赤い糸』の作文集

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赤い糸』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/30/2023, 3:41:30 PM

「ねぇ、運命の赤い糸で繋がってるって言われたら信じる?」

ある時君はそう言った。僕にはどういうことなのか、どんな意味があって言ったのか分からなかった。

「信じてる人はいるんじゃない?僕は運命論なんて信じないけどね」

僕はそう冷たく言い放った。少し君の顔を伺うと何故か悲しそうな目をしていた。

「そっか。人それぞれだもんね」

君は辛そうに笑った。
そう言ってから君の姿を見ることは無かった。



あれから、あの会話してから、僕の時間は止まったまま。今になって君のことが大切だったなんて言っても遅い。それでも僕は君と繋がっていたことを嬉しく感じる。あの会話は僕が赤い糸の話を少し信じるようになったきっかけの話。

6/30/2023, 3:33:24 PM

赤い糸


赤い。
赤い彗星。
シャア。
池田さん。
好き。

6/30/2023, 3:31:36 PM

「赤い糸」

 私の運命の赤い糸は三本ある。

 私の生まれた場所には、真っ直ぐ南に大きな汽水池があり、その池の向こうに小さな社があった。「白竜さん」と呼ばれていた。 
 子どもの頃、池の淵でこんこんと水が湧き出る場所があり、お気に入りの場所だった。あれは九歳の時のこと。いつもの場所で遊んでいたら、家の裏山から蛇がぞろぞろと川の様にやってきた。あまりの多さに恐怖で立ちすくんでいると、足の間をすり抜けながら、池の中へと入り泳いで行った。白竜さんの鳥居に黒い丸が現れ、蛇はその中へと消えていった。その三日後、台風で裏山が崩れ家がなくなった。家族は避難していて全員無事だった。
 祖母は毎朝、白竜さんにお水をお供えして手を合わせていた。   
 
 私はやがて結婚して蛇歳生まれの息子ができた。やがて離婚して、大きな手術を受けた。その後、たくさんの神秘体験を繰り返した。その中で最も印象的なものが悪魔との戦いに苦しんでいた頃、
「私もあなたを守ります」と現れたのが白竜さんだった。私の周りにトグロを巻いて隠してくれた。

 その後、私はいまの夫と出会うことになる。初めてデートした時、植物園が閉園していたので、近くの深大寺に行く事になった。そこで出会ったのが、こんこんと湧き出る泉だった。いまの夫も蛇歳である。
 赤い糸は一本とは限らない。手術は二度目も成功して、まだ何とか生きている。しかし今のところ治る見込みはない。先日、息子に初めて白竜さんの話をした。私はガラスの龍を祀っていて、毎朝手を合わせている。息子に死んだら龍の世話を頼むとお願いした。手を合わせると白竜さんの社がまぶたに浮かぶ。
「私と白竜さんはこの龍を通じて繋がっている」
 そんな話をした。白竜さん、息子、いまの夫。私は今生、三本の赤い糸で結ばれたご縁があった。来世でも、いずれかとのご縁があります様にと祈っている。

6/30/2023, 3:09:18 PM

赤い糸ってほんとに存在してるのかな
いやっもし存在してるなら好きはこんなに苦しい気持ちじゃないよね

でも私運命はあると思う
根拠はないけど、これ運命だなって思う瞬間はある
恋に限らずいろんな場面で
なんかこれは必然的に起こったことなんじゃないかって思う
でも赤い糸は運命とも言えるけど運命ではないと思う

      ──────「赤い糸」

6/30/2023, 3:02:25 PM

小指の先を不注意で切ってしまったとき、古い本を開いたときのように、ふいに幼いころの記憶が香った。

 あの頃、私の世界はひどく狭い箱庭で、そこで近所に住む、少し年上の女の子と過ごす時間こそが、すべてだった。

 いつだったか、白詰草で花冠を編んでいたとき、彼女が笑いながら、私の小指に細い茎を巻きつけたことがあった。青々とした薫りにむせ返りそうになりながら、笑いあった午後の庭。
 お花の指輪似合ってるね、と褒められた私は、甘い砂糖菓子を貰ったときのように、喜んだものだ。
 そして、わずかに身を乗り出しながら、彼女が内緒話をするみたく耳元に口を寄せるのが、くすぐったかった。

『指輪があるから、もうこれはいらないよね』

 何を言われたのか分からなかったが、直後、身体の中に手を突き込まれたかのような、おそろしい感覚に撃たれたことと、周りの世界が、パズルのピースをずらすように、カチリと動く音を聞いたことだけは、はっきりと記憶している。
 逆にいえば、それ以外はなにも分からない。けれど、それを境目に、何かが変わったのだということは、子供ながらに理解していたように思う。

 小さな切り傷から、血が線のように浮き上がるのをぼんやりと眺め下ろす。
 あのとき、彼女が私から取り去っていったものについて考えようとするたび、もやがかる頭の中には、決まって血の色をしたリボンが閃いた。その幻に魅入られているうちに、いつだって何もかもどうでも良くなってしまう。

 彼女がいらないと判断したのだから、きっとそれで良いのだ。たとえ、私の視界を覆うように、柔らかなリボンを振りまく彼女の名前すら、欠片も思い出せなかったとしても。

(赤い糸)

6/30/2023, 3:01:39 PM

星月夜

ながいまつげに キスをして

キミの小指に そっと結ぶよ

遥か むかしの

秘密のおまじない



* 赤い糸 *

6/30/2023, 2:52:26 PM

『もしも』


運命の赤い糸。それは、将来結ばれるべきお相手へ繋がる見えない赤い糸。

いわゆる運命の相手ってやつだ。

私の小指にも、運命の赤い糸ってあるのかしら、なんて思ったりすることもある。
そんなのただの迷信だって分かりながらも、本当はそんな糸があればいいのにと思う。

そう考えるわけはつい先日、4年付き合っていた彼と別れたからでもある。理由は彼の浮気。私には魅力がなかったのかも。

もし運命の赤い糸ってやつが見えたら、こんな苦しい思いはしなくてすむんじゃないかなと思う。

なんて思いながらベッドにダイブする。

その晩は赤い糸について考えていたからか、運命の人に出会って恋に落ちた夢で終わった。


お題:《赤い糸》

6/30/2023, 2:51:36 PM

「私にとって 
 運命の赤い糸で結ばれた相手は 
 ただ1人 あなただけ」

娘の時分に読んだ、ロマンス小説ばりの
そんなセリフを言えるのは、
現実に何人いるだろう。

結婚した人の六割は、
離婚を考えたことがあるという。
私も例に漏れずその何割かの1人。

ちくちくとしたモラハラ風嫌味。
家事も育児も、私がギリギリ耐えれるだけの負荷をかけてくる。

絶対離婚してやる!という決定打は無い。

今、私の赤い糸の片方は、
ふらふらと風に吹かれている。

誰がそれを捕まえてくれるのか、なんて、
白馬の王子様を私は、
こんなオバサンになっても、
夢見ているらしい。

今宵は昔読んだ小説でも引っ張り出して、 ハラハラドキドキしてみるか。
夫とはとうに別寝室。
誰に気兼ねするでもなく。

「運命の赤い糸切れてる時間」を楽しもう。

6/30/2023, 2:47:16 PM

テーマ“赤い糸”

赤い糸の話というと
昔読んだ女児向けホラー漫画(夏限定でホラー特集があった時)で
赤い糸の結ばれた先が
死んだ後に、死後の世界から
迎えに来て、主人公の女の子も死んでしまう
っていう話があった。
(ホラー作品だけ集めたコミックに載っていたけれど、多分絶版になってると思われる)
それ以降、赤い糸がロマンチックな物とは思えなくなっている。

…まあ、普通に運命の相手と結ばれてて〜なハッピーエンドの話も読んだことはあるけれど
ホラー系の話ってかなり印象に残るんだな…と思ったり。
怖い話は嫌いではないけれど…
死後の世界から、好きだった相手が迎えに来た時
主人公は他の男の子と付き合ってる描写があった気がするから(此処は定かでは無い)
可哀想だなと…思ったり。

後味悪い話だなと。

他に赤い糸と言うと、後は
なんかドラマ化した作品に
好きな役者が出るから見てたら
めっちゃドロドロしてた話で…
凹んだっていう思い出もある。

結局、赤い糸怖いってのが感想かな。(酷い)

6/30/2023, 2:45:14 PM

赤い糸は
運命の糸
運命の相手と繋がる糸だと言われている

運命の相手と言ったら
一般的には
恋人とか結婚相手とかだよね

確かにそうだと思うけど
私は運命の人って
それだけじゃない気がするの

一生一緒に居ることを
思い浮かべられる親友とか
因縁の相手だったりとか

出会うべくして会った人は
みんな運命の人なのかなって思うの

そしたら運命の糸は
複数あることになるのかな

6/30/2023, 2:38:28 PM

────赤は血の色。────


世の中には『運命の赤い糸』というのがあるよね。
なんで赤いのかな。

僕は、赤は血だと思うんだ。
運命に抗おうとして、自らの糸で自らを切ってしまう。そうして、糸は赤くなったっていう話。

まぁ、これはただの僕の妄想の話であって、実際は赤は情熱とか、そういう理由でつけられたんだと思う。

これは僕の意見だけど、運命の赤い糸ですんなり結ばれる、そんなありふれた話なんて面白くないじゃない?

だから、僕は必死に運命に抗ったりする悲劇を推したいな。



お題【 赤い糸 】

6/30/2023, 2:38:10 PM

「小指に結ばれてる」
とか言われてるけどさ。

もっと分かりやすくしてよ

#7 赤い糸

6/30/2023, 2:38:09 PM

「私はこの人と赤い糸で結ばれているのかな?」
って考える余地を与えない人が、貴方と赤い糸で結ばれている人。

6/30/2023, 2:36:19 PM

―赤い糸―

“赤い糸ってさ、切れちゃったりするのかな
さぁ?わかんない
でも、もし切れるなら、
何をきっかけに切れるんだろう
んー…大人になったら分かる…かな?
大人なれば、ね…”

遠い昔のそんな会話を
ぼんやりと思い出していた
特別、大切な思い出だったわけでもなかった
いや、思い出というよりかはただの記憶
それ程、内容の薄い話
思い出したのは今が初めてだった
こんなことよく覚えてたなとすら思える
そんな記憶だった

急に思い出したのは多分、
私が今、ほんとに何も考えていないからだ
息をすることも忘れてしまったかのように
ずっとぼーっとしている
勝手に頭で再生され続ける光景が
つい先程起きた本物の出来事だなんて
信じられなくて受け入れられなかったから

赤い糸が切れる瞬間
私の身につい先程起きたそれは、正しくそれだった
これが理由だ、なんて明確なものはない
手元にあるスマホにしか向けない視線
あれこれ言っても冷たげな生返事
約束してもドタキャンや破棄が当たり前
出張だとか飲み会だとか、顔を合わせる暇すらなく
塵のように小さなことが積み重なっていき、
ただ、“多分、これでお終いなんだな”と
静かに悟るのだ
赤い糸は、そのとき初めてぷつりと切れる

台本通りとでも言うように淡々と
事は進展していった
あのときああしていればなんて、
反省や後悔は何も無かった
もう今となっては何でも良かったし
どうでもよかったから

ただひとつだけ、後悔があるならば
赤い糸何てもの、創らなけりゃ良かった

6/30/2023, 2:32:41 PM

分からない
赤い糸あるかもしれないけれど
わたしにもあるかもしれないけれど
なにせ向いてないんだろうな
あんなにいい人を不快にさせるんだから
ごめんね、本当にしんどいの
何か分からないけれどしんどい
なんなんだこのしんどさは
最早自分が自分で不快

6/30/2023, 2:31:21 PM

お題「赤い糸」


「先輩っ!!」

走りながらこちらへ向かってくる彼女。

「どうしたの?」

「引越すって本当ですか!?」

息を切らし焦っている。

「情報早いな、、」

困ったように頬をかきながらそう言うと彼女眉を下げ泣きそうになっていた。

「ごめんね、本当なんだ」

「私、先輩と離れたくないです!」

「、、僕も出来れば咲良ちゃんと離れたくないんだけどね、、」

優しく頭を撫でて彼女を落ち着かせる。

「ひっく、、う、うぅ、、」

「ごめんね、」

「要命せんぱぁい、、っ」

「大丈夫、僕らは離れてても一緒だよ」

泣きついてくる彼女を宥め軽く口付けをした。

「僕のこと覚えててくれる?」

「もぢろんでず、、!」

そう言って泣くのを我慢している彼女。

それさえ愛おしく思いながら再度頭を撫でる。

「それじゃあ、行くね?」

「はぃ、、」

「必ず迎えに来るから待っててね?」

「っ、、はい!!」


ーそれから2年後ー


「さーくら!」

「わっ!?」

「ちょ、ちーちゃん!びっくりしたじゃん」

「ごめんごめんw」

小さな公園で2人の少女がじゃれあっている。

その2人を見つめる1人の青年。

そして彼は1人の少女の元へ歩き出した。

「咲良ちゃん」

「、、!!」

「久しぶりだね」

「要命、せんぱ、い、」

少女は目を見開き驚く。

「迎えに、来たよ」

「っ!先輩!!」

少女は青年に抱きついた。

そして2人の手には見えない赤い糸が結ばれている。

「ただいま」

「おかえりなさい」

2人は微笑み合い口付けをした。


END

6/30/2023, 2:30:38 PM

赤い糸

運命の赤い糸
青い糸もあるんだったけ

繋がってるなら
手繰り寄せれるよね

無理矢理に
手繰り寄せると絡まるんだったけ

どちらにしろ寄ってはくる

切れてしまえる糸も
そこまでは繋がってるように見えるから
運命なのかもしれないね

いつから言われてるか知らないけど
昔はお見合いが主流だったらしい

自分に起こることは
どう捉えても運命的で必然

選べれることもあるだろうけど
ほぼ決まってると思う

選ぶまでに過程があるから
その道中にはある程度ね

どの道に行ってもいいけど
その先には運命があって
運命が定まっている

未来が決まってるなら
あとは自分がどう思えるかだけが問題で
それが全てかもしれない

結局は
どう思うのか
どう扱えるのか
どう出来るのか
そこに尽きると思われる

それも含めて現象だと思いはするけどね

自分だけが決めることじゃないし
人の数だけ運命があるわけで
どんな運命だろうと
問答無用で訪れるのが運命で
他人の運命に左右されちゃうわけですが

自分がどう思うかくらいは
自分で決めたいね

6/30/2023, 2:28:25 PM

「赤い糸」
誰にでも大切な人は存在する
家族、友人あるいは親戚あるいは教師
あなたにとっての大切な人は誰だろうか
その人と自分の心の繋がり
決して目に見えないけれど
必ず感じることが出来る
それが運命の赤い糸
その人に出会えたのは
当たり前ではないよ
奇跡の連続で成り立っている
大切な人を手放したくない時は
赤い糸を掴んで離さないことだよ

6/30/2023, 2:27:24 PM

私の小指には赤く、
弱々しい糸が何処かへと続いていました。

これはあの、
運命の赤い糸と言うやつでしょうか。

すると興味心が湧き、
糸の続く先へと進んでいきました。



それを見た時、私は何も動かず、
ただ呆然と立っていることしか出来なくなりました。

その糸先には、続きすらなく、
胸の前で1本の先のちぎれた糸が浮遊していました。


すると、そこへどこか楽しそうな男女の声が耳に届きました。
2人は、私と同じような赤い糸に繋がれていました。

その瞬間私は、
失恋したという現実に耐えきれなくなり、
後ろに重心が倒れてしまって尻もちをついてしまいました。

ははっ笑,,と、
枯れた笑いが零れて重たく落ちてきた髪を、さっとかきあげて視線を足元に移しました。


恋は、惚れてしまった者が負け,,,なんてよく耳にしますが、本当にそうだと実感せざるを得なくなった私でした。

6/30/2023, 2:25:51 PM

─赤い糸─

私には生まれつき、糸が見える。
相手と近付くと現れ、離れると消える。
小指と小指に結ばれている、不思議な糸。

小さい頃は意味が分からなかった。
親にも、友達にも、誰にも見えない。
そのせいで周りから可笑しな目で見られ、いつしかその事を隠すようになった。

バレて嫌われるのが、怖かった。

だから周りとの関係も深めないようにし、その度に糸が見えてないか気にしていた。
しかしいつの間にか、糸は見えなくなった。
安心していた。もう治ったのだと。

だが違った。治っていなかった。
そう気付いたのは、高校二年の頃だった。

私にも、親友と思えるほど仲の良い人ができた。
いつも通り、話しているとき、ふと気がついた。

私と親友の小指に、“黒い糸”が結ばれていたことに。

何で、どうして。
そんな疑問より、色が引っ掛かった。
今まで黒は見たことがなく、青や白ぐらいしか見たことなかった。
でもただバレたくなくて、知らないふりをした。

数ヵ月後。親友が屋上に呼び出してきた。

「どうしたの?」そう聞いても、親友は何も言わなかった。
ただボソボソと『...あん...の...いで。』と繰り返していた。
心配になり、肩を触ろうとした。
しかし彼女は、それを振り払った。そして、こう言った。

『あんたのせいで!私は幸せになれないじゃない!』


三日間書いてなくて申し訳ありません!
しかも久しぶりに書いた文章がとても長く、読みにくいですよね...。
本当に申し訳ありません!これからは出来るだけ書きます!
このお話の続きは、また後日に...。
以上、作者より(本っっっ当にすみませんでした)

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