11/14/2024, 2:05:52 PM
秋風吹き荒れる頃
私はきっと消える
だから私はあなたに会いたくなかった
11/13/2024, 4:02:41 PM
私たちは匿名のアプリで出会った
私たちはお互いの中身を知っていても
大事な外装を知らない。
どんな見た目で、どんな名前でどこに住んでるのか
私は匿名の良さに惚れ込んで
このアプリを始めた
でも最終的に匿名を憎んだ
さよなら
また会いましょう
10/31/2024, 3:49:03 PM
貴方の理想郷はどこですか?
そんな雑誌の書き出しを見て
私はないよと呟いた
理想郷なんて考えるだけ無駄
なんて思ってた会社員時代
疲れちゃってたんだ何もかもに
朝から晩まで働いて
休みの日は死んだように寝て
でも心配してくれるような人もいないし
支えてくれる人もいない
でも今は違う毎日遊んで暮らせる
会社に行かなくてもお金がなくても
恐怖を感じない
楽しい。私の理想郷はここだ。
先輩なんでいなくなっちゃうんですか
貴方が僕の光だったのに
死んじゃいそうだねって苦笑いしながら
2人で残業してたじゃないですか
なんでほんとに死んじゃうんですか
10/29/2024, 2:29:15 PM
あなたの前に転がるもうひとつの物語
私は日々色々な選択をして生きている
私が選んだ方の物語は私と共に描かれる
だけど私が選ばなかった方は私とは別に
描かれるそれぞれ違う道だけど
お互い幸せであることを願って
10/27/2024, 3:21:12 PM
紅茶の香りに鼻を掠めて
新たな世界を描く
今はまだ私しか見えない世界だけど
いつか色んな人と共有できるように
誰もが楽しめるように
そう思いながら頭をひねる
紅茶を一口
私はこの人が描く小説が好きだ
彼女は何もかも新しくしてしまう
飽き始めていた生活にさえも彩りを
加えてしまう
きっと彼女の新作は今年の秋にでる
そこまで生きながらえていよう
紅茶を一口
斜め前で紅茶を飲みながら私の小説を読んでいる
彼女が幸せだと思える日が多くありますように
そう願いながらパソコンの電源を落とした。