終点』の作文集

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終点』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/11/2023, 9:06:08 AM

終点

何が終点だ
勝手に決めやがって
まだまだ生きていたいし
まだまだやりたい事があるんだ
なのにその意欲も萎むほどの
歳を重ねてしまっただけだ
見返してやりたいし
驚かせてやりたい
でもできないことを理解できるほどの
自分の器を計り知るだけの
時間を過ごしてしまった
無理だなんて
自分が1番思いたくないのに
自分が1番わかっている
すごいですね
さすがですね
貴重なお話ありがとうございます
そう言えばこっちが良い気分になるとでも
思っているんだろう
ああそうさ
哀れな人間だからな
なんてちっぽけなんだ
こんな存在で良かったのだろうか
後悔しかない
ここは終点

8/11/2023, 9:03:38 AM

終点(2023.8.10)

特になんというわけでもない夏の日。いつも使っている路線の、終点まで乗ってみた。
見慣れた景色がだんだんと遠ざかり、知らない誰かの日常が車窓に流れる。
いつもなら、ここには存在しない自分。いつもなら、自分にとって存在しない風景。まだ見ぬ世界への、不安と期待を抱えながら、終点を待った。
終着駅へ降り立つ。なんの変哲もない、山際の閑散とした駅。それでもやっぱり、自分にとってはなんだか異世界に来てしまったようで。
それ以来、終点まで行ったことはないけれど、今でも目を閉じると、あの得体の知れない静謐さがまざまざと蘇ってくるのである。

8/11/2023, 9:02:30 AM

終点


本当に行き止まりという終着駅がある
有名なのはJR北海道の宗谷(そうや)本線です
旭川駅を出発して259.4キロメートル走り
はるばるたどり着いた終着駅は
日本最北端の駅
東西南北「日本最○端の駅」のうち
終着駅が行き止まりで
その先へ進めないのは
稚内(わっかない)駅だけ
さらに北へ向かうには
パスポートが必要となり終着感を
一層強く感じさせる


車窓からは道北の原野や牧草地が広がっており
最果ての地へ向かっていることを実感せずにはいられないだろうと思う


おしまい

8/11/2023, 8:58:24 AM

終点の、最後尾の車両。
ストンとホームに降り立って、ゆっくりと階段へ歩き出した。
終点の二駅前から、この車両には誰もいなくなる。それが何だか心地良い。色々な人の身体や気持ちを乗せた空間が、時間になると自分だけの世界になるようでほっとする。
何を見ても、何に夢中になっても誰も文句を言わない。
それを心地良いと思ってしまうのだから、大概私は心の狭い人間だ。

8/11/2023, 8:52:59 AM

走るの、苦手。
走る行為そのものも辛いのに、
目的なく走るのがしんどい。
皇居ランとか、出来る人はちゃんと
何キロ走る、とかの目標や
達成感、とかの
得られるものがあるんだろうな。

私の場合、ぶらぶら近所を散歩
とかもあまり出来なくて、
歩くだけでも、どこかに行く
本屋に行く、パン屋に行く、スイーツを買うとかの目的があるから動く。
(食べ物率、高め)

目的ないから動かない!
或いは
食べ物買いに行くから動く!
だから痩せないのね…。

出来ることからしよう。
まずは寝る前のストレッチから…。
終点(ゴール)は、マイナス◯kg!

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ありがとうございます。

8/11/2023, 8:41:31 AM

灰色の雲が赤く染まっていく

渇いた思考の繰り返し

今日も駅の階段を昇って雑踏のひとつとなる


窪んだ眼球が映すこの街の景色は

胸焼けがするほどいつも通りで

階段の手すりに掛けた指先に汗がにじむ


終わりの見えない日々に呼吸も出来ずに

飲み込んだ言葉は吐き出すタイミングを失って


見上げた空は焼けつくほどに赤く遠く


「もういいんだよ」


ふと、天使の声が聴こえた気がした

ホームにノイズ混じりのアナウンスが響く


「間も無く終点、終点になります」

8/11/2023, 8:11:18 AM

The problem of the summer vacation advanced very much today. Because outside was not able to play by rain. Moreover, because I didn't touch sumaho too much, I was able to concentrate on studying very much.

8/11/2023, 8:10:40 AM

『次は終点──終点───』
聞き慣れたアナウンスが静かな電車に響き渡る。
少し前まで急いで荷物を準備をしていた人も、肩を揺らしながら目を瞑っている。

「…」
よれたネクタイをつけている疲れきった顔をしたサラリーマンも
子供を連れた大荷物の妊婦さんも
スマホを眺めている学生も

『ご乗車ありがとうございました。
お忘れ物ないようご注意下さい。』

『この先もお気をつけて行ってらっしゃいませ。』

「っ、?こんなアナウンス、聞いたことないな。」
私がそう思った拍子に乗客が立ち上がる。
「ほら、行くよ。」
「はあ、、やっと家に帰れる…」
「あママ?もう心配しなくていいってー笑」

誰一人、アナウンスに対する違和感を感じずにいた。
「私も降りよっ…」

電車から黄色い点字ブロックに足を踏み入れたとき、
「へっ…何処、ここ………」

そこは、さっきまで同じ電車に乗っていた乗客と 私の知らない世界が広がっていた。

『この先も、どうぞお気をつけて。』


"終点"

8/11/2023, 8:09:58 AM

『きみは賢い子だ』『どうか忘れないで』

誰かが僕にそう言った気がする。その人が誰なのか、何を伝えようとしていたのか、そして僕はそのとき何と答えたのかなんて、もう憶えていないけれど。でも、何となく不思議な感覚があったことだけは憶えている。ふと、それが懐かしいと思ってしまったんだ。


*********


「――いちゃん、おじいちゃんってば!」

私を呼ぶ声に沈みかけていた意識が浮上した。目を開けた先に飛び込んできたのは、まだまだ幼さが残る高校2年生の孫の姿だった。

「あぁ、リンか。どうしたんだ?」
「どうしたんだ?じゃないよ!今日はおばあちゃんのお墓参りに行くって約束じゃない!ほら早く支度して!そろそろ出かけるんだから!」

リンはそう言って他の家族の様子を見に行った。
あの子は長女ということもあり、とてもしっかりした性格をしている。口調が荒いのは、恐らく思春期特有のものだろう。あの年頃の子を相手するには、少しばかり神経を使ってしまう。内面がやわっこくて、とても繊細で複雑だから…。

私はリンの言葉を聞いて思い出した。今日はおばあちゃん――私の妻の命日なのだと。妻の名前はリリー。白百合のような儚い見た目をしていた彼女に一目惚れをして、猛アタックしたのがきっかけだった。

実際に付き合ってみると、彼女は意外と激情家なのだと思い知らされた。まず責任感が強い。年下の子は守るべきものだと思っているのか、周りの下級生たちをよく気にかけていたし、そして年上の人に対しても、間違いがあると感じたら物怖じせずに反論していた。私はそんな見た目と中身のギャップに面白さを感じた。そして同時に彼女は繊細だった。見た目の儚さとは異なる意味で。感受性豊かと表現した方がしっくり来るかもしれない。とにかく喜怒哀楽が分かりやすかった。私はそんな彼女のことを愛おしく思い、そして守ってやりたいと思ったのだ。

そんな彼女が空へ還ったのは、今からもう10年も前のこと。急性白血病で亡くなってしまったのだ。最後の別れのとき、元々肌白かった彼女の顔は新雪のように消えそうな見た目になっていた。その事がひどく切なかったのを今でも憶えている――

「おじいちゃーん?まだ?そろそろ時間だよ!」
「分かった分かった。今準備するよ」

どうやら物思いにふけるのは許されないらしい。孫からの本日2度目の呼びかけに、私は重い腰をあげて準備にとりかかった。

ふと窓越しに空を見上げると、曇天の空から光が差し込んでいた。私はなんとなく、それがリリーの呼びかけに思えた。

(リリー。私もすぐそちらへ向かうことになるだろう。そのときはまた、たくさんお話がしたい...。それまでどうか見守っていてくれ)

そんなことを願いながら、これから彼女が眠る場所へ行ってくる。そこで何かが起こりそうな、不思議な感覚を感じながら。


……To be continued

【#2終点】

8/11/2023, 8:05:55 AM

終わりが見えない恋

そう思って

嫌になっていた自分を責めたい


今恋の終点にきて

初めて気づく

終わりがないこと自体が奇跡だったんだね

8/11/2023, 8:02:41 AM

人生の終点に辿り着いた時に人は何を思うだろう。
楽しく幸せだったと思うのか、まだ未練があると思うのか。果たして自分はどちらなのだろうかと。
まだ、先は長い。寄り道しながら自分にとって大切な物を見つけて少しでも幸せだったと思えるようにしていきたいと思う。
そのために、今を必死に生きていこう。


『終点』

8/11/2023, 7:57:43 AM

始まりは愛しさだけが満ちていた。
心の器に。
何も混ざらないくらいに。

裏切り。
傲慢。
無理解。
食い違いに、見当違いの「優しさ」。

一滴、一滴、落とされては溶けて、愛は空しさに変わっていく。

歪んだプライド。
ままならない現実。
焦熱を吐く支配欲。
……反応を早めるとも知らずに。

「――! ――……!」

ああ、もう音にもならない。


【終点】

8/11/2023, 7:54:33 AM

終点

60歳を超えたころから
死について
考えるようになった

自分の終点は
いつだろう

ピンピンコロリと言う
言葉

理想の死に方

介護や介助される
人生は
いやだ

終点は
ぽっくりと逝って
魂は
神様もとに
帰る

それには
魂はきれいでなければ
ならない

この世で
人を憎んだり
嫉妬したり
もろもろの
悪い感情を
身につけた

魂は汚れ
きれいになるまで
あの世で
何年間も
さまようと言う

無色透明のシミのない

やっと神様もとに
帰れる

と聞いた

私の終点

8/11/2023, 7:47:43 AM

真っ白な天井
ポタポタと流れる液
タイマーがなり
ごそごそと
手元のブザーを探してナースコールをした。
看護師さん、終わりました〜点滴の針外して下さい
はーい今行きます。
ふ〜これでやっと帰れるな
ふと時計を見て間に合うかなと呟く
終点までもう一眠りしてこう

8/11/2023, 7:47:20 AM

「ここでいいよ。ありがとう」
彼女は足を止めて僕の方へ振り返る。そして、僕が両手に持っていた荷物を静かに奪った。
「本当に大丈夫?」
「うん。ここまでにしとかないと、また弱気になっちゃうから」
早朝の、地下鉄の駅。改札を抜ける手前で彼女は僕の見送りをここまででいいと断った。どちらにしてもこの先は切符が無いと先へ進めない。そしてそれは選ばれた者でしか持っていない。つまり彼女は選ばれた人間なのだ。
「気をつけてね。あまり無理しないで」
ありきたりな言葉しか出てこなかった。次にいつ会えるのかわからないのに。彼女はふわりと笑った。それが、穏やかにも見えるし寂しそうにも見えた。もしかして、僕に行かないでくれと引き留めてほしいのだろうか。そんな考えが不意に頭をよぎったけれど、そうではなかった。両手に持った荷物ごと、彼女はぶんぶんと手を振る。そろそろお別れの時間だ。
「じゃあね!」
改札を抜けて彼女は行ってしまった。後ろ姿は何とも勇ましかった。あんなふうに大股で歩いたら転ぶんじゃないか、こっちは心配になったくらいだ。
やがてその後ろ姿も消えてしまった。今日、この終点の駅から彼女は旅立つ。“終点”が、彼女にとっては始まりになる。
もっともっとすごいものを見てみたいの。あの夜、瞳を輝かせながら彼女が言ったから、僕は止められるわけがなかった、だから祈ろう。キミの旅路が幸多きものになりますように。祈ることしかできないけれど。1人取り残された僕は、またいつかキミに逢えるその日まで、ずっとずっと祈ってる。

8/11/2023, 7:43:16 AM

実験を繰り返して

犠牲は厭わなくて

晴天は突然灰色に

この期に及んで

マウントを取合い

それで…?

それで終点はどこ


[善悪もないウラン鉱石の終点はどこだ]

8/11/2023, 7:15:49 AM

あなたと私の間に終わりなんて来るはずないよね?

あなたと会えなくなるなんて嫌だ。

話せなくなるなんて嫌だ。

なんで今まで通り関われなくなっちゃうの?


ほんとは分かってたよ。

あなたといつか別れる日が来るって。

でも好きになっちゃったんだよ。

こんなことをあなたに言っても何も変わらないのは分かってる。


せっかくあなたと出会えたのに。

ねえ、理解できないよ。


歳が離れてるから?

同性だから?

先生と生徒って関係だから?

全部だよね。

他にもあると思うけど。


あなたと同い年なら良かった。

今とは違う出会い方をしたかった。

異性だったら、もっと私のことを見てくれてた?

そんなこと考えてたらキリがないよね。


とにかくこれからもあなたと一緒にいたい。

卒業なんてしたくないよ。

でも、あなたを困らせたくないから
今日も自分の心にふたをする。


先生、大好きだよ。

幸せになってね。

さようなら。




#終点

8/11/2023, 7:05:33 AM

終点

どんなにすごい人でも
生きている者はみんな
同じ電車に乗っていて

たどり着くところはおなじ

8/11/2023, 6:50:58 AM

人生の終わりって何時来るんだろうね。
私はあんまり意識して生きてない。
だからガムシャラに生きることもしてない。
適当に力を抜いて生きてる。
余命を告げられた人はきっと違う。
否が応でも自分の終点を意識するはずだ。
何かを成そうとしてる人もきっと違う。
終点までに命を使いきろうとするはずだから。
悩みを抱えて自分の存在意義に疑問を抱く人も。
人生を探ってる中に終点の存在がきっとある。
そのどれでもない、楽観主義で脳天気な自分。
ふいに、もっと自分の命に興味持てよ、もっと執着した方がいいよって言われたことを思い出した。
人生を舐めてるわけじゃないが、適当に何でも出来た、勉強も運動も仕事も恋愛や人間関係も、要領がいいね、察しがいいね、よく言われる。大きな挫折をしたことが無いから、命の重みも終点も意識の外だ。
これでいいのか、
よくない気もするが、
そんなに急に無我夢中には生きられない、
人生の終点も見えないままに、
今日も一日が終わるのだろう。

【終点】#37

8/11/2023, 6:50:27 AM

あなたと私の 終点は

ないね

この世界が消えたとしても

あなたと私には 必ず

来世の世界がある

だから必ず会える

信じています

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