『花畑』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『花畑』
小さな頃、宇宙の外側には花畑があると思っていました。
今は、宇宙の外側には別の宇宙があると思っています。
でも、宇宙の外側に花畑があったほうが、たとえ非現実的だとしても、天国みたいで、なんだか嬉しい気がします。子供の想像力は、無駄な情報がない故にどこまでも自由で、どこまでも純真ですね。
大人になると忘れてしまうのは、花畑が枯れるように童心も枯れていくのかもしれません。
(「しばらく」とは2〜3日以上1週間以内らしいので、慌てて復帰しました。マイペースに参加していくつもりです。)
頭の中はお花畑。
そんな状態がずっと続けばいいのに。
現実なんて見たくない。
なんにも考えたくない。
〜花畑〜
「冒頭とか無しに、質問を君に投げかけようか。
なぜ、カナリアは走ってると思うかい?
では、手始めにカナリアは誰か。僕が先に答えてあげよう。カナリアは酒屋でバイトしている小娘だ。
語り手は誰かって、君は僕のことを聞かなくていい。
カナリアは走っていた。
踏めば歪む黒土。その黒土から、月に向かって真っ直ぐ伸びている謎の植物をかき分けて。
されども前に進んだ気はしなかった。
何度も植物を左右にかき分けたが、目の前は緑一色に染まっている。謎の植物は一向に消える気は無い。
そして足は黒土にどんどん嵌っていく。
進めば進むほど、まるで底なし沼のように足が嵌っていく。
ついには足の感覚は無くなる。
まるで……じゃなくて、本当に底なし沼だったんだ。
ああ、可哀想だね。カナリアは。
虚ろな目で絶望したように泣き叫ぶカナリア。
では、ここでカナリアの第2の情報を与えよう。
カナリアは残虐な大量殺人鬼だった。
何百人もの子供を可愛がっては弄び、殺した。
鉄パイプで気絶をさせてから、爪を一枚一枚剥ぎ、第1関節からハンマーで粉砕し、幼い子供の泣く声を聞きながら絶頂する。
さて、ここまで長話でした。君はカナリアに同情するかい?」
花畑といえば、ラベンダー畑を思い出す。
一面紫色の花畑。
そして、一面青色のネモフィラ畑もある。
もうすぐこの秋頃になると、秋桜畑も見ごろだろう。
どれもこれも美しい花畑である。
まぁ、私は行ったことないんだけど。(w)
■テーマ:花畑
“ネモフィラがいい”。
どこぞの観光スポットに感化されて、単純なキミはそう言った。新居の庭に植える花。もう少しガーデニングに最適なものにしたら、と言う僕の助言に耳を貸すことなく。そんなに広くないんだから好きな花を植えるべきでしょ、って。我が家にも青い花畑作ろうよ、って、得意気に笑って。
だから週末には土いじりする約束だったのに。
叶わなかった。
普通の日常が、突如として失われるという感覚は、こんなにもあっさりとしているのだろうか。他人事な感想しか浮かばないほどその時は呆気なくて。僕はまだ夢を見ているのかもしれない。そう思ったけど、夢は夢でも残酷な悪夢だった。
キミが事故に巻き込まれ、病院に運ばれ、我が家に戻ってきたは良いがまたすぐに逝ってしまった。キミが小さな箱になってからの滞在期間もほんの一瞬だった。涙なんて出る暇さえなくこんなことになって。わけが分からなくて。僕は生きる力を放棄してしまった。食事も睡眠もできなくなった。次第に衰弱しながら、このままキミの待つ空の向こうに行けるのならそれでいいや。そう思ったけど、周りが許してくれなかった。病院に担ぎ込まれ適切な処置をされ、僕は命を手放すことなくこの世界にまだいる。あの頃の僕は“生かされている”、と思っていた。だってキミの居ない毎日なんて生きてたって仕方ないだろう。なのに生きているのは僕の願望なんかじゃないんだ。
結局、死ねなくて何の希望もないまま季節が過ぎてしまった。また春が来る。キミを失ったあの春が。今度は1人で迎えなきゃいけない。
テレビにはあの青い花畑が特集されていた。テレビなんて、見るつもりないけど時々静寂に呑まれそうな時ただつけておく。夕方のニュースの中で紹介されていたネモフィラ畑は、僕らがデートで何度も行ったあの場所だった。
そう言えば。
彼女は庭にネモフィラ畑を作りたいって言っていたんだ。あんなことがあって、僕の記憶から忘れ去られていたことが、テレビの映像を見て呼び起こされる。うちにも青い花畑作ろうよ、って言っていた。
――彼女の願いを叶えなければ。
それだけが僕を突き動かした。突然の使命感に駆られ、僕は夜のホームセンターに走ってネモフィラの苗を買った。このお店にあるそれ、全部ください。息巻いて購入して、もう夜中なのに取り憑かれたように荒れ放題だった庭を再生し始めた。
作業が終わったのが夜明け前。朝日が昇る頃、流石に疲れ切った僕は庭に座り込んてしまった。そよそよと風が吹いた。なんてことない風。
だけど、今、確かに――
“ありがとう”
そう聞こえたんだ。キミの声が聞こえた。
はっとして空のほうを見る。その後自分の周りに視線を移した。僕を取り囲んだネモフィラたちが、風に揺れて踊っていた。青い花畑は朝日に照らされ気持ちよさそうに輝いている。優しい青色なのに今この時だけは目に染みた。小さな青い花達が寄り集まって、物凄い生命力のようなものを感じて、僕に何かを訴えかけてるような気がした。生きて、と。ネモフィラを通してキミが話している気がした。それを思ったら途端に視界が歪み出した。涙で滲んでも小さな青たちは美しかった。
キミにも届いているよね。僕が作った青い花畑が。もう僕は大丈夫。心配かけてごめんね。
心の中で呟いて、青い絨毯に寝転んだ。また風が吹いた。優しくて心地よくて、僕はようやく哀しみじゃない涙を流した。
遠い昔に見た朧げな記憶の中に、それはそれは広大な花畑があった。
見渡す限りの向日葵畑。右を見ても、左を見ても、前も後ろも、果てしなく続く花畑。
何故……そんなところに行ったんだっけ。確か、誰かと一緒に行った気がするが。場所も相手も思い出せない。
壮観な景色にうっとりして、1日中そこに居たような、居なかったような。
「あぁ……だめだね……この歳になると……」
まったく、思い出せないことばかりだ。
「ばあさん、なに落ち込んでいるんじゃ」
湯呑みを持って、爺さんが後ろから声をかけてくる。それで思い出した、あぁそうだ、爺さんと一緒に見に行ったんだっけか。
「昔に見た、向日葵畑のことを考えていたんだよぉ……。あれは、どこだったかね……」
「忘れちゃったのかい。あの向日葵畑は、ワシの土地じゃ。ワシがばあさんに贈ったものじゃよ」
「そうだったか、私に贈ってくれたんだったかい」
「そうじゃ。どうか死ぬまで忘れないでおくれよ」
爺さんにそう言われて、少しずつ記憶が鮮明になる。あの日、サプライズで連れて行かれた先に向日葵畑があって。そこで爺さんに手紙を貰ったんだ。
『999本の向日葵を贈る』と書かれていた。不器用なくせにロマンチックな爺さんらしくて、その気持ちが嬉しくて、この人と一生歩いていこうって決めたんだ。
「爺さんや」
「なんだい、ばあさん」
「いつまでも愛しているよ」
「な、なんだい急に! ……ワシも、ずっと想いは変わらんよ」
「いつまでも、私の運命の人は貴方だよ」
「それはそうさ。何度生まれ変わろうとも、愛しているからね」
999本の向日葵
――何度生まれ変わっても君を愛している
#花畑
ここはどこ…?
誰もいないの…?
周りを見渡しても花畑が果てしなく
広がっているだけ。
あ、人がいる。
花かんむりを作っている人を見つけた。
おそるおそる近づいてみる。
ふんわりとした白いワンピースを着て、
頭には花かんむりをのせている。
まるで天使のようだ。
「あの…。」
声をかけるとその人はふりむいた。
「え!?先生…?」
ありえない。なんで先生がいるの?
「なんであなたがここにいるの?」
先生はそう聞いてきた。
それは私のセリフだよ…?
数ヶ月前、突然先生は病気で亡くなってしまった。
先生がいない日々は楽しくないし、
私はどんどん無気力になっていった。
先生の写真を見ながらいろいろなことを思い出して
涙を流す毎日。
ねぇ、どうして?なんで先生なの?
私を置いて行かないでよ…
気づいてあげられなかった、
先生ともっと思い出を作っておけばよかったと
何度後悔したか。
先生に伝えたいことはまだたくさんあったのに。
でも、ここで出会えってよかった。
そう思っていると、突然先生は怒りだした。
「あなたはまだここに来ちゃだめ!早く帰りなさい!」
私は先生が怒っているのを見たことが無かったし、
すごく困惑した。
「なんでそんなこと言うの?ここはどこなの?」
先生はその質問に答えてくれた。
「ここは死後の世界。後悔が残ってる人、誰かを待ってる人たちがここに集まってるの。」
「じゃあ、先生はなんでここにいるの?後悔してることとかがあるの?」
「…そうよ。あなたたちを卒業まで見届けてあげられなかったことを後悔してるの。あとは、私が死んでしまったことで、誰かが傷ついてしまってないかが心残りで…」
先生は少しためらった後、そう教えてくれた。
「そうだったんだ…。ねぇ先生、私の話を聞いてくれる?」
「いいよ、どうしたの?」
「私は先生が死んじゃってから、すごく寂しかったし、何もする気がなくなってたの。先生のあとを追うことも何度か考えた。でもね、先生と約束したじゃん?卒業まで頑張るって。私は先生とここで会えてよかったと思ってる。先生が心配しなくても大丈夫なように、私頑張って生きるよ。だから先生、私たちのことは心配しないで。」
そう伝えると、先生の目から涙が溢れだした。
「分かった、頑張ってね。○○ちゃんがそう言ってくれてほんとに嬉しい。ずっと見守ってるからね。だから、早く帰りなさい。」
「うん…。でもどうやって帰るの…?私、死んだからここにいるんでしょ?」
「あなたを呼ぶ声が聞こえない?あなたはまだ完全に死んだわけじゃないのよ。帰ろうと思えば帰れるわ。だから、あなたを呼ぶ声がする方に向かって行きなさい。そうすれば帰ることができるはずよ。」
「分かった。ありがとう。」
最後に私たちはハグをして、別れを告げた。
涙で前がぼやけて見えにくくなってたし、
先生ともっと話していたくて、さっきの場所へ
帰ろうと思ったこともあった。
でも私は先生との約束を守るため一生懸命歩いた。
気づけば、私は病室にいた。
「戻ってこれたんだ…。よかった。」
私は飲酒運転をしていてハンドルを切り損ねた車に
はねられて意識不明だったらしい。
「私、頑張るよ。先生、見守っててね。」
#花畑
【花畑】
幼い頃の夢を見た。
あたり一面が花畑の夢だ。
「 !」
目が覚めた時、顔が濡れているという事実に気づき、そして驚いた。泣いたのか、俺は。
「なんで……っ、なんで今更夢なんかに出てくる……。恨んでいるのか、俺を。」
8年前、両親が他界した。家族全員で遊園地に行った帰りに、飲酒運転をしていたトラックと衝突したのだ。たまたま後部座席に座っていた俺のみが助かった。当時6歳のことだった。
その後、祖父母の家に預けられた。
祖母は昔から体が強くないらしく、主に俺の世話は祖父が焼いてくれていた。余談だが、家事の手伝をしようと言ったことは何度もあるが、慣れているからと一向に手伝わせてくれなかった。
閑話休題。
とりあえず、中学に上がったからといって何か変わるでもなく、家が裕福な訳でもないから、せめていい高校に行こうと部活動にも入らず、勉強ばかりの日々を送っている。
それがせめてもの恩返しだと思ったからだ。
……たまに、
「たまに、普通の家庭が羨ましく思うことがあるよ。」
「たまに、自分の能力不足を恨むことがあるよ。」
「たまに……っ、たまに、あの時、俺も死んでたら、って思うよ。」
そういえば、あの花畑は、事故の日にみた花畑だった。遊園地内に併設されている植物園の一角に設置されていたものだ。
そういえば、あの日、あの時、両親はなんと言ったのだろう。
【ずっと愛してる!】
思い出せない。
極楽浄土
一面に、絵画のモネの描いた画のような睡蓮の花が咲いていた。空は、何処までも優しいブルーだった。
ーー此処は、貴女が逢いたいと、思っていてもなかなか会えない方に逢える所なんだよ。
『私は、死んだの?!』の、と私は、訊いた。
『貴女さまは、死んではいません。』
『でも、貴女さまの心臓は故意に止まっています。』
『えっ?!どういうこととかか?!ちゃんと教えて下さい。』
『貴女さまは、今、下界では、手術をしています。』
『あっ、あの時だ。』私は、口に手をあてた。
『リアライズ?!だから、俺は天使。まだ、新人だけどな。さっきのは、俺の先生なの。』
天使は、清廉潔白のイメージがあるのにな〜。私は、残念だな〜という、眼差しで、新人天使を仰抱いだ。
『はぁ~』
『なんだよ。その態度は?!』た、新人は、怒った。
『学校を卒業してっから、安心しなさい。』
『はぁ~。』私は、もう一度、ため息が出た。『じゃあ、何処に行く?!誰に逢いたいのあんた。』
『あんたじゃなくて坂野あんずです。』
『あんず、よろしくな。俺は、リトハ。』『リトハさん、さんとか、ちゃんとか、付けなさいよ。』
『あんず、行くぞ~。』と、リトハは、私を抱きしめ折りたたんでいた白い翼を広げた。
『本当に天使だったんだね。ごめんなさい。』
水彩画のような街だった。
『おじいちゃんとおばあちゃんに逢いたいな』と私は、言った。
もう、二人とも亡くなって大分経っな〜。
おじいちゃんとおばあちゃんも旅行中で不在だった。
リハトが、『ホログラムで、おじいちゃんとおばあちゃんと合わせてくれた。
『あんずは、いいコだヨ〜。』とおじいちゃんもおばあちゃんも言ったてくれた。
あの時のことだ。悔しいことやままらないことがあんずには、他のみんなより、いっぱいあると想う。でも、あんずには短詩文芸があるだろう〜。それで、
帳消しにすれば大丈夫だろう。と、おばあちゃんは、言った。おばあちゃんは、生前の頃から、私が文学に一所懸命に取り組んでいたのを知っていた。
『あんずは、学者になるんか〜??』と、私のことを冷やかした、もちのろんは、私は、否定をした。
でも、あながち間違えでは、ないの。私の夢は、小説家です。
『おじいちゃん、おばあちゃん、あんずの仕事で作ったお菓子や大好きなピザも一緒に食べてくれてありがとう……。』と、私は、言った。
『達者でな〜、みんなによろしく伝えておくれ』と、おじいちゃんとおばあちゃんは、言ってホログラムは消えた。
『おじいちゃんとおばあちゃんは、今、何処にいるの?』と、訊くと、リハトは、下界でいうと、ハワイ的な。』
そう言えば、アロハシャツ来ていたな〜🤔
『でも、いいおじいちゃんとおばあちゃんですね〜。』た、リハトは、言った。『そうなんだよ〜^_^♫』と、私は、言った。
胸の中がジンワリと暖かい。リハトが、『もうじき、下界のあんずさんが目が覚めます。』
『あと、ちょっとだけ🙏お願いします。』
短詩文芸のお世話になっていた先生に逢いたいです。じゃあ、ち、リモートで。またそれが……。(^_^;)
まだ、確かにコロナ禍だけだな〜。ぴえん、切ないな。(T_T)
西谷先生、本木先生、紘一さん、美也さん、だぁ~、私は、ハラハラと、涙が溢れた。
西谷先生は、何時も穏やかで、私のことを真っ直ぐに応援してくれた。
木先生は、厳しい先生でしたが、私に色々な手法を教えて下さった。私が、テレビで、作品を読まれた時に、『テレビ見たよ〜。佳作おめでとう。』って、ハガキを下さいました。
とってもとっても嬉しかったな……。
紘一さんと、美也さんは、何時も、すごくて、でも、私と何時も一緒の机で、勉強をした。暖かくて、優しくて、一緒に、居てる空間が大好きでした。
リモートだけど、他愛ない話しに花が咲いた。西谷先生、本木先生、紘一さん、美也さん、私、ぃまでもちゃんと短詩文芸頑張っているよ(#^.^#)V
でも、なかなか、馴染めなくて苦しかったり、悩んだり、することがいっぱいあります。本木先生は、『あんずちゃんは、閃きが得意だったよネ^_^♫』と、言って下さいました。
紘一さんは、僕に手紙書いてくれてありがとうあんずちゃん。僕の返事の手紙を読み返してごらん。』(;_;)美也さんは、『僕等と過ごした、楽しい時間を、あんずちゃん。想い出して頑張ってね。』と、言ってくれた。リハトが、『あんずさん、もうタイムリミットです。』と、言った。リモートの画面が乱れ始めた。……『坂野あんず』と、西谷先生は、呼んくれた。
私は、『ハイ!!』と、元気よく返事をした。それは、短詩文芸教室の西谷先生の何時もの点呼だ〜(´;ω;`)『その調子だヨ^_^、ガンバレ。』と、西谷先生は、言ってくれた。
がめが、切れた。 リハトが指導の先生と、じゅもんを唱えた。指導の先生有難うございました。リハトも天使のお仕事が元気で頑張ってね。バイバイと、私は、手を振った。私の立っていたろが、抜けた。 堕ちていく、堕ちていく堕ちていく………。
看護師さんのお姉さんが私の名前を呼んでい。人工呼吸器で、喉が焼けるように痛くて声が出なかった。これからも、頑張らないとね、私らしく(#^.^#)V
エレベーターに、乗る栃で母と会った。硬い表情だった、心配掛けてごめんなさい。頑張るからね。まだ、意識は朦朧としていた。看護師さん達とえっに乗り
病室へ行った。 終わり
□花畑
どんなお花畑も最高です。
一面に咲いているお花畑、
頭に咲いているお花畑、
描かれたお花畑…
どの花見ても〜♪
きれいだな〜♪
「花畑」
一本道の花畑君と手を繋いで歩いた道。
「あの花綺麗だね!」沢山の花がある中で君はそう言った。
その花は不思議なことに1輪しか咲いていなかったが、他の花よりもとても輝いて見えた。
「ほんとだ!すっごく綺麗!よく見つけたね!」
私はそう、答えた。
まるで私と君が出会ったみたいにその花が見れたことは運命なのかもしれない。
何千本の中で見れた1本の花。
何億人の中で君と出会えた。 運命って奇跡だね。
#花畑
私は花畑が大好きだ。
…いや、
大大大好き。(≧∀≦)
何故かって?
それはな、
好きだからだよ。←( •᷄ὤ•᷅)は?
まぁ好きだから以外にも、
幼稚園の頃から絵を描くときは
花畑を描くことが多かったし、
昔から自然が大好き、
…いや、
大大大好きで、←੧(❛□❛✿)
「もう聞いたわー!!!!!」
は。
大好きで、なかでも、木などの緑、
そしてカラフルで優しい色の花が大大大好きだったんです。
そういうこともあって、私は花畑が
大好き、大大大好きですね
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特に意味のないお知らせ
今日から書く習慣をもう一度やり始めましたが、名前を変えようと思い、
昨日まで「りらのん」だったのが、
今日から「さく」になりました!
急ですが、皆さま、これからの「さく」を
よろしくお願いしやす!!
(しやす!!は誤字ではなく、ふざけました)
「おまえ、頭がお花畑だな」
呆れたような、嘲るような声が言った。実際その笑みは歪みきっていて嘲笑と言っても差し支えのないものだった。指をさしてゲラゲラと下品に嗤う声がだんだんと増えていって、気づけば周りの人が全員嗤っている。
私もね、知ってるよその言葉の意味を。バカだと言いたいのでしょ。
でも私よりもテストの点数が低くて順位も下な本物のバカに言われてもなにも響かないの。怪我した人を助けもせず無視したり嘲笑うだけで手当てもできないバカに言われても傷つくことはないの。
人助け、といえば聞こえはいいよね。非難されることなどなく、むしろ褒められ感謝されることなんだよ。
急がば回れっていうでしょ。
私は「善人」のフリをすることで満たされるの。満たされれば嫌なものが入り込む隙などどこにもない。そうやって自分を守っているだけ。誰のためでもない、自分のためにね。
そういうのってすごく疲れるの。だからお花畑ときいたときなんだか嬉しくなった。きれいな花で頭の中が埋め尽くされて、それこそ嫌なことなど覆い隠してしまうほどだったなら私は。
ああ、本当に疲れているんだ。身体のあちこちが痛いのも、嗤われるたびに傷ついていたはずの心が何も感じなくなったのも。ぜんぶ疲れているせいなんだ。
「…はやく、終わらないかな」
【題:花畑】
天の国は花畑。
綺麗で、色とりどりに咲いた花々は美しい光を放つ。
そんな、逝くまでには怖く、去くと、楽しいところ。
そんなの、ウソに決まってる。
私、可翁 鞠奈(かおう まりな)はいつも思う。
自分の目で見ていないことを、どうしてそう簡単に信じられるのか、私には1ミリも分からないことだ。
私は、自分で見たこと、ものしか信じない。
もちろん、ウソなんて通用しない。
可翁家の一人娘の鞠奈。
可翁家は、基本何でも信じる人達で、何度騙されたのか、数えきれないほどある家だった。
鞠奈は、そんなところばかり見ていたせいか、自分で見たもの以外信じられなくなってしまったのだ。
「えぇッ!?それは大変!〇〇万円ですね!すぐに用意致します!」
、、、馬鹿らしい。ウソに決まってる。
「、、、まま、それ、ウソだよ。詐欺だよ、さーぎ!」
仕方なく教えてあげる。
「あら?鞠奈!そんなことを言ってはいけないわよ。本当ならいけないでしょう?」
つくづく呆れる。
「お父さん!お父さん!」
そう言いながら2階へ上がるまま。
「なんだって⁉︎それは急がなければ!」
、、、ぱぱも騙される。もう、恥ずかしいんだってば、
「まりなちゃんのおうちって、すぐにだまされるんだよ」
「え?」
「いつもおかねとられてるって。」
「ッ、」
小さいながらにかけられた言葉。
そんなこと、分かっていたから、言い返せなかった。
辛かった。恥ずかしかった。なんで、なんで私が、そんなことも思ったっけ、
ばたばたと、どこかへ行こうとしているままとぱぱに聞く。
「なんで、そう、すぐに信じるの?」
「鞠奈、ちょっと、行ってくるわ。大丈夫、後で話すから。」
そう言って出て行く。
数分後
「あぁ、良いことしたなぁ、お母さん。」
「えぇ。良いことをしたわねぇ、」
、、、アホじゃないの?
もう一度問いかける。
「なんで、疑わないの、?」
半分呆れて、言葉を変えた。
目を丸くしたままとぱぱ。
すると、口を開いて、同じことを言った。
「だって、ーーーーーーーーーー」
この先は貴方で考えてみて下さい。
貴方が、この物語の「まま」と「ぱぱ」なら、なんと答えますか?
〜第2ストーリー/完〜
お題_花畑
お題とは似ても似つかない気が致しますが、「まま」、「ぱぱ」そして、「鞠奈」の気持ちを考えて頂くと光栄です。
お題:花畑
花畑で日傘を差すあなたを写真に収めたいけれど、ックション!……どうも花粉にやられてしまって、ブレブレになんです。ロマンチックな写真とは、程遠い、っくション!
『花畑』
夢を見ていた。
目の前に、花が咲いていた。
真っ白なゆりの花。
それが、辺り一面に咲き誇っていた。
それを見つめているだけの、夢だった。
きれいな花畑だね。
そういって笑った、私とあなたの数日。
Theme:花畑
それでは、あまり怖くないですが私の体験談をお話しします。
気がつくと、私は花畑の中に寝そべっていました。
甘い香りが花をくすぐります。
真っ青な空、視界の縁を白やピンクの花が視界を彩っていました。
私は立ち上がって周囲を見渡してみました。
そこには色とりどりのカーネーション、真っ白なユリが咲き誇っています。
美しさに思わずため息をついたにを覚えています。
美しい風景にうっとりとしていた私だったが、ふと気がつきました。
「私はどうしてここいるんだろう?」
その瞬間、空がにわかにかき曇り、叩きつけるような雨が降りだしました。
雨粒が当たると、花は次々と花弁を散らしていきました。
猛烈な恐怖に襲われ、私は思わず叫び声を上げました。
「気がついた?大丈夫?」
「医者を呼んでくる」
ふと気がつくと、私は真っ白な天井を見上げていました。
傍らで必死に私に呼びかけているのは私の両親です。
もう、あの花畑はありませんでした。
母の話では、私は事故に遭い意識のない状態が続いていたそうです。
あの花畑は此岸と彼岸の中間に位置する場所だったのでしょうか。
もしあのまま花畑の美しさに身を任せていたら、目覚めることはなかったのかもしれません。
恐ろしいと思っていますが、生きて足を踏み入れることのない領域を垣間見たことを伝えなければと妙な使命感に駆られてもいるんです。
これで私の話は終わりです。
次の方、お願いします。
花畑の夢を見ることがある。
なんて花かは知らない。
私の夢は大概白黒なので色が着いてるか自信はない。
ただただ同じ花が延々と続いてる。
この花畑と
学校を遅刻しそうと
延々とトイレを探す夢が
何回も見る夢ベスト3である。
#花畑
色とりどりの綺麗な花たちが咲く花畑。
こんな素敵な景色の中で死ねたなら、それは私にとって本望だわ。
そう言って花畑の真ん中で花に囲まれながら笑った君。
その夢は叶えてあげられなかったけれど、せめて君の遺体は花で囲んであげる。
男は独りごちて、自分が手にかけた女の首を色とりどりの花を敷き詰めたガラスの皿の中に置いた。