『紅茶の香り』
⇓題材変更
『君の香り』
私は…『君の香り』がとても好きだけど…
その香りは
君だけの香りではないという紛れもない事実
「この人は私のものですよ!」
と言わんばかりの
とてもいい香り…
それが事実だ
どうやったって
これが現実だ
だからこそ、君と一緒にいても
顔も名前も知らないその人が
見張っているかのような
恐怖と罪悪感に苛まれる
ごめんなさい
あなたの君を好きになって
ごめんなさい
でも人を好きになるってそういうこと
自分で好きは止められない…
例え彼女がいようと、奥様がいようと
分かっていても
私には好きを止められないんです
大人の恋はこれが増える
別に振り向いて貰えなくても
好きは勝手に暴走する
気がついたら目で追っていて
気がついたらその人を見るだけで1日がHAPPY
話したら嬉しくて楽しくて…
嫌いな仕事も楽しくなる
これって…
当たり前じゃない
大人になればなるほど当たり前じゃない
だからこそロスが起きた…
君にとってはそれは恋なんかじゃなかったはずだ
でも私にとって、それが恋だと気がついてしまった
だからごめんなさい
君にも
君のあなたにもごめんなさい
私は…地獄に落ちても構わない
だから、
あなたの君だけは幸せにしてあげて下さい
私には…出来ないから
『君の香り』のあなたは
私よりずーっとずーっと
ずーっとずーっと
君を愛してくださいね
大切にしてくださいね
じゃないと…
私は報われない…
私は誰からも愛されてこなかった分
誰よりも愛に敏感なの
もしも、ちゃんと君を愛してないなら…
私は君を奪いに行きます
けど、君は違うな…
きっと私のところにはこない…
そうやって
『君の香り』のする人が通りすぎる度
君を想い続けるんだ
私は一生、
誰からも
愛は貰えない…
人に愛を与えるだけ与えるためだけに産まれた
リコール商品
神様…どうか…
この手の人間は生産終了、
もしくは
廃盤にしてくださいね
こんな人生は
他の誰にも味わっては欲しくないから…
10/27/2024, 3:51:49 PM