2024-10-15… [ 鋭い眼差し ]
窓際で遠くに目線を迷わせ悩んでいるキミ。
揺れる光をまとった長い髪が風に遊ばれている
また、その瞳だね
失ったものを探すように游ぐ視線
その後ろ姿を眺めていたワタシに気づいて振り返る…
「ギリッ」と音が聴こえたような錯覚の刹那
ワタシに気づいたキミは眉間のシワを緩ませる
どうした?……?
どうした?それはこちらの台詞だよ
キミの背中がとても寂しそうにみえたんだ
キミの痛みも苦しみも抱き寄せて閉ざしてしまいたい
「いや、なんでもないよ」
黒猫ブルー
10/15/2024, 12:31:15 PM