ物 自ずと見つかる

 部屋の四隅 チリひとつなし
 鞄の中 カケラも無し
 玄関前 虫の死骸に悲鳴
 マンションの階段 蛾と格闘
 時間 迫り来る故捜索断念

 電車の中 電鉄へ問い合わせ
 それらしき失せ物 何も出ず

 更衣室 もしや傘立ての下と疑う
 気の迷い 頭振る
 インフォメーション もしや届けられていると疑う
 電話越し 苦情に気落ち

 家にある 言い聞かせる
 絶対ある 見つけてやる
 私と真希ちゃん* マジ卍

 誓って通る 自動ドア
 睨みつける 掲示板
 隅にぶら下がる 遺失物
 私の真希ちゃん 導かれる


「いやーよかったー!
 ロッカーの鍵なんて総取り替えになるだろうから下手したら云万円掛かったかも。
 やっぱり真希ちゃん付けといてよかった! 真希ちゃんと私、そんじょそこらの絆とはひと味違うもんね、もうマジ卍って仲だもんね。
 拾ってくれたマンションの善良な住民さん、丁寧に飾ってくれた真面目な管理人さん、マジでありがとうございます! 
 ホントもうありがとう世の中! ありがとう優しい世界!」


『鋭い眼差し』
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*真希ちゃん
 ……失せ物のロッカーの鍵に付けていたキーホルダーのキャラクター。漫画『呪術廻戦』の禪院真希。

10/15/2024, 12:45:55 PM

かつて人々は強い眼差しで
 権利獲得に力尽くした

私はふにゃけた目で危機も知らずに
 準備されたぬるま湯につかる


♯鋭い眼差し

10/15/2024, 12:45:46 PM

「鋭い眼差し」

鋭く、冷たく、でもなくちゃいけない。
痛くて、嫌だけど、でも私にとって大切なもの。
どんなに抵抗しても、どうせ逃げられない。
両手を握って「頑張って」って?
どんなに頑張っても痛いものは痛いのに。

【#99】

10/15/2024, 12:45:05 PM

鋭い眼差しを向け
 相手に立ち向かう
それが私の戦い方

10/15/2024, 12:43:39 PM

僕はスマホ

みんな鋭い眼差しでいっつも僕を見てくる。
それも、怖いくらいの無表情で。
一体僕を見て何になるの?
一時的な快感に手を伸ばして
気づいたら膨大な時間が溶けている。
この時間に何をしてたの?
何も残ってないから覚えてない。
こんな無駄なことあるか。
僕がいうことでもないけど
もっと有益に時間を使おうぜ、そこの君。

10/15/2024, 12:42:02 PM

人の顔を横目で見がち 睨んでるように見えてしまったかもしれない 人の目を見るのは何故だか恥ずかしい チラッと見てすぐそらす 相手から見たら挙動不審 おどおど 落ち着きないかもしれない 感じ悪いかも知れない 
まずは鼻辺りから始めよう

10/15/2024, 12:40:22 PM

「で、誰のことが好きなの」って、それ、そんな鋭い眼差しで言う言葉じゃないと思う。2月にチョコを持って彷徨いてた私が悪いかもしれないけど、これ自分用なんです。いや信じて。どんどん鋭く機嫌悪くなる目つき。違うんです、席替えしたばっかりだから前の自分の席に行っちゃっただけで、それで慌てて戻ろうとしたから挙動不審になっただけで。このチョコは誰のものでもない自由のチョコなんです。そもそも、市販の安物のチョコそのままだし。流石の私でも、人にあげるってなったらもうちょっとちゃんとしたの渡すと思う。意中の相手なら、尚更。

というか今日13日じゃん。冬とはいえ、チョコを一日前から机にスタンバイさせるのは良くないんじゃない?…と、ここまで言って、やっと彼の説得に成功した。もはやドラマの尋問する警官みたいな顔してたよマジで。もうちょっとでカツ丼たべれるかと思った。

「…じゃあさ」

若干反省というか、寂しそうな顔をしている
彼が口を開いた。

「そのチョコ、明日俺に渡して」

え、と声が先に出た。食べるなよ、とだけ言ってそそくさと出て行った後のドアをポカンと見つめる。手のひらに残るのはもう食べれなくなったチョコレート。陳腐ななぞなぞの答えのようだ。…とにかく、この安物チョコレートをなんとか包装できる代物を、今日中に用意しなければならない。人にあげるとなると、ちゃんとした物に仕上げるべきだ。

そう、意中の相手なら、尚更。



お題「鋭い眼差し」 白米おこめ

10/15/2024, 12:39:55 PM

『鋭い眼差し』

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

今日は特に何も無い休暇だ。一日だけの休みなので、外出の予定も特になし(決して私に友達がいない訳ではない)。ただ家で、本を読んだりして…過ごしてみたいものだが、骨の髄まで現代人の私はただテレビとスマホで一日を潰すだろう。ついでに、目の前に用意した刺身(つまり肴)と酒も消費して。

そんな予定と言えない予定で埋まった今日な訳だが、先程から、何かの気配を感じる。確実にこちらを凝視している感覚があるが、どこにいるのかは皆目見当もつかない。私はお化けなどという非現実的なものを信じるタチではないので、まあまずそういうものでは無いと仮定する。であれば、ひとつは虫や動物、もうひとつは私の家を覗く不審者か。どちらにしろ怖い。虫は苦手だし、当たり前に不審者は怖いものだ。

気配の正体を探りに行くか、知らないフリをして家で過ごすか。わざわざ休日に外に出る、という選択肢は私の中に存在しないので、私の行動はこの二択になる。…さすがに、ずっと気にしている気配をそのまま休暇を過ごせるほど、私は強い人間では無い(あまり大声で言えることでは無いのだが)。

と、いうわけで、急遽気配の正体を探るという予定がねじ込まれたわけだ。さてどうしよう。
虫だとわかっていれば、殺虫剤やら持ってきて適当にそこらにふきかけておけば、多分なんとかなると思う。動物だったら何とか捕まえて…捕まえる方法は知らないが、その後どこかに逃がせばいい。不審者は警察に引き渡して終わりだ。しかもすっかり忘れていたが、私は気配を感じるだけでその場所すらわかっていない。私は無計画な人間だ。
とりあえず、そこにあった肴を少し食べる。出しておいて食べないのはもったいない。こういうところだけはきちんとした人間だと思っている。

さて探そうかというところで、ニャーという可愛らしい声がした。位置は…右斜め前方あたりだろうか?
そこはちょうど、大きな窓がある場所だ。目を凝らしてみると、1匹の猫が、目を細めてこちらを見つめていた。…いや、正確には、私の近くにある肴を凝視していた。そして、おそらくはこの猫が気配の正体である。
虫や不審者でないことに安堵する。ついでに猫が可愛いので、こんな変な予定(元から十分変な予定というのは置いておいて)がねじ込まれたことへの怒りは全く湧かない。むしろ、この猫を撫で回したくてたまらない。


肴を見てピタリと止まったまま動かないので、仕方なく刺身を一切れあげて、その隙にめいっぱい撫で回した。なんだか嫌そうな顔をしている気もするが、これで猫も私も満足のはず。
実際、猫はその後普通に引き返していった。去り際、二度とこんなところに来ないニャ!とでも言いたげな顔と態度だったが、私が撫で回したいのでまた来て欲しいものだ。

10/15/2024, 12:39:46 PM

※鋭い眼差し

ちといそがしいと予約投稿した昨晩

今日の朝イチで見たニュース
退院なさった美智子様のお顔が怖かったわ
眼差しが鋭いというかブチ切れてなかった?
もうそれでお題が侵食されてしまったわ
撮影された映像が、逮捕された犯人にしか見えぬしな

10/15/2024, 12:39:20 PM

お題《鋭い眼差し》



それは永遠とも刹那とも想える時間だった。


時が疾風のように駆け去ったようにも、時が凍りついたようにも感じた、魂の語りでもあった。



瞳と瞳が、真実のみを語る。


けっして偽りなど、そこには存在しない。




明日白銀の月が忘れじの国の闇を炙り出す夜に、世界は終焉か黎明を迎えるのだ。


そこにお前がいなくとも。

10/15/2024, 12:38:36 PM

気づいたときには、その鋭い眼差しに捕らわれていた。
埋まらない。足りない。満たされない。
僕を、僕だけを、その鋭い眼差しで射抜いて離さないで。


─鋭い眼差し─ #95

(最近歪んだ愛にハマってしまいました。他で書いていた短編がどんどん歪んだ狂愛になっていってしまい、書くのは楽しいんだけども、締め方が…ってとこです)

10/15/2024, 12:36:31 PM

不格好な背中を見た

無愛想なあなたのかお

笑うことも怒ることも楽しささえ

忘れたあなたのかお

わたしは今黄色い手紙を汽車に乗せる

知らないことがあった

知っても辛いことだった

知らないことがいいことなのか

わからないまま

彷徨うまま

目を見開いて

瞳の中を見つめる

わからないまま

ときは過ぎて

あなたの瞳が忘れられないや

10/15/2024, 12:35:43 PM

″鋭い眼差し″

ジュー

「お、何作ってんの?」
「唐揚げ〜。夕飯は唐揚げがいいって聞かなくて」
「いーじゃーん唐揚げ唐揚げ」
「つまみ食い禁止だよ」
「ちぇー」

「…よし、我らが愛しのお姫さま。今です!」
キラン☆
シュバッ
あーーー…?
「今です!じゃないのよもう」
「ママの目はごまかせなかったか〜」

むぅー…
またあしたちょうせんだ!

10/15/2024, 12:33:12 PM

君の鋭い眼差しに私は釘付け。
真剣に、ただ一つを見つめていた。

けど、私を見つめるときのあなたの目は、優しく甘い。

その瞬間、たまらないの。
透き通るような瞳をしてる、その目が欲しくなる。

最近どうしようもなくキミが好きだよ。

初めての旅行、4泊5日。

またひとつ、君を知って
また1段、深く愛した
嫌なこともたくさんあって
そのたびに言い合って理解して

君がいい
君だからいい
君じゃなきゃ嫌だと
再確認しては、君を求めてしまう

君と出会って、どれだけのことを知れただろう
どれだけ愛せたかな
私には、君しか見えないよ
君も同じだといいなとか

何かあったら、どうしようね
来年一緒に・・・いれるかなとか
そんなこと、君といると考えないのに

足りない
君が足りない
私を満たすから欲しいとかじゃない

君が私にくれる時間があとどれだけか考えると
欲張りな私は、全部ほしい
君が全部することを、そばで見ていたいのは
君だから 君にしか思わなかった。

好きと思わせてくれてありがとう
好きの伝え方をたくさん君は教えてくれる。

何度でも何度でも
私は君に、恋をし続けるのでしょうね。

「私だけを愛してくれる人が現れますように」

初詣。
ほんの気まぐれだった。

そう願った5日後に、君は現れた。

君は神様が引き合わせてくれたのかもなんて
そんな風に感じてしまう。

いいの、これで。
きみがいい。

私はあなたしか見えない。

その目は私だけを、見つめてほしい。

10/15/2024, 12:32:52 PM

[まゆ 私の人生No.❓]
キッチンから漂ってくる美味しそうな匂いに、お昼寝中の私が目を覚ますと、ママはいつも晩御飯の料理をしている。機嫌が最高に良い時は鼻歌を歌っていたりする。

今まではお昼寝から意識が戻ると、体を起こしてキッチンに向かっていた。だけど最近の私は違う。ママが何か用事でキッチンから離れるのを寝たふりをして待っている。私は最近ハマっている…つまみ食いに
ママが料理を一旦やめてキッチンを離れた。(勝負の時)

つまみ食いはパパが教えてくれた。初めてパパとつまみ食いしたのは[から揚げ]だった。ママが近所の人と玄関で話している時、パパが私をキッチンに手招きして、私が行ってみると、パパが「まゆ。目を閉じて、口を大きくあけてみろ」と言ってきた。私はパパのに言われるがまま、目を閉じて口を大きく開けた。すると、パパが私の口の中に、少し小さく切った[から揚げ]を優しく入れてきた。
「から揚げだ!」その美味しさに私は笑顔になった。
その後、玄関から戻ってきたママに、パパはこっ酷く怒られていた。その様子を私は[から揚げ]を噛みながら眺めていた。その日の晩御飯の[から揚げ]は、パパのだけ私とママのより2個少なかった。

それから私は一週間に1回のつまみ食いにハマっている。
つまみ食いがママにバレて「今夜のおかず、まゆのだけ無しだからね」って怒られても、晩御飯の時になると「ママ、お腹空いてないから、まゆにあげる」って言ったり「ママ、ダイエットしてるから食べなさい」と言って、つまみ食いした私におかずをくれる。そんな優しいママの事が私は大好き。くれない時はパパが私におかずをくれる。そんなパパも大好き。

私はつまみ食いの為にキッチンへと向かう。トイレに行ったママ。私はワクワクしながら静かにキッチンへ向かった
(今日のおかずは何だろう?)私が背伸びをしてテーブルを見るとそこにあったのは[コロッケ]だった。狐色に揚がったコロッケを目にした瞬間、ヨダレが出てきた。私は静かに皿からコロッケを手に取って一口齧った。

その直後だった。
「まゆ😡」
怒気を孕んだ声に私が後ろを振り返ると、鋭い眼差しで私を見るママが立っていた。

私は一瞬ビクっとしたれけど、コロッケを手に持ったまま、何事も無かったかの様にリビングの椅子に座るとコロッケを食べ続けた。そんな私をママは
(やられた)と言いたい様な顔で見ていた。

※この物語はフィクションです。実在の人物とは一切関係ありません

鋭い眼差し 作:笛闘紳士(てきとうしんし)

10/15/2024, 12:31:15 PM

2024-10-15… [ 鋭い眼差し ]


窓際で遠くに目線を迷わせ悩んでいるキミ。


揺れる光をまとった長い髪が風に遊ばれている

また、その瞳だね

失ったものを探すように游ぐ視線

その後ろ姿を眺めていたワタシに気づいて振り返る…

「ギリッ」と音が聴こえたような錯覚の刹那

ワタシに気づいたキミは眉間のシワを緩ませる

どうした?……?

どうした?それはこちらの台詞だよ

キミの背中がとても寂しそうにみえたんだ

キミの痛みも苦しみも抱き寄せて閉ざしてしまいたい

「いや、なんでもないよ」


黒猫ブルー

10/15/2024, 12:29:47 PM

「素人質問で恐縮ですが」そう言ってこちらを見る名も知らぬ教授の目は鋭い
なんで?素人がする目じゃないやろ?
そんな鋭い目するんやったら玄人やん、目が語ってんねん玄人である事を
でも、俺はそんな質問をしてくる人嫌いじゃないぜぇ?

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