『溢れる気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
溢れる気持ちを伝えられない。
心からは溢れてるのに言葉にできない。
溢れ出た言葉は道端に落ちて消えてしまうのか。
時々大きなバケツが倒れて
一気にバケツの水が流れて行く感じのように
気持ちが溢れて
突然泣いてしまう
その時は何も言わず
抱きしめて欲しい。。。
彼は私の変化にすぐに気づく。疲れてたら黙って布団に連れてってくれるし、悲しいことがあったら横にきて頭を撫でてくれる。
私は何にも言ってないのに。
こんな人に出会ったことなかった。まるで魔法のように私の心がわかる。
ある日、私は会社の上司と一緒に帰った。入社したばかりの時、ちょっと好きだった人だった。飲み会の後で、私は二次会を提案したが、
「彼氏いるんだろ? 悪いよ」
と帰っていく。そんなところも好きだった。
帰ってきた私を見て彼は、突然に外に出る準備を始めた。
「今からどっかいくの?」
準備を終えた彼は一言言った。
「しばらく出て行くよ」
私は思わず口を塞いだ。いや、私は何も言ってない。心が発しているんだ。
何ヶ月も過ぎて、私は寂しさでいっぱいになった。心から彼に会いたいと思った。
思いは窓から部屋を出て、どこかを彷徨う。
あなたの元へ。
その次の日、彼は帰ってきた。真っ直ぐな眼で私を見つめて、微笑んだ。
私は思いが行きついたその先を抱きしめた。
なんで私を裏切ったの?
おかしいよ。世界で一番愛してるって言ったのは誰?一生一緒って言ったのは誰?
『お前だけ』って言ったのは誰?
「ねえ、おいていかないでよ…」
初めてのデートで行った場所で見かけた彼は、いつもよりお洒落で、隣を歩く女性は私とは真逆で、ロングヘアのスタイル抜群で、綺麗めな年上のお姉さん。
自然と目にボヤがかかる。
あれ、頬が冷たい。地面が水滴で濡れる。
私は、彼に近づく。
「ゆうまくん。」
「?!つ、つむぎ…」
「ちょっとゆうま?この女だれ?」
「えっと…」
なんで…
私は、自分の首につけられていたネックレスを取り、彼女さんにさしだす。
「な、なにこれ」
「私という存在の証です。」
「は、はあ?」
「気にいると思いますよ。だって、ゆうまくんとおそろいですから。」
「、ッ!ちょっとゆうま!どういうこと、?!」
「つ、つむ…」
私は、ゆうまくんに近付こうとする彼女さんの背中を押す。
「わっ!」
彼女さんは、ゆうまくんの胸におさまる。
「他の女の匂いをつけてちゃだめだよ?」
そう言って私は立ち去った。
「私じゃ…なかったんだなッ」
そう言ったら、涙が止まらなかった。
涙をふく気力もなく、私は歩き続ける。
行き先は、私のおうち。
早く、シャワーを浴びて、彼と同じ匂いの香水を取らなくちゃ。
「ゆうまくん、ばいばい」
涙は、星のように流れていった。
なんで、その場所は私だけだったのになんで。
私の生まれた村は窮屈な場所だった。女に生まれたなら女の役割を果たし、男に生まれたなら男としてなんてことを毎日毎日飽きずに語る村。そんな村で育っていくと当然、やりたい事も出来ないし好きな人と付き合うなんて以ての外で。
私の中には道具として見ない、私を私としてみてくれる誰かの「特別」になりたい。そんな欲が溜まっていた
-結婚は役割を果たすためだけの行為、散々頭に刷り込まれた言葉が反響するたびに欲が積もる。
それが爆発したのは高校卒業後、同時に一人暮らしと称し村から逃げ出した、誰かの特別になるために。
今は学校とバイトを両立しているがもちろん、一人暮らしなんて嘘だ。
村を飛び出してから出会った辛い環境で育った三人組で毎日バイト掛け持ち貯金ハード生活を送っている。
大変なことも多いがそれなりに楽しい
バイト休憩中、椅子に座りながら今日の夕飯当番を思い出して浸って居ると突如響く鈴の音、三回
そして同時にパッと色づく世界。階段を下る足音は言葉よりも雄弁に私の心を表すかのように響いた。
「いらっしゃいませ!ふふ、いつもありがとうございます!」
「いえいえ、こちらこそいつもお世話になってます」
私の前で伏せ目がちに微笑むのは常連さん。
軽い雑談をしたりするちょっと仲のいい人…だと個人的に思ってる
彼と話していくうちに分かったのは親にあまり愛されて来なかったとかそのくらい。正気なところその話を聞いたときからチャンスだと思っていた。
汚いやり方ではあるけど、このまま彼に愛を注いで特別になろう、って。秘密だけどね
「そうだ、最近新しく入った品があるんですけどアンティーク調で好きかなと思って…」
「あ…しょ、紹介したい人がいるんです!!」
明らかに変わった声の温度、彼の纏う空気。表情
ドクン、ドクンと頭の奥が鳴り響く
「しょ、紹介したい人…ですか」
「はい、私の大切な人なんです」
「はじめまして!えっと…彼から話を聞いて会ってみたいな…って来ちゃいました…」
突然押しかけてすみません、って。
私を目の前に頭をペコペコ下げ挨拶する彼女、を見守る彼の目を見て私は息が詰まった。
恋とはこうも分かりやすくなるのか、
胴そのものを握り潰されたようだった。
突然押しかけてすみません、ね。本当に不快
一目で分かる。どうせ親から貰うべき愛を無償で貰って守られてきたんだろう、当たり前に愛を注いで当たり前に返ってくる、そんな生き方をしてきた人なんだ、と。
「わ、はじめまして!えっと…彼女さんですよね?」
「えっと……はい、」
ああ嫌だ、目の前で頬を染めて蚊の鳴くような声で返事をする彼女にもはや嫌気を覚える。けどそれ以上に
挨拶されただけなのに必死になって粗を探してる自分が嫌だ。
単純に傷付けたかったのかもしれない、妬む事で惨めになるからかもしれないが私はその子と仲良くしておこう、と黒く溢れそうな気持ちを必死に隠した
#溢れる気持ち
私はいつも何かしら考えていたい。過去も今も未来も。一つの考えに囚われていたくない。でも、彼は違う。彼は、流れに身を任せる。私は、そうは成りたくない。群衆の中に囚われた、人間は、個性も、考える事も放棄する。愚行する群衆を作るには、断言と反復と感染の3つで出来てしまう。まず、1つ目の断言のポイントは、共通の敵を作り、指導者は群衆の1人であると言う事を言う。それで、指導者が言っていることは、群衆の言っている事であり、総意なのだと。そこから外れれば、もう敵なのである。断言を短いキャッチフレーズのようにし、何度も繰り返す。それは、感染し、伝染し、あたかも共通の敵とされた人(達)は、あたかも悪役として君臨し、あたかも正義を振りかざすのが、愚行する群衆なのである。それに彼は気づけるのだろうか?私は恐れておる。彼が、群衆の一部となり、誰かを傷つける事がありそうで。君が、いつかその愚行に気付いた時、自分を責めて、過ちを犯しそうで。君は優しいが、それだけに成ってしまわないで欲しい。考えて欲しい。君は頭が良いのだから、思考力はあるだろうから。隠されている事実に目を向けて欲しい。だからって、群衆の全てが、悪なのではない。ルイ16世のように、革命により、群集が正しいと言われる道をたどり、救われた市民もいる。だがら、見極めが大事だ。多角的に物事を見て欲しい。心を動かして欲しい。無感情にならないで欲しい。君は、君の思う正しさを、信念を貫いて欲しい。君は、私の彼氏なのだから、大丈夫だとは思うけれど。君がどんな道を選んでも私は君の側にいる。例え、君が深い悲しみにくれても、その末に、堕ちても。全ては君の自由なんだ。だから、君が君をどうしたいのか考えて欲しい。他の人を救うのは自分を救ってからでも遅くないのだから。これらは、私が、君に思う溢れた気持ち。今は、分からなくても良い。だけど、考えて欲しい。君の隣にいるものとして。
私は、彼の優しきに心が溢れて、溢れていくんだ。彼
の、好きと言う言葉が、私の心に光を与えてくれた。
別に、特別なものじゃないんだ。ただ、側にいれて彼
の声に触れられない日々が、幸せで。言葉だけじゃな
い、行動で示してくれるのが嬉しくて。そんな君の優しさに胡座をかいているみたいで嫌だ。どうしょうも
無い程に、意気地無しで、動けない私を、待っていて
くれる。私は好きと言う感情だけが先走って、自分の欲望が満たされる方へと誘導しているみたいで、愉快じゃない。空虚な私だけど、君にこの愛をかえしたい。
[溢れる気持ち]
今日、お世話になった先生にお手紙と風景写真、ハリネズミの折り紙を渡した。英語や国語を教えてもらっていたから、そのお礼。
先生はすごく喜んでいた。泣きそうな、嬉しそうな顔で。喜んでもらえてうれしい。でも、照れるよね~
もうすぐ卒業か...。担任の先生と別れるのは寂しいな。
君と出会った奇跡
この身体に溢れてる
君のそばでずっと
君は泣かない。
きっと泣かない。
たぶん泣かない。
「君たちの仲間である××健治くんが、夏休み中に不慮の事故で……」
校長先生が難しい顔で全校集会を開いたときも。
「この度はご愁傷さまでございます」
母さんの押し殺した声が響く葬儀場で、僕に焼香してくれたときも。
「まだ中学生だったのに……」
近所のおばさんたちが通学路で僕の噂話をしているときも。
君は全然泣かなかった。
だのに、ごめん。僕がうっかりしていたせいだ。
終業式の朝一番に君の下駄箱に突っ込んだ、夏休みの予定表。
今日から毎日遊ぶぞ!って。
じいちゃん家に帰る日以外全部に赤丸してた。
君は季節外れのインフルエンザで学校に来なかったのに、僕はうっかりそれを忘れて帰った。
下駄箱の奥に押し込められてたソレに君はとうとう気がついてしまった。
自分の部屋でぐしゃぐしゃになったソレを開いた君の目が、ぐっとうるむのを僕は見た。それでも、唇の端をワナワナさせて耐えていた君の目から、転がるように一滴涙がこぼれる。
それに慌てて目を閉じたせいで、今度は両目から涙の筋が伝ってきた。君はその事実によりいっそうショックを受けて、その後ボロボロに泣き出してしまった。
ごめん。本当にごめん。
夢の中では泣けないんだって僕の冗談を、君は信じてくれていたのに。
なんでもない日常を過ごしてくれるあなたは僕の溢れ出た気持ちを零さないでいてくれる大きな器
絶対にバレたくない。気付かれてはいけない。なのに、隠そうとすればするほど、気持ちが溢れていく。心臓が痛い。苦しい。どうか、君がこの気持ちに気づきませんように。
溢れるような気持ちを
ここでしか逢えないあなたに
今夜も届けたい
#溢れる気持ち
19時になったら新しいお題になってしまうやん
昨日の雪のせいで、今朝はいつもより1時間早く出社しました
今、帰宅
今日は豚バラと白菜のミルフィーユ鍋です
いただきます
私は彼女を見た瞬間、体に電撃が走った。
一目ぼれと言う奴だろう。
あの子が欲しい。
そんな気持ちが溢れる。
だが私もいい年をした大人だ。
だから私は自分に気の迷いだと言い聞かせ、その場を去った。
しかし、家に帰り、風呂に入っても忘れることはできなかった。
布団に入り
きっと一晩眠れば忘れるはずさ。
そう思っていた。
だけど、次の朝になっても、思い出されるのは彼女の事ばかりだった。
そこに至ってやっと私は自分の過ちを認めた。
これは恋なんだと。
彼女に会いに行こう。
幸い今日は休日だ。
朝から今から準備すれば、朝の内に会いに行けるだろう。
急いで着替えを済ませ、家を出る。
だが車の運転席に乗り込んだ時、冷静な部分の私がささやく。
『あれほど美人だよ。手遅れかも』
その言葉に私は一瞬ためらう。
しかし、ここで行かなければ、私は一生後悔するだろう。
『やらない後悔より、やる後悔』
誰が行ったかは覚えていないが、偉大な言葉である。
私はその言葉に勇気づけられ、車を出発させる。
もう迷わない。
待っていろよ――
車で一時間、目的の場所に着く。
目の前にあるのはホームセンター。
彼女はここにいる。
怪しまれないよう、でもできるだけ早く歩き店内に入る。
昨日、彼女がいた場所はいるだろうか?
心臓が高鳴るのを自覚しながら、その場所を見ると、彼女は昨日と変わらない姿で佇んでいた。
私はすぐさま駆け寄り、彼女を抱きしめる。
もう離さない。
そして私は綺麗に咲いた『アジサイ』を抱きしめてレジへ向かう。
会計の際、不覚にも手放してしまったが、きっと彼女も許してくれるはず、多分。
すべての用事が終わった店から出て、車に乗り込む。
助手席に彼女を座らせ、車のエンジンをかける。
そしてもう一度彼女を見る。
綺麗に咲き誇る彼女は美しい
やはりアジサイはいい。
これが彼女と出会った時の話。
彼女は今もベランダにいる
P.S.
お気づかれた方もいると思いますが、自分の実話です。
もともとアジサイは好きなのですが、その時初めて見た品種のアジサイに心を奪われ、家に迎え入れました。
アジサイは、いいぞ。
「溢れる」を『こぼれる』と読むか『あふれる』と読むかで随分語感が違う。『こぼれる』と読んだときはなんだかマイナスな感じで、うわっこぼしちゃったよ的な突然感というか、予想していなかったよ感がある。
それに対して『あふれる』はプラスな感じだ。ふわふわと少しずつ積み重なり続けていたものがやわっと外に出る、みたいな感じ。
コップの水を想像してみても、『こぼれる』だとドバッと出た感じがするし、『あふれる』だと表面張力の限界を超えてじわじわと流れ出したみたいな感じがする。
言葉っておもしろい。みなさんは今回のお題をどちらの読み方で読んだのでしょうか。
: 溢れる気持ち
ありがとう、って言いたいのに。
ごめんね、って言いたいのに。
大好きだ、って言いたいのに。
大嫌い、って言いたいのに。
助けて、って言いたいのに。
生きたい、って言いたいのに。
涙が溢れて、言葉が出ない。
/溢れる気持ち
溢れる気持ち
あなたへの大好きが溢れそうになる時はいつも手紙を書いて形にしている
気休めにしかならないかもしれないけれど
それでも溢れる気持ちを少しでも落ち着かせる方法を…
私は手紙を書くこと以外知らない
それが良いことなのか
そうでないのか
わからなくなってくる
この状態が
良いことなのか
そうでないのか
わからなくなってくる
しっかり
グランディングをする
自分に一致していられるように
太くしっかり
繋がっていられるように
ほろり。
自分の気持ちが溢れた。
この世に生まれて、愛するあなたと出逢えた喜びが。
はらり。
また、溢れた。
他の人に盗られた絶望と憎しみが。
ひらり。
横たわったあなたに、溢れた。
あなたに捧げるこの華。
花言葉は――××。
〜溢れる気持ち〜
時刻は午後六時を回った頃。
君からの返信が来た。30分程ラリーを続けて、君の「ばいばい」の一言で終わってしまった。
私は君が「ばいばい」と言うのが嫌で「ばいばいじゃなくてまたねがいい」なんて言うと「またね」と帰ってくる。
「そゆとこ好き」
あ、思いが溢れちゃった
ま、いっか