『終点』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
終点は幻覚みたいなもんだよね
これで終わりだと
泣いて叫べばそこが終点
なんて事は全然無く
時計の秒針は止まらないし
締め切りも過ぎたままだし
書類もできてない
締め切りまでに書類が出来てたとしても
次の作業が待っている
つまり終点なんて幻覚
ついでに締め切りも幻で
仕事なんて夢の類で間違いない
// 終点
お客さん、終点ですよ、と紋切り型の台詞が降ってくる。私は携帯から目を上げて、終点ってことは始発ですよね。お構いなく――とだけ返して視線を落とす。掃除があるんで、と制服は言う。足を上げるのでその下を掃けばいいじゃないですか、と今度は顔も上げずに返すと、一旦出ていてください、終わった呼びますから、と言う。キセルにならないんですか?と問うと、私は困らないんで、と言って制服は重心を崩してラフな立ち姿になる。...足しか見えないけれど。面白い乗務員さんですね、と顔を上げると、制服は意外と爽やかな顔立ちをした若い人だった。知りませんよ、会社に怒られても。 怒られてばっかですよ。 だったら真面目にやったらどうです? そういうのは他の人が勝手にやりますよ、鉄道会社ですから。 日勤教育とか。 ああ、あれ違法だってことで禁止になりました。ざまあみろです。 始末書とか。 そんなもの寝ながら書けます。 減給とか。 連れ合いがいっぱい稼いでいるので。 いやいや。 宝くじも当たりましたし。一等。 はぁ? 予定ですけど。 予定...
それはそうとそろそろ降りてくれませんか? ああ、もういいです。あなたの相手のほうが面倒です。 ご協力ありがとうございます。ところで...
キセル、ってご自分で言いましたよね。一応切符、見せてもらいますよ?
『終点』
目を覚ますと窓の外は真っ暗な田舎の風景で、車内アナウンスが私の知らない駅名を終点だと告げている。どうやら、いつの間にか降りるべき駅を寝過ごして終点まで来てしまったらしい。
「次は終点、○○、○○です。右側のドアが開きます。お降りの際は足元にご注意下さい。」
アナウンスが流れる静かな車内には私の他にもう一人だけ乗客がいた。私と同じくらいの年齢だろうか、白と黒のシンプルな服に身を包んだ青年が眠っている。
たった二人、私と彼を乗せた電車は次第にスピードを落とし、やがて古びた無人駅に止まった。ホーム側のドアが開いて、冷房が効いていた車内に生温い夜の風が入ってくる。ドアのすぐ横に座っていた彼は急に周囲が夏の空気に包まれてびっくりしたのか、ゆっくりと目を擦り、自分が知らない駅に着いていることに気付いて驚いたという表情を浮かべている。彼のその表情がまるで私の気持ちを代弁しているかのようで、思わず笑ってしまった。
「お兄さんも降りる駅寝過ごしちゃったんですか」と私が笑いながら尋ねると
「…みたいですね」と彼も苦笑しながら答える。取り敢えず二人で電車から降りて次の折り返し電車の時間を確認してみると、なんと今乗ってきた電車が終電だったらしい。最悪だ、と思っていたら、それが顔に出ていたのだろう、今度は彼が私を見て笑い出した。笑っている彼と目が合って私まで可笑しくなってきて、私も笑う。「夏の奇跡」と言うにはちんけすぎる出逢いかもしれないけど、この何もない駅で初対面の彼と笑い合っているのがなんだかとても不思議で、それでいてとても心地良かった。
真っ暗な夏の夜、私たち二人の笑い声はいつまでもこの片田舎の町に響き渡っていった。
終点
終点で思い浮かべるものは、電車やバスの終点。人生の終点。
そんな感じだろう。
でも、もうすぐ還暦を迎える私が考えるのは仕事の終点である。
60歳定年制だけど、60歳なんてまだ体は動くし、多少鈍くなっても頭は働く。60歳で定年だけど、まだ使えるから嘱託職員になる。でも、ボーナスは出ない。
神奈川県の田園都市線でいうと、終点が中央林間だとすると、60歳は長津田あたり。電車あまり詳しくないんで、例えがマニアック?
60歳で働くの辞めて、65歳で年金もらうとちょー少ない。
嘱託で70歳まで働いても、なーんかお荷物扱いぽい。かと言って、新しい事を始める勇気もない。転職なんか無理。
仕事の終点って難しい。ただただ、脱線しないで終点に到着するまで、慎重に進むしかない。
あ〜歳はとりたくない。
人生の終点は、
いつ
どこで
誰によって
終わってしまうのか
誰も想像できない。
明日死ぬかもしれないのに、
あと1分後息を止めるかもしれないのに、
私は貴方とやりたい事なにも出来てない。
貴方も明日が人生の終点かもしれないのに
私は貴方に何もしてあげられてない。
もう、貴方に
会いたくて、
会いたくて、
会いたくて、
好きと伝えたくて、
触れたくて、
見つめたくて、
ただただ今日も淋しく夜を過ごす。
田舎の、人もまばらな列車は終点に向かっていくにつれ乗降客が減っていく。
この車両も、僕と幼馴染の2人だけになってしまった。
初めての出会いから特殊すぎて、幼馴染と言っても特に会話もしない僕ら。
今日も今日とて帰りの列車に揺られていると、不意に肩にずんっとした衝撃があった。
隣に座る彼がもたれかかってきたのだ。
君は僕の肩に頭を預け眠っていた。
リュックを抱きしめながらねむる、その横顔は、普段からは想像もつかないほど柔らかく穏やかで、思わず見とれてしまった。
ふたりきりの車両。
車窓からは夕日に照らされ茜色の見慣れた田園風景がながれていく。
僕らの降りる駅と終点の駅までは一駅分、普通に歩いても帰れる距離だ。
『次は――駅。――駅』
次の駅を告げるアナウンスが鳴った。
終点まで起こさなかったら君は怒るだろうか?
『終点』2023,08,10
最寄駅が終点にある電車で座れた時は、帰り途で最も嬉しい瞬間だと思う。
乗り過ごす心配もなく、心置きなくうたた寝もできるチャンスが持てるからだ。
やがて宵の口になるにつれて、車窓からの眺めがより一層美しく感じる。
そうして終点に着く頃には、もうすっかり夜の空間に変わっていた。
ほんの少しだけタイムワープしたかのような、そんな不思議でなんともいえない感覚にとらわれるような-でもその哀愁の漂うこの時間が好きなのだ。
またいつか、どこかへ引っ越しすることがあったら、次の場所も終点にある駅だといいな。
ひっそりと決意するのだった。
まもなく〜、終点、終点〜。
運転手の声で目が覚めた。
周りにバレないように小さく伸びをする。
夜遅いからか俺以外にこの車両に乗っているのは2人。
男性と女性。男性は眠っているようだった。
終点〜、終点〜。お忘れ物の無いようーーーー。
さて、降りるか。
座席を立った時、
「あの…大丈夫ですか?」
女性が眠っている男性に声をかけていた。
しかし、あまりにも声掛けに応じないため身体を揺さぶる。
ドサッ
男性はその場に倒れた。動かない。呼吸をしていない。
「キャアアア!!だ、誰か!!」
女性は車両を飛び出した。
…なんで俺に助けを求めないんだ……?
ふと、倒れた男性の顔を見る。
呼吸が、鼓動が徐々に速くなっていく。
『………こいつ…俺じゃねーか』
ー終点ー
「終点」
やってしまった…
電車の中で眠ってしまい、いつの間にか終点まで来てしまっていた。
閑散としていて、駅のホームの明かりがあるだけの場所だ。
周りには誰もいない。
でも、悪くない
家の近所じゃ見えない景色がここにある。
まんまるな月、赤や白に輝く星星
たまにはここに来るのもいいかも…
何もかもが嫌になった僕は、電車で終点まで行って、そこからさらにバスに乗った
目的があったわけじゃない
とにかく現実から逃げ出したかったんだ
行き先も確かめずに乗ったバスは、山の奥の古びた茶店の前で停まった
意外や意外
そこは天然氷で作ったかき氷が人気の店で、行列ができてたんだよね
僕も行列に並んで、ほうじ茶白蜜っていうのを頼んだら、これがめっちゃおいしくてさ
完食する頃にはすっかり元気になって、次のバスで帰って来たってわけ
終点? 私は終点が恐ろしい
私はどこまでも走り続ける電車に揺られていたい
わたしの終点ってどこにある?
帰ってくる言葉はいつも同じ
「知らない」
未来は見えないところにある。
誰にだってわかる事だけど、
考え出したらキリないし怖いよね
よく自分は生きてるって思うよ
『次は邨ゅo繧、邨ゅo繧、終点です。残糸線、雲上線、平城線は、お乗り換えです。お忘れ物にご注意ください。The Next is……』
電車の五両目の座席に座っていた際、この音声は聞こえてきた。
誰が言っているのだろう、このアナウンス。もう何もかもが終わってしまった今となっては、どうでもいい部類のものに入るが。
「桃世ちゃん♡かわいい姿になったね♪」
「あなたですよね、全ての元凶は」
「そうだねー♪」
随分と腹立たしい言動だな。
「あ、そうそう♪お願いはどうするの?」
「乗客の全員を生き返らせてください」
「?まあいいけど……もう現実世界では死んでいるのに中々なこと言うねー」
「……は」
「ここ死後の世界だよ?みんな一回は死んだことあるよ?」
「なに言って」
「わからないのも無理ないか♪覚えてないだろうし♪でも桃世ちゃんは割と生き残ってる方だよ♪」
「酷い子はさ、10回やったら9回死んでるような子もいるし……」
「顔が強張ってるよー♪リラックスリラックス♪」
「安心して、みんな元通りにしてあげるから♪」
「みんなでずぅーっと一緒にいようね、桃世ちゃん♪」
終点
始まりがあれば
終わりがある
でも一体どこからが
始まりだったのか
今となっては曖昧
じゃあ
終わりはどこなのか
自分から??
それもと・・・・
終わらせたい?
終わらせたくない?
見渡す限り、ゴールがない。
道はずっと、ずーっと続いているように見える。
だけど、道のりが長いだけで、ちゃんと終わりがある。
みんな、同じ結末を迎える。
だからいいや、じゃなくて
何を残すか。どう歩むか。
それが、大切だと思うんだ。
「やりきった」
そう思えるような人生に僕はできるかな。
*終点*
内容が深いようで、ありきたりなことを言ってる_( ^ω^)
辛い。辛い。
死にたい。
死にたい。
でも、死ぬのは怖い。
僕の人生の終点はいつになるだろう。
愛してるのに伝えられない。
君は、僕の支えだけど遠い存在。
みんなに愛されている君が愛おしい。
君に愛されたくて辛い。
叱責されても馬鹿にされても笑顔。笑顔。
罵倒されても暴力を振られても笑顔。笑顔。
謝ってご機嫌とって毎日を過ごす。
泣きたくても我慢。
辛くても我慢。
偽物の形を守る為、今日も我慢する。
僕は、君との虚像を追いかけながら、偽物の形と今日を過ごす。
いつか、君と一緒に───。
「愛してる」と言われたくて。
「頑張ってるね」と言われたくて。
「幸せだね」と言われたくて。
「一緒にいよう」と言われたくて。
きっと、叶うと信じて僕は明日を生きる。
「大好き。大好きだよ。」
「今日も生きててくれてありがとう。」
「産まれてきてくれてありがとう。」
「僕を支えてくれてありがとう。」
僕は君の幸せを願っています。
僕との幸せを………。
終点
かたんことん――
心地よい揺れに、目が覚めた。
頭がぼーっとするけど、徐々に周りがはっきりしてきた。
誰もいない、箱のように揺れ動くモノの中にたった一人の私。
ここはどこだろうか?――そう思った、だけどよく思い出せない。
また、揺れる。でも、驚くほどの揺れではない。
ゆっくりと立って、周りを見渡す。――本当に誰もいない。
外は暗い。夜なのだろうか?
かたんっと奥のドアが開いた。そこには知らない人。
「よく眠れた?あともう少しで着くと思うよ」
黒髪短髪、色付きサングラスをかけている。
全身、真っ黒って感じ。肌は白い、そこだけ。
「どこに着くの?」
「綺麗なところ、ユートピア?」
ふふっと笑って、空いている席に座った。
「なにそれ、わかんない」
私は首を傾げた。――ユートピアってなんだろう?
「わかんないと思うよ、みーんな。僕もそうだったし」
「みんな、わかんない……のね。ところで、あなたはだれ?ここはどこ?」
「僕は案内人のリヴァ。リヴァでいいよ。んで、ここは電車っていう乗り物の中」
両手を大きく広げて言う黒髪短髪の人――リヴァ。
「リヴァ、私は……たしか……ユキ」
「知っているよ、キミのことは」
いつの間にか、私の目の前まで来ていた。驚いて、後ろに数歩、下がる。
少し、しゅんとしたリヴァだが、立ち直るのが早かった。
「あと少しで着くから、ゆっくりしてて」
そう言って、ひらひら手を振ると奥のドアへと歩いていった。
静かになった電車の中。かたんことんとまた揺れる。
ひとりぼっちになった途端、急に不安と悲しい気持ちが込み上がってきた。
なんだろう、この気持ち。記憶が少しずつ蘇ってきた。
――優しい人の声、頭を撫でられると気持ちいい。抱っこされるのが、苦手でよく暴れて引っ掻いた。喧嘩もして、噛んじゃった時もあったけど、最後は優しく撫でてくれる。大好きな、大好きな声と手。毎朝くれる、甘くて美味しいバナナのカケラ。美味しいね、って言って食べた。長い耳を優しくマッサージしてくれた、ついつい甘い声が出てしまう。もっとたくさん甘えたかった。
気がつくとポロポロと涙が出ていた。――思い出した。
「そうだ、私、病気になって、痛くて苦しくて……。飼い主さんはっ‼︎」
一番近くの電車のドアに向かい、外を見る。
キラキラとした光の粒が散らばっていた。見たことのない景色。
ふと、リヴァが出て行った奥のドアを思い出し、そこへ向かう。
ドアを開けると同じ、電車の中。また先にドアがある。
何回開けても、何回開けても、同じ電車の中だった。
どこにもいない、私の大好きな飼い主さん。
「いないよ、どこにも」
ポロポロ泣きながら、床に座り込んだ。
すると、肩を叩かれたので、顔を上げるとリヴァがいた。
「どうしたの、こんなところに座って」
「いないの、大好きな飼い主さん」
「そうだね、いないね」
リヴァも寂しそうな表情をしていた。
「もうすぐ、終点だよ。そこで、待とう。飼い主さん」
「やだやだ、帰りたい、帰りたい‼︎」
「そうだね、帰りたいよね、でもね、もう帰れないんだ」
「なんで帰れないの?この電車に乗って帰れるでしょ?」
なんとなくだけど、わかっていた。帰れないってことが。
この電車の中で目を覚ました時点で、なんとなく。
「帰れるなら僕も大好きな人のところへ帰りたいよ」
リヴァもポロポロ泣いていた。すると、アナウンスが流れる。
――終点、虹の駅。終点、虹の駅。
「さぁ、着いたね。ここでは、自由だよ。ご飯も美味しい、水も美味しい、なんなら病気にならない、元気いっぱい」
ゴシゴシと涙を拭いて、手を差し伸ばされた。
私はその手を取らずに首を振る。
「行きたくない、大好きな飼い主さんがいないもん」
「……そうだね、でも、飼い主さんが迎えにきやすいようにここで待っているんだ、みんな。帰ることはできないけど、ここから、見守ることもできる」
「帰りたい」
「わかる、最初はみんな同じ気持ち。でも、生命ある限り、いずれは訪れるモノがある。だからこそ、この虹の駅で待つんだ。飼い主さんが、迎えにくるのを。もう一度、会うために」
黒い瞳に見つめられると何も言えなくなる。
ここで駄々をこねても何もない。帰りたくても帰れないのはわかっていた。――現世で、生命を全うしたから。
「……わかった、リヴァと飼い主さんを一緒に待つ」
ゆっくり立ち上がり、リヴァの手を握る。
「ありがとう、ユキ。さぁ、行こうか」
電車を降りて、終点駅に。そこは、自然あふれる心地よい場所だった。
青い空、白い雲、優しく私たちを照らす太陽。
隣を見るとリヴァは黒い兎になっていた。私も同じくグレーのうさぎになっていた。もとの姿だ。
「ここで、待っているね、飼い主さん。大丈夫、また会えるの信じているから」
「終点」
「今までありがとうございました」
この言葉を聞いた瞬間、様々な気持ちが胸をよぎった。
悲しさ、受け入れなければならない絶望、もしかしたら実はまだ貴方と居れるのかもと言うほんの少しの希望。
だけど貴方はそんな私の気持ちを無視して思い出を話すだけ話して枠を閉じた。
これが私のほんの恋心の終点だった。
【13,お題:終点】
「悠人、これは...約束...だから」
焼けたゴムとアスファルトの不快な匂い
周りの喧騒に紛れて、サイレンの音が聞こえる
でも、そんな騒がしさすら恐怖で塗りつぶされて感じない
「ッおれの...夢、...叶えてね...」
徐々に温度が抜けていく、顔が青白くて声が震えている
何とか声をだし「うん」と答えると、兄はふっと微笑んだ。
「ッごめん...ありがと...ね」
「...ッうん...」
それっきり兄は喋らなくなった。
背中に回したてが手がじっとりと濡れていて、押さえても滲み出るそれが
兄を向こう側に連れていってしまうようで怖かった。
その後すぐに救急車が到着したが
一時間後、亡くなったと伝えられた。
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俺は今、兄の夢であったアイドルをやっている。
正直人前に立つのは苦手だし、ましてや歌って踊るなんて僕に...俺にとってはかなりの苦痛だった。
でもこれが兄ちゃんの夢なら、自分の歌と踊りで皆を笑顔にするのが兄ちゃんの夢なら
俺はやり遂げて見せるよ。
だから、俺の人生の終点駅で待ってて
ちゃんと叶えたよって報告するまで、まだ時間がかかりそうなんだ
終点でまた合えたら、よくやったねって褒めてほしい。
じゃあそれまで、またね兄ちゃん。
終点
「終点でーす。・・・お兄さん本当に行くつもり?こんな山の中を冒険したって何も出てこないと思うんだけどねぇ。まぁほどほどにしなよ?」
バスの運転手の言葉を聞きながら、俺は荷物をまとめてバスを降りた。
錆びついたバス停の標識。轍以外には草が生え、足場が悪い。バスが停まっている先には細い小道が森の中ヘと続いている。
バスはバックで山道を戻っていった。俺の前には山、森
そしてどこにつながっているかわからない小道。
「終点で降りたのに、冒険は始まったばかりだ!」
俺は最初の一歩を踏み出した。