通り雨』の作文集

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通り雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/27/2023, 11:52:47 AM

通り雨に降られる時に限って傘が無いんだよね
いつもなら折り畳み傘カバンに入れてるのに
いいけどさ
少しくらい濡れたって

9/27/2023, 11:49:35 AM

それはきっと偶然で、必然。
さりげない気まぐれで、必要だった何か。
たぶん、そんな些細なことなんだと思う。

急ぎ足を止める”通り雨”は、休みなさいよ、余裕を持ちなさいよと語りかけてくる。



通り雨

9/27/2023, 11:48:31 AM

烈しくて
   冷たくて 
   驚かせて
   いきなり
   呆気なく
   終わった
   通り雨は

   あの人と
   わたしの
   恋物語に
   似ていて

   若かった
   あの頃を
   久びさに
   思い出す
 
  



           # 通り雨 (289)

9/27/2023, 11:42:10 AM

「通り雨」


遅くなってしまった...早く帰らないと。

そう思いながら走って靴箱へ向かうと見えたのは曇天の空。

ザァアアア

そう音が聞こえるのは気のせいではないみたいだ。

今日雨が降る予報なんてなかったのに。

置き傘は...生憎家に置いてきてしまっている。

どうしようか。

走る?でも濡れたまま電車には乗りたくない。

スマホによると、この雨はそう長くは続かないらしい。

なら、待つか。



...待っている時間暇だなぁ。

はぁ...とため息をついていると

「あれ、何してるの?...雨降ってる?」

大きく肩を揺らし、勢いよく振り返ると、
少し後ろに茶色の髪をくるくると巻いて首を傾げている女の子がいた。

彼女は...校内で不良と有名だったような...

少し戸惑いながら頷くと「そっかぁ...」と言ってカバンを漁り出す。

「傘あったかな...お、あった!」

...あまり不良のようには見えない。

無意識に見つめすぎてしまっていたらしい。

こちらに顔を向けた彼女と目が合った。

「あ、傘ないの?」

頷くと彼女は少し間を開けて言った。

「じゃあ...途中まで一緒に帰ろうか?」

遠慮しようか、どうしようか。

屈託ない笑顔を浮かべいたずらっ子のように笑う彼女はとても可愛かった。

もう少し彼女と話してみたい。

そう思った時には既に、小さく頷いていた。

「ふふ、じゃあ帰ろうか。」

小さな傘に身を寄せあいながら下校する。

「あ、ねぇ、名前なんて言うの?」

「趣味はなにかある?私はね〜」

「そうそう!そうなんだよ〜!わかってくれる〜?!」

「あ、あれね!いいよね〜!!」

私が予想していたものに相反して、彼女はとても話しやすかった。

噂を信じていたのがバカみたいだ。

ふふ、と小さく笑いを零す。

「え、なになに〜?どうしたの?」

「なんだか、楽しいな、って。」

「あ、たしかに!なんか楽しい!」

ふふ、んふふ、
はは、あはははは!

2人で顔を見合せて笑う。

今日初めて知り合ったのに。こんなに会話が弾むと思わなかった。


「...ねえ、友達になりませんか?」

「...いいよ。」


2人で手を繋いで歩く。

いつの間にか雨は止んでいた。

空にかかる虹の間。傘とふたりの影が咲く。

9/27/2023, 11:38:56 AM

通り雨…が自転車メイン移動の人間には厄介
ずっと雨降ってれば歩きとかバス移動とかを覚悟してできるのに

通り雨は何よりも天気予報も頼りにならんし
自転車で行ける希望を持たせないでと思う

9/27/2023, 11:29:31 AM

鉛のように重い体を引きずって、とある小さな公園にあるベンチに腰掛けた。
今は、パラパラと雨が降っているから、公園には誰もいない。まだ午後3時だというのに。
まぁでも、もう成人済みで、しかもスーツ姿の今の私が、1番この空間に似合わないと思うけど。
雨は、強くなる気配はないから、多分通り雨だろう。別に、急いでどこか雨宿りをする所を探す必要は無さそうだ。もうこの公園に来てる時点で、もう動く気なんてないけど。
ふと、公園のそばにある道路を見ると、傘がないのか、カバンを頭の上に持ってきて、走ってどこかへ向かっている女性がいた。
そんなに雨は強くないのに、何をあんなに急いでいるんだろう。もしかして、なにかに遅刻でもしそうなのかしら。
大変そうだなぁ、と他人事のように考えていると、あるかっぱを着た小さな女の子が、公園に入ってくるのが目に入った。その女の子は、通り雨によってできた本当に小さな水たまりを、足でポチャッと踏み潰した。そして、またすぐ側にある水溜まりも、ポチャッ、その隣にあるのも、ポチャッ……。
女の子は、キャッキャと楽しそうにしている。
私は、なんだか女の子が可愛らしくて、思わず静かに笑ってしまった。
この通り雨は、人に色んな影響を与えるんだなぁと、訳の分からないことを考えてしみじみする。
雨に打たれて少し寒く感じていたけど、なんだか暖かくなってきた。

仕事の疲れも、他人の評価も、この雨で全部流してしまおう。

9/27/2023, 11:28:48 AM

お願い…このままで
少しだけ…このままで居させて

僕の背中で貴女が細い声で囁いた

夜の静寂がゆっくりと僕達を包み込んで
暗闇に溺れそうで 貴女の震える手を掴んだ

僕の背中が濡れているのは
夏の終わりの暑さのせいでも
通り雨のせいでもない

貴女の生温かく…哀しい涙のせい
帰らないあの人のために貴女は
いつもこうして泣いているんだろう?

お願いだから…もう泣かないで

通り雨が止んだら…
貴女を抱きしめてもいいですか?

9/27/2023, 11:20:09 AM

通り雨とこころの雨、共に収まりともにふり

私が傷ついてもあなたは傷つかない

伝えてるからってね。
会いたいとも思ってくれないその言葉や行動に私は悲しさを覚える

大切にされてるとは思わない

9/27/2023, 11:13:03 AM

【通り雨】

「急に降って来ちゃって」
休日の昼過ぎ、君はいきなりびしょ濡れでやって来た。
「雨宿りさせてくんない?」

悪気のない笑顔に俺は頷くしかなくて、シャワーを貸し、着替えを貸し、コンビニまでビールを買いに走ってもてなした。

ただの雨宿り。
親しい友だちが通り雨に困っただけ。

君は鼻歌まじりにビールを飲み、分かるような分からないような話を続ける。
俺は自分ちなのにきまり悪くて、君の顔が見れない。
綺麗な指で光る指輪や、滑らかな首元で揺れるネックレスに視線を向けていた。

「あ、雨止んだみたい」

朗らかに言って立ちあがった君は窓の外を見て、「じゃあまた」と来た時と同じくらい唐突に帰って行った。

通り雨みたいな君に、俺は振り回されてしまうんだ。

9/27/2023, 11:12:00 AM

通り雨が降ってきた。
濡れないように近くのバーに入る。
入りづらいやすいより、濡れないほうが最優先だった。

カランカランッ

「いらっしゃいませ」
「すみません。雨宿りさせて頂いても良いですか?あっ!もちろんちゃんとお酒は頂きます!」
「あはは、良いですよ。気にしなくて。今は他にお客様いらっしゃいませんし、
どうぞ、雨宿りしていって下さい」
「ありがとうございます」

マスターさんは、私と殆ど年が変わらなそうに見える。
でも、見た目が若い方なだけかもしれない。

「こちら、どうぞ。ウェルカムドリンクです」
「わー、素敵な色のカクテルですね。
ありがとうございます。」
「それ、アルコールは入って無いんですよ」
「えっ!?そうなんですか?」

ウェルカムドリンクとして提供されたカクテルは、綺麗な青色をしている。
とってもきれいで、透き通って見える。

「お酒が苦手な方にも、雰囲気や味を楽しんで頂きたくて。こちらを提供するようになりました」

「素敵ですね。いただきます」

フルーティーで爽やかな味が口の中に広がる。これは美味しい。

「………とっても美味しいです」
「…ありがとうございます。」

母から聞かされた、昔の古い言葉。3B
美容師。バンドマン。バーテンダー。
女性が、付き合ってはいけない男性の職業。

今でこそ古いなーと思うけれど、けれど、このマスターの接客を見てれば思う。

これは、惚れてしまうと。

「あの、マスター。失礼がなければ、今、おいつく何ですか?」
「私ですか?私は、今年で32歳になります」

やっぱり若かった。
私よりは年上だけど、何処か若くて、でも、とても落ち着いてる人。

「マスターは、ご結婚されてるんですか?」
「いいえ。結婚どころか、お付き合いしてる方もいませんよ」

私は意外だった。
こんな素敵そうな人を世の女性がほっとくだなんて。

「マスター、モテそうなのに………」
「あははは、モテそうですか?私」
「はい。とっても」

そうですか。というマスターの顔は、何だがずっと笑っている。
私、可笑しいこと言ってる?

「マスター、どうして笑っているんです?
私、可笑しいこと言ってます?」
「いいえ。楽しい会話だなと、純粋に思っているだけですよ」

あってたったの数十分間。けれど私は、マスターの事でいっぱいになってしまそうだ。
私、初対面の人の事を気にしてる。

私がこれから先、このバーに通うことになるのは言わずもがなだが、この先どうなるかは、お楽しみということで。

9/27/2023, 11:08:38 AM

【通り雨】

「通り雨だ。」

一人呟いた声は雨の中に消えていった。
さっきまで晴れてたのに。
そういえば朝の天気予報で通り雨に注意とか言ってた気がする。
まあ折り畳み傘は常備してるから困ることは無いが。

「はぁ…。」

またしても呟いた声は雨に包まれ消えた。このまま私を包んで消してくれれば…なんて。

最近嫌なことが続いている。
今日も仕事でミスをし、落ち込んでいた為かかなり重大なミスをした。挙げ句の果てには取引先の方にお茶をかけて、上司に烈火の如く怒られた。
それだけじゃない。仕事も、人間関係も、恋愛も何もかも上手くいってない。
こんなんじゃ誰だって嫌になるはずだ。

そんな私の気持ちをよそに、いつの間にか通り雨は過ぎて青空が広がっていた。
そういえばこんなに晴れたのは久しぶりだな。

「…あ。虹。」

傘を閉じ、なんとなく、清々しい程の空を見上げるとそこには虹があった。
通り雨に洗い流されたかのように心が少し軽くなっていた。
そして何故だか、虹を見てると少しだけ、ほんの少しだけだけど、頑張ろうと思えるのだった。

「…明日も頑張るかぁ」

自分に言い聞かせるようにも聞こえることを呟きながら、大きく伸びをした。


・初投稿
・初心者
・語彙力皆無 …です。

9/27/2023, 11:07:56 AM

朝から水をかぶった。

まさに物語みたいな『イジメ』

ほんと、何歳なんだか、

そんな私の唯一の味方は『本』。

今日もいつもの本屋に通う。

ここは裏通りで、『イジメっ子達』は滅多に来ない。

ガラガラ

、、、あれ、

いつも聞こえてくる声が聞こえない。

いつもは戸を開くと

『お、せりなちゃん。お帰り。』

そういうオジサンがいるはずなんだけど。

『、、、いらっしゃい、』

そう、本を読んで顔も上げないオニイサンがいた。

、、、なんだ、オジサンじゃないのか。

『、、、』

オニイサンはやっと顔を上げた。

と、思ったら、

『、いつものオジサンならいないよ。』

そう言った。

、、、

『、、、え?』

『いつものオジサンでしょ?カラダが悪いんだとさ。』

『、へぇ、』

オニイサンが仏頂面のせいで、反応が歳上にないするモノじゃなくなってしまった。

『で、キミ、おすすめだよね。オジサンはこれがいいとさ。』

そういい、いつもオジサンが選ぶような作者、雰囲気の本を渡してくる。

『、どうも、』

居心地が悪い。

私は、とっとと会計をして店を出た。

すると、雨が降っていた。

、、、傘を持っていない、

、あーあ、

、そこに、イジメっ子が歩いてきた。

、最悪、

罵声を浴びせられる。

、、、なによ、ほんと、

、、、運が悪い、

散々言ってスッキリしたのか、イジメっ子は帰って行った。

あーあ、雨、止まないかなぁ、

なんて考える間もなく、

雨は止んだ。

通り雨だったらしい。

きっと、イジメっ子をつれてきたのだろう。

ちなみに、次の日、『いつものオジサン』は店にいた。

何もなかったような顔、たたずまい。

いつもの会話。


私はこの不思議な日を、

『不幸を呼ぶ雨雲の日』

と、呼んでいる。










お題_通り雨
10作目_

9/27/2023, 11:01:49 AM

"通り雨"

「うわ…」
 用事を済ませた帰り道、急に雲行きが怪しくなり近くの店の屋根の下に行くと同時に雨が降り出した。
「雨降るなんて聞いてねぇぞ…」
 スマホを取り出して天気アプリを開き、雨雲レーダーを見る。雨雲はそんなに大きくなく、少し待っていれば雨が止むだろう。
──さて、どうするか…。このまま止むのを待つか、店に入って時間を潰しながら待つか…。
 うーん、と少し考えていると、優しく柔らかな雨音が鼓膜を揺らした。
──まるで歌ってるみたい。
パラパラとリズミカルに落ちる雨音に、ふいに鼻歌が出る。
「フ〜フフ〜フフ〜フ〜フ〜…♪」
 パラパラと降り続ける雨とのセッションに体が揺れそうになるが、人の目があるので抑える。
──まさか、雨を《楽しい》と思う日が来ようとは…。けど…いいな、こういうの。
 そう思いながら鼻歌を口ずさんでいると、いつの間にか雨音がしなくなり空を見上げると、洗いたてのように澄み切った青い空が広がっていた。大きく深呼吸すると、洗いたての空気が鼻腔を通る。
「…気持ちいい」
 そう言うと足を踏み出し、再び帰路に着く。その足取りは心做しか、とても軽かった。

9/27/2023, 10:55:53 AM

うつくしい、空だった。
晴れているのに、さぁっと雫が落ちてアスファルトの匂いがした。
折りたたみ傘を出そうとコンビニの軒先に入った。

刹那。

聞きなれた音と、雨をすりぬけるような声。
開くドア、油の香り、車へ走る人。
弾かれたように目を向けた先には、笑顔で働く姿。

だれかのえがおが、声が、世界を。
動かしている。
そう体感したぼくもまた。

だれかに支えられているんだ。


「通り雨」

9/27/2023, 10:54:10 AM

これもまた通り雨だろうと受け入れて
ずぶ濡れのまま日々を生きた
雨に洗われた眼鏡で晴天を見る時だけが救いだった

(通り雨)

9/27/2023, 10:48:01 AM

#通り雨…

あいつは私の通り雨…

気ままに愛を囁いて
蜜を吸い終わったら
気ままに次の華々へ
後に残すは冷たい雨…

あいつはただの通り雨…

決してひとつの場所には
留まれない
降るだけ降らして
消えてなくなればそれでいい…

9/27/2023, 10:47:45 AM

通り雨

ついてないなぁ

ぽつぽつと水滴を感じて
慌てて軒下に避難するも
みるみるうちに大粒の雨が
地面に叩きつけられていく

こんな時に限って
傘を持ち合わせていないし
時折吹く突風に
傘なんか役には立たない

気が付くと
同じ境遇の人たちが
続々と軒下に走り込んでくる
会話はないけれど妙な一体感

どのくらい経っただろうか
降り出した時と同じように
唐突に雨は止んで
差し込む光に導かれるように
人々は解散していく

また降られないうちに
早く帰ろうか

9/27/2023, 10:46:56 AM

雨だって通り過ぎていくのに、ここに留まり続けるは何者か。

9/27/2023, 10:44:58 AM

#通り雨


アスファルトの森に

突然の雨

足元を濡らしながら

奔る 惑う人々

微かに覗く青空を

恨めしげに見上げながら

舞い踊るひかりの雫を見ていた

この世界は生きてる

いのちのエナジーに満ち溢れている

めまぐるしく変化する

この地球(ほし)に生まれ

どうにもならない愛ある力か

優しく時には残酷に

私たちをもてあそぶんだ

濡れてしまったカラダに

また温かさが戻る頃

ほら七色のラインか放物線を描き

希望という明日へ届けと

生命の歌を紡いで見せた

9/27/2023, 10:42:47 AM

通り雨
うわっすごい雨!!ゲリラ豪雨かなでもあっちは晴れてるよ。すぐ止むでしょ~待ってられない!
渡っちゃお~家は?すぐそこだし帰ったらシャワー浴びればいいや~
通り雨ってきくといつも激しい雨なのでゲリラ豪雨かなって思う
小雨なときはあるのかな?
帰りに降ったらまあいっかな気持ち
いきに降ったらえーーいま降るの?最悪ーー
降ってていいなって思ったのは自分が泣いてて雨にうたれるから泣いてるって気づかれないラッキーって感じたこと。
基本ネガティブなイメージです。いつポジティブになるかな

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