紅茶の香りに鼻を掠めて
新たな世界を描く
今はまだ私しか見えない世界だけど
いつか色んな人と共有できるように
誰もが楽しめるように
そう思いながら頭をひねる
紅茶を一口
私はこの人が描く小説が好きだ
彼女は何もかも新しくしてしまう
飽き始めていた生活にさえも彩りを
加えてしまう
きっと彼女の新作は今年の秋にでる
そこまで生きながらえていよう
紅茶を一口
斜め前で紅茶を飲みながら私の小説を読んでいる
彼女が幸せだと思える日が多くありますように
そう願いながらパソコンの電源を落とした。
10/27/2024, 3:21:12 PM