『もしも』
運命の赤い糸。それは、将来結ばれるべきお相手へ繋がる見えない赤い糸。
いわゆる運命の相手ってやつだ。
私の小指にも、運命の赤い糸ってあるのかしら、なんて思ったりすることもある。
そんなのただの迷信だって分かりながらも、本当はそんな糸があればいいのにと思う。
そう考えるわけはつい先日、4年付き合っていた彼と別れたからでもある。理由は彼の浮気。私には魅力がなかったのかも。
もし運命の赤い糸ってやつが見えたら、こんな苦しい思いはしなくてすむんじゃないかなと思う。
なんて思いながらベッドにダイブする。
その晩は赤い糸について考えていたからか、運命の人に出会って恋に落ちた夢で終わった。
お題:《赤い糸》
6/30/2023, 2:52:26 PM