『終わりにしよう』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「終わりにしよう」
1番私が大切にしてきた親友がいる。でもその親友は私が言った言葉が心に刺さり関係を終わりにしようと言ってきた。私が言った言葉は「どうして最近仲良くなった子には呼び捨てなのに、何年一緒に居る私には呼び捨てじゃないの!?」と言った事が親友の心に刺さってしまったらしい。
私も1番聞きたくない言葉を親友から聞かされてしまった。
この関係を「終わりにしよう」
終わりにしよう
いつまでも一緒にいられると思っていたのに。
神様は残酷だった。
「好きな人に告白したら、OKもらえた」
耳がキーンと痛くなった。高いところから急に突き落とされた気分。
呼吸をする度に、息が苦しい。額から汗がこぼれ落ちた。
「よかったね、おめでとう、お似合いだと思う」
声が震えていたのが、自分でもよく分かる。表情が上手く作れない。
「いつも色々話聞いてくれて、ありがとう。やっぱり幼馴染は、頼りになるね」
嬉しそうに笑って、俺の手を握る。
――聞きたくなかった。信じたくなかった。嘘だと言って欲しかった。
作った顔で、笑い返した。愛しい横顔、その瞳に俺はもう映らない。
その後の会話が耳に入ってこなかった。たぶん、好きな人の話だろう。
ぼーっと遠くを見つめながら、一緒に歩いて帰る。左肩に下げていた、ボストンバックが重く感じた。
幼い時に約束した「大人になったら結婚しようね」と。
ずっとそれを信じていた。――嬉しくて。
幼稚園も小学校も中学校も、ずっと一緒で、ずっと隣にいた。
俺のほうがずっと前から大好きだったのに。なんで、俺じゃない?
悲しくて、悔しくて、それが痛みとなり体を抉っていく。
認めたくなかった、分かりたくなかった、時間が戻って欲しかった。
そんなこと言っても、思っても、どうにもならないのわかっている。
家に帰って、足早に部屋に向かい扉を閉める。
電気もつけずに、扉にもたれかかりながら、ずるずるとその場に座り込んだ。
涙が溢れ出た。喉の奥と鼻の奥がツーンと痛い。
しばらくしてから、立ち上がり、机の引き出しに向かった。
引き出しの中から取り出した、1枚の手紙。幼い時に「結婚しようね」と書かれた手紙を、ずっと持っていた。
もう、この想いを終わりにしよう。――さよなら。
ビリビリと紙を破く音が部屋に響いた。
多分、耐えられなかったんだ。
彼らは、何よりも変えがたい存在で。
俺達が生きていく為には、きっと、絶対必要だった。
それでも、頑張ってはいた。
きっと、叶わなくても、それでも絶対、諦めたくなんてなかった。
でも、疲れちゃった。
どんなに願っても、どんなに頑張っても、終わりが見えない絶望感。
どうしたって戻らない時間を、必死で手繰り寄せている、哀れで滑稽な空飛ぶ少年達。
だからね、”終わりにしよう”って、思ったんだ。
ぜーんぶ、まとめてそうしちゃおうって。
そうすれば、一番手っ取り早いじゃん?
”終わりにしよう”、そうしよう。
そんな軽い言葉で決まったなんて、絶対に言えないけれど、ね?
終わりにしよう
これで終わりにしよう…と思いながらついつい食べてしまうポテチ
これで終わりにしようと思いながらついつい読みふけてしまう漫画
あー…むしろ諦めて漫画見終わるまでポテチ食べようかな?
あれ?階段走ってくる音が聞こえる…
早く、ご飯食べに来い! !!
( `ὢ´ ⊂彡☆))Д´)・∵.ドバチンッ!
テーマ【ポテチ…じゃなくて!これで終わりにしよう】
終わりにしよう 。
「え … ?」
久しぶりのデート 、何事かと思えば 、急にそんなことを言われた
「なん、で 、?な、何が悪かった?何がダメだった?言ってくれたらなんでも直すよ …!!」
違う 、君は完璧な人だった 、俺に尽くしてくれた 、嬉しかった
「じゃあ、…なんで、?」
…他に好きな人が出来たんだ 。すまない 、別れてくれ 。
「っ…」
「もういい!!わかった!!別れる!!じゃあね!!」
… ごめん 。
その謝罪は彼女に届くことなく儚く消えていった …
と 、話したのは 、彼が亡くなる 、2日前 。
あの時 、もっと聞いてればよかった 、後悔ばかり
彼の遺書には 、こう書かれていた 。
『 ごめんね 、こんな別れ方しかできなくて …
君の笑った顔も 、君の声も 、いつも遅くまで待っててくれるところも 、掃除が少し苦手なところも 、全部全部大好きでした 。』
「… そう、言うなら、もっと 、頼ってよぉ …( 泣 」
「あぁ、 私も彼の所に逝きたい 、 あぁ 、終わりにしたい 。」
#24【終わりにしよう】
もう、ここまで。
終わりにしよう。
キリがないよ。
わかってる。
もう時間なの。
終わりにしよう。
大好きだよ。
キャラメルポップコーン。
「もう、終わりにしよう」
夜の東京を一望できるレストラン。コースの最後に出てきたデザートにフォークを刺しながら、彼女が言った。
「意味が分からねぇな」
「だから、もう別れましょうってこと」
「そういうことじゃねぇよ。何をもって、そんな寝惚けたこと言ってんのかって聞いてんだ」
別れたがる理由に心当たりも何もない。暫く黙り込んで彼女はケーキを一口、口に運ぶ。実に不味そうに食いやがるな、と思った。
「……もう、好きじゃなくなった」
「嘘だな」
「じゃあ、好きな人ができたの、私」
じゃあって、何だよ。嘘をつくならもっとマシにつけないのか。そもそも、嘘をついてまで俺と別れたいのか。彼女の意図が全く読めない。深くは問い詰めないが、代わりに、「断わる」とだけ答えた。もっと正当な、こっちが納得するような理由じゃない限り、そんな狂言は認めない。
「……聞いちゃったんだよ」
「あ?」
「海外赴任の話をもらってるんでしょう……?」
もう彼女はケーキを食べるのをやめてしまった。こちらをじっと見ている。灯りの弱い店内でも、目が充血しているのが分かる。
「おめでとう。すごい、大抜擢だね。向こうでも頑張ってね、だから――」
「だから、私はそんな遠い距離に絶えられないから別れてほしい、と?」
「……」
「お前の俺への愛はその程度なのか?」
彼女は目を伏せきゅっと唇を噛む。こんなに綺麗な景色と豪華な料理だったというのに、その顔は何だ。そんな顔をさせるためにここへ連れてきたんじゃない。
「本部にはもう答えを出した。こっちの引き継ぎなりを済ませて、2ヶ月後には日本を発つ」
「そう、なんだ」
「だからその2ヶ月の間にお前の苗字も変える」
数秒間の沈黙。淀んでいた彼女の瞳が次第に大きくなっていく。口まで半開きになってとんでもなく阿呆面だった。うっかり笑ってしまいそうになる。それをなんとか堪えて、胸ポケットから小さな箱を取り出しテーブルに置いた。
「お前も一緒に来い」
【終わりにしよう】
「本当に行くの……もう会えないの?」
歩き出した背後から届いた小さく震える涙声に、つい立ち止まってしまった。
俺は馬鹿だ。
どう考えても、このまま立ち止まらずに去るべきだった。
自分の手では幸せに出来ない女と判ってるから、いい加減身を引くと決めたのに。やっと『終わりにしよう』と告げたのに、結局絆されて。
惚れた弱みってやつはどうにも厄介だ。
態々戻って、頬に滑り落ちる雫を唇で吸い取る。
「一々泣くな」
「戻って来るよね?」
「さあな」
「いつでもいいから……」
アンタへの思いを切り捨てねばならないと思えば思う程、同じ分だけ何もかも捨てて拐ってしまいたいという本音が込み上げる。
その癖そんな柄にもない思いを悟られるのも嫌で、つい心とは裏腹な言葉が出てしまう。
「清々するぜ。その鬱陶しい泣き顔見なくて済む」
「……泣かせてきた張本人がそれ言う?」
「はは、違いねえ」
確かにアンタの言う通り、涙の原因は大概俺だったな。
身の程知らずの懸想だと判っていたから素直になれなかっただけで、これでもアンタの事愛していたんだ。今までセフレみたいな扱いしておいて、何言ってるんだって思うのかも知れないが。
まあ聡いアンタには何もかもバレてるんだろう。
「……じゃあな」
―――どうか、幸せに。
最後まで本心を告げないまま、今度こそ振り返らずに背を向け歩き出す。
明かりが要らない程光る青白い月を見上げると、月がみるみる滲んで崩れた。
始まりがあった。遠い昔に。
嫌に洒落たテーブルの上に無造作に置かれている黄色の花の飾りも、今となっては冷たく硬質な作り物にすぎず、彼の存在だって既に似たようなものだった。
「ねえ、もういいよ。」
そう言って、私は手を離した。
「終わりにしよう。ね。」
「体に悪いよ。」と渋りながら誕生日に買ってくれたジッポが、カーテンの隙間から差し込む西日を受けて真っ赤なまま反射する。顔色の悪い彼の隣に雑に放ると、少しだけ、生気を取り戻したみたいに見える。
「じゃあね。」
時計の針が5時を指す。息を吸い込んで、一歩を踏み出した。窓の外、傾いた私の世界は、二度と戻らない。
全て終わりにしよう。ある日、ふとここにいたくなくなった。
何故居たくなくなったのか、自分には分からなかった。
心のどこかで、何か限界になったのかと思ったけど、
思い当たる事が見つからなかった。それから数日、なにか思い当たることが無いか考えた。でも見つからない。自分のことなのに、何で分からないんだろう。それからずっと、その事について考え続けた。そんな時、「死にたい」、と思うようになった。
涙が出た。なぜ涙が出たのか分からない。それから
しばらくだった頃、今度は全てがどうでも良くなった。
何も考えたくない、何もしたくない、そんな思いが強くなった
私は今日、友達にこのことを話した。
私は泣いていた。そしたら友達が、
「ねぇ、、、そこから降りて?」
と聞いてきた。突然の事で少し吃驚した。
でも私は、
「いいよ。全部、終わりにしよう」
と言った。降りる時に、友達の顔を見た。
彼女は笑っていた。
次私が起きたら目の前に沢山の人がいた。
もちろん両親もいた。でもみんな、黒い服を着ていた
それに両親が泣いていた。何で泣いているんだろう、と思った
両親の傍に行った、
「なんで泣いてるの?」
と問いかけてみたけど、両親は答えてくれない。それに、
誰も私がここにいるのに気づいていないみたい。
あぁ、全部終わったんだ。
楽しかった自分の居場所を、
楽しかった一時を、
自分の手で終わりにしよう。
誰かに邪魔されないように、
誰かに乗っ取られることのないように。
自分で終わりにして、自分だけのものにする。
【終わりにしよう】
もう終わりにしたい。我慢できない。君とすごした日々。楽しかったよ。でも、終わりにすれば私たちの日々がお互いもっと楽しくなる。だから、もう終わりにしない?あなたも終わりにしたいと思っているんじゃないの?それは私だけ?……「もう終わりにしないか?」……あなたも同じことを考えていたんだね。「恋人はもう終わりにして夫婦になろう。」「ふふっ、もちろん!」
「もう終わりにしよう。」
銃口はわたしの額を捉えていた。
「それはこっちの台詞よ。」
動揺を隠すため、相手を精一杯睨みつける。けれど、彼はそれを全て知っていると言うように、口元にわずかな笑みを浮かべた。
遠くから銃声が聞こえてくる。爆発音や建物が崩れ落ちる音、悲惨な音の隙間からは誰かの悲鳴が聞こえる。
こんなこと、もう終わらせなければいけない。上の人間の欲を満たすためだけの戦争なんて、馬鹿げている。
誰にも言えない思いを、もし、今わたしに銃口を向ける彼も持っているとするのなら。
わたしはどこから間違っていたのだろう。
「くだらない。」
「同感だ。」
「あのクソデブ達を殺してやりたかった。」
「ああ、そうだな。俺がちゃんと殺してやるよ。最初はお前だけどな。」
視界がすでに歪んでいた。まばたきをすれば、溢れてはいけないものが溢れてしまうとすぐに分かった。だから、睨みたくない彼を睨みつけていた。
誰かの痛々しい悲鳴が聞こえる。幼い泣き声も聞こえる。そして、絶えず爆発音が響いている。
「ごめんなさい。」
まぶたを下ろした。遠くで銃声が聞こえた。
諦めない
前を向く
自分の生きやすいように生きる
笑っている
たくさん話をする
たくさん話を聴く
それだけで
人生がかわっていくよ
もう終わりにしようよ
人の目を気にして
嫌われないように頑張って
笑うことも
会話をすることも諦めて
生きづらさを感じて
生きていること
終わりの後には
始まりがあるよ
終わりにしよう。
今終わりにできるのなら、
今が夢でありますように。
明日になったら
溶けて全部消えますように。
病気も通院も
カウンセリングも
なんにもない
ただの私に戻りたい。
終わりにしよう
この言葉を聞いた瞬間
薬を用意していた私は
何処か安堵した自分を見つけた。
私はそんな私と言った彼に怒りを覚え
二人を重ねて囁くような声音で怒りををぶつけた。
「何で…?今更そういう事言うの?」
「だって…本気にすると思ってなかった…。」
「だって」と幼稚な言い訳する彼に対して
さらに怒り脳が麻痺して感じた事をぶつけて
私は怒鳴った。
「私は貴方のために…!」
「…ごめん。でも…俺怖いんだ。」
「私だってそうよ!!」
私は身勝手な彼に怒りが頂点に達し
首を両手で強く捉えた。
「あんたのお望みどうりにしてあげるわよ!」
彼は遠い何処かを見ながら抵抗せず泣いていた。
一応分かりにくいかもしれませんが
2パターンで読み取れるお話です。
彼が終わりにしよう=死にたい
=心中をやめたい
という話です。
「お母さ、ん。止めてよそんな、わたしの前から居なくならないでよ」
わたしを支えてくれていた母が、今消えようとしている。命の灯火が、消えそうだ。
「……私は、もう終わりだから。いいの、あなたはあなたの人生を歩みなさい。良い母親になれなくて、ごめんね」
「お母さん!!!」
わたしはわたしの人生を歩む? 冗談じゃない、お母さんがいないとわたしは自分で居られないのに。お母さんが居なくなってしまったら、わたしは何を自分にすればいい? 他の誰かと接するわたしは、わたしだと思えないから。
「死なないでよお母さん!!!」
無様にも、お母さんの命は散っていく。はらはらと崩れたお母さんの命は、
……本当にお母さんは居ないの? そんな世界要らないのに。そうだ、
わたしも死んでしまえばいいのだ。
#終わりにしよう
想い出を辿るのは
もう辞めたらどうですか
そろそろ終わりにしては…
夜の闇の中
聴こえてくる心の声
まだ無理 と
深い溜め息
ひとつ落として
土砂降りの
雨音の中に
消す
# 終わりにしよう (216)
「終わりにしよう」
若いカップルの離婚率が増えている。しかも、子どもがいるからこその離婚だ。この原因にプロラクチンというホルモンが関係していると考えている。
Wikipediaによると妊娠期には乳腺葉を発達させるそうだ。また、女性の場合、母性行動を誘導。(生まれてきた子どもを愛情深く育てる。)ここまでは良い。さらに赤ちゃん以外の存在に対する敵対的行動の誘発。攻撃性を強める。夫に対しても攻撃的になる。
もちろん父親が赤ちゃんの世話に積極的に関わり、母親に近い愛情を注ぐ事ができれば問題はないと思う。赤ちゃんは常に命の危険と隣り合わせだ。ちょっとした事で命を落としかねない。
母親の最優先は赤ちゃんの命で、父親が危険な存在だとしたら、最悪、離婚。終わりにしようという事になる。
男性側からすれば、赤ちゃんが産まれるまで愛情深かった妻が、突然攻撃的になり、赤ちゃんの世話が最優先で、夫を顧みなくなる。プロラクチンは恐ろしい。
ここで大切なのは、そうした女性のホルモンの存在を知り理解する事だ。そして男性自身がある程度、自分自身を変える必要がある。
若い夫婦は共に力を合わせ子どもを育てる事で、子どもから多くの事を学ぶだろう。親として成長する事で、ますます夫婦、親子の絆は強固なものになる。
男性も育児に参加する事でホルモンの変化があるはずなので、検索してみたが、良い文献が見つからなかった。
子どもがいる女性は、長くこのホルモンに支配されるように思う。この歳になってまだ、私は子供を命がけで守ろうとする心理が働いてしまう。子どもの存在を脅やかすものには攻撃的になる。また愛する家族にも同様で、家族が最も幸せな生き方を考える。障害となるものには攻撃的で自分を犠牲にする事も厭わない。
そうだとすれば女とは哀しい生きものだ。願わくば、世の男性は、そうした女性の心理を、多少でも理解してほしい。
離婚して、終わりにしようとなる前に、様々な障害を乗り越えていく必要がある。こうした男女のホルモンの違いにも目を向ける必要があるのではないだろうか。
そしてジェンダーの問題を乗り越えて行く過程で、男女がお互いのホルモンの違いを認識する必要もあると思われる。
注意⭐︎かなり推敲を重ねました。
終わりにしよう
「はぁ、はぁ、まだ、終わってねぇ、よ!」
「くっ……そんなに嫌か!?」
「嫌だね! ぜってぇお断、」
「……」
「何でんな顔すんだよッ」
「そりゃ凹むだろ。絶対お断りとか言われたら」
「いや、違、そういうことじゃなくてだな」
「じゃあどういうことだよ」
「だからその……負けたくねーっていうか、つまりお前が勝ったらじゃなくて、アタシが勝って付き合いたいっつーか」
「!……あーもう俺の負けだ。つーか最初から負けてた」