『部屋の片隅で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
部屋の片隅で
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部屋の片隅で、今日は何を書こうかと思い悩む
発想を彼方此方に飛ばして、浮かんだイメージをつなぎ合わせる
部屋の片隅で埃をかぶっている、ラケット
部屋の片隅で存在感がある、テレビ
部屋の片隅で使われる時を待っている、ヨガマット
どれも色々な、思い出と想いと願望があって
どれを選んでも色々と書けそうだけど
今回は、何を書こうかと思い悩むことを書こう
部屋の片隅で
【部屋の片隅で】
誰も入ることの無い自分だけの孤城
このまま外の世界から存在が消えて
部屋の壁と同化して
すっと世界から居なくなれたら
なんて
1度はしたことはある妄想
今日も部屋の一角の世界で
一日が終わる
ねえ、と彼に話しかけようとして、横を向いたらいなかった。
一緒に並んで映画を見ていたはずなのに、気づけば彼は部屋の隅で蹲っていた。いつからそうしていたのか、映画に熱中していた秋穂にはわからない。
(……具合、悪いのかなぁ……?)
つい、三時間ほど前に訪ねたときは、元気そうにしていたのだけれど。平気そうにしていてくれたのかな。色んな推測が泡のように頭の中に浮かぶけれど、実のところは彼にしかわからない。とはいえ、気づいたからには放っておくわけにもいかない。
秋穂は立ち上がると彼に近寄った。とんとんと肩を叩くが、彼は微動だにしなかった。
「……郡司くん、大丈夫?」
囁くと、彼はパッと顔を上げた。その顔は赤いとまではいかないが、ほんのり朱が差している。
やっぱり熱があるのだろうか。心配そうに眉を八の字にして、小首を傾げた秋穂に、彼は慌てたように首を横に振った。
「別に何かしんどいとか、そう言うんじゃないから。気にしないでくれ」
「気にしないで、って言われてもね……」
ふふと秋穂は困り顔をしながらも小さく笑った。
「もし、具合が悪いみたいだったら、一度帰るよ。郡司くんに無理してほしくないし……」
彼女の言葉に、彼は余計に首を横に振った。
「ぐ、具合は悪くない!」食い気味にそう言ってから、彼は声を小さくして続けた。「秋穂サンが俺の部屋にいるって思ったら、緊張して頭が真っ白になっちまうだけなんだ」
秋穂は目を大きく見開いた。それから、ふんわりと微笑んだ。
「わたしも郡司くんのお部屋にいると思ったら、とても胸がどきどきするの」
お揃いだね、と彼女は鈴のような笑い声を上げたとき、思わず彼は彼女を抱きしめていた。理由なんてわからない。たぶん、頭の中が真っ白だったからだろう。
茹で蛸のように真っ赤な彼と同じくらい、秋穂も顔を赤くして、彼の為すがままにされている。
部屋の片隅でうずくまってる黒と赤。
誰もが煙たがっていたはずなんだ。
先日仕事仲間から施設を探す間子供を預かって欲しいと渡された。
「育児経験の無い独身に任せるな」
と怒ったが飄々として
「今週空いてるのお前だけなんだよ。
じゃあ任せたわ〜」だってさ。
どうすりゃあいいんだよ。餓鬼がガキ預かれなんて。とりあえず近寄ってみるか。泣かれたら放りだそう。
「きゃ〜う、だぅあっあ」
なんつってんのか一切わからん。
まあ笑ってるから嫌われてはいないな、たぶん。
連れて帰る最中、以外にもガキは大人しくて苦労しなかった。
それにしてもこのガキ危機感無さすぎだろ。
部屋の片隅で
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2023.12.8 藍
いつか片付けようと思うものが片隅で集合してる。
【部屋の片隅で】
「部屋の片隅って、溜まりやすいんですよね。
え?何の話をしているのか、ですか。
……さあ、一体何の話なのでしょうね」
そう言って綺麗な顔をした男は、妖しく微笑んだ。
『部屋の片隅で』
【部屋の片隅で】
そこはいつでも僕の定位置で、逃げ場で、遊び場だった。
周りはゴミで埋め尽くされていたけど、それは俺の体をすっぽりと隠してくれた。
小さく体を縮こませて座って、顔を膝に埋める。
頭の中でいくらでも遊べたし、美味しいご飯も腹がはち切れそうな位食べられたんだ。
「お前の顔なんか見たくない!!」
母さんの望みの通り顔は見えないし、
「あんたなんか産まなきゃ良かった」
苦しそうな母さんの感情は出てこない。
だから、僕はいつも部屋の片隅で静かにしていたし、ずっとそこに居た。
ここにいれば誰も傷つかないから。
僕のことを見ずに済むから。
少しだけでも幸せな夢が見れるから。
だから今日も、膝を抱えて部屋の隅に縮こまる。
「〜〜〜、〜?」
いつものように部屋の隅に座っていた時だった。
誰かが喋る声が聞こえる。
知らない男の人の声。また母さんが誰かを招き入れたのだろうか。
「〜〜はどこ〜、〜に〜る〜〜な?」
少しずつ声が近づいてくる。
母さんが招き入れた人がこんなに近くに来るのは初めてだ。
見つかったらどうしよう。せっかくここで静かにしてたのに。
「まさ君?まさ君はいるかな?」
どきっと胸が音を立てた。僕の名前だ。
…なんで僕を探してるんだろう。
床中に広がったゴミを踏む音がどんどん近付いてくる。
やめて、こないで。お願い。
「まさ君?」
僕の周りに高く積み上がったゴミを掻き分けて、声をかけられた。
答えちゃだめだ。
母さんが呼んだ人なら僕のことを知らないはずだ。母さんは俺のことを居ないものとして考えるから。
そこから導き出される答えは、この男の人は勝手に入ってきた人。
固く目を瞑って、体をさらに縮こませる。
「なんて酷い…まさ君、急に来てごめんね。君を迎えに来たよ」
君のお母さんも了承してくれたんだよ、と優しい声で言われる。
母さんが了承した…?気になる言葉が耳に入ってきて、思わず顔を上げる。
男の人は手をこちらに差し出して、僕が掴むのを待っている様子だった。
「僕、ここから動いていいの…?」
「ああ、勿論だよ。君には立派な足が付いているんだから」
この男に人が言うには母さんも了承してるみたいだし、と久しぶりに体を持ち上げる。
しばらく立ってすらいなかった体はふらついて、豆腐の上に立ってる気分になった。
「さあ、寒かっただろう、暖かいところに行こう」
もう一度目の前には差し出された手に、僕はそっと手を重ねた。
その日は、僕がちっぽけな部屋の片隅から救い出された日。
1週間が終わる。
当たりを見渡せば、
残業の灯りがビルの1部屋1部屋を照らしている。
そんな中俺は、真っ暗な部屋の片隅で
お前からの返信をずっと待っている。
#部屋の片隅で
道に咲く花。人知れず咲いてる。何も言わずに咲いていて、ホッとする存在。無機質な部屋に飾った一輪の花。何も言わずにそこに居て、心を彩る存在。
それっぽく書いてみたかったけど、上手く書けないや。
みんなの中心とか、人気者とか、そういうのは少し違くて、
ふとした時に、思い浮かべてホッとするような花になりたい。
目立たなくても、部屋の片隅で見守ってる花になりたい。
誰かの心の拠り所。寂しいときに私の顔を思い出してくれるような、ホッとできる場所でありたい。
久し振りに自室を掃除する。そろそろダウンジャケットをクリーニングに出そうかとポケットのものを確認したところ・・・500円玉が入ってた。
カバンの中身も整理しようと思ってガサガサしてたら使ってない財布から2万円入ってた。
部屋の片隅での宝探し。こういうところからメルカリで売るものが見つかるのかとまたひとつ賢くなった気がする。
テーマ:部屋の片隅で
ある少女の部屋の片隅で、一体の髪のキレイな市松人形が静かに佇んでいました。
その人形は少女のために買われ、始めの内はとても可愛がられていました。
しばらくして髪が伸びてくる様になってからは、少女は気味悪がり、触らなくなってしまいました。
ある日のこと、少女は人形がいつもと違うことに気づきました。
なんと、長かった人形の髪が短く切られていたのです。
そのことを両親に報告しますが、不思議がるばかりで、何も分かりませんでした。
不気味に思いつつも、特に何もすることはなく月日が経ちました。
その間にも人形の髪がどんどん伸び続けました。
少女は思いました。
この人形を監視すれば、髪が短くなった理由が分かるのではないかと。
それからというもの、少女はずっと人形を監視しました。
ある日、監視の疲れで寝てしまったときのことです。
シャッキン、シャッキン、シャッキン。
なにか金属がこすり合う音で目が覚めました。
少女が目を開けると、とても驚きました。
なんと人形が、自分で髪を切っていたのです。
それを見て少女は恐怖ではなく、怒りを覚えました。
そして少女は人形の持っていたハサミを奪い取り、そして―
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「そして、その人形の髪を切ってあげたの。だって雑に切って、キレイな髪が台無しになっていてね。許せなかったのよ」
「へえ、それが初めての体験なんだ?」
「そうなの。うまく切れなかったけど、それでも喜んでくれてね」
「それが散髪屋を始めた理由?」
「そういうこと」
少女は客と談笑していた。
少女は慣れた手つきで、客の髪を切り上げていく。
「よし完成。鏡で確認してみて」
「お、いい感じ。ありがとう」
そう言うと、客は満足したようにお礼をいう。
「下ろしてあげるね」
そう言って少女は、客の小さな体を抱えあげ、椅子から下ろす。
「いい出来だよ。他の人形たちにも宣伝しておくよ」
「ありがとう。また来てね」
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ここは人形専門の散髪屋。
この散髪屋は、部屋の片隅で営業しています。
この散髪屋の評判を聞きつけ、沢山の人形がここに訪れ、そして満足して帰っていかれました。
髪でお悩みの人形の皆様。
どうぞ、この散髪屋にお越し下さい。
あなたのことを、この部屋の片隅でお待ちしております。
ずっと読むことが大好きだった。近頃は書くことにも興味が出てきた。
そして今日、このアプリをインストールし、部屋の片隅で初めて書くことに挑戦している。
難しい。思っていたよりも難しい。
部屋の片隅で猫は寝ていた。
いつも遠慮しない猫。
なのに寝る時だけは片隅で。
それが可愛くて甘やかす。
私は、いつも猫に遠慮して。
寝る時だけは部屋の真ん中で。
辛いことがあるとソイツはどこからともなく現れた。見た目は大きな黒い鳥なんだけど、僕がお母さん、と呟くと幼い頃の母親の姿に化ける。そしていつも僕のそばにぴたりとくっついて離れなかった。部屋の片隅で膝を抱えてると、すごく優しい声で僕の名前を呼ぶんだ。陽ちゃん、泣かないでこっちにいらっしゃいって。近づくとわさわさした黒い羽根の手が一瞬で五本指のある人の手になって僕を優しく抱き締める。このままずっと、この温かさに埋もれていたいと思った。当時の僕に必要なのは、無条件に何でも包んでくれる愛情だった。それ以外はどうでも良かった。たとえ、それを与えてくれるのが悪魔であっても。
でもある日。いつものように部屋の隅っこでうずくまる僕に優しい声が掛けられる。こっちにおいで。そこは寒いよ寂しいよ。手招きする母親に促されてゆっくりと立ち上がり、呼ばれるままへ歩み寄る。当時の僕が住んでいたアパートは2階だった。今日の母はベランダから僕の名前を呼んできた。真冬なのにノースリーブで。その頃にはもう、本物なのか幻影なのかを頭の中で理解できていなかった。というか、そんなものはどうでも良かった。何が本当で何が嘘かなんて関係ない。僕を優しく抱きとめてくれるなら何だっていい。だから、声のするままに手狭な部屋を突き進みベランダの窓を開けた。手を伸ばせば届く距離に母親がいる。お母さん、と投げかけるとふわりと優しい微笑みをくれる。もう少しで届きそうだ。裸足でも構うことなくベランダに出る。手すりを掴んで手を伸ばしても、母には届きそうで届かない。もう少し、あと少し。身を乗り出し思いっきり背伸びをして腕を伸ばしたのと、目の前の母親がにたりと笑うのは同時だった。
だが次の瞬間、何かを踏んだらしく僕はよろけて体勢を崩す。1畳にも満たないベランダで転んでしまった。わき腹をぶつけたらしく、地味に上体が痛い。起き上がって辺りを見回すと母の姿はなくなっていた。代わりに、足元に転がっている何かを見つけた。手にとって掲げて見てみるとバレッタだった。母が生前髪につけていたもの。何でこんなところに。そう思いながらもハッとしてすごい勢いで部屋に戻り、リビングの小さな仏壇のもとへ駆けつける。いつもの変わらぬ笑顔の母が写真の中で笑っている。でも、違うところもあった。ハーフアップの髪が綺麗におろされている。バレッタをしていなかった。僕は手にしていたバレッタをいま一度見る。母が気に入っていた蝶の形をしたそれを、見つめてそして、両手でぎゅっと胸に抱いた。
「ありがとう、お母さん」
呟いた時。遺影の母が笑ったような気がした。孤独も悪夢もいつの間にか消えてなくなっていた。僕はもう一度写真の母に語りかけ、静かに泣いた。ありがとう、守ってくれて。
早朝から始めてはや数刻、綺麗になった部屋をマグカップを手に優雅に一望する。達成感からか一つため息が漏れる。
「まー大体こんな感じかな」
旅に出ようと決意してから想像の数倍はこの荷物整理に時間を要した。
家財は全て借り物である上に私には部屋を着飾る習慣もない。故にそう時間のかかるものだとは思っていなかったのだが、現実はこのミルクティーのように甘くはなかった。
「ん.......?何あれ?」
勝利の愉悦に浸っていると、部屋の片隅で何かが光るのが見えた。
仰々しく立ち上がり、床に転がっているそれを拾い上げる。
「懐かしい!校章だこれ!」
それは母校の校章だった。少し埃が被っているが、真っ黒な制服の上からでも見えるようにと白と金を基調とした豪勢な装飾で固められたそれは輝きを失ってなどいなかった。
せっかくだから校章は手荷物に入れることにした。
数日前まで自責と嫉妬の対象だったそれを。
数日前から誇りと自信の象徴となったそれを。
「部屋の片隅で」
#74 部屋の片隅で
何で世界はあんなに広いのに
ここはこんなに狭いの、
#48『部屋の片隅で』
電気も消えたまま。開けた窓から風が吹いて、白いカーテンは揺れ青白い光が差す。ソファでうずくまって泣く私はより部屋の空気を重くする。
私達の関係を保証したそれも所詮ただの紙切れで、残った写真の笑顔に甘い言葉はいつから偽りに変わっていたのだろう。
突如、ボヤけてもわかった煌めきは前に投げ捨てた指輪だった。
12/7「部屋の片隅で」
部屋の片隅で、私は息を潜めている。
何としても食糧を確保して「巣」に戻る必要があった。「巣」には子供や若者、年寄りたちが、全部で30ほど。皆、私を待っている。
そして何より、私のお腹には、あの人の子どもがいる。かつて毒ガスでやられたあの人の、大事な子どもが。
「いたぞ!」
見つかった。私は全力で走る。
「くらえ! ゴ○ジェット!!」
プシューーーーーーーーーー
「仕留めた?」
「多分! ビニール袋持ってきて! メスだったら卵持ってるかも知れないから」
「えー、ゴミ箱にコイツいると思ったらイヤすぎる。トイレに流せば?」
そんな会話を遠くに聞きながら、私の意識は途絶えた。
(所要時間:9分)
12/6「逆さま」
「はちにんこ」
聞き慣れない言葉に振り向くと、宙に少年がぶら下がっていた。
「?界世のまさ逆、ここ」
「ええと、いや、君が逆さまなんだと思うよ」
少年はきょとんとして首を傾げる。
「かなちっどは界世のくぼ。かっそ」
「え。えー、上? いや、下かな?」
適当なことを言うと、
「イバイバ。うとがりあ」
そう手を振って、少年は空に落ちていった。
彼が無事に帰れるといいんだけど。
(所要時間:8分)
12/5「眠れないほど」
ドンドンドン。
来た。借金取りだ。
「ブチ殺すぞこの野郎!」
ドアの外から二〜三人のドスの効いた男の声。布団をかぶって震えるしかできない。
鍵はかかっているはず。かかっているはずだ。
だが、ガチャガチャと乱暴にノブを回す音の後、なぜかドアは乱暴に開いて―――
目を覚ました。
汗だくだった。部屋はしんとして、外も虫の声すらない。時計を見る。午前1時。
ああ。今夜も、眠れないほど怖い夢を見た。
(所要時間:8分)
12/4「夢と現実」
夢は夢。現実とは区別をつけろ。そう言われてきた。
プロバスケットボール選手になりたかった。部活に入り、中学で大会に出、親の反対を押し切ってバスケの強い高校に入った。
プロにはなれなかった。それが、現実。
今、私は子どもたちにバスケを教えている。
プロを目指す子どもたちを全力で鍛え、応援する。これが現実から生じた、瓢箪から駒みたいな、私の夢。
(所要時間:6分)
この部屋に他人を入れたのは四回。
私はキッチンでコーヒーとお菓子を用意しながらアンテナを張り巡らせる。
一人目。割とイケメンで、明るい人だった。
「きったね! なにこのぬいぐるみ」
言語道断。すぐに別れた。
二人目。お喋りが好きで、私と本の趣味も合う年上の女の人。
「本の趣味は合うけどこういうとこのセンスは合わないね」
これはまだ許容範囲。けれど次が駄目だった。
彼女の手がいつの間にか伸びて、〝彼〟に触れていた。すぐに別れた。
三人目。うんと年下の、やっと大学を出たばかりのゲーマーの男の子。
「年代物ですね。フリマサイトに出せば高く売れるんじゃないですか?」
価値観が違いすぎた。〝彼〟はアンティークでも無ければヴィンテージでもない。すぐに別れた。
四人目は疎遠になっていた姉。来るなり金の無心をしてきたばかりか、〝彼〟の腹を踏みつけた。
許せなかった。すぐに殺した。
五人目の貴方はどうだろう?
左右の目の大きさが違う、右の腕と左の足の色が違う、耳が片方千切れかけた〝彼〟を見て、どんな反応をするのだろう?
私は部屋の片隅にいる〝彼〟に視線を送る。
子供の頃からずっと一緒の〝彼〟。
今はもうくたびれて、色あせてしまった〝彼〟。
〝彼〟にきちんと接してくれる人を、私にきちんと向き合ってくれる人を、私はずっと待っている。
END
「部屋の片隅」