紅茶の香り』の作文集

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紅茶の香り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/27/2024, 4:07:29 PM

紅茶が好きな人だった。
自分は最初特段好みではなかった。そもそも、飲み物に拘りがない人間だった。水さえあればよい。コーヒーも日本茶も特に興味もない。紅茶も、そのうちの一つに過ぎなかった。

ただ、あなたがよく飲んでいた。
蜂蜜とミルクをたっぷり淹れた飲み方も、茶葉の種類も、香りの楽しみ方も、全部あなたが教えてくれた。
「おいしければそれでよい」といってマナーには厳しくなかったけれど、ただひとつ、沸騰したてのお湯ではないとダメという拘りを持っていて、上手く沸騰できなかった時はいつも薄い唇を尖らせていた。

旅行や出張に行く時のお土産は何が良いかと聞くと、いつも紅茶と言っていた。その土地でとれた茶葉で作られた紅茶や、通販では購入しづらいブランドものの紅茶を贈ると、よく喜んで瞳をキラキラさせていた。

おかげさまで、紅茶の香りをかぐたびに忘れられない。
紅茶なんてもう飲むまいと、決めていても、スーパーでティーバッグが視界に入ると「そういえば切らしていないだろうか」と気になってしまう。それから蜂蜜も。あなたは「蜂蜜がないと生きていけない」とまるで黄色いクマのようなかわいいことをよく言っていたから。

でも、もうそんなこと気にする必要もない。
家に帰っても、紅茶の香りなんてどこにもないのに。

お題/紅茶の香り

10/27/2024, 4:05:51 PM

紅茶の香り


最近よく飲んでいるのは、はちみつ紅茶にレモンを数滴落としたもの。

それをコロンとした形のハリオのガラスマグで飲むのがお気に入り。

こっくりとしたはちみつの甘さと、レモンの爽やかな酸味が溶け合ってとてもおいしくなるのだ。

いつものウエッジウッドのマグで飲むよりも、より紅茶の香りが引き立つように感じるのはたぶん気分が良いせいなのだろうな。



お題
紅茶の香り

10/27/2024, 4:03:53 PM

私はリラックスしたい時によく紅茶を飲む。
普段は水ばかり飲む私にとって、
紅茶はちょっとした楽しみなのだ。
紅茶は入れた瞬間から既に心地よい。
香りが広がり、雰囲気も良い。
紅茶を飲むと心なしか肩こりや感情が落ち着くのだ。
紅茶が似合うような人になれていたらいいなぁ。

10/27/2024, 3:58:40 PM

街を歩いていると、ふと覚えのある香りがした。
何だったかな、やけに思い出せない。

周りを見渡しながら歩き続け、思い出した。
カフェだった。

妙に甘ったるい、匂いのくせに何処か苦味があって
僕は苦手だった。
だけど、あの人は好んでいた。
何時も匂いを嫌がる僕を見て楽しそうに笑っていた。

僕も紅茶の香りは好きだった。

10/27/2024, 3:54:53 PM

そよ風を浴びながら

木漏れ日の下で

眼鏡と本と紅茶で大人気分

10/27/2024, 3:51:49 PM

『紅茶の香り』
 ⇓題材変更
『君の香り』

私は…『君の香り』がとても好きだけど…
その香りは
君だけの香りではないという紛れもない事実
「この人は私のものですよ!」
と言わんばかりの
とてもいい香り…

それが事実だ
どうやったって
これが現実だ

だからこそ、君と一緒にいても
顔も名前も知らないその人が
見張っているかのような
恐怖と罪悪感に苛まれる

ごめんなさい
あなたの君を好きになって
ごめんなさい

でも人を好きになるってそういうこと
自分で好きは止められない…
例え彼女がいようと、奥様がいようと
分かっていても
私には好きを止められないんです

大人の恋はこれが増える

別に振り向いて貰えなくても
好きは勝手に暴走する

気がついたら目で追っていて
気がついたらその人を見るだけで1日がHAPPY
話したら嬉しくて楽しくて…
嫌いな仕事も楽しくなる

これって…
当たり前じゃない
大人になればなるほど当たり前じゃない

だからこそロスが起きた…
君にとってはそれは恋なんかじゃなかったはずだ
でも私にとって、それが恋だと気がついてしまった

だからごめんなさい
君にも
君のあなたにもごめんなさい

私は…地獄に落ちても構わない
だから、
あなたの君だけは幸せにしてあげて下さい
私には…出来ないから

『君の香り』のあなたは
私よりずーっとずーっと
ずーっとずーっと
君を愛してくださいね
大切にしてくださいね

じゃないと…
私は報われない…

私は誰からも愛されてこなかった分
誰よりも愛に敏感なの
もしも、ちゃんと君を愛してないなら…
私は君を奪いに行きます

けど、君は違うな…
きっと私のところにはこない…

そうやって
『君の香り』のする人が通りすぎる度
君を想い続けるんだ

私は一生、
誰からも
愛は貰えない…
人に愛を与えるだけ与えるためだけに産まれた
リコール商品

神様…どうか…
この手の人間は生産終了、
もしくは
廃盤にしてくださいね
こんな人生は
他の誰にも味わっては欲しくないから…

10/27/2024, 3:50:09 PM

「ああ…さむい…さむい……」
 酷く寒い日のことだった。
痛い、手足の指先がどんどん冷たくなっていくのを感じる。体もさっきからずっと小刻みに震え続けている。
少しでもなんとか落ち着かせようと体を丸めて深く息を吸う。
 ふとどこからか、甘い匂いが体内に入り込んだ。


「おいクソガキ!!さっさと食いもん取ってきやがれ!!…今度は迷惑かけんじゃねぇぞ、次はねぇからな」

 真っ赤な顔をした男に蹴飛ばされ、バタンという大きな音が廊下に響き渡る。

 食いものを取ってこいと言われてもあの昨日の今日だ。もうあの店には顔も覚えられているだろうしまた他の場所を探さなければならない。
 でももし監視の強いところに当たってしまえばまた…ああもう考えるのはやめにしよう。

 じんじんとする体をゆっくり起こすと、ガチャという音が後ろから聞こえた。振り向くと何か酷いものを見るような目でこちらを見つめる女の子が立っていた。隣の部屋に住んでいる人だ、見た感じ高校生くらい…だろうか。

「きみ…どうしたの?!」

 俺の目線に合わせしゃがみこみ、わたわたとした様子でずっと喋りかけてくる。
「とりあえず、うち入って!!寒いでしょ?!」

 流れるように招かれて彼女の部屋に入ると、あっという間に暖かい空気に包まれた。それだけじゃない、部屋の構図は俺の住む部屋とほとんど変わらないはずなのに全く違う、彼女の部屋は彩度の高い色がついているように見えた。

「あーえっと…名前はなんて言うのかな?」
 微笑みかけるように彼女は言った。でも大人の質問に答えるなんてこと、絶対にしちゃいけないんだ。

 1度だけ、今日のように追い出された時に交番に向かったことがある。なにかしてくれるんじゃないかと思った。
 だけどそんな期待は呆気なく散った。

 何度も謝った。許して貰えなかった。涙が出てしまった。正直、涙を見せると少しでも優しくしてくれるんじゃないかという淡い期待もあった。でも流せば流すほど痛い思いをした。だからもう、期待するのはやめた。

「ごめんね、うちジュースもお菓子もなくてね、何も美味しいものとかないんだけど…あ!そうだフレーバーティーとかどうかな昨日届いたばかりなの!」

 また彼女はわたわたとした様子で俺に話しかけてくる。俺は口を噤んだまま彼女の様子を見続ける。

 しばらくするとフレーバーティーというものを俺の前に置いてくれた。
あ、この匂い昨日の夜の…

「お口に合うといいんだけど…さっさ暖かいうちに飲んじゃって!!」
 にっこりとした笑顔を向ける彼女のペースに流されるまま花柄のティーカップに口をつけた。

 その瞬間、暖かく優しいものに包まれていくような、そんな味が染み込んだ。再び彼女の顔に目を向けると、どんどんと視界が滲んでいった。


〖紅茶の香り〗

10/27/2024, 3:40:17 PM

紅茶の香りに誘われて

とある庭園に。

そこには、

1輪の赤い薔薇と

貴方が居たの。

10/27/2024, 3:35:13 PM

一口に紅茶と言っても、ダージリンやアッサムなど種類もあるし、フルーツや花の香りのフレーバーティーもあるし、飲み方もストレートやミルクティーとかあるから、守備範囲が結構広いですよ。
その分、解釈違いが多く生まれそうですが、今回はあえて紅茶の香りの香水の事でも。

今はSHIROの「和紅茶」の香りがお気に入りなのです。同じくSHIROの「アールグレイ」がスッキリと甘さ控えめのフルーティーなアイスティーだとしたら、「和紅茶」はしっかりと甘い熱い紅茶でしょうか。甘ったるいのではなく、こっくりと深みのある甘さ。あの、カルディで売ってそうな氷砂糖のシロップ漬けを入れてランクアップした紅茶のイメージですかね、知らんけど。これからの季節に似合いそうな感じで、最近はこればかり使っています。

衣類の衣替えはギリギリまでしませんが、香水は既に秋冬物なのですよ。香りは服装に合わせるのではなく、今好きな香りを纏いたい。そこは自由でいいと思うから。



・・・


紅茶といえば、数年前に飲んだルフナティーがすごく美味しくて、それ以来色々なルフナティーを試しているんですが、なんかその時の衝撃には及ばなくて。一口にルフナと言っても、茶園とかその年の気候で味や香りが少し違ってくるのかもしれませんね。
何においても、思い出はいつまでも最高峰なのかもしれませんが。

10/27/2024, 3:35:13 PM

少し古い街並み
少し狭い路地

小さな喫茶店

扉を開けると
ふわりと香る

紅茶の香り

柔らかなソファーに腰を掛け
隣の席と同じ紅茶を頼む

綺麗なメイドさんが運んできた
紅茶を口に運ぶ

10/27/2024, 3:34:46 PM

『紅茶の香り』

朝食には、

コーヒーよりも紅茶が好きなあなたのために

ホットケーキを焼く。

蒸らした紅茶の香りに誘われて

あなたが起きて来る。


そんな毎日をずっと一緒に過ごせると

思っていた。


だけれど、

朝は毎日やってくるのに

紅茶の香りに誘われて

起きて来るあなたが居ない。


少し寝ぼけながら

おはようと笑うあなたの顔や

紅茶を飲みながら

たわいも無い話をしたり

些細なくだらない喧嘩をしたり

あなたの表情を見ているのが

私の日常だった。


居なくなってから、知った。

あなたと居る事が

私の日常だったと。

当たり前のように

二人、歳を取っても

そんな朝を過ごす日常を

信じていた。



私は、朝日に照らされて

眩しい位のあなたの席に

いつものように

紅茶とホットケーキを置いた。


私の心の中だけでも良いから、

寝ぼけながら

おはようと笑って起きてくる

あなたに会えるように。

10/27/2024, 3:34:06 PM

紅茶の香り


(本稿を下書きとして保管)


2024.10.27 藍

10/27/2024, 3:30:14 PM

紅茶の香り。

紅茶の香りがするのは
お昼。

ミルクティーが
好き。

ケーキの横に
添えた。

10/27/2024, 3:26:38 PM

『紅茶の香り』

受験生だった頃、母がよくミルクティーを作ってくれた。

お鍋でゆっくりと茶葉を開かせて、たっぷりのミルクとお砂糖。

疲れた頭を撫でてくれるような優しい味と香りが大好きで。

作り方は同じのはずなのに、どうして再現できないんだろう。

10/27/2024, 3:24:59 PM

《紅茶の香り》

マスカテル フラワリー グリニッシュ フルーティー スモーキー メンソール ナッツのような 干し草のような バラのような ピーチのような 柑橘類のような 黒砂糖のような 正露丸のような 馥郁 芳醇 優雅 贅沢 通人気取 英国気取 貴婦人気取 あばら家でも気分はロイヤル

10/27/2024, 3:21:37 PM

紅茶の香り


一息の中心を
かけぬける

もう一つは
君の声 

欲張って
君の笑顔
その頬に触れたい

五感全てで

10/27/2024, 3:21:12 PM

紅茶の香りに鼻を掠めて
新たな世界を描く
今はまだ私しか見えない世界だけど
いつか色んな人と共有できるように
誰もが楽しめるように
そう思いながら頭をひねる

紅茶を一口
私はこの人が描く小説が好きだ
彼女は何もかも新しくしてしまう
飽き始めていた生活にさえも彩りを
加えてしまう
きっと彼女の新作は今年の秋にでる
そこまで生きながらえていよう

紅茶を一口
斜め前で紅茶を飲みながら私の小説を読んでいる
彼女が幸せだと思える日が多くありますように
そう願いながらパソコンの電源を落とした。

10/27/2024, 3:18:41 PM

コーヒーも紅茶も、なんならワインも人並みに嗜むけれど、どれがなんという味かなんて殆ど分からない。
ブレンド、アメリカン、モカ、グアテマラ。
ダージリン、アッサム、オレンジペコ。
シャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨン。
名前も品種もそれこそ無数にあるけれど、私にとってはみんなコーヒーで、紅茶で、ワイン。
それ以上でも以下でもなくて、みんなそれぞれ美味しい。

あ、でもコーヒーと紅茶とワインの味と香りがみんな違うことくらいはさすがに分かります!
それじゃ、駄目ですか?


END


「紅茶の香り」

10/27/2024, 3:10:37 PM

紅茶を飲む時によく砂糖ありを飲む。飲むと、スッキリした味わいの中に砂糖の甘みが感じられる。それと同時に鼻をスッと通る、野原のような香りも感じられる。紅茶の種類によって、味や香りが違うから、色々な種類の紅茶を飲んでみたい。今一番飲みたいのはストロベリーティーだ。そもそも紅茶かもしらないが。また、紅茶の専門店などにも行ってみたい。

10/27/2024, 3:10:06 PM

紅茶の香り
中学生の時、初めて紅茶を飲んだ…緑茶しか飲んだ事が無くて、少し大人になった気がした…けれど、初めての紅茶は、苦くて、もう飲めないと思っていた…
けれど、あの、初めての香りが、鼻の奥で忘れられなくて…ストレートは諦めて、砂糖を入れて、飲める様になり…
丁度その頃、読んでいた恋愛漫画で、喫茶店が舞台でもっと好きになって…勿論、喫茶店のような美味しい物は買えなくて、安い物だったけれど…
いつか…誰かと…街角の小さな喫茶店で、美味しい紅茶を飲みながら…
そう心に描いて…

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