永遠に』の作文集

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永遠に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/2/2023, 7:44:13 AM

◆永遠に
延々、を永遠、と書き間違えるのを未だに見かけるけれど、ここ数年は「美味しすぎて永遠に食べてる」とかそういった言い回しも見かけるので、いつか混同の末永遠(のごとく)という意味も書かずとも付与され、間違いとは限らなくなっていくのかもしれない。
とはいえ誤用されている言葉たちはクイズ番組などで延々擦られるし、辞書を開けば大元の言葉の意味までは変わることはない。
じゃあ絶対的な意味の違いとはなんだろうと、延々には終わりがあり、永遠には終わりがない……とまで考えたけど、終わりがないというのも必ずしもそうではないように思う。そもそも永遠という概念を誰が観測できようか? 結局のところ我々人類が観測できるのはよくて「永遠とも思われるような長い時」だけではないのだろうか。墾田永年私財法も永久不滅ウォレットも終了してしまっているし……
脱線した上、既に今更感のある哲学的命題にオトしてしまいすみません。
我々人類と安易に決めつけてしまいましたが、もしここに超次元的な人種の方がいらっしゃいましたらどうかお目溢しください。また、永遠というものが実在するのかどうかもお訊きしたいところです。
乱文失礼しました。

11/2/2023, 7:03:32 AM

もう永遠に思い出すこともないでしょう
永遠にそれを忘れることがないから

11/2/2023, 6:52:37 AM

永遠に
私が永遠に続いて欲しいのは命だけ、同じ事を繰り返すのは飽きてしまうから、お金持ちにも貧乏にもなりたくない、だからといって今のままでも満足したい。変化を永遠に続けたい。それに必要なのは命だけ。

11/2/2023, 6:43:15 AM

永遠。
さて、永遠とは何だろう。「限りある命の生きもの」である自分には、遠いと言うか関係ないと言うか、少なくとも、自分の人生すべての期間は、間違っても永遠などではない。

「永遠」という言葉を聞くとまず、「時間的長さを表す尺度的な、でも掴み所のない表現」という感覚がある。そう、掴み所が無い。…しかし「掴み所」って何だ? 時間は手で掴めない。時間の経過感覚なんて実際のところ自分の状態によって変わるものだ。楽しければ短い感じがするし、身体的・心理的な苦痛を感じながらの時間は長く感じる(やだねぇ)。仕事で疲れ果てた時、布団に倒れ込んで「瞬き1回」したらそれこそ「一瞬」で朝に変わったときは、大いに不満を感じた。睡眠欲が成就してないぞ!、と。

また、「変わらないでほしいな」と思う風景は、場所により状況により、目まぐるしく変わってゆく。
子ども時代を過ごした山が、たった30年ていどの間に、削られ、盛られ、見る影も無くなる。山が消えるなんて驚愕だ。山猿よろしく山育ちの「山出し」な私にとって、山とは「偉大なもの」だったからだ。けれど、山すら永遠ではない。

時間的継続、という意味ではない「永遠」ならどうだろう。例えば、長嶋茂雄氏が選手を引退するときの言葉に、「巨人軍(ジャイアンツ)は、永遠に不滅です!」というのがある。他にも「この絆は永遠」という意味合いの言葉や言い回しはたくさんある。
この「永遠」は、その言葉を使うその人にとって、「ものすごく大切に思っている」ことの表明で間違いないと思う。

さて、比べるために並べてみよう。

「命のかぎり、あなたを愛する」
自分がこの言葉を出すとしたら、何を伝えたくて言うだろうかと考えてみた。少なくとも、「自分が死ぬまでね」などという時間的尺の意味では言わない。愛する時間は期限付きなんて、ナンセンスもいいところだ。だいたい期限などというつまらぬものが付く時点でそれは愛じゃない。五右衛門ちゃんに斬鉄剣で斬ってもらった方が良い。「この私にできることのすべてを尽くして、それをあなたに差し出す。それは私の、愛の表現です」という意味なら、しっくり来る。もちろん自分の感覚だ。

「永遠に、あなたを愛する」
時間なんて関係ないんですよ、という意味も含むであろう言い方だ。でも寿命がある。ではどうする?
「あなたへの愛は、自分という存在の、時間を絶するような深いところから響いています。だから時間は関係しない」という辺りの表現だろうか。

どっちの表現でも、結局「時間」が入り込む余地は無い。寧ろ、「時間」が哀れなくらい、「時間」はハナも引っかけられてない。
そも、時間の感覚や概念は脳のための都合だ。存在は脳ミソじゃないから時間を絶している。存在は命の本質であり、命の本質は愛と同じだ。しっかりと温かくつながり合うけれども、何にも寄り掛からず、自ら立つ。それを「永遠」と、脳ミソの知覚方式に寄り添った表現をしているなら、「永遠とは、存在であり命である。表現するならそれは「愛」の姿をとる」…というところか。

ただ、「大好き」で良いと思うのも確かだ。

11/2/2023, 6:42:22 AM

「『ずっと◯◯』ってお題なら、4回くらい書いてきたが、『ずっと』と『永遠』って別かなぁ」
実際に、それが存在するかどうかは別として、「永遠」という単語や思想はたしかに存在するわな。
某所在住物書きは今日も今日、己のエモネタに対する不得意を再認識してため息を吐く。
たまに、「永く存在し続けることは、つまり常に変わり続けること」と説明する者が在る。
永遠と、常変不変の関係は、今回の題目のネタとなり得るだろうか。

「そもそも『永遠』って『どこ』まで……?」
駄目だ。やっぱ哲学は分からん。
物書きは考えて、考えすぎて、結局基本が分からなくなり、今日もネットにヒントを求める。

――――――

永遠に湧き続ける金銭の泉は、場合によってはいずれ飽きるのでしょうけれど、永遠に健康問題に困らない体はちょっと欲しいと思う物書きです。
11月に各地で夏日など観測する昨今、こんなおはなしをご用意しました。

最近最近の都内某所、某稲荷神社敷地内の一軒家に、人に化ける妙技を持つ化け狐の末裔が、家族で仲良く、ながーいあいだ、暮らしておりました。
その内末っ子の子狐は、まだまだコンコン、ほんとの子供。お花とお星様と、キラキラしたものとお昼寝が、とっても大好きな食いしん坊です。
今朝はとっても良い天気。全国の田んぼを照らしたお日様は今日もピカピカご機嫌で、11月の東京に、最高26℃の夏日を連れてきました。

こういうポカポカ陽気には、おそとでお昼寝が、「子狐としては」イチバン。
お小遣いいっぱい使って、先月化け猫の雑貨屋さんから買ってきた、素晴らしくモフモフでモフモフでモフモフな、お昼寝用座布団を引きずって、外の一番日が当たる、神社の広場へ、
行こうとしたは良いものの、あとちょっとで玄関の数メートルで、
母狐が人間の姿で、仁王立ちしておったのです。

こういうポカポカ陽気には、洗濯に外干しが、「母狐としては」イチバン。
子狐の買ったきた座布団は、暖かい秋晴れのたびに外へ出されて、土もホコリも砂も何も、いっぱいいっぱい、くっついておるのです。
「お貸しなさい」
母狐は優しく、しかし静かな威厳をもって言います。
「お洗濯して、綺麗にしましょうね」

大事なモフモフを盗られるのは嫌なのです。コンコン子狐、回れ右して、座布団引きずって、全速力で逃げる逃げる。
「いい子だから、ほら、待ちなさい」
洗濯物回収の鬼ごっこがゲリラ開催です。
母狐、逃げる子狐を追いかける追いかける。
「綺麗になった座布団の上で、お昼寝した方が気持ちいいでしょう」
半日だけ、半日バイバイするだけだから。
母狐、イヤイヤ廊下を逃げる子狐を、なんとか追いつき捕まえましたが、
モフモフを必死に噛んで離さず、なんならギャギャッと威嚇もするので、はてさて、どうすべきやら。

「ずっと洗わないで、汚れたままには、しておけないでしょう」
今日綺麗にすれば、きっと、明日最高の昼寝ができますよ。母狐、そんなことを言いながら、1時間の格闘の末、ようやく座布団を回収完了。

また来週再来週、下手すりゃ明日やら明後日やら、汚れた座布団を洗う洗わないで、きっと同じ鬼ごっこが繰り返されるのでしょう。
また来年再来年、コンコン子狐が座布団に飽きるまで、きっとそれは外に出され、日のよく当たる場所に据えられ、最高のお昼寝道具とされるのでしょう。

「これに飽きたとしても、また次の何かが、その次の何かも」
まるで鬼ごっこが、永遠に、ずーっと繰り返されそうな錯覚をしてしまいます。
「でも、いつかはきっと、終わるのでしょうね」
疑似的永遠な洗濯物回収の鬼ごっこ、はたしていつ終わるやら。母狐は優しいため息ひとつ吐いて、
まず、布団たたきで座布団をバンバン!
モフモフが抱え込んだ土とホコリと砂と何とを、払い続けましたとさ。

11/2/2023, 6:34:15 AM

『永遠に』


朝が来て
音楽が流れる
木の葉が揺らぎ
息を吸う

途切れ途切れのリズムで歩む
断続的に遠くまで

夜が来て
川が流れる
気持ちが揺らぎ
息を吐く

途切れ途切れのリズムで歩む
永続的に遠くまで

11/2/2023, 6:33:05 AM

「うっ……ふぅ」

泣き声と荒い息が聞こえてくる。
大好きな人の声だ。

いつもだったら外でしか聞こえないその声。
でも今は家の中で聞こえる。
なんて幸せなんだろう。

少し顔をのぞかせる。

私の姿に気づいたのか、ビクッと体を揺らし怯えた表情になる。

体はガタガタ震えつつも私を睨みつけていて、まるで子犬のようだった。

かっこいい顔は涙でぐしゃぐしゃだし、普段はスラッと背が高くて大きく見える彼が、手足を縛られ体育座りをしているせいか、小さく見える。

「お、まえ、誰、だよ。」

恐怖のあまり、声が出ないのだろう。
かろうじて聞き取れる程の声で必死に伺ってくる。

『ふふ、あなたのフィアンセだよ。』

頭を優しく撫でると、体をまたビクつかせて後ろへ下がる。
その姿がとても愛おしい。

『そうだ。お腹すいたよね。どれ食べたい?』

持っていたビニール袋を見せる。

『おにぎりだったらツナマヨと鮭、昆布も買ったんだぁ。サンドイッチもあるし、念の為お弁当も買ったよ、幕の内弁当。』

彼は状況が飲み込めないのかカタカタと震え、怯えているだけ。

『あ、でもぉ、一昨日食べてたよねぇ、おにぎり。具は鮭と昆布だったから、今日はツナマヨがいい?あ、夜ご飯も幕の内弁当だったか。じゃあこれは私食べちゃうね。』

彼の顔がサァ…っと青くなる。


君のことならなぁんでも、知ってるよ♡


『あ、そうだぁ。』

カバンをガサゴソと漁り、一つ紙袋に包まれた物を取り出す。

『じゃーん!!どお?可愛いでしょぉ。』

手に取ったのは首輪。

『これを……はい。』

首輪を彼の首に装着して、付属の鎖をジャラジャラと壁に固定する。

『ふふ、これで……ずぅっと一緒だね♡』

彼の怯えた瞳がさらにハイライトを失っていく。
きっと彼にとっては絶望的だろう。

知らない女、知らない場所、手足を縛られ自由を奪われている。最初は口も塞いでいたが、それだと可哀想だと思い外した。

彼の手足が目に入る。
痣や擦り傷、きっとここに来るタイミングで出来たのだろう。

優しく傷を撫でる。

『ごめんね……連れてくる時に怪我させちゃったんだね。傷つけないようにしろとは言ったんだけど……。』

さすがに自分より背が高い相手、しかも男を女一人で捕まえることは出来ないだろうと思い、親しい友人(男)に頼んだ。

『あいつ……後で仕置だな。』

私の低い声に彼がまたビクリと体を震わせる。

『ふふ、大丈夫、もう怖い目には合わせないから……』

震えている体を抱きしめ、優しく頭を撫でる。
怖い状態なのには変わりないが、優しく接せられているせいか、彼の震えが少し収まった。

『あ、でもぉ、』

彼の体から少し離れ、首輪の鎖をジャラリと引く。
視線を無理やりにでも合わせた事により、彼の顔が強ばる。

『逃げようとか、ここから消えようとした時は、君にもお、仕、置、き♡』

ニコリと微笑むが、彼にはとても怖い顔に見えたのだろう、再び体をカタカタと震わせている。


あぁ、可愛い……。

絶対に離すものか。

永遠に……一緒だよ。



#永遠に

11/2/2023, 6:27:17 AM

永く遠い未来まで生命はいつまでも
この世が暗い闇に閉じ込められることない
どこかで小さく輝らし続ける

11/2/2023, 6:06:45 AM

#永遠に

水平線に日が落ちていく。焼けるような夕日がギラギラと海に反射すると、たくさんの宝石が散りばめられているかのようで、目を細めた。

「綺麗だな」

隣を見ると、彼が同じく海を見ていた。涼しげな目元をさらに細めて、今にも泣き出しそうだった。
一日の終わりは、いつも胸をギュッと締めつけて切なくさせる。日が沈んでも、明日になればまた日は昇るのに。でも、今日と同じ日は二度と来ない。
今日みたいに、彼と夕日を見ることはないかもしれない。

彼を通りこして、後ろを振り返る。夜空の色がグラデーションを描きながら、私たちを飲み込もうとしていた。

「ずっと、こうしていたいな」

冷たくなった手に、彼の温度が触れた。
ずっと。その言葉を聞くたびに、私は別れを突きつけられたような錯覚に陥る。

『ずっと一緒にいようね』
二人の絆を、愛を込めた愛言葉に含まれた、『ずっと一緒にはいられない』をヒシヒシと感じる。
言葉に意味なんかない、と頭ではわかっていても、無意識的に私の脳裏に過ぎっていく。
この瞬間が、幸せで。今が、幸せで。
幸せだから、いつか必ずやってくる喪失を酷く恐れた。
永遠にはいられない。

少し背の高い彼を見上げた。視線に気づいた彼が、私に微笑みかける。

「そうだね」

私はちゃんと笑えているだろうか。
『幸せ』を感じるたびに訪れる『別れ』が恐くてたまらない。

「ずっと、一緒にいようね」

私が応えると、彼は嬉しそうに笑った。

夜が、もうそこまで来ている。
永遠って、たぶんこんな色だ。

11/2/2023, 5:53:30 AM

「また覗いてるの?」

その声に、俺は、顔を上げる。

「何だお前か...」

胡座をかき膝に左肘を乗せ頬杖を突きながら、俺は、面倒くささを隠しもせずに
俺の正面に、愉しそうに立つそいつを見上げる。

「今日は、何が見えるの?」
そいつは、嬉しそうに俺の隣に座り尋ねる。

俺は、そいつの声を耳だけで受け止め
視線は、下に向けたままむすっと
唇を歪める。

そいつは、俺の返事など、どうでも良いように視線を同じように下に向ける。

そこには、波紋を広げて鏡の様に水面が
光っていた。


その水面下を見ると.....

幸せそうに笑って、手を繋いでいる人間が
見えた。

人間の女性の左手の薬指には、キラキラと
輝いている石が嵌まっていた。

たぶん......人間がよくやる

(病める時も健やかなる時も、永遠に愛する事を誓いますか?) なんて
陳腐で気障な言葉を宣う

お決まりの儀式に使う道具か・・・・

「幸せそうだね・・・」
ふいに俺の隣に座るそいつがにこやかな笑顔を俺に向けて言った。

「フン・・・馬鹿馬鹿しい」

俺は、人間が永遠なんて言葉を使う
例の儀式が大っ嫌いだったのでそっぽを
向いた。

そう、永遠なんて 退屈で苦痛なだけだ。

「でも・・・ 羨ましいんでしょう?」
そいつは、悪戯っぽい笑みを向けて
クスクスと笑う。


俺は、虫の居所が悪くなり、立ち上がる。
「もう・・・行くぞ!!」
怒り混じりの声を出し俺は、踵を返す。

「はいはい・・・」そいつは、苦笑しながら俺の後に付いていく。




そう・・・・永遠なんて─

11/2/2023, 5:43:06 AM

永遠の命
永遠の時
永遠の心
永遠の愛
永遠に続いたらいいなと思う一方で
それは永遠ではないからこそ、輝きがあるともいえる。

11/2/2023, 5:39:18 AM

永遠に

 永遠の命!
 永遠の愛!
 永遠の星!
 永遠の宇宙!

 限りある命
 限りある星 地球 
         フォーエバー

理想郷
 ☆utopiaユートピア、 
 
 ☆イーハトーブ、
 
 ☆桃源郷(酒は旨いし
       ねーちゃんは綺綺だ。)
 
 ☆実現可能な理想主義(資本主義社会主義共産主義の良いところを包括した現実的世の中)、

 ☆西方浄土、東方浄土

 ☆5億6700万年(中国では50億年以上)後に弥勒菩薩がやってくる世界
(釈迦入滅後の末法の世を救うため、現在はソトツ天に待機中。早く来て~!)
 キリスト(救世主)も、もう一回復活して~!同一人物?生まれ変わり?

 ☆記紀帝紀神話に出て来る?
太古の大和、平均寿命150?中には200歳もいた?万人豊で健康に平和に暮らしてた。因みに最初の天皇の神武天皇は126歳まで生きた。現在の世界記録を少し超えている。神武天皇は実在で当たり前、その前も父母が居て当たり前。その時代中国は有史なのに‥‥‥
 達磨大師は実在人物で150年生きたらしい。現代の医学でも150までは可能らしい。前にも書いたが400才のクジラがいるらしい。
48作目

親切な宇宙人にUFOをタダで借りて、
人が住める新しい星に、綺麗で可愛い性格の良い美人をいっぱい軟派して住みたい。(名付けて-“おめこぼし”〈出典昭和57年東京書籍高校古文欄外注釈※から〉-)美酒を少しと、永遠の若さと命と共に永遠の愛を誓って永遠に
徳博🤒
P.S
大阪書籍高校現代社会本文中「関東平野では数百万個(まんこ)の家々が~」とかの記述が有りました。
大阪対🆚東京?
大阪の四天王寺には国宝の国家珍宝(ちんぽう)帳が有ります。
皇居には巨大なポコチン丸見えの御馬ちゃんに乗った楠木正成公の銅像が有りますね。皇室のご先祖様一門には、阿呆(あぼ)親王がいますね。
一般人で源頼朝公から授かった名誉ある氏に馬鹿(ばか)さんもいますね(昔TVに出てた。)
本来縁起の良いはずなのに‥‥‥
大和言葉狩り!
現実にある理想郷は千葉県の勝浦市に有るらしい。和歌山県紀の川市にも桃源郷が有るらしい!

11/2/2023, 4:56:36 AM

そんなものはないよ、と笑うきみが好きだと思った。今だけの熱かもしれない。小指同士を引っかけているだけのような、何をきっかけに途切れるかもわからない関係。一生だとかはぼくも口に出来る気がしないよ。それでもいいって始まったものの名前はなんだろうね。名前なんていらないのかもしれないね。
 遠い先の未来までは約束できないけれど。この瞬間にきみを好きだと思ったことは正直に伝えたい。浮かされてたっていいだろう。いつかきれいな思い出になってくれるなら。重ねた言葉の安っぽさに気付いても、無価値にはならないはずだから。

 永遠なんてものはないよ。たとえ恋でも、たとえ愛でも。それでもいいと言うきみの手を握っていたいと思った。もうしばらく、あと少し、熱が冷めてしまうその時まで。

11/2/2023, 4:35:14 AM

永遠に

誰もいない

みんなはどこ?

寂しい

でも…

やっとみんなの所に逝ける

これで寂しくないね

ずっと一緒だよ。永遠に

11/2/2023, 4:22:48 AM

仕事帰りに頻繁に買食いをしていたツケが回ってきたようだ。

三つ揃えのベストのボタンが嵌まらない。

あともうちょっと、と頑張るがやっぱり嵌まらない。

洗面所の鏡の前、頑張らせ過ぎて緩んでしまったベストのボタンを見て、思わず溜め息が出る。

 自分ももう若くない、そろそろ自分が生まれた時の父親の年齢になる頃だ。

自分が生まれた時、父の腹は既に立派なビール腹で少し動くたびにタユンと揺れていたのを覚えている。

……あれはイヤだ、あれだけは絶対に、あれだけは!!

 もう買食いはしない、帰りは一駅手前で電車を降りて歩いて帰ろう、と軟い腹を撫で擦りながら決意した。

テーマ「永遠に」

11/2/2023, 4:11:34 AM

永遠に(2023.11.1)

永遠とは、往々にして手に入らないものである。
永遠の命も、永遠の愛も、永遠の平和も。
ありえないとは言い切れずとも、あるとも言い難い。
ちょうど、宇宙の果てに触れがたいのと同じように、果てがないから、終わりが見えないからこそ、不安や憧憬の念を抱いてしまう。
だが、死は永遠だ。覆水は盆に帰らず、霊魂に再び生が宿ることはない。
やはり、永遠とは、人生の最大の幸福にして、最大の不幸なのである。

11/2/2023, 3:42:18 AM

【永遠に】

 永遠なんてないのだと、かつて君は吐き捨てた。社会の在り方も人の心も、簡単に移ろい変わっていく。だから永遠に変わらぬ愛なんて、世界のどこにもないのだと。
 夜の公園で一人きり、ブランコに腰掛けた君の背中をそっと抱きしめた。愛想を振り撒くことに疲れ果てた時、君はいつもこうして真夜中にブランコを揺らす。社交性と交渉能力に優れるくせに、他人を一切信用していない君の孤独を感じるこの瞬間が私にはひどく悲しくて、だけどそれ以上に愛おしく感じられた。
 このときこの瞬間だけは、君は私を拒絶しない。私の声を腕を、ただぼんやりと受容する。君にとっての私がそれなりに『特別』であることの証だった。
「また飽きずに来たんだ」
「うん。面倒だなって思うまではそばにいるって約束したでしょ?」
 冬の風にさらされて冷え切った君の耳へと囁きかける。永遠に隣にいるよ。そう伝えているのと同じことだ。だって私が君を面倒だと思う日なんて、一生訪れるわけがないのだから。
「……ありがとう」
 私の想いを知ってか知らずか、君は柔らかな声でつぶやいて、私の手を自身の手でそっと包み込んだ。

11/2/2023, 3:34:51 AM

永遠に

深夜一時。
僕はベットの上でライターをつけた。口に咥えた煙草の先端が赤くなる。優しく吸ってやると、バニラの甘い匂いが口をいっぱいにした。
「煙草、吸うんだ」
隣で寝ている彼女が物欲しそうな目で見ていた。
しょうがないな。長い髪の毛を優しく撫でた。
「ずるい人。わたし、煙草嫌いなのよ」
「じゃあ消そうか?」
「いいわ。貴方、煙草を消したら構わず寝ちゃうでしょ」
「どうかな」
一吸いして、溜まった空気を存分に味わう。
「寝られるくらいなら、煙草を吸いながら撫でてくれた方がいいの。もう飽きちゃったんでしょ」
僕は笑った。
煙が一気に放出される。白煙がぼんやり浮かぶ。
おっといけない。これじゃ味わえないじゃないか。
「気付け薬みたいなもんだ」
また優しく吸った。
「また訳の分からないこと言って」
ゆっくり、舌の先で押し出すように煙る。薄めた蜜で作った綿菓子のような味がする。バニラの香りが漂った。
「いまの、本気だったの!」
彼女は目を大きく見開いていた。
「なんで嘘つくんだ」
「なんでも何も、あなた嘘つきじゃない」
「僕は君が好きだ」
「そういうところよ。またすぐに嘘をつく」
また吸った。
「そうやって煙草を吸えば誤魔化せると思って。ほんとに好きならそうは言わないわ。嘘つき!」
辛い。ソーダ水のような刺激がする。これはこれで美味しいけど、ちょっと切ない気もした。
「訳分からないわ。どうしてそんな酷い嘘を言えるのよ……」
彼女の瞼は腫れている。時々、すすり声が聞こえる。
「嘘じゃないんだ。君が好きなんだ」
また、吸った。
「なんで、なんで嘘じゃないのよ……」
彼女は深く俯いている。
「訳が分からないわ。明日は違う人を抱くのに、今はほんとに、心からそう言える貴方が、私には分からない……」
そう言うと、彼女は僕に背中を向けた。
煙は甘かった。小さく開けた口先から漏れ出るように逃げていく。
煙草を灰皿に捨てて、僕は背中から抱きしめた。
「やめて!」
「こうするだけだよ」
「やめてってば……!」
「……」
「やめてよ……」
「……」
「……」
しばらくするとすすり声が聞こえなくなった。
「……酷い男」
「ごめん」
「別にいいの……。分かってたことだから」
「ごめん」
「明日はいまの気持ち、忘れちゃうの?」
小さく頷いた。
「でも、今日あったことは覚えてる。明日には気持ちが変わっちゃうけど、今日君が好きだったことは変わらない事実なんだ」
「最低……」
彼女はそう言うと、振り返って僕をじっと見つめた。髪が乱れていた。
気づいたら恥ずかしいだろうな。
僕は彼女の乱れた髪を梳いた。

11/2/2023, 3:18:41 AM

「永遠に」

永遠にあなたの傍に居ます。
あなたと歩む道がどんな道だろうとも、私はあなたについていく。
それが、愛するあなたへの忠誠だから。

11/2/2023, 2:59:39 AM

永遠などない、と知っているという思いのままに
道理を知るすべがない、とわかっているままに
願望でもなく、諦めでもなく
つまらない、ありふれた考察
永遠はそこにあるものではなくて
今ここにあるもの
ああ自分は存在するのだと
万物との境界線はないのだと
立体的な自我や景色はまるで1枚の薄い絵画だと
そうしみじみと思えた時に
永遠はほんの少しだけ現れて微笑み
平穏を残し
あっという間に去っていく
私が望む限りそれは続き
いつでも手放すことができる
儚い時間をしみじみと感じた時
永遠はそうっと微笑んでいる
微笑み、私を包んでいる





「永遠に」

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