『星空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【星空】
星空には何らかの力がある。
僕はそう思う。
何故かと聞かれれば返答に困るのだが。
綺麗に光る星は僕達に力をくれて。
素敵に輝く月はまるで僕達を見守っているよう。
皆が同じ空を見て。
皆がそれぞれ過ごしている。
お星さま、お星さま。
明日も元気で過ごせますように。
るあ
地上から見ると
あれほど綺麗な星空も
実際行ってみたら
意外と汚いかもしれない
きっと
距離があるからこそ
綺麗に見えるんだろう
満天の星を見に行こう。
車を走らせたら行けるには行けるけれど、俺たちは違う方法を選んだ。
少し特別感のあるプラネタリウム。
無機質な空間なのに、どことなく神聖な感じを覚えさせる。
俺たちが座ったのは、円形の二人用の特別シート。
座ると自然に天を見上げられて、気持ちが落ち着いた。
始まると、清らかな空気、臨場感を高める音。優しく響く解説の声。
そして、広がる満天の星。
そっと彼女が俺の肩に頭を乗せる。その体温が心地好かった。
没入感が高いストーリーだけれど、彼女の体温が独りじゃないと伝えてくれる。
俺は自然と彼女の手を繋ぐと、彼女も応えるように手に力を入れてくれた。
いつか、ふたりでこの星空を見に行こう。
そして、今日のことを思い出して、沢山話したい。
おわり
お題:星空
《星空》
太陽が地の下へと姿を隠し、引き換えに明星が輝き、空は葵を経て青藍に変わる。
明星の光を合図に青藍にぽつりぽつりと光が灯る。
夜半にもなれば、天は天鵞絨に砕いた金剛石を散りばめたかのような輝きに満たされる。
細かな輝きは身を寄せ合い、乳白色の河となり天頂を穏やかに流れていく。
金銀の煌きを放つ赤紫の瞳の少女は、天へとその両手を伸ばす。
己が瞳の輝きと同じものを掬い取るかのように。
少女の白銀の髪が、天頂の河のように風に流れ揺らめく。
木々は囁き応えるように、緑の葉をさやさやと鳴らした。
その望みは何れに向かうか。
その願いは何処にあるか。
星々も瞬き語りかける。
泣いても良い。己が想いを捨てるなかれ。
今はその小さな想いを育む時。
彼の人の孤独。
彼の者の悔恨。
彼の方々の慈愛。
その想いが強ければ、何れ全てに手が届く。
想いは紅き弧を描き螺旋となり、全てを繋ぐ。
その時少女の指先で、星が一粒大きく煌めいた。
星空
星空は好きだ。七夕の日は俺が一年の中で一番好きな日。織姫様と彦星様が一年に一度会える素敵な日。でも周りの子達は星には興味が無く、肝試しなどに行ってしまう。俺が夏の星空を一人で見ていたとき、突然睡魔が襲って来て俺は寝てしまった。目が覚めると俺の上には女の子用の上着がかかっていた。周りを見渡すと、一人の女の子が木陰に座っていた。その子は寝ていて、寒そうだったから俺にかけてくれていた上着をかけて俺はその子の隣で一夜を明かした。日が昇って目を開けると、その子はもういなかった。俺はその時思った。織姫様と彦星様もこんなふうなのかな。いつか俺も大切だと思える人を見つけて、そんな恋がしてみたいと。
星空
「マスター、ここ清酒あるのー?」
と、店に入るなり叫んでみた。
「おまえな、ここカクテルバーだぞ」
「マスター自分は清酒飲んでた!知ってる!」
「あるにはある。小夜衣と開運だ。てかおまえいつもチューハイ飲んでたろ。急に日本酒なんてどうした」
「小夜衣ちょうだい」
マスターにうまく説明できる気がしないから徳利で出てきた小夜衣をおちょこについで飲みながら窓の向こうを見る。七夕は雨が降りやすいけど今日は晴れててわし座が見える。
「約束したんだ。今日晴れたら酒を飲もうってね。でもそいつ濁った酒しか知らないんだって。だから透き通った日本の酒を飲ませたくてー」
おれ、あんまり酒強くないけど清酒はうまいと思う。小夜衣は甘くて優しくて大好きだ。
「一応聞いとくがそいつは人間か?」
とマスターが聞くけどそんなこと知らんと言いかけたら店のドアがちりんと鳴って、
「今日は挨拶にきただけ。明日また来るね」
爽やかに閉めたドアのまわりに舞い散る光の金粉。
まるで室内に唐突に現れた星空。
「おい。もう一度きくけどあれは人間か?」
「うーん。たぶん…彦星だと思う…」
子供の頃、私は田舎に住んでいた。
田舎とは言っても、お隣さんまで数キロ離れていたりするわけではない。ビルや団地も少なく、秋には鈴虫やら松虫やらの音が聞こえてくるような静かな場所だった。
買い物などの帰り道は、基本的には車だった。夜に出かけることもほとんど無かったため、夜空を見上げることは少なかったように思う。けれど、田んぼの多い地域だった為か、心なしか街灯が少なかった。
だから、珍しく夜に外出した時は足を止めて、星空をよく見上げていた。星座を探すことはしないで、ただ星を見ていた。あの星は明るいな、あの星は見えづらいな、それくらいしかあの時は考えていなかった。
比較的都心部の方に越してきても、夜に外出することは少ない。店の閉まる時間が早かったり、明かりに飛んでくる虫が苦手だったり、その他諸々の理由で。
ただ、星は今も変わらずに好きた。
春や秋など、暑すぎず寒すぎない気候の日はベランダに出て、月や星を見ることがある。光の弱い星は、あまり見えない。私の視力が悪いことも相まって。
星の写真などを見ると、思うことがある。
自分が死ぬ前に、満天の星空を眺めて眠ってみたい、と。
キャンプをするような性格では無いけれど、数多の星を眺めながら、その美しさを目に焼き付けながら眠りたい。
都心部だと、流星群はあまり見られない。
死ぬ前に1回くらいは見たいな、と思う。映像で見るのも好きだけれど、やはり自分の目で見てみたい。レンズやスマホ越しではなく、もしかしたらメガネ越しかもしれないけれど、自分の記憶に、網膜にその景色を焼き付けたい。
星空
焼き立ての星型のクッキーを、夜を映したようなお皿に散りばめてできた小さな星空。
日々家
真冬の真夜中の山頂
父親に叩き起こされて車から出た
目の前には夜明け前の空に『星空』がまだ残っていた
目の前に均等に3つ並ぶ星がある
じっと見てると真下に向かって一瞬で落ちていった
ん?流れ星…?
でも流れ星なのに…垂直に落ちてった…?
と思ったら隣の星が同じように落ちてった
寝ぼけてたからかと思いじっと見つめる
2つとも無くなっている
どゆこと?と思っていると、最後の1つも垂直に落ちていった
父親に見てた?と聞こうとしたら
父親は別のところを見ていて、確実に見てないだろうと思った
これ、本当にあった話なんです
でも、真相もわからず今に至る。
あれは一体何だったんだろう
ー星空ー
星空を見ると
この世界から
消えてしまった人々は
星になり
私たちを
空から見てるのかなと
時々思う
あの人は
空から
星になり
私のことを
見てくれてるのかな
「星空」
貴方達はどれ程多くの
消滅と誕生をみてきたのですか?
私達は貴方達の真理を知る事は
あるのでしょうか。
星空と言えば星座を思い出す。
小さいころオリオン座の歌を教えてもらったことあったなꉂ🤣𐤔
あなたとあなたとあなたとあなたとあなたとあなたとあなたでオリオン座って言うやつヾ(=д= ;)
23.星空
黒いシルクに埋め込まれた金銀のボタン
星空を閉じ込めた美しい硝子
遠くから聞こえてきた
懐かしいオルゴールの音
星空を眺めて思い出す
君と過ごしたあの日々を
遠くから聞こえてきた
お別れの汽笛の音
金銀のボタンの埋め込まれた黒いシルク
硝子に閉じ込められた美しい星空
遠くから聞こえてきた君の足音
あれ
思い出せないな
・星空
満天の星をみんなと見上げる
「綺麗だね
『そうだね
「来年は2人きりで見にきたいな
・
・1年後
・
満天の星を2人で見上げる
「綺麗だね
『◯◯の方が綺麗だよ
「///恥ずかしい
「でも2人で見に来れて嬉しい
『自分も
少女は星空の下に立つ。
見上げれば、おしゃべりな星々が光の物語を競うように語り合っている。
どれも平坦な話に少女は退屈し、それらのおしゃべり星たちの奥にひっそりとした星の存在を見つけ、耳を傾ける。
光を放たないけれど確かに存在し影を持つ星。
その星は身を切るような激しい風や凍える冷たい雨の物語を静かに語った。
その物語は奥行きを持ち、
少女の心に響き、涙を流して少女は聞き入るのだった。
「星空」
星空が降るもとに、
昨日星になった君に、
嫌気がさしたセカイに、
愛してくれたキミに、
サヨナラ
明 日 を
死んだら星になるんだって。もうすぐ7月7日。短冊に細くか弱い文字を書き連ねる。
「今日もみんなが、笑顔でありますように。」
しかし自分のようで自分ではない誰かがざわつく。
「結局そんなの書いとけばいい子に見えるからとか。そのつもりでしょ。」
あの人はきっと今日も無理をする。私がどれだけ言ったって自分でなんとかしなきゃとか。
みんながなんて書きながら、結局はあの人がそうであることが第一の願いだった。
けれどどれだけ無理をしないで、自分を大事にして、って言ったってそれが叶うことはない。私ばかりが何もできないみたいで惨めになっていく。
あの人ばかりが頑張って、私が無能に見えていく。
あの人が頑張ってる理由を軽率に悪く考えてしまう。
私ばかりが醜く変わっていく。
星への願いが、黒く染まっていく。
今日も星空は綺麗だ。なのに、そのはずなのに。星空の裏で黒く染まった世界がどうしようもなく恐ろしい自分の何かと重なって息が苦しくなる。
あぁ、ちゃんと、いつもどおりを生きてるはずなのに辛い、なぁ…。当たり前に出来てるはずなのに、もっと辛い人がいるはずなのに、それでも死にたいと思ってしまう私が、どうしようもなく悪い人に見えて嫌いになっていく。
あぁ…もっとちゃんと、上手く生きたかった。
【星空】
#6『星空』
きらきら輝く星空。
何も無い暗い夜の空に星空があるだけでこんなにも綺麗に変わるんだな。
私も星空みたいにきらきら輝きたい。
ﮩ٨ـﮩﮩ_٨ـﮩ٨-_ﮩ٨ﮩ ―――
゛ ~
☄︎
今 夜 ゛ 此処 で
沢゛ 山 の 星 が ゛
堕 ゛ ち て ゛ く る ︎✦︎
ﮩ٨ـﮩ_+ﮩ٨ـﮩ٨ـﮩﮩ_٨ ―――
って 噂 聞いた ?
[
逆さの 傘を さして
星の 欠片 ヲ
瓶に 詰めて
月の満ち欠け と 共 二
涙二 溶 けましょ う 。
手に届かない モノ こそ
価値 が 有る
だが 手に届くと 其レ が
どれだけ 美しいか が
分かる はずだ 。
」
だって さ
どう ? 騙されてみ ル ?
「 #星空 」
星空
が見えた。今日は涼しくて空気も澄んでいる。
そんな今日、██県███市の██山の山頂へ来た。
でも決して独りじゃない!
そう、写真の中のあなたと2人で!