心の健康』の作文集

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心の健康』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/14/2024, 10:50:31 PM

「姉ちゃん」

ぽつりと溢れた小さな呟き。途方に暮れた、まるで道に迷った幼子のような響きを含んだその一言に、仕方なしに腕を伸ばす。
小さな赤子の腕。ペちりと腕を叩けば、己を抱く弟は泣きそうに顔を歪めた。
泣くなと叱責しようと思えど、赤子の身ではそれも叶わず。内心で困り果てていれば、柔らかな男の声音が弟の名を呼んだ。

「寒緋《かんひ》」
「兄ちゃん」

泣きそうな、それでいて安心したような表情をして、声の主である兄へと弟は視線を向ける。
助かったと内心で安堵し兄を見れば、優しく微笑んで両の手を伸ばし、弟と共に頭を撫でられた。こそばゆさに思わず声を上げて笑えば、兄も弟も顔を綻ばせる。

「良かった。兄ちゃんが来てくれて」

少しだけ落ち着いたのだろう。先ほどよりは和らいだ表情をする弟に、兄は何も言わず言葉の続きを待つ。

「不安なんだ。姉ちゃんを壊しちまうんじゃないかって。そう思うと何も出来なくなるんだ。姉ちゃんを育てるって言ったのは俺だってのに」

乾いた笑い声を響かせ、指先だけで頬に触れられる。触る事だけで壊れる事はないだろうに、怖ず怖ずとしたその様がもどかしい。

「赤子の抱き方なんぞ、とうに忘れちまった。壊す感覚ならいくらでも覚えてるっつうのに…なぁ、兄ちゃん」

何かを言いかけ、口籠る。
続く言葉が容易に推測でき、頬に触れている指を強く握り睨みつけた。言葉を話せぬ赤子の身でなければ、叱言の一つでも言っていたところだ。

「姉ちゃん」
「寒緋」

僅かに眼を見開く弟の指をさらにきつく握りしめていれば、今まで話を聞いていた兄が彼の名を呼んだ。幼子にするかのように視線を合わせ、穏やかに寒緋、と名を繰り返す。

「寒緋は明月《めいげつ》の体をを探していた時、明月を弱いと思ったか?」

首を振る。

「今まで寒緋が明月を、俺達を傷つけた事があったか?」

再び首を振り、否を示す。
当然だ。この臆病者が兄姉に傷をつけることなど出来るはずもない。
弟の答えに兄は破顔すると、くしゃりと髪を撫でる。

「じゃあ大丈夫だ。怖いなら兄ちゃんが隣で手伝ってやるから、ちゃんと出来るだろう?」

小さく、だがはっきりと頷く。
どうやら完全に落ち着いたらしい。ようやくかと呆れながら手を離した。
まったく手のかかる。これから先が不安ではあるが、任せると言ったのは己自身だ。致し方ない。


体を探し求めて鳥籠へ辿り着いてから、様々が変転した。
己の体を見つけ、記憶の欠落が埋まり。半身の存在を認識し、そして失った。
鳥籠より戻り、己の体について兄弟と話し合い。その時に育てると名乗りでたのが弟だった。
半身を連れ帰れなかった事を気に病んでいたのだろう。常とは異なる表情をして告げる弟に是を返し、仮初の泥人形の体を解き。
その結果が、赤子を抱いて途方に暮れ動けなくなるというのだから見るに堪えない。

己を抱いたままで話し続ける二人を見、これから先を憂う。それにしても腹が減った。

と、と、とっ、と廊下を歩く音が鼓膜を揺すり、視線を向ける。
開いたままの障子から顔を覗かせた妹を見て、思わず笑みが溢れた。
りん、と鈴が鳴る。

「銀?どうした?」

お姉ちゃんがお腹を空かせているから

鈴を鳴らし、手にした籠の中身を見せる。
哺乳瓶に掛布。さすがだ。
背後の姑獲鳥に視線を向ければ、頷いてこちらに近づき有無を言わさず抱き上げられた。取り上げられた弟が複雑な表情を浮かべるものの、何も言えずに押し黙る。

最初は姑獲鳥が教えてくれるからがんばって

りん、と鈴が鳴り、妹が静かに笑う。

「ん。分かった。ありがとな、銀花《ぎんか》」

妹の微笑みに笑みを返し、弟は真剣な面持ちで姑獲鳥と己を見る。
いい顔だ。兄達が来る前の不安定さが、今は影も残さず消えている。

己を育てる事で、永くを人の身で生きて摩耗した弟が少しでも癒えるのであればいいと思う。任せる事に多少の不安と羞恥心はあれど、そこは姉として耐えるしかない。
その対価として、成長した暁には半身を探すために思う存分動いて貰えばいい。
半身の行方は、千里を見通すもう一人の弟さえ視えないという。
己の体を探す時よりも困難である事は明らかだ。

只人よりも成長の早い身。こうして世話を焼かれるのも僅かだと言い聞かせ。
腹を満たす己の顔を笑みを浮かべて覗き込み、頬を突く弟を邪魔をするなと睨みつけた。



20240814 『心の健康』

8/14/2024, 3:01:33 PM

心の健康

「落ち込んでいる」と思える、または今日あった嫌なことが頭の中をぐるぐる回る
 →ごく正常な反応です

とても悲しいことがあり、いつまで経っても思い出すと涙が出てくる
 →それだけ悲しかった、ということです。あなたの苦しみも悲しみも、誰かではないあなたのものなので、「そんなこと」とか「いつまでも」とか言ってくる人とは、心の中で縁を切っても問題ありません

「腐らないゴミ」(ビニール袋やきれいに洗った瓶など)が溜まっている
 →かなり疲れています。まずは何とかして(便利屋さんに頼んででも)、絶対に要らないものを消していきましょう。
 断捨離はまだしなくていいです。ときめきも一旦横に置いておきましょう。まずは「確実にゴミであるもの」をゴミの日に出すことを目指しましょう

 私ですか? 腐らないゴミに埋もれた部屋に住んでいます。
 もしあなたが夜お風呂に浸かって、朝ゴミを捨て、朝食を食べて毎日過ごせているなら、それはとんでもなくすごいことです。
 昔はそれができていましたが、今はやり方がさっぱり思い出せません。

8/14/2024, 2:53:50 PM

好きなものを好きと言えること
嫌いなものを嫌いだと認識できること
大切な人たちの目をまっすぐ見られること
時に逃げる選択をできること


*心の健康**

8/14/2024, 1:54:22 PM

健康でありたい。それでは健康とはどういう状態のことか?
健康の定義としてはWHO(世界保健機関)の
「完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」
というものが有名である。
この中の「福祉」は原文(Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.)を見ると”well-being”という、対応する日本語が見つかりにくい言葉であることから、これをそのままカタカナにした「ウェルビーイング」という言葉が近年では広く普及しているようである。
これを直訳するとwellが「良い」「良好な」、beingが「存在」「状態」「〜であること」「〜でいること」ということで、厚生労働省の文書などでは「良好な状態」などと訳されているようである。
かつて、「現実存在」から「実存」という言葉を作ったように、「良好状態」から「好状」あるいは「良態」などの新熟語をつくってみては、などと思ったが、どうもしっくりこない。
「いい感じ」とか、「よきさま」、最近の若者言葉と言われている「よき」などの方がしっくりくる、ような気がする。

健康の定義について調べてみると、上の定義を少し変更しようとしたが、うまくいかなかったものとして、次のようなものもあるらしい。
「完全な肉体的(physical)、精神的(mental)、spiritual及び社会的(social)福祉のdynamicな状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」
(Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.)
"dynanic"という言葉のここでの意味は「健康と疾病は別個のものではなく連続したものである」という趣旨の発言があったとのことである。(以上は厚労省ホームページより引用)
健康と不健康とは固定的なものでなく、明確な輪郭の引けない関係であるということ、蚊柱が多くの蚊が不規則に動きながらも柱のかたちを維持しているように、健康は動的な平衡で生まれる何かであるということ。
"spiritual”は「霊的な」「たましいの」。
健康であるとは、このような各種の次元での健やかさを保ち続けることであり、固定的な立場や地位ではなく、不断の励み、活動の結果として生まれるものなのだろう。そして、それは一見不健康なものとも無縁ではないのだ、と思う。

ねがわくは からだとこころ たましいと ひとのえにしも まるっとよきに

8/14/2024, 11:58:59 AM

「心の健康」

読者の諸君!!!やあ!!!ご機嫌いかがかな???
今日はボクが心の健康について直々にお教えしちゃうよ!!!

……ん?そもそも「ボク」の事を知らないって?そりゃあそうだねえ!!!なんせボクは基本的に姿を隠しているから知らなくて当然だよ!!!

というわけで、簡単に自己紹介をしておこう!!!

ボクは公認宇宙管理士だよ!!!コードネームは「マッドサイエンティスト」っていうんだ!!!え、本名はなんていうのか、って?……それは教えられないなあ!!!

「公認宇宙管理士」って何?って顔をしているね?これについては随分と長い話をしなければ理解してもらえないだろうから、またの機会にしよう!!!

さて!!!そろそろ心の健康についてお話しをしようか!!!

近年、キミたちの国では心の健康───メンタルヘルスにまつわる話題は尽きない!!!ボクらの間でもそう変わらないのだよ!!!みんな大変な思いをしているからね!!!

メンタルヘルスに関わる資格もたくさんある!!!興味があればぜひ学ぶといいだろう!!!

これに目を通しているということはおそらく、キミも心の健康に興味があるんだね!!!色々と苦労されてきたのか、それとも周りに心配なひとがいたのだろう。

そんなキミたちに心の状態を安定させる方法をお教えしよう!!!

まずはこれ!!!「コーピング」!!!
コーピングっていうのは、不安になったり、ストレスが溜まった時の対応方法を意味する言葉だよ!!!

例えば、「好きな音楽を聴く」だったり「美味しいものを食べる」だったり……ここにいるキミたちには「文章を読む・書く」なんかをおすすめするよ!!!

実際、ミステリー小説を読むことや、自分の気持ちを言語化することにはストレスを和らげる効果があるそうだよ!!!

こういう「辛い時の対処法」をとにかくたくさん考えて書き出す!!!まずは50個書き出してみたまえ!!!ちなみに、この書き出したものは「コーピングリスト」というんだ!!!

考えているだけで楽しくなるね!!!

お次はこれ!!!「マインドフルネス」!!!
この対処法には向き不向きがあるから、自分に合っていないと思ったら無理せず止めるんだよ!!!

マインドフルネスというのは、深く座れるイスや横になれるベッドで、身体から、心から力を抜いて、とにかくボーッとする(個人の感想だよ)リラックス方法さ!!!

マインドフルネス中に不安になっても、川の流れを見つめるかの如く、深く考えずに通り過ぎていくのを横目で見るのを心掛けよう!!!ここ大事だよ!!!

最近ではマインドフルネスのアプリなんかもあるから、自分に合った取り組み方をしてくれたまえ!!!

それから……「セルフハグ」もおすすめしておくよ!!!
方法は単純明快!!!自分を抱きしめる!!!だけ!!!

愛くるしいボクを抱きしめるような気持ちで自分を抱きしめるんだ!!!え?ボクの見た目を知らない???まあいいだろう!!!とにかく可愛い子を想像したらいいのだよ!!!

ここまで色々話したものの、あくまでこれらはメンタルヘルスの改善に「役立つ」ものであって、根本から解決できるとは限らない!!!

とにかく一番大事なのは、その道のプロに頼ることだ!
カウンセリングや薬物療法などなど、心の健康を維持するのに科学的な効果のある手段は少なくないよ!

諦めないで!でも無理せずにね!
疲れた時には何もかもほっぽり出して休めばいいのさ!
いっぱい寝て食べて笑って!

……ボクはキミたちみんなが幸せに過ごせることを祈っているよ!

8/14/2024, 9:59:30 AM

心の健康

人生には、必ず辛いことがある。
楽しいことばっかりじゃない。
むしろ辛いことだらけだ。
それなのに、どうして生き続けるのだろう。
これは、素朴な疑問であり、生きることへの嘆きだ。
辛いことがあると分かっていながら、どうして生き続けるのだろう。
まるで道の先が崖だと分かっているのに
歩き続ける馬鹿みたいだ。

そんな考えが生まれたのは、不登校になってから。
学校に行くのがきつくなって、辛くなって、
苦しくなって、仮病を使って何日も休んだ。
精神科へ連れ回され、たくさん検査を受け、
(仮病だから病気が見つかるわけがない)
病んで、泣いて、自殺も考え、家族と喧嘩して。
気づいたら、通信制高校への転校が決まっていた。
今は転校するまでの束の間の休みの期間。
毎晩のように家族と話し合って、慎重に考え抜いた。
どこだったら私らしくいられるか、大学進学を諦めずにいられるのか。
そうやって転校先は全力で選んだ。
だから、私はこれからのことを楽しみに思っている。

これは、私が死に際から生還するお話である―。

「え!え!あるあるっ!!!」
「やったね!!おめでとう、さき!!!!」
母親と抱き合って高校合格を大歓喜したのは、いつだっただろうか。
もうずいぶん前のことのような、最近のことのような、そんな不思議な感覚だ。
このときは、これから先、人生薔薇色としか思っていなかった。

「あの高校には、変わった人がたくさん入学するん 
 だ。そういう変わった人と出会うことで、
 価値観とか人生観が変わっていくから。」
「あそこはほんっっっとうに楽しいよ!」
「この辛い時期乗り越えたら、明るい未来しか
 ないから!」
こんなふうに悪い噂なんてこれっぽっちも聞いたことなかったから。
勉強も頑張って、青春も謳歌できる素晴らしい夢のような場所だと信じて疑わなかった。

8/14/2024, 9:58:55 AM

心の健康

やっぱり音楽がないとね
嬉しい時も、悲しい時も、
どんな時でも音楽が聴きたくなるタイプです。

どんなに悲しくて淋しい夜も
音楽は黙って側にいてくれるし、
私を決して一人にしない。
音楽がもつ無限のようで、有限の優しさが大好きです

私が死ぬまで一生を寄り添うパートナーは
音楽な気がするなぁ
なんて思ったりするくらい、私の心の健康には
音楽が大事なんです!

8/14/2024, 9:58:23 AM

心の健康 


現時点で、私の心の健康に一番ストレスを与えているのは、 

「子どもの夏休みの宿題」の進捗と完成度。 


時間ないのに、何故か自由研究に凝る。  


主要教科に振り向け!  

首を長くして待ってるぞ。 


完了したら、私の心の健康は一気に返り咲く!

8/14/2024, 9:55:09 AM

心の健康を保つため。
その理由のために、画面の向こう側にいる見ず知らずの人を仮想敵として、見下し、蔑み、罵詈雑言を吐き捨てる。

他人の心の健康を害して、瞬間的に自分を取り戻す。
そのために小さい言葉の嵐雲を呼び寄せて、拳にまとわりつかせ、それを格闘グローブにする。
青と黒の混じった悪雲のグローブ。
それを装着すると即座に朱に染まる。
血で血を洗う行為に寄せるように……

泡立つ雷の欠片の嫌な音がバリバリと、また自身の掌にもチクチクと、刺激を感じるが。
全部無視。

試合の始まるチャイム。甲高くカーン、と鳴る。
両者、取っ組み合い、……のはずだったが、仮想敵同士は口先だけのプロレスばかり。
ほんの1メートルに相手がいるというのに、赤いグローブを外さず小さな小さなスマホ画面をいじくりまくる。
直接言わず、悪態をつく文字に起こし、送信。
相手も似たようなモンスターである。残念ながらグローブを外さないほどの低知能な人型モンスターである。

文字を見て、苛立ちを募らせている。

何だとてめぇ。舐めてんのか!
俺らのファンが黙っちゃいねーぞ!
おい、やっちまえ!

そんなこと、誰も言っていない。
幻聴だ。幻覚だ。
SNSの熱気が悪さをした。
砂上楼閣の幻影。気温はお盆なのに最高気温37℃。
リング内に土俵のようなどすこいな雰囲気はひと欠片も見当たらないが、スプリングの良いプラスチック製の台でも、外にいるような気分になる。
場所は屋内で、クーラーでガンガンに冷やされているはずだが、まったくもって平熱にならない。
高熱に浮かされ、光熱費にも浮かされる。

幻聴が幻影の鼓膜に触れたか。気が狂ったか。
観客席からも新手の乱入か?
一人がファーストペンギンならぬ特攻隊員を務め、その後はどうどうと。
馬や鹿が奇声を上げて、大量の小魚が大群で陸に上がったような感じ。
場違い感が甚だしい。
ピチピチと身体をねじ曲げ、反対にも素早く。
バタバタ、ドタドタ。
怒声、狂気、暗雲。……混じって悲鳴。

バブルスライムの粘液から泡立つ。
病人の鳥肌のように、健康を侵し、陸を侵食し。
表面を広げ、表面積を広げ。
試合と観客の四角形に仕切られた境界線をを押し曲げ、サメのように引きちぎった。
耐えきれなくなったリングの紐は、ゴールテープを放すように素早い。

またたく間に、試合の意味を無くし、あちこちで乱痴騒ぎに。そのような、くっだらないイベント。
年齢不問。
しかし、精神年齢は大いに低下するようである。
大の大人が子どものように……

レフリーはやるせなく首を回した。
観客席ってこんなにも広いんだね。
正体不明の覆面レスラーのごとく、赤と白のリングにおどり出て、相手を罵倒している。
どこにいたんだこいつらは。
あんたら、戦績は?
まだ、戦ったことがない?
どころか、社会経験すらもない、だって?
なら、すっこんでろ。
スマホの買い方すらわからないくせに。
何だと?

茶化した陽気の実況解説席が、的外れな会話を繰り広げ、それに関して「なんだコイツ、それでお金もらってんのか!」と輩が湧いてでて、収束は延期。
いつからか、始まりを告げたはずのチャイムは、終わりを示す連続音に変じていた。
が、何度も鳴らしても興奮冷めやらぬどころか、火に油を注ぐようでもある。

こういった「ものいい」は、人斬り抜刀斎に頼むしかあるまい。
幸い今週はお盆だ。
お盆は、昔のじいちゃんばあちゃんが現世に現れる古きよき文化である。
さあ。僕のすさんだ感情ごと、斬り伏せてくれ。
……。

――静寂。

8/14/2024, 9:47:36 AM

#心の健康

今日は二度寝しませんでした
朝ごはんもしっかり食べました
朝から勉強取り組みました
To Doリストにチェック入れて
黒くなった手の側面ににっこり
やればやるほど増えてく問題
やらなければ置いてかれる時間
今日は昼過ぎから少し辛くなりました
やらないとやらないとやらないと
終わらない終わらない終わらない
でも今日はやることやりました
明日頑張るために気持ちを楽にします
勉強は大事だけれど
身体や心が壊れたら意味がない
未来の私の心の健康を優先します!

8/14/2024, 9:34:16 AM

精神的な傷は簡単に癒えることはない。だから、僕はあなたの救急箱になりたい。

あなたが泣いたら、止める絆創膏に。
あなたが汚れたら、綺麗にする消毒液に。
あなたが苦しくなったら、治めるお薬に。

そして、あなたは僕の人工呼吸器なんだ。
こんどこそ、お互いが支えよう。
だから還ってきて。


2024/08/19 #心の健康

8/14/2024, 9:32:03 AM

【心の健康】

 休日だからとただひたすら眠り続けていたら、外は朝から昼を過ぎ、すっかり暗くなっていた。
 目を開くと、天井と壁が見えて、そして昨日の嫌なことが怒涛のように押し寄せてくる。だから、ずっと目を閉じていたのに、どうやらもう誤魔化しは効かないようだ。
(お腹空いた)
 それでも空腹にはなるのだな、と思いながら、布団から出る。軽く、伸びをして、体のゴキゴキ鳴るのを聞く。
「お腹空いてるんだ?」
 気付いて、呟く。
(ああ)
 眠り続けたせいか、ただ時間薬なのか。
 体は少しは回復していて、空腹を訴える程にはなっていたのだろう。
 ちょっと微笑む。

8/14/2024, 9:28:57 AM

#心の健康
#今日のお題
#涙海の小説
どうせ、壊れるのならば
体も心も全てこわれてほしい
私は無理してたんだいつも泣きたくても
誰かの前で泣くことも
甘えることも控えてた
そのせいでメンタルなんかグチャグチャ
死にたい
消えたい
何したら
自分を好きになれる?
守れる??どしたらいいか
わかんないや

8/14/2024, 9:26:44 AM

心の健康保つため
毎日君を想ってる
君の姿を見れたなら
君にふれられたなら
私の健康保たれる

8/14/2024, 9:22:31 AM

仕事する上で何が大事だと思う?
そう聞かれると大抵は「報連相」とか職場で必要なスキルを言うだろう
でも、俺が1番大事なのは心の健康だと思う

8/14/2024, 9:22:31 AM

よく動き
よく食べ笑い
よく眠る
我慢は溜めず
吾と向き合う





__________________________

心の健康

8/14/2024, 9:14:53 AM

XXXX年X月14日
11階建ての時計塔を登るのは流石に骨が折れた。昇降機が稼働していればどれほど楽だったろうか。電力供給など見込めない廃都では地道に階段を登るしかなく、登り切った頃には気力も体力も使い果たしていた。
暫く休息をとった後、鐘楼の周辺を探索する。やはりというべきか鐘楼のある階層に最近人が出入りした形跡はなく、時刻と連動して鐘楼を鳴らすための機械も通電していないようで起動する様子はなかった。
ならば、一体どうやってこれほど大きな鐘が鳴ったのだろうか。

8/14/2024, 9:09:23 AM

何度か
心の病気に罹った。

幸い
軽症で

長く
服用することも
ない。





どうして

こう

気をつけてても

何度も罹るのか?







あなたを見ていて




あぁ、

わたし

ほんとに

考え過ぎなんだなぁ。

と理解した。





考え過ぎは

わたしの短所で
わたしの長所だ。





自分で

心の健康を保てる

術を

見つけていかなくちゃ。


#心の健康

8/14/2024, 9:01:48 AM

心の健康

 乾いた空気がひやりと頬を撫でる。埃くさい香りのコンクール会場はたゆたう眠気に包まれていた。
 それもこれも同じ曲の連続が災いした結果と言える。
 しかしこの環境もいつも通り。
 もちろん、彼女の登壇で引き締まる空気もいつも通り。
 赤赤しいノースリーブドレスと長い栗毛は彼女のシンボルである。赤く艶のあるヴァイオリンを片手にピアノの前に立った。

 ——演奏No.30 ヴァイオリン部門 プロの部 村田ひなさん。ヴィエニャフスキ作曲 ヴァイオリン協奏曲 第1番 嬰ヘ短調 作品14より第1楽章。

 技巧派で知られるヴィエニャフスキの曲を選んだのは彼女自身の長所を見せるためだと思った。
 しかし違った。彼女は戦うために選んだのだ。
 彼女はピアニストとともに一礼をするとニコリと笑って見せる。緊張感が張り詰める会場に安堵が流れた。
 気を許していいという合図に会場がリラックスする。そして彼女の曲を心から求め始めた。

 ——ポロロン

 曲が始まると、いとも簡単に弦を弾いて見せる。
 会場にいる観客は巧みで情熱的なヴィエニャフスキに心躍らせた。それに対して審査員含めた我々プロたちは瞬きすらも出来なかった。
「あの曲をあんなにも簡単に——」
 近くで見ていたプロの誰かから聞こえた。
 とある偉大な作曲家が言った。
 "音楽っていうのは96%まで技術です。"と
 しかし彼女はその4%をも実力で手繰り寄せた。
 100%の演奏。それが僕たちの感想だった。

 そして曲が終わる。
 拍手で会場が大きく揺れた。確かに揺れた。
 舞台袖に捌ける彼女の顔は昨晩見せた鋭い眼差しに戻っている。一瞬僕に向けられた視線は何を意味するのか、それを考えている内に出番がやってきた。

 僕が弾く曲。
 
 ——演奏No.46 ヴァイオリン部門 プロの部 高尾圭さん。パガニーニ作曲 ヴァイオリン協奏曲 第2番 ロ短調 作品7より第3楽章 ラ・カンパネラ。
 
 悪魔に魂を売った同じく技巧派パガニーニの名曲。
 最高難易度のこの曲を弾かねばならない。
 
 緊張が走る。

 しかし彼女の向けた眼差しを思い出す。
 ドクドクと胸が躍り始める。

 彼女の弾いたヴィエニャフスキが、幾度となく比較されたパガニーニ。その曲で戦えるからだ。
 彼女は会場を味方につけて100%の演奏をした。けれども怯える必要はない。初めからわかっていたことじゃないか。幾度となく彼女に負け続け、比較された僕はチャレンジャーなのだ。

 だから技術で100%の演奏をしてみせよう。
 それこそ僕の戦い方だから。
 緊張により荒れ果てた心に平穏が戻る。
 彼女のように笑顔を見せることはできない。
 ただ、真っ直ぐ戦おう。彼女のように。

 逃げることは許さない。
 きっとそれが彼女の向けた視線の意味だ。
 
 弓が弦を走った。

8/14/2024, 8:50:28 AM

どこかで読んだ文章に、病気はその人の性格を表すものであって、ある物質を除去したり、物質を加えることは本来の治療にはならない、自然治癒、自分自身で治療することが治療のネイチャーだ、がという記述があった。今回のお題の「心の健康」にもこれが当てはまるんじゃないかって思う。
メンタルが強い、弱い、我慢強い、っていうのはその人自身の個性だから、それを他人によって変える必要は無いし、病んじゃった時も、自分なりの治療法で治すことが大事。

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