心の健康』の作文集

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心の健康』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/14/2023, 7:28:07 AM

心の健康。
ストレスがかかると、簡単に崩れてしまう。
僕らは誰しも誰かにストレスを与え、
与えられていると思う。

いつか、ストレスを与えるのではなく、
ポカポカをあげられるようになりたい。

8/14/2023, 7:22:05 AM

心の健康、、、即ちソレが幸せそのものだよね。


今まで追い詰められたこと何度もある。今考えたら恐ろしい状況なんだけど、何故かあの頃は絶望しなかった。若いと
いうことはそれだけで凄いことだ。

歳をとるともう無茶はできなくなくなる。守るものが多くなったのではなく、
挽回する時間が少な過ぎるのだ。

だから、タイミングを誤ると、心に不調を来たすことにもなる。

それは、自分が蒔いた種のせいばかりでは無い。

コロナ禍は、随分と苦しめられた。生まれて初めての経験もしてしまったよ。

ただ一つだけ、、、

この禍で、いままで埋もれて見えることの無かった他人の考え方が透けてきた。

このことは良くも悪くも学びとなり、
残りの人生に大きなヒントをくれた。

8/14/2023, 7:08:40 AM

心の健康


「えちょ、やばない?? 推しの水着やばない? 軽率に腹筋見せるのやめてもらえませんか死んでしまいますけしからんもっとやれ」
「一息で言ったwww」
「やばい夏イベオタクを殺しにかかってる。これは走るしかない。え石足りる? 足りん? 任せろ課金じゃ!」
「おっしゃーやったれ! ……うを!? え、嘘うそうそ、マジか。やばい来た」
「何が?」
「アニメ2期先行上映会当たったー! うおおおたぎる!」
「やったじゃん! 夏サイコー!」

8/14/2023, 6:59:11 AM

先生、心の健康が保たれてません。

先生、たすけて
先生、先生、


だいすきです

8/14/2023, 6:55:26 AM

瞼にチカチカと、途切れ途切れに光が当たる。

 一体ナンダ……?

 ゆっくりと目を開けて、少し気怠げな半身を起こすと、カーテンの細やかな隙間から光の線がスゥーッと伸びているのが見えた。

 寝る時、しっかりとカーテンを閉めていなかったのかと合点がいった。

 時計を見れば未だ午前五時。起きるには何時もよりも早い時間だ……
 と言っても一時間しか変わらない。ナント無く残った眠気も、一層深い倦怠感もプラシーボ効果だとかソンナ所謂『気の所為』に違いない。

 フゥッと大きく息を吐き出して起き上がり、勢いよくカーテンを開け放った。


 階段を降りて、右手に行けばキッチンがある。
 トースターの電源を入れ、傍らの冷蔵庫から食パンを出して焼く。

 何時もより一時間早いな……

 冷蔵庫から玉子を出して、更にキッチンの傍らに半ば捨て置いてあったフライパンも持ってきた。

 スクランブルエッグを作ってトーストに載せればきっととても美味しいだろうなァ……

 料理をするのは久しぶりだ。時間がかかる。    今の今までソンナ理由でフライパンを握るのを躊躇ってきた。
 然し一時間もあれば、どれだけ手間取ろうがスクランブルエッグくらいは作れるだろう。

 コンナ事で、少し気分を高揚させながら先ずは玉子を割ろうと、鷲掴みにして机を叩く。

 コツコツ……コツコツ……

 机を叩いている方の面を見る。白くツルツルとした曲面には何の変化もない。
 もう少し強く叩く。見る。変化はない。

 おかしい、こんなにも玉子を割るというのは難しい事だったか……?

 ツラーッと汗が額を流れていった。

 このままでは埒が明かない。腕を恐々振り上げて……

 パギャッ!

 ああ!割れた!イヤ罅が入った!
 辺りを見回す。コレを何処に……
 フライパン。埃だらけ。ああ私の馬鹿が。何故先に洗っておかなかった……
 急いで食器棚から器を出してそこにパカっと玉子を落とした。
 辺りには卵から出た白身やら卵黄やらが飛び散っている。無茶苦茶だ。

私は気を落としながらフライパンを洗い始めた。

 鈍臭いのだから何時もと違う事なんてしなければ良かったのだ。
 分かっていた事だ。アドリブは上手くいかない。
 昔からそうなのだ。だからいつしか、予定通りを信条にして生きてきた。
 今日一時間早く起きてしまったことは不幸な事だったのだ。

 然し、もうソンナ自分に嫌気が差している。
 何時も保守派、融通が利かず、マニュアル通りにしか動かず、スペック以上の事は絶対に出来ない自分自身に。

 だから時折してしまう。挑戦を、予定外の行動を。
 
 全く悪癖だ。

 スクランブルエッグは出来上がった。然し殻が入っているし、フライパンには卵黄がいっぱい張り付いていた。

 ソレを冷えたパンに盛り付けて、ケチャップをかけて、齧る。

 ……そうすると存外に美味い。
 落ちた気分が戻ってくるのを感じる。

「コレは……成功でいいか」

 私はどうでもいい事で気分を落とし過ぎる事こそ私の悪癖であると断じて、コーヒーを飲んだ。

テーマ:心の健康

8/14/2023, 6:52:24 AM

#心の健康



「ねぇ!ちゃんとして!!」(●`ε´●)

こんな風に言いたくなること多くないですか?

職場や家庭…

他にもいろいろなところで…


特別な事をして欲しいとかじゃないの

ごく普通の

当たり前の

常識的な事をして欲しい… 

ただそれだけなんだよ〜


毎日のこういう事の積み重ねがストレスだ!


心の健康には一番よろしくないやつね…


洗面所やトイレを汚く使うとかあり得ない!

小さい子だって出来るのに…

育ちがわかるし

人間の程度がわかるよね〜


誰かがやればいいとか

誰も見ていないからいいとか…

ないわぁ〜!(ー_ー;)


そういう方はこの世から消えてくださいね♡



🌈黒猫のつぶやき🌈

心がド健康って人いるのかな?
いるなら是非とも秘訣を伺いたい…

8/14/2023, 6:37:21 AM

『ハグ』


ストレスなく生きることは難しい。
今は、鬱だとかストレスだとか色々と分かってきた頃だろうけど、きっともっともっと昔の時代も鬱病や、ストレスはたくさんあったのだろう。
名前は違えど。

ストレス無く生活するのは恐らく無理だ。
でも、ストレス発散は出来る。それにはたくさんの方法があって、それぞれがそれぞれにあったストレス発散方法がある。

私は最近、気付いたことがある。
大好きな人にハグをしてもらうのもストレス発散のひとつになるのだろうな、ということだ。
隣に居るだけで落ち着くその人に、ハグをしてもらえたらそれだけで嬉しくて、幸せになれるのだろう。


お題:《心の健康》

8/14/2023, 6:29:32 AM

心の健康

頑張るって息する事に似てると思う。

息を吸い続けるとしんどくなる。

どっかで吐かないといけない。

息を吐き続けると、

次は吸いたくなる。

吸う事が頑張る。
吐く事が休む。

やってみたらわかる。

吸って吸って、もう限界って思って吐く瞬間が幸せ。

吐いて吐いて、もう限界って思って吸う瞬間が幸せ。

頑張ると休むは表裏一体。

8/14/2023, 6:19:16 AM

わたしは平日の曇天の下、行くあてもなく、

車を走らせていた。

平日の午前中、周りの奴らは、

血走った目つきで車を走らせている。

茶髪の鼻の曲がったにいちゃんは、

ハンドルをとんとんと叩きながら、

前方にいる僕に何か言っている。

「ジジイ、早くいけよ。もたもた、すんな。」

今度は、おしゃれなコンパクトカーに

乗ったアイドル顔の女の子と目が合う。

その瞬間、その女はゴキブリを見るような目

つきに変わる。

「きしょいんだよ、ハゲ、メガネ。」

私は、悲しい、気持ちで、しょんぼりと、

外の田んぼや木々に視線を移す。  

そして、一つため息をついた。

そのあと、

そこから逃れるように脇道にそれ、とにかく

車通りがない方へ、ない方へと

向かっていく。

狭い農道やら、ひどい煙を吐いた煙突が並ぶ、

工場の横もどんどんすり抜けていった。

夕闇が迫る頃には、もう、あたりには、

僕の記憶の痕跡は残らなくなった。

もうそろそろ、引き返そうかと、

あたりを見渡していると、

後ろから、黒いサングラスの男が般若の

形相で、こちらに向かって、手招きのよう

な動きをしているのが目に入った。

彼の霊柩車のようなガタイのいい車が、私の車のすぐ後ろに

張り付いた。

その時には、僕の心臓のテンポは、最高超に達しており、

私の毛根はすでに逆立っていた。

バックミラー越しの死神から目を逸らし、

がむしゃらに車を走らせる。

それから20分は、ひたすら、前だけを見て、

道なき道をいった。

「もう、大丈夫だろう」とバックミラーを覗くと、

さっきまで、影のように付き纏っていた車は

見当たらなくなっていた。

「ふぅーと」胸を撫で下ろし、念のため、もう

一度、バックミラーを確認する。

視界の端の方に

「この先、行き止まり、落車注意。」

と、その瞬間、白地の看板に赤くかかれた文字が逆さ

になり、そして、垂れていくのだった。

8/14/2023, 6:14:29 AM

『心の健康』   ◦No.118◦



いっぱいの光をあびて

たくさん運動して

こころゆくまでゆっくり眠って

すきなものも、きらいなものも一生懸命に
受け入れる。



心の健康って、そういうことだよね。

8/14/2023, 6:09:02 AM

君の奏でる音楽(2023.8.12)

パタ…パタ…
騒がしい雑踏の中でも、なぜかその足音が耳に届く。少しくたびれたスニーカーで、小さな歩幅で歩くその音。

カリ…カリ…
たくさんの人が静かに勉強する自習室。やっぱり君のシャーペンの音は、なんだか耳に残ってしまう。

ふふ…あはは…
廊下の少し遠くからでも、君の笑い声はわかってしまう。けして大きな声ではなく、どちらかというと忍び笑いのような、密やかな微笑み。

「君の音ならすぐにわかるよ」って言ったとき、きっと君はピアノか何かの話かと思っただろう。けれど、僕の世界は、こんなにも君が奏でる音楽に満ちていて、こんなにも素晴らしいんだってことを、きっと君は知らない。


心の健康(2023.8.13)

『元気ないときは、なんか美味しいもんでも食べとき!それで大体、体も心も元気になるから!!』
いつだったか、母さんが言っていた言葉が頭をよぎった。
でもさ、母さん。心が疲れちゃうと、美味しいものを美味しいって感じられなくなっちゃうんだ。なんにも、感じられなくなっちゃうんだ。
あぁ、最後にもう一度、母さんの肉じゃが食べたかったなぁ。

8/14/2023, 6:08:06 AM

心の健康
つい無理してしまい
心が病気になりそう
自分を大切にするって
難しい
少しはワガママにならなくては

8/14/2023, 5:53:19 AM

心の健康
それは安心出来る人がいる事かと…それは親、パートナー、友達、知り合いなど色々いると思うけど…その人存在で自分心も違う気がする。

8/14/2023, 5:39:52 AM

いくら体が健康でも、心が健康でないといけません。

我々は、人生の中で様々な出来事に直面します。
それぞれの出来事には、それぞれの影響があり、それに応じて私たちの気持ちも変わっていきます。
しかし、そのような激動の中でも、自分自身の心の健康を守ることが大切だということを学びました。
それは自分自身を支え、目の前のストレスを解消することです。そして自己肯定感を高めるために、自分自身に対してたくさんの愛情を注ぐことです。ですので、常に心の健康を保つために自分自身のお世話をすることを意識することが大切なのです。

しんどくなったので途中でAIに書かせました。
これもまた心の健康のため?

8/14/2023, 5:39:48 AM

もそもそとベッドサイドに手を伸ばす。感触で携帯を探し当て眩しい画面を起動させた。朝の9時をまわったところだった。鈍い足取りで寝室を出てリビングへと向かうが、たどり着く前に廊下で見事にぶつかった。
「きゃ」
「うわ、ごめん」
彼女は僕をひと睨みだけして再び忙しなく動き回りだした。今日もびしっと決まったスーツ姿で、今は洗濯物が入ったカゴを抱えながらベランダのほうへ向かう。僕もそのあとを追った。
「洗濯ならやったのに」
「いい。起きてくるの待ってたらいつになるか分かんなかったし。代わりにゴミ出しお願いね。朝ご飯も早めに食べちゃって。掃除機はかけられたらかけてほしい」
一息に言いながら手を止めることなく洗濯物を干している。彼女が家を出る時間まであと10分そこら。僕は言われたとおりトースターに食パンを放り込んだ。
やがて洗濯が片付いたようでガサガサと違う音が聞こえてきた。直後、「サイアク!」となかなか不機嫌な叫びが聞こえてきた。果たして間に合うのかな。朝の彼女は余裕がないからとてつもなく怖い。余計な会話を投げるなんて、恐ろしくてできたもんじゃない。管理職候補の人は違うなあ。いつだったか、そんな心の声がうっかり口から溢れた日があった。数日間口を利いてもらえなくてあれはひどい目にあった。朝に機嫌を損ねたら終わりだとよぉく学んだ。
冗談さておき、彼女は仕事を生き甲斐としている。それは良いんだけど。でももう少しだけ、僕に話してくれたり甘えてくれないだろうか。頼ってほしい、と思うのは同居人だからだし、僕だって力になりたいなと思うのが正直な気持ちだ。最近は特に朝の感情の起伏の上がり下がりが激しい。きっと、仕事に追い詰められてるからなんだろうな。
「もー。1回しか履いてないのに伝線とか最悪」
ぶつぶつ言いながら彼女がリビングに戻ってきた。僕に背を向けて椅子に腰掛け新しいストッキングに履き替えている。丸まる彼女の背中を見ながら焦げかけたトーストをかじった。

僕より小さいその背中で、背負っているものは僕よりもずっと大きくて重たいものなんだろうな。

「じゃあ、行ってくるね」
仕度が済んで足早に僕の横を通り過ぎる彼女。
「待って」
僕が引き留める時にはもうドアノブに手を掛けていた。なに?、とちょっと迫力のある声で言われる。そんな怖い顔しないでよ。
「いってらっしゃい」
そう言って、頭からぎゅっと抱えるように抱き締めた。ヘアスタイルが乱れちゃったじゃない、とか、化粧が崩れたでしょ、とか怒られてもいい。髪型も化粧も直せないけど、僕はキミの心の健康を取り戻せる唯一の男だよ。こんな体たらくな人間でもね。
そして彼女をたっぷり20秒抱き締めた。そろそろ遅刻の不安が出てくるからいい加減にしておこう。でも、その間彼女は全く抵抗を見せなかった。だから少し期待している。じゃあ今から腕を放してその顔を覗き込むよ。とっても楽しみだ。

8/14/2023, 5:20:18 AM

心の健康 
 男は保護入院させられた、その前に2~3時間留置された母親が近くのコンビニで万引き犯扱いされたことで警察官と怒鳴りあいなったからだ。
実際は逆だった母は月11万円以上キリンラガービール(後半は、のどごし生)を買っていたアルチューかと疑われた認知症だった。ちなみに母の父は早稲田大学のラガーメンだった。
酔っぱらってか缶ビール1本持っていこうとして、とがめられた、コンビニの店長はあとから了解した。

 男は2ヶ月入院し1年ほど通院した障害年金をもらえると思っていた、年金未加入だった。
入院時、男はベッドに縛りつけられた暴れていたわけでも、もう怒鳴っていたわけでもなかったのに。
子供の頃、男の担任教師は口癖のように繰り返し言っていた、言うことを聞かないと精神病棟の4号室にいれ殺してもらうと、男は4号室にいれられ無事だったが、薬物中毒かなにかで4号室にいれられた入れ墨者はベッドに縛りつけられシック死した。
 薬を強制されて飲まされた、男の看護師はいい薬だと言っていたが痺れ薬だった、歩くのが、やっとで座ることも辛かった本すら読めなかった副作用を抑える薬も飲まされた。主治医は経過観察で何の精神疾患の症状も見当たらないといっていた、薬物検査も受けた、もちろん、白だった。
以後、男のメンツは萎えぎみになった、何事にもスロースターターになった。怒りもマックスにはできなくなった。
 男は病院を訴えると言って保健所の職員立ち会いの元、診療を中止させた。
 国連など国際社会から日本は非民主的国家呼ばわりされている経済的(他外的要因)理由で保護入院させられている人達がかなり多くいるからだ。
 しかし、男も直後は母親を殺傷し、自傷していた可能性は否定できない。
 
 医療改革だけではなく、経済改革なども、もっと望まれるが何より個々の生活安定が重要。ヨーロッパの福祉先進国の諸制度取り入れ、真に民主主義社会を実現し本当の意味の先進国へ。
徳博

8/14/2023, 5:16:04 AM

~心の健康~

心の健康ってもちろん体の健康によってもたもてられるけど、幸せなことが起きても健康でいれる。


貴方にとっての幸せって何だろう?

8/14/2023, 5:09:25 AM

「寝て起きて、『君の奏でる音楽』のお題でまともに読めるネタが閃けば、書き直すと言ったな。あれは結局無理だった」
まぁ知ってた。某所在住物書きは己の執筆スキルとレベルを再認識し、エモネタの不得意を痛感した。
「で、『心の健康』ねぇ。4月24日か23日あたりに、『今日の心模様』みたいなお題があって、その時もロクなネタが浮かばなかったな」

ガッチガチのエモネタを書こうとすれば厨二チックに羞恥が勝り、ノンエモで挑もうとすればそもそもネタが浮かばない。
さじ加減の、なんと面倒なことか。物書きは大きなため息を吐き、ひとまず今回分をなんとか書き上げた。

――――――

「藤森、ふじもり!これがお前の故郷か!」
コロナ禍突入直前。2019年のお盆のおはなし。
雪国の田舎出身という捻くれ者、藤森の里帰りに、「雪国の夏を見てみたい」と、親友が無理矢理くっついてゆきました。
「建物が低い!空が広い!風が涼しい!」
東京育ちの親友は、名前を宇曽野と言いまして、観光地という観光地でもない地方の田舎に来るのは、これが初めて。
「なにより、こんなに人も、車も少ない!」
アニメでしか見ないような空き地、そこらじゅうに生える花と山菜、それから遠く広がる田園風景。
宇曽野はそれらがただ美しく見えて、藤森の手をぐいぐいと、あっちこっち、そっちどっち。

「手を取り合って」なんて優しいものじゃありません。さながらリードを持った飼い主を引っ張るアラスカンマラミュートかシベリアンハスキーです。
「おい藤森!田んぼの中に、紫の花が咲いてるぞ。なんだアレは?!」
ぐいぐいぐい、ぐいぐいぐい。
青い空、白い雲、東京より少し涼しい田舎の田んぼ。
軽トラック1.5台通れるであろう砂利道を、宇曽野はまるで子どものように、藤森の手を引き走ってゆきました。

「雑草の多いあの区画だけ、紫が咲いてる。白も咲いてる!藤森、これは何だ」
「白い方なら、東京でも見られる筈だ。オモダカといって田んぼとか水辺とか、湿ったところに生える」
「見たことないぞ」
「『筈だ』と言った。なにより私は不勉強の素人、専門外だぞ。鵜呑みにするな」
「で、紫は?」
「ミズアオイ。記憶が正しければ準絶滅危惧種に指定されていて、東京では絶滅危惧Ⅰ類。花言葉は『前途洋々』や『浮沈』等。食えるらしい」

「味は」
「知らない。食べたことがない」
「美味いのか」
「私より自分の持ってるスマホに聞いたらどうだ?」
「お前に聞いた方が面白いし早い」

パシャパシャパシャ。
これは珍しい花、それは美しい風景、あれは尊い昔在りし日本。
「異文化適応曲線」の、「ハネムーン期」というものがあります。宇曽野はまさしくその真っ只中。
東京と明らかに時間の進み方が違う田舎の、すべてにスマホのカメラを向けました。

「美しいな。心の不健康が抜けてくようだ」
「私はお前に付き合って、体の疲労が蓄積中だが?」

「お前も撮ってやる」
「やめろ。いらない。ミズアオイで満足していろ」

赤い太陽が地平に沈み、空がミズアオイかキキョウの青紫に染まって、田舎観光満喫中の都民が「さむい」と我に返るまで、
東京育ちの宇曽野と田舎出身の藤森は、
片や魂の疲労と心の健康を体いっぱい使って癒やし、
片や全力の遊びと観光に付き合って、体に疲労がちょっとだけ、ほんのちょっとだけ溜まったようでありました。

8/14/2023, 5:06:29 AM

海と
日焼けと
砂の山

汗と
草の匂いと
蝉の声

川と
笑い声と
小魚の群れ



麦わら帽子が
風に飛ばされて

伸ばした
小さな手は


何を掴み取ったのだろう



色褪せた
幼き日々の思い出には

涙も
笑顔も
沢山あって


ただ
ありのまま
生きてた自分が

今も
そこにいる



海に行って
砂浜に寝そべってみよう

あの冷たい
川の流れに足を浸してみよう

優しく見守る
あの山に登ってみよう



忘れてしまった
大切な何かを

手放してしまった
自分の生き方を


本当の人生を


取り戻す為に





「麦わら帽子」

8/14/2023, 5:01:53 AM

「心の健康」

 ある一般的な日本のサラリーマンを例にとって考えてみましょう。心の健康を保つためには、規則正しい毎日の生活が必要ですが、心の健康を損なう最大の原因は、長時間労働にあるでしょう。
 この問題はすぐに解決できるものではありません。日本人は大変勤勉で、仕事は丁寧で細部までおろそかにはしません。その結果、効率化や無駄な仕事を省くことを良しとはしない場合もあります。
 長時間労働の削減を可能にするには、AIやロボット、科学テクノロジーを取り入れる必要があります。しかし、そのことですら負担に感じる人々が多いのが現状です。まさに時代の転換期に直面した苦悩であります。
 心の健康の問題は多岐にわたります。今後も心の健康を損なう方は増えていくものと思われます。お互いに労わりあう必要があるのですが、一人一人が精一杯にがんばっていますので、心のゆとりもありません。誠に悲しいことです。これは日本だけでなく先進国でも共通した課題と思われます。
 私自身が心の健康の問題に取り組んだ方法は、心理学などを学び、セルフカウンセリングを続けることでした。増え続けていく心の健康の問題に対応するためには、こうしたセミナーやワークショップを自治体レベルで開催して取り組むのも、ひとつの方法であるのかもしれません。

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