相合傘』の作文集

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相合傘』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/20/2024, 6:49:30 AM

知的好奇心をくすぐる
?と思う箇所を作っておく最後判る理解る

6/20/2024, 6:29:55 AM

晴れの日相合い傘を好きな人とするとカップルになれると言う噂がある。
でもやるには絶対に晴れの日でなければならないし、好きな人とどうやって相合い傘をするのだろうか。
そんな疑問でいっぱいだった。
なぜなら私も好きな人がいてどうしても告白を成功させたかった。
だから半信半疑ではあるが、やってみる価値はあると小学生の私は思った。
だからこそ普通ならそこまで気にしないが今の私には頼みの綱がそれしかなかったのだ。
成功させた子達にに聞きに行った。
だが皆だんまりと貝のように口を閉じて教えてくれなかった。
結局わからずじまいで終わり、当時の私が面倒くさがりだった為普通に告白して振られた。
引っかかる点が一つある。
成功した子は皆あんなに好きだと言っていたのに、自分から別れを告げていた事だ。

6/20/2024, 6:14:55 AM

"相合傘"
 雨は好きじゃなかった
 けれど、彼と帰る日の雨は大好きだった
 腕を組みながら濡れないようにと引っ付いて帰った
 私が右に立って、彼が傘を持ってくれる
 雨の日の放課後は毎日楽しかった
 彼が事故にあった日も雨の日だった
 雨で視界が悪かったため、信号で右折してきた車に彼の命は奪われてしまった
 
 彼のいない日々は毎日が真っ暗で、孤独だった
 しかし、唯一、雨の日は心が明るかった
 雨が降ると、彼との思い出がいっぱいの楽しかった頃を思い出せる
 
 私は雨の日、必ず傘の右側に立つ
 微笑む彼と並んで歩いている気がするから

6/20/2024, 6:11:48 AM

『相合傘』

貴方が傘を忘れた時、
いつでも私が傘をさした。

私は貴方の隣に。貴方は私の隣に。
幼い頃から、ずっと一緒だと思い込んでいた。
貴方が傘を忘れるのを、一人望むこともあった。

貴方は私を「友達」と。私は貴方を「  」と思っていた。

私は、貴方が他人に傘をさしているのを見た。
貴方の、友達なのだろう。

臆病な私は、一人傘の下で、それを見ているだけだった。

雨は、冷たかった。

6/20/2024, 6:05:01 AM

『相合傘』

あなたと相合傘してみたかったな、なんて。

そしたら雨の日だって

楽しい気持ちで過ごせたかもしれない。

お出かけだって楽しくできたかもしれない。

あなたと相合傘できない雨の日なんて

考えたくもない。

6/20/2024, 5:41:02 AM

君と一緒にこの傘をさしながら一緒に帰れて

一緒にこの間の時間を過ごせる。

ずっと雨が振り続ければ君との相合傘は、永遠に続くから

6/20/2024, 5:23:03 AM

僕は傘を忘れた。
しかしそんな僕の隣で傘を開いた君がいた。
君は僕の方をチラッと見てから少し下を向き、走って帰ってしまった。
僕はあの子が好きだった。まぁでも、嫌われているだろうなと考えた。
仕方がないから僕はカバンを傘替わりにして君を追いかけた。

少しあの子の話をしよう。
あの子は高校になってから隣の席になったんだ。
最初は僕もあの子も気まづそうにしていたけれど、時が経つにつれて心を打ち解けてきたんだ。
授業中にメモ帳をちぎって絵しりとりしたり。
先生の愚痴を言ったり。
好きな人を探りあったりして。
雨が降った日はいつも一緒に相合傘をして帰って。
お互いの肩が近くて、僕はドキドキしてたけど、あの子は僕の方を見ると照れくさそうに笑って「ありがとう」って言ってくれたっけ。
あの子は雨の日はいつもびしょ濡れで登校してきて。
僕がいつもあの子を傘に入れてやった気がする。



そんな日常が突然パタンと終わってしまった。

僕は交通事故にあった。
あの子は毎日お見舞いに来てくれた。学校であった出来事を楽しそうに話してくれたり、時に僕の前でだけ泣いてくれたりした。
くしゃっとした泣き顔がとても可愛く思えた。
手術の時、あの子は何故か来なかった。
きっと用事があったんだろう。

その手術はとても簡単な手術らしい。

僕はすぅっと目を閉じた。


次の日、目を開くと、学校の門に居た。雨が降っていた。
きっと僕は疲れていて、ここまでの記憶がすっ飛んだんだろうと思った。
それか手術の後遺症だろうか?

ここはあの子といつも一緒に待ち合わせ場所にしていた所だ。
懐かしさに浸っていると、横に君がいた。
君は僕の方を2度見してとても悲しそうな顔を浮かべていた。
僕はたまらず声をかけた。
「なぁ、一緒に帰ってくれないか?」
しかし、君は何も反応せずにただただ靴を履いて、紫色の傘をさして帰ろうとしていた。
無視されて悲しくなったとともに、涙が出てきた。
「どうして無視するんだ?!なにか、なにか君に悪いことをしたのなら謝るよ!!!!」
そんな僕の声も届かず、君は少しこちらに振り向いてまた前を向き走り出した。
僕はたまらず君を追いかけた。

すると

君は小さな声で何かを呟いていた。

「手術の日に行けなくてごめん。待ってて、すぐそっちに行くから。」

君は道路に飛び出して車のタイヤに引き摺られる。
君の悲鳴がセミの鳴き声によってかき消された。

いつの間にか晴れていた。

傘など要らないくらいに。

6/20/2024, 5:09:58 AM

相合傘
誰とも最近、していない
そんな、機会がこれから

ありますように・・・

🥲

6/20/2024, 4:47:30 AM

大嫌いな梅雨
雨は沢山降るし、じめじめしていてとても暑い。
そんな梅雨が僕は大嫌いだった。
いつかの梅雨の時期、家に帰る時間帯に雨が降った。
朝の天気予報では晴れのはずだったんだけどな。
折りたたみ傘は先日壊れてしまい、どうしたら良いか分からずじまいの僕。
もういっそのこと雨に濡れて帰ろうと決心したその時、君がちょうど僕に話しかけてきた。
「急な雨だね。」

「そうだね。」
君は綺麗な青い傘を広げて言った。
「あれ、傘は無いの?」
「うん、折りたたみ傘がこの前壊れちゃって。」
すると君はにこにこしながら僕に近づき、傘の中に僕を入れた。
「家まで入れてくよ」
ありがとうと感謝を伝えた僕は君と一緒に歩き出した。
行動だけ見ると落ち着いているが、僕の心の中では大パニックだった。
僕たちは今まさに俗に言う相合傘をしているのだ。
君は相合傘をしているつもりが無かったのか、ずっと僕に話しかけていた。
この状況がなんだかおかしくって、僕は思わず笑ってしまった。
君は不思議そうな表情で僕を見つめながら、つられ笑いして一緒に笑った。
大嫌いな梅雨が少しだけ好きになった。

6/20/2024, 4:10:23 AM

相合傘で嬉し恥ずかしのドキドキなんて
漫画の中だけのシュチエーションでしょ

と思っていたけれど

世の中には実際に実行して
漫画と同じような展開になる人も
いるのだとか


となれば、
現実が先で漫画が後——だったのかな



若かりし頃

かつての連れ合いと
相合傘をする状況があった

急な大雨の時だったかな

滅多に傘なんかささない人が
入れて、と言ってきた

いいよ、と答えて傘を差し出したけれど
正気かコイツ、と思ったのも事実


だって
身長差30cm以上、
体重3桁に迫るドデカい人だったんだもの……

傘は当然、持ってくれたよ

気遣って背中丸めて、
こちら側に傘を傾けてはくれたけれど


漫画のように
雨粒はまっすぐ降ってくるわけではないからね

ほかにも要因あるけど

主に体と傘の大きさが
そもそも釣り合ってないとか

結果として、

お互いに無事だったのは
頭のてっぺんぐらいだったよ本当に


連れ合いの車に乗って

傘の意味ないじゃーんと
お互い大笑いしたけれど

ただの『何なのこの状況』が笑えて

互いに笑い合って流せてたことって
なかなかすごいことのように思う



え、相合傘の感想?

二度としたくないな、私は!


ずぶ濡れになって
コンビニで二人分のタオル買うより
最初からビニール傘買った方が良かったもの


濡れても不快さがなくて
すぐ乾いちゃうような
ファンシーな雨が降っていたら

私と連れ合いでも
少女漫画のような感想になったかもしれない


……傍目のことは考えちゃいけません

まずは浸り切ることが第一条件だもんね
多分!

6/20/2024, 4:10:02 AM

お題『相合傘』

「傘、入る?」

 って聞かれたので、頷いてそのまま入ってしまった。学校から帰る時、激しい雨が降っていたので下駄箱前のひさしのところでやり過ごそうとしたら、たまたま好きな子と目があってしまった。
 彼女は、折りたたんでいた花柄の傘を開いたところだった。
 それで今、俺のとなりには憧れの女の子がいる。
 なにを話そうか迷った時、ふいに彼女が口を開いた。

「天気予報はずれたねー」
「あ、あぁ」

 本当は天気予報なんて見てないのに、彼女に『ニュースを見ないやつ』だと思われたくなくて話を合わせる。
 俺を見上げてくる好きな子はすごく可愛い。会話がはずまなくてもとなりにいるだけで目の保養だ。だから、じっと見てしまうことで嫌われるのを避けたい。

「あ、あのさ」
「なに?」
「どのへん住んでんの?」
「えっと、●●かな。一本乗り換えたとこ」
「あ、そうか」
「山田くんは、学校から近いんだっけ。いいなぁ」

 そう、高校は家から一番近いところを受けて選んだ。なのに彼女はすこし遠くて、帰りが別れることにすこし落ち込む。
 けど、となりにいるだけで幸せな気分なので俺はあれからも必死に会話を続けた。べつに話ははずまなかったけど、彼女が笑ってくれたからよしとする。

6/20/2024, 4:09:20 AM

『相合傘』

授業終わりに男友達とのおしゃべりがノリにノッて気づけば17時を回りかけていた。そういえば今日は雨予報だとお母さんが出掛けに教えてくれていたのを思い出して窓の外に目を凝らすとくもり空を背景に斜めの筋がいくつも見えてくる。
「雨降ってるわ」
「マジか」
昇降口で上履きと靴を履き替えて外を伺うとアスファルトに水玉模様が現れていて雨が降りたてのときの匂いが漂っていた。
「折りたたみあるけど、途中まで入ってく?」
「しのびねぇな」
「かまわんよ」
ふたりで入るのはやや小さい傘に肩を並べて、けれど謎の遠慮で一定の間隔が開いたまま、雨音を聞いていた。あれだけしゃべっていたのになぜだか言葉少なになっていた。通りすがりの人が見たらカップルだと思われるだろうか、とか普段考えないことを考えてしまう。
「なぁ」
「な、なに」
「俺こっちだから。傘あんがと」
気づけば帰り道の別れ際になっていて、ほんのりと残念に思う気持ちに気づいた。友達はカバンから黒い棒状のものを取り出すと、それを開いて歩きだしていく。
「えっ、あれ?」
黒い折りたたみ傘を差した友達は、ふり返るとニヤリと笑う。
「わざと?」
「わざと!」
それだけ言うとこころなしか赤い顔をして走り去っていった。残された私はうれしさや恥ずかしさややられたという気持ちでいっぱいになり、しばらくその場に立ち続けていた。

6/20/2024, 3:54:23 AM

黒板に相合傘が書かれている。
悪ふざけにしか見えないのだろうが、相合傘をさせられている相手には、 別段嫌がっている様子はなかった。
それどころか、むしろ楽しそうであった。
他人の恋路に首を突っ込むのは野暮と言うものだろう。
見なかったことにしておくのが花だ。
そんなことを思っていたのに。

6/20/2024, 3:46:44 AM

妻 「あなた、あのご老人のご夫婦傘を1本しかお持ちじゃないんじゃない?
1本貸して差し上げましょうか?」

夫 「いや、奥さんの方が杖を使われていようだから、傘は無理だろう
だから、旦那さんが傘をさしかけてあげるんじゃないかな」

妻 「あら、本当ね
大変そうだけれど、旦那さまが一生懸命奥様が濡れないようしてあげて…
ご自分はほとんど濡れていらっしゃるのに…」

夫 「お手伝いしてあげたい気もするけれど、かえって気を遣わせるだろうし
きっと、ああやっていつもお互い労り合って生きて来ているのさ」

妻 「お互いに歳をとっても、ああやって寄り添い合えるのは素敵ね
相合傘って、若い恋人同士のものって思っていたけど、私も歳をとってからもお互いに傘をさしかけ合うように寄り添えるような夫婦になりたいわ」

夫 「僕は今だって十分寄り添っているつもりですよ(笑)」

妻 「あら、失礼しました(笑)」




『相合傘』

6/20/2024, 3:42:12 AM

防波堤に並んで座る

日傘に入れば 波音が響いて

海を見つめる ふたりきり



「相合傘」

#448

6/20/2024, 3:38:56 AM

これからの季節、梅雨や秋雨の時カップルで相合傘って
いいもんだなと思っていました。

6/20/2024, 3:31:33 AM

相合傘
大雨の時は
好きな人とでも嫌だなぁ
あーでも
入れてもらうならいいかな?

6/20/2024, 3:26:34 AM

相合傘(隣人にご注意)


「すげー雨だなあ、通り雨でこれはキツイな」
「だよね。まさかこんなに降るとは思わなかった」

……………。

「………お前さ、なに普通に人の傘入ってきてんの」
「え、そう言わずにさ。後で何か奢るから、入れてよお願い」
承諾もしていないのにしれっと隣に居座る図々しさ。
人畜無害な顔とは裏腹になんと図太い神経よ。
「何で俺なんだよ、他にもいるだろ傘持ってるやつ」
「えー旧知の仲じゃん」
いつから!? ねえいつから教えて!?
「幼馴染み蔑ろにすると痛い目に遭うよ」
「もうそれ脅迫だろ、学校一のモテ男が言っていいセリフじゃねーよ」
呆れた口調で返すと、減らず口だなあとのんびりと返される。
いやそれお前だから。


「よりによってお前と相合傘なんてツイてないわ」

―――歩きながら隣でぶつぶつと不平を漏らす。

こいつは男の俺から見ても幼い頃から顔立ちが抜群に良かった。それはもう、周りからのちやほやが絶えることがないくらいに。
見た目“中の中”でしかない俺はそれが本当に面白くなくて、幼馴染みではあったけれど極力こいつとは関わらないようにしてきたのだ。
………なのに何だこの状況。親友かよ。

「まあまあ。僕だってできるなら可愛い女の子と相合傘したかったよ。お前だけじゃないんだから」
「善意で入れてもらってる分際でそれ俺に言う!? だいたいお前ならその辺の女子に声かけたら喜んで傘入れてくれただろうが。だから何で俺なんだって聞いてんの!」

ああ嫌だ嫌だ、ああ言えばこう言う。
顔の良いやつはどうしてこう言葉巧みなのか?
顔面詐欺で泣く女が増える前に自重しろ、自重。

歯噛みする彼の鋭い視線は、完全に僻みでしかない。

「そのシチュエーション………」
つと、幼馴染みの足が止まった。
「叶えられそう」
「は?」
?と思い傘を少し上げると、前方にこれまた相合傘をしている一組の女子の姿。

見覚えがある。
その内のひとり、彼女は―――。

「じゃあここからは希望のシチュエーションでいこう」
「は!?」
「あの二人、家の方向の分岐点があそこなんだよね。で、どういう計らいか僕らも一緒。てことで、お解り?」
お、お解りって………

おーーーい!

―――笑顔で気さくに手を振る幼馴染みに、俺はぎょっとする。
「お、おい!」
「………。嫌だった?」
意味深に口端を上げるその様子に、背筋が寒くなる。
こいつまさか、知って………!

「これで奢るの相殺ね♪」

耳元に口を寄せて囁かれた一言に、俺は膝から崩れ落ちそうになるのを辛うじて我慢する。

―――楽しげに鼻歌を歌う幼馴染み。
―――弱みを握られたと動揺を隠せないでいる俺。

元から自分より一枚も二枚も上手な隣人に、俺は降参するより成す術がなかった。


END.



♡500突破、嬉しいです。ありがとうございます。
頂けるととっても励みになります!
どうにも拙い文章ですが、これからもあたたかい目で読んでもらえたら幸いです。

6/20/2024, 3:25:35 AM

カップルの「はんぶんこ」は、いつの時代の若者にも憧れがあるのだろうか。

昭和の時代からなんとなく受け継がれてきた相合傘、平成生まれの10代はイヤホンを片耳ずつ、令和は。この先は。見たもの聞いたものをSNSで気軽にシェアできる若者にとって「はんぶんこ」が特別な意味をもつものはなんだろう。

スペイン語で「カサ」と言うと家を意味する。私はあの頃憧れた人と結婚して同じ家に住み、娘2人の相合傘を眺める。

6/20/2024, 3:21:02 AM

ふいに鳴った電話から貴方の声が届く
駅まで迎えにお気に入りの傘を開いて
一人雨の中、見慣れた道を歩いてゆく
何かを思い出しそうだったけれど…
人と雨に当たらぬ様に意識を逸らす

駅のホームで貴方が手を振っている
走り寄ってから思い出したの
家で待っている、もう一本の傘の事を
近くの店で買おうかと伝えたけれど
貴方は慣れた様子で私の傍へ寄って
たまには一緒の傘で帰るのも良いね
そう言って、優しく笑っていた。

       ー 相合傘 ー

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