踊りませんか?』の作文集

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踊りませんか?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/4/2024, 4:43:32 PM

夢の中で踊りませんか?
現実で1人でも、夢の中なら2人で踊れる。
2人きりの世界。
小さくてキラキラした箱の中。
くるくる回る。
それは綺麗で寂しくて愛に満ちた空間。

10/4/2024, 4:40:40 PM

「踊りませんか?」
あなたが試すような目で手を突き出してきて、その手を躊躇うように取った。
取っていい物だったかも足を運び出した今では分からないが、どうせ2人を賑やかすものは空を明るく照らす月と、周りの植木たちと花だけなのだ。
どこの誰も、男と男が手を取って、男の私が見様見真似で覚えた女性パートを踊ろうが、そのミスをフォローしてくれようが、だれも、誰も見てない。
身体と共に心も踊った。
楽しいと同時に曲が終わる頃、離れなければいけない悲しみに涙した。
きっとこんな気の迷いなどこれっきりなのだから。

10/4/2024, 4:28:46 PM

昨日見た
くるくる回る
ばれりいな
思い出しつつ
よちよち回る子

10/4/2024, 4:25:10 PM

「踊りませんか?」
…これまた人生の中で
一度も言われたことのない言葉である。
そもそも、そういうダンスを必要とする機会に
巡り合ったことがない。
強いて言えば体育のフォークダンスくらいだろうか。
しかし、あれはお互いに仕方なくの結果である。

では、自分が踊り始めるのは一体どんな時だろう。
なんか元気で、気分が乗って、
変なダンスをし始めることはある。

そういえば、友達とカラオケに行った時に
なんとなくそんな気分になり、
両手を合わせてニョッキニョッキと屈伸運動をする
「たけのこダンス」をし始めたら、
友達ものってきてしまい、
部屋がたけのこだらけになった。
完全に無意識ではあるが、これも自分が
「踊りませんか?」と誘いを掛けたことにになるのだろうか。

誰かと踊るためには、その相手との信頼関係が
どうしても必要になる。
形はどうであれ、踊る相手がいることは
きっと幸せなことなのだろう。

10/4/2024, 4:23:22 PM

自分の正しさのために、誰かの間違いを指摘してはいけない。

結果的に、その誰かが否定されたと責めてくる時は、
その人は自分の過ちに気がついている証拠なのだ。
気がついているけれど、それを認められない証拠。

自分の信じてきた概念、解釈が歪んでいると気づいた時、
それを認めるには勇気がいる。痛みを伴う。

私は正しくない。正論を振りかざしたくない。
しかし、私の理論は正しくて、正論で、友人だと思っていたものを思いがけず傷つける。
彼等は己の心を守るために暴言を吐き捨てる。
哀れな生き物。ほとんどの人間はそうだ。
私が彼等に正しさを説けば、彼等は手のひらを返したように、私を排除するために動くだろう。なぜなら人は、嫌な現実から目を逸らす生き物なのだから。

私は必ずしも、自分が正しいとは思わない。
けれど、目の前で起こる事象の全てが、私の行動の正しさを裏付ける。

起こると思っていたことが、避けようとしても起こるのだから。私は自分の行動はコントロール出来ても、愚かな友人の行動をコントロールできるわけじゃない。

私は、友人が欲しいと望んだ。
必要もなければ欲しくもない友人を求めて、執着した。
彼らを守ろうと思った。

彼等は私がひとりぼっちでいたことなんて知らない。私は、彼等が思うより、彼等に執着し、大切にしていた。
彼等には隠していた。私のこれが、彼等にとって足枷になることを知っていた。

私は誰よりも自由だ。

ひとつの所に留まれない。

ただ、ほんの少し離れがたくて、守りたくて、執着してしまった。お別れの時が来た。

それだけの話。

10/4/2024, 4:15:38 PM

踊りませんか?

木の角材を何重にも重ねた大きな炎の柱が優しく燃えている。
優しい炎の周りを何十組もの男女ペアが楽しそうに踊る。
丁寧に踊る組、写真で自分をたてる組、
ふざけてウケを狙う組...
色んな組が炎の明かりに照らされる。

文化祭の打ち上げ、というか本日のメインディッシュと
言えるくらいの恒例行事。
大きなキャンプファイアを真ん中に男女ペアが踊る光景は
2年目だけど圧巻だ。
きっとこの日のためにあそこで踊っている男女は
自分磨きに相手の好感度をあげたのだろう。

俺はと言うと...1人でその景色を少し離れた所で見ている。
大きい炎のせいか離れてても温かさが伝わる。

1人の理由は特にない。
仲のいい女子どころか男子の友人も壊滅的に少ない。
その友人も友人の友人のもとへ行ってしまった。

こうやって1人になってるのは
自分が努力しなかった結果だろう。
別に哀しさとかはないけど...あそこで踊る男女ペアが
少し羨ましい。
スマホで時間を確認した。そろそろ頃合いだろう。

大きく伸びをして帰ろうと炎に背を向けると、
1人の女子と目が合った。

「あ、あの...もう帰られるんですか...?」
「え?あぁ、はい。」
「そうですか...、あの!どうしても仲良くなりたくて...
良ければ私と踊ってくれませんか!!」

確か隣のクラスの...一度も話さなかった女子だ。
仲良くなる工程は随分と飛んでるが、
こんなに真剣にお願いをされて断る人はいないと思う。

「俺でよければ...」
「あ、ありがとうございます!」

心の奥底で小さく燃え上がる何かがあった。
キャンプファイヤーからもらい火でもしたんだろう。

語り部シルヴァ

10/4/2024, 4:14:58 PM

私が今日も塾疲れたと

つぶやきながら、

歩く夜道に立つ

一人の美少女

彼女もかなり疲れてるようだ

と思いながら、チラ見する

次の日また会った

どっちも首の皮一枚ギリギリだ

勇気を振り絞って放つ言葉

踊り狂いませんか

10/4/2024, 4:14:41 PM

誰にも何にも吐き出せない私は

星の無い靄のかかった夜空を背に

独り不埒な踊りを舞い、

悲劇のヒロインを気取り、

とうとうアスファルトの上に倒れ込む。

さよなら世界。

さよなら貴女。

10/4/2024, 4:12:30 PM

「踊りませんか?」

 教室の隅に集まる埃のような存在が私だった。むしろ本当は私が埃なんじゃないか、椅子に座って大人しくしているのが本当は埃なんじゃないか、二つの存在が入れ替わっているのではと思わされるほど、私が埃っぽくてじめっとしていた。むさ苦しいよね、とにたにた笑みを浮かべながらこちらを見てくるクラスメイトの視線を感じながら、体を縮こませることしかできない。視線を向ければ一溜りもなく更に暴言を吐かれるだけだった。
 そんな私に声をかけてきたのが彼だったから、そんな視線は余計に強くなった。本当にはた迷惑。私の平穏を脅かす彼はさも当然のように私の名前を呼んで、慣れたように体に触れてくる。図々しいにもほどがある。しかし私は彼の手を振り払うこともできず、ただ嵐が去るのを待つしかなかった。
 私はシンデレラなんかになりたくない。だから、彼の言葉には顔を向けないと決めているのだ。
「ねえ、今度一緒に遊びに行こうよ」
 例え相手が産まれた時から一緒に過ごしてきた幼馴染みであっても、中学で分かれ高校で再会したのであっても、彼の手を取ることは、私が王子と共に踊ることと同義となるのだ。

10/4/2024, 4:12:21 PM

踊りませんか?

ふと落とされた言葉に、はたと顔を挙げ声のした方を見ると
その言葉を落とした人物はこちらを向いていない
場にそぐわぬ言葉だ、と、そのまま彼の顔をじっと見つめた。

夜も深い。終電はとうの昔に過ぎていった。そして始発までちょうど折り返しほどだろうか
ここはそう都会ではない。だが、何時になっても駅前は明るい。始発ほどまでやっているカラオケもBARもある。
まぁ、私達はそこへは行かずにこうして公園にあるブランコに腰掛けて、手には500mlのアルコール飲料を持ちながら駄弁っていたのだが。

酔いも回り、ふと数分、無言の時間が流れる
居心地が悪いわけでもなかったが、まったく気にならないほどではなく、さて次は何を話そうかと思考を巡らせていた所だった。
件の台詞がこぼれ出たのは

彼は依然としてこちらを見ないでいる。前を向いているから、私からは表情が読めない。
意図はわからないが、どうやらシャル・ウィ・ダンス…と彼は言いたいようだ。
私は遊具から立ち上がり、彼の顔が正面から見える位置まで歩いてしゃがみ込んで、首を傾げた。

彼はその行動を目で追っていたが、私の顔にやっと焦点をあわす。
また少々無言の時間が流れたが、彼はやっと重い口を開いた

こんな夜に あなたと踊りたい

私は笑ってしまった
その言葉の意図なんかひとつも分からなかったのに
彼の目や、表情や、身振りひとつで、
この不器用な男の気持ちが分かってしまったからだ。

私は立ち上がって、男の手を取った。

ええ、踊りましょうか、と笑いながら。

10/4/2024, 4:06:47 PM

わたしと。



どこか気になるあの人

無口そうで
どこか優しそうな

話したこともない
時々目に映る君に
心が踊る

興味のないふり
心中は高まる

次また会えたなら
この想いを…

ねぇ、
わたしと
踊りませんか?

10/4/2024, 4:01:44 PM

「すぐに死なないとダメですか?」眩しいくらいに光っている星のすぐ下で屋上から身を投げようとした僕にその女は言った。「どうせ死ぬならちょっと私と踊りませんか?」
は?何を言ってるんだ。どこのだれだかわからない女にそう言われ、言葉が出ない。理解のできない時間が数秒過ぎた時、飛び降りる寸前の場所までいたはずの自分がその女の目の前にいた。そしてまた沈黙が続く中、その女と真剣な瞳で向き合っていたのだ。惹きつけられる瞳に曇りはなかった。何が起きているのか分からないが、あの瞬間だけは死ぬことを忘れていた。今になってもあの瞬間が不思議でたまらない。思い出そうとしてもその後の記憶はなく気づけば屋上で朝を迎えていた。どう考えても夢のような話だが本当の話だ。間違いなくあの日誰かに助けられて今を生きている。

10/4/2024, 3:59:51 PM

踊りませんか?

そう言って手を差し伸べたのは美しい貴方でした。
とても鮮やかな赤のドレス身に纏い、その柔らかな手をスッと差し伸べてまるで貴公子の様に軽く膝を折ってましたね。
 それに私は軽く笑って
「逆ではありませんか?」
 と問いました。
 そうしたら、貴方はいつもの様に笑って
「なぜ私が待たなければいけないの?
 待つくらいなら迎えに行くわ」
 と、勝ち気に笑っていましたね。
 私はそれに思わず見惚れました。
 あぁ、いえ、惚れ直しました。
 私は貴女の潔さと強さに惚れ込んだのです。
 ですから、

「大丈夫ですよ、愛しい人」

 死が貴女を迎えに来ても貴女は笑っていましたね。
「悔いが残ったとしても私の人生は最高だわ
 だってそれも私だもの」
 そう言って最期までも鮮やかなまま。

「結局、最後までも貴女に迎えに来させてしまいましたね」
「あら、言ったじゃない
 待つくらいなら迎えに行くわって」

 男としては情けないのかもしれません。
 しかし私は、とても幸福な人生を送りました。
 彼女の鮮やかな色と感覚を常に見れていますから。

10/4/2024, 3:51:25 PM

【踊りませんか?】*118*

リズム感ありませんが
リードしてもらえますか?笑

いくつになっても
美女と野獣のベルのような
素敵なドレスを着ることに憧れます

素敵なドレス、雰囲気、音楽、お酒…
そして一緒に楽しめる相手がいたら
最高です

♪ココロオドリマス

10/4/2024, 3:50:10 PM

ようやく秋っぽくなった
 今日この頃

 畑のいっかくに
 アタシの好きな
 ‘’彼岸花''を発見

 “彼岸花''…アタシは昔からこの花が好き
  
 なんか…
 凛としてて、情熱的でもあって、怪しくて、妖艶で
 エロくて…でも、儚げで、脆くて

 女性的な感じがする花だなぁ〜って

 アタシはこの花が大好き

 彼岸花の様に、怪しげな女性に憧れる人は
 結構多いのかもしれない…。




     お題は違うけど…

        梅茶々

10/4/2024, 3:46:55 PM

「踊りませんか?」

こんな品よくお誘いされるのは、

きっと、社交ダンスぐらいだろう。

そもそも日本で一緒に踊るのは、

盆踊りぐらいしか思い浮かばない。

もし盆踊りで

「一緒に踊りませんか?」

と紳士に言われ、

その紳士が盆踊りを始めたら、

心の中が複雑になりすぎる事が

私には容易に想像できる。


【踊りませんか】

10/4/2024, 3:43:54 PM

踊りませんか?っていったらあれやな
2人でおどるやつやんな?
思い浮かぶは 仮面舞踏会
囁く紳士
Shall we dance?

おのおのソロで踊る場合も
踊りませんか?っていうんかな
とか考えてたら 脳内で
踊り始める タケモトピアノ

いや、いい加減寝ろってな
でも、ソロで寝るんはさみしいな
試しに ここで囁いてみよか
一緒に寝ません?
Shall we sleep ?

10/4/2024, 3:43:42 PM

#踊りませんか?

ディズニープリンセスになって王子様に言われてみたい台詞だ。

しかし私はソーラン節しか踊れない。

10/4/2024, 3:39:01 PM

金曜日
退勤したら
あと2日
誰にも渡さぬ
私の時間

#踊りませんか?

10/4/2024, 3:24:56 PM

「大丈夫?」


放課後、誰も居なくなった黄昏時の教室で今にも居なくなってしまそうな、そんな表情の彼女に声をかける。
夕焼けで赤く染まった教室にいる彼女の目が赤くなっているのはきっと、夕焼けのせいではないんだろう。

何でそんな顔をしているのかも分からないし、何でそんなになるまで親友である私に何も言わなかったのかも分からない。
少し怒りを感じていると、彼女は消えてしまいそうな弱々しい笑顔で「大丈夫。」と彼女の綺麗な声で返事した。

でもその声は前聞いた時よりもずっと、小さかった気がする。

大丈夫だよって言う割には全然大丈夫では無さそうで明日学校で会えるのかも分からなくて、彼女の白い肌が透けて見えて、不安だった。

サラサラのロングヘアーの、黒曜石みたいな瞳の、肌の白い、綺麗な子。
今はそれが幽霊みたいに見えて、心の底を冷たい不快感が襲う。

本能的にこの子は放っておけば死んでしまうって事を悟り、つっかえる喉を必死に動かして、言葉を紡ぐ。


「…あのね、ホントに大丈夫な人は「大丈夫?」って聞かれても「大丈夫」なんて答えないんだよ。大丈夫な人はね、「何が?」って答えるんだ。だって、何が「大丈夫?」なのかが分からないから」

「それで、本当に大丈夫じゃない人は「大丈夫」って答えるんだ。だって、自分が大丈夫じゃないって事を分かってるから。」


彼女の顔は彼女の綺麗な黒髪に妨げられてよく見えない。
でも何となく、どんな表情をしているかわかる気がした。

「…ねぇ、もう一回聞くよ?」


「大丈夫?」


「…大丈夫だよ」

「……分かった。ハンカチ貸してあげるから、まずはいっぱい泣きな」

不器用な彼女が出したSOSを理解しないほど、私は彼女の友達を長くやってない。
声を押し殺して、唸るように泣きじゃくる彼女を黄昏時の中、夕焼けに照らされたカーテンに見守られながらずっと、抱きしめていた。

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