巡り会えたら』の作文集

Open App

巡り会えたら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/3/2023, 5:24:11 PM

魂がふるえた。

その声、その言葉、その身体。

一年会えなかった彼女は、まるで天使のふわりと現れた。

「あたしは世界一かわいくて大好きな君に会いに来たの!」

私の心はどうしても、彼女の隣にいるだけで、ただそれだけで幸せで、それなのに泣きそうでいっぱいになるのだ。その瞳はいつまでも私を優しく見てくれるから。

ぎゅうっと抱きしめる。懐かしい、春のような香りが私の脳と鼻腔をくすぐる。

「ね、約束したこと、覚えてる?」

私が言葉を発するより先に問われた。



忘れるはずもない。7歳の誕生日だった。




長いまつ毛を時々恥ずかしそうに伏せながら訊ねられた。

『ねぇ、オトナになったら………あたしと結婚してくれる?』











今日私たちがオトナになった日は、きっと運命が動き出した日。



あのとき私が頷くと、彼女は幸せそうに笑ってくれた。









 







「……うん、覚えてるよ。いつまでもあなたが大好きだから。」





「ふふっ。あたしもいつまでもいつまでも大好きだわ」

























私の最愛の女の子






























   『巡り会えたら』

10/3/2023, 5:23:54 PM

遠い遠い未来の何処かで、また君に出会うだろう。

声も、顔も、性別も、今と全く姿形が違っていても。

きっとまた、私は君に惹かれる。

何度も何度も生まれ変わろうが、きっと。

私は君のことを愛しつづけるでしょう。

テーマ「巡り会えたら」

10/3/2023, 5:18:06 PM

(暗めの話だと思います。そして精神的にも、重たいかもしれません。語り人が。)









拝啓、貴方へ。
私、来世でも、貴方とまた巡り会いたいと思います。それはきっと、必然であり、運命なのだと思います。



巡り会いとは、長い間会わなかった者同士が会うこと、らしい。
私は、長い間あっていない貴方のことを思い出した。
教室の隅、廊下側の1番後ろ端に座る私の真反対、つまり窓側の1番後ろに座り、本を読む姿を。細く美しい健康的な指でペラペラとページをめくり、本に落としていた目は稍々伏し目がちだった。時々、そちらに目と意識をやり盗み見ていて気付いたのだが、目にかかった髪の毛の奥の顔立ちは童顔さが滲み出ていた。低く耳奥に木霊するような低い声からは、あまり想像の付きにくい顔立ちだったのでよく憶えている。
友人達とお話している時は、その低い声で赤ちゃんのように笑う(今で言うバブみのある笑い方というのでしょうか。)ので、そちらのギャップへの心の対応も、少々大変なものだったのも覚えている。
私は、貴方に恋していたようにも思います。
もしくは、ただの興味だったのかも知れません。しかし、そんな過ぎ去った感情の名前を探しても、もうその面影は懐かしさにしかならないのだから、どうしようも無い。



貴方は、よく図書室に居た。だから私は、貴方の後を追ってよく分からぬ本達を適当に表紙や題名で選び、貴方を眺められる席へ座り、適当に選んだ本達をペラペラとめくっていた。
たまに、ちらりと姿を盗み見ては、前髪や睫毛に隠された黒く暗く美しい瞳を恋しく思った。

或る日の事だった。
いつもの様に本を適当に表紙や題名で選んでいた私の後ろから、盗み聞きしていた声が聞こえてきた。

「お前、最近よくここに居るな。」

驚き、困惑、焦り、悲鳴、全てが混じって、この世のものと思えぬ声が出てしまう。遠くの方で、作業をしていた図書委員の人がチラッとこっちを見て、また瞬時に興味を失ったようで作業に戻っていった。

「あ、あの、私別に不審者とかじゃありませんから。」
「知ってるよ。それよりも、お前の持ってるその本。」
「本?」

手に持った私の隠れ城となる本を見た。特に何の変哲もない、他の本と何ら変わらぬ本だ。これが、どうしたと言うのだろう。

「それ、俺が一番好きな本。めっちゃ面白いから、ちゃんと読んでみろ。」
「いや、私、本とか読めないんで、」
「じゃあ何でいつも大量に本選んでんだよ。」

じとり、と視線を向けられる。いつも大量の本を持っていってたのバレてたのか。と少し恥ずかしくなり頬に熱が集まった。
しかし、私は本当に本が苦手なのだ。読む意味を感じない、といえば攻撃力の高い言葉になってしまうが、読んでも私の体から汗のように、呼吸のように抜け落ちて言ってしまうのだ。


「う、いや、眺めるのが好きで、」
「ふぅん?勿体ねぇな。本ってのは、他人の人生を覗き見るチャンスなんだから、読めるだけ読んどいた方が、得じゃねぇ?」
「いや、だって、結局私、覚えられないので」
「じゃあ、俺が教えてやるよ。覚えられるまで。」


へ、と空気に近い声が出たのはあの時が初めてだった気がする。現実の貴方は、盗み見ていただけの貴方よりも、少々強引な男なのだと思った。けれど、そこも嫌いではなかった。

教えてやるよ。覚えられるまで。
その言葉通り、私は次の日から貴方の好きな本を一緒に読むようになった。ページをめくるのが遅い私にも、何も言わずただ横に座りじっと本を見て、時折、窓の方へ視線を投げて居たようにも思える。どこか、悲しそうな顔をしていた。
私が漢字に苦戦していると、横からスっと読み方を教えてくれたりもした。
例えば、「吐露」。私が、「は、はくろ?はろ?」と唸っていると、横から「とろ」と。私は思わず「何故急にマグロ?」と言ってしまった。そしたら、「急にマグロの話する訳ないだろ。読み方だよ。」と、童顔を更に幼くさせる笑顔で言うから、思わず胸が高鳴ってしまった。


そんな日々を何週間か続け、やっとの事で私は1冊を読み終えた。分からない言葉も、読めない漢字も多かったが、アシスタント機能性能抜群の人間が横にいたので、何とか読み進められた。
初めてだった。1冊を読み終えたのは。
初めてだった。本を面白いと思ったのは。

人の人生を覗き見る、と言った貴方の言葉がやっと理解出来た気がした。自分の知りえない知識、生き様、人間との関わり方、キラキラした世界を、一気に得た気分だ。人と出会い、話す以外での、自分を知り他人を知る機会なのだろう。
本はただ、並べられた文字を読み、「面白かったな」で締めるだけのものでは無いのだと、恥ずかしながら私は初めてその時に知ったのだ。
もうすぐ、夏休みが始まる、7月下旬の事だった。


貴方はよく言っていた。
「この世界は、あまりにも面白くなさすぎる。」と。
「本の中で見たこの世界は、キラキラと光り輝いていた。けど、やっぱ、それは誰かの目から見た、盗み見た人生だったからなんだよ。」
耳に木霊するような、低い声がなんだか震えていたような気がして、少し胸騒ぎがした。
そんなことないよ、世界はきっともっとキラキラしているんだよ。貴方は素敵だ。なんて言うには、あまりにも私は世界を知らなすぎるから、言葉を呑んだ。




貴方が死んだ。本の積み上がった自室で首を吊ったらしい。
それを聞いたのは、夏休みが終わった8月末。

いつもにこやかな先生が、緊張を含んだ顔つきで語る事実たちは、容赦なく私を地の底へと落とした。そっと、いつも貴方が座っていた席へ目をやる。
そこには、いつもと変わらぬ席が佇んでいた。ただ、貴方がそこに居ないだけ。

その後からは、悲しんでいた皆が嘘かのようにいつもの日常が戻っていた。緊張を含んでた先生の顔は、またいつもと変わらぬにこやかな顔に戻っていた。だから、貴方が居ないのは、たはだの風邪何じゃないかって錯覚してしまう。期待してしまう。
けれど、そんな期待も虚しく、残酷にも季節は過ぎ去り私達は卒業を迎えた。
やはり、そこにも貴方は居なかった。





私、未だに貴方がオススメしてくれた本を読んでいるの。
貴方が読んでいた本も、覚えてる限りを読んだ。読めない漢字も、貴方の代わりにスマホや辞書に教えて貰って読んだ。

キラキラとした世界は、現実のどこにもありませんでした。
それは、貴方が居なかったからかも知れません。
色の無い、面白味も無い現実を、貴方が居ないまま過ごす事を考えるだけで、私は吐き気がするのです。
だから、貴方と同じ方法で終わりを選ぶことに致しました。


死ぬる理由も死因も、同じ人間が行き着く未来はきっと同じだと思うんです。必然でもあり、運命だと、思います。

だから、私来世でも、いいえ。来世がなくても、貴方とまた巡り会いたいと思っております。巡り会うと思っております。
そこが例え、地獄の果てでも。
嗚呼、でも地獄はもぬけの殻で、全ての悪魔は地上にいるとどこかに書いてあったので、きっとそこでは私と貴方、2人きりかも知れませんね。


そしたら、またあの図書室での日々のように、2人でキラキラとした世界を、除き見でもしましょうか。








─────────

この中の貴方は、何を見て何を思い、何をしたかったのか、また別の機会にかけたら、良いなと思います。もっと、しっかりと、身の丈に合う言葉を使って、分かりやすく。

本にのめり込んでいました。
本の中の世界は、キラキラです。いつでも。重たい話の中でさえ、著者の感性で、キラキラメラメラと。何でもない日でも、一際違って見える。それが羨ましい。私には、その才能もその感性もないのだから。

これは、きっと、この中の貴方も思っていたのかも知れません。

10/3/2023, 5:11:24 PM

生まれ変わりとか来世とか、信用していない
そもそも人間として生きることは罰ゲームか何かの類いだとさえ感じる

だけどもし私が死んでも次の人生が待っていて、人間として生きることを避けられないならば、今の夫と再び巡り会えたらいいなと思う

幼馴染では早すぎるし、中学や高校で出会ってもきっと私たちは結ばれないだろうから、今回の人生と同じように職場で出会いたい

本音を言えば生まれた瞬間から隣にいて欲しいくらいだけど、それだと人生がイージーモードになりすぎるから、生きることにウンザリし始めた頃にそれまでのご褒美として夫に出会うくらいでちょうどいい

また人間として生きるなんてごめんだし、私の魂≒心はおそらく脳の電気信号に過ぎないから、やっぱり生まれ変わりなんて信じられない

それでも万が一のことを考えて、もし生まれ変わってしまったとしても、夫と再び巡り会えたら私は少なくとも人生の過半数を幸せに過ごせるはず

そう考えると死ぬことも生きることも悪くないのかもしれない

10/3/2023, 5:10:23 PM

【巡り会えたら】2023/10/04

拝啓、名前も顔も知らない誰か様。
この手紙を読んでいるということは、僕はあなたに手紙を届けたことになります。

と言いますのも、僕は今とある実験をしているんです。
それが今行っている、『知らない誰かに手紙を届けたら返事は来るのか』というもの。
昔アメリカだかどこかの子が実際にやって、成功していたこともある実験です。
なので勝算はあります。
僕の実験は九割方成功すると思います。
ただそれにはあなたのお力添えが必要なんです。

だから名前も顔も知らない誰か様。
もしよければ僕を探してくれませんか?
そして見つけた暁には、僕と友だちになってほしいです。
どうかこの短き命の尽きるその前に、僕と巡り会ってください。

10/3/2023, 4:50:13 PM

お題「窓から見える景色」
※数日前のお題です





恐らく異世界転移したのだと思う

森の中の古びた小さな家で、ルカのいれてくれた甘いミルクティーを飲みながら満花はそっとため息をついた

ルカが住んでいるというこの家は木造の可愛らしい家だった
外観は随分古い家のようだったが、中に入ると案外傷みが少なく、それどころか築浅の家のようである
ちぐはぐで不思議な家だ

「ご両親はお仕事?」
「いない」

家には自分達以外に人の気配がなく、ルカ自身がミルクティーをいれてくれたので何気無く聞いてしまった

「ここには俺一人で住んでる
父親は物心ついた時からいないし、母親は俺が四歳くらいの時に蒸発した
今、生きてるのか死んでるのかも知らない」
「ぁ…ごめん…ね」
「別に」

ルカは淡々と話すが、ミチカは激しく後悔して居た堪れなくなった
ルカは十一歳との事だが、その年齢にしては相当落ち着いている
満花の方があたふたしてしまって「気にしてないから」とルカに呆れ顔で言われた

カタリと椅子を引いて向かいに座ったルカの前にはミルクティーはない
「ルカくんの分は?」と聞いたが、「俺はいい」と言われた

「この国は…いや、もう世界中がそうらしいけど……
ほとんど雨が降らない
そのせいで争いは絶えないし、沢山の人が紛争のせいだけじゃなく、病気や事故で死ぬ」

ルカの家に来るまで森の中を歩いてきたが、満花の知っている森とは随分かけ離れていた
地面は草花が全く生えておらず乾燥でひび割れていたし、木々は枯れ果ててしまい、そうなると勿論動物の気配もなかった
どちらかというと、砂漠と言われた方がしっくりきた

「俺は魔法で水をある程度生成出来るけど、それが出来ない人やそもそも魔力を持たない人の方が圧倒的に多い
漠然と雨がもっと降れば良いのに、とはずっと思っていた」

窓の外に視線を投げたルカの美しい横顔に一瞬惚けてしまった
可愛らしい顔つきだが、大人びて見える瞬間もあって、甘く爽やかな色気すら感じる
大人になれば女性に言い寄られて困る程の、それはそれは現実離れした麗人になるのだろうとぼんやり思った

「それで少し前に買った本に載っていた、陣を使った召喚魔法を応用して、水の神様を呼ぼうと思った
そうしたら、ミチカが現れた」
「……ごめんね
私はその水の神様じゃないと思う
何か特別な力を持った存在じゃない、普通の人間だよ」

ルカは視線を満花に戻すと静かに見つめた
陽光を受けてキラキラと小さな光が煌めく青色の瞳に吸い込まれそうになる
ルカはしばらく黙って満花を見つめていたが、やがて僅かに首を傾げて「そう…かな?」と溢すと再び窓の外に視線を向けた

「…ミチカを元の世界に帰す方法は必ず見つける
巻き込んでしまってごめん
なるべく早く帰せるように努力するよ
とりあえず、ゆっくりしてて」
「…ありがとう…よろしくね」

ルカは立ち上がり、部屋の片隅に積み上げられた本の山を漁って、熱心に読み始めた
恐らく満花を元の世界に帰す為、早速動いてくれているのだろう

温かいミルクティーを一口飲むと、甘くて優しい味がして、少し心が落ち着いた

ルカの家に辿り着くまでに満花はすぐには元の世界に帰せないのだと既に聞いていた
そもそも異世界を繋いで行う転移魔法とは大昔に禁忌魔法とされており、それについて記された本などは全て処分されてなくなってしまったのだという
転移魔法…空間移動魔法ともいうらしいのだが、所謂テレポーテーションは現在でも存在していて、その中のいくつかの陣を応用して満花の世界とこの世界を繋ぎ、そこから更に異世界からの転移魔法をルカが成功させてしまい、今ここに満花がいるという訳らしい

魔法のある世界に転移するなんて漫画とかアニメのような話だ
満花がそれを聞いて思った感想がこれだった

確かに、これからしばらく知らない世界で知らない文化を持つ知らない人たちの中で暮らしさなければならないという事に不安がないわけではない
しばらくこの世界にいることになれば、働き口を探して、働いてお金を稼ぎ、住む場所を探し、生活の基盤を整える必要があるだろう
知らない世界でのそれがどれだけ大変な事なのか、学生の満花でもなんとなく分かる
だが、『どうしても元の世界に帰りたい』と思えないのだ
もちろん、帰れるものなら帰りたい
でも、帰れないのならそれでもいいとも思っている
満花にとって、元の世界とはその程度のものだったのだろう
どうしても帰りたいと思えるような大切なものが元の世界にないのだ
(…何て空っぽな人間なんだろう、私…)

ルカが見つめていた窓の外を見ると、枯れた色のない景色が広がっていた

10/3/2023, 4:46:40 PM

巡り会えたら
あぁ私の愛しい子
早く会いたい、会いたくてたまらないの
もう8ヶ月。
大変だったけど、それでも愛しい子我が子だから頑張れたの
お腹を蹴ると、あぁ生きてるんだなと実感が湧く

お母さんは私には居なかったからこの子の気持ちは私には分からないかもだけど、長く長く一緒に居たい。そう思ってるわ。



あ、そうだわ。この子妹になるの
素敵でしょ?
姉妹ってどんな感じになるのかしら?
この子達が少し育ったらおしゃれさんになるのかな
それともスポーツ?突然やりたくなったりしてね?

あぁ楽しみ。
不安も沢山あるけれど、それでもとても楽しみなの。
どんな子に育つのかしら。






おかあさんねぇおかあさん
わたしのおかあさんは、いつもひとりごとをいってるの。ちいさなおなかをさすりながら。
わたしにいもうとができるんだって。
でもわたしびょういんできいたの。







あかちゃん、しんじゃったって
貴方の妹はは夏咲ちゃんっていうのよって
えがおでいうの。
もうやちんもはらってないから、おおやさんはおこってる。
おかあさんねぇおかあさん
なんかいよんでもへんじがないの。
おかあさんのあしがういてる

とんでるんだわ!!たのしそう。
いいな!
いいな!
おかあさんわらってるみたい。





もうせみもなかないの。
おなかがへったよおかあさん。
おかあさんおかあさん
えがおがかわいかったおかあさん。
いまはかわいくないの。


あれから何年も経ちました。
私は15歳。
高校生になります。
私は叔父に引き取られ、安定した毎日を過ごしています。
あの時、何をしたら良かったんでしょうか。
まだ3歳の私には分かりませんでした。

でもたまに思うのは、あの時私の妹が、夏咲が産まれてきれいれば。と考えてしまいます。
夏咲はこんな私の事を許してくれるでしょうか。

―巡り会えたら―
裏話:個人的には逢えたらのが良かったなぁと思っています笑
内容については、全くの素人ですのでご了承くださいませ。
※叔母の実話を元にしてます。

10/3/2023, 4:44:50 PM

【お題:巡り会えたら】

一見すると
絶対に合わない二人が

生涯で無二の存在に
なることがある


映画
「グリーンブック」
「最強のふたり」、
そして
「ドライビング・MISS・デイジー」

気が合って
交流が始まったのではなく

たとえば 仕事など
有無をいわさずに
組まされた関係から始まり

いつしか
他には置き換えがたい存在になる

そんな相手との巡り会いは
意外に多く この世の中に
起きているのではないだろうか

実際に 上記の
映画のうち2つは
実話を基に作られているそうだし

思えば私も

絶対に合わなそうな
タイプ同士ながら
当時 仕事で関わって以降
なんか妙にウマが合い
いまだに交流している

そんな人が たしかに
いるのであった

友人や恋人など
選択の余地があれば
絶対に近づかないようなタイプ同士
といったところだろうか

なぜ、そんな間柄が
生まれるのか

タイミングと縁が関係するほかに

自分では、自分のことを
意外にわかっていないから
なのではないかと思う

自分と真逆の相手を通して

実は 自分が好むこと
求めていたことを実感したり

嫌いだったものに
意外な魅力を発見したりと

これまでとは
まったく違う角度から
物を見る機会に
恵まれるからではないか

では 2人が正反対であれば
そういう間柄になりやすいか
というと、そうでもない気がする

心の奥底、根本部分に
2人がある程度
同じものを持っていないと
成立しないだろう

ちょっと くさい言い方かも
しれないが

たとえば
不器用なところがあったとしても
人に対しての誠実さとか
他人の痛みに無関心かどうか

お天道様が見てる
という感覚が
なんとなくでも わかるかどうか

といったようなことだと思う

その部分で
互いの感覚が近ければ

年齢や性別、人種や貧富の差など
環境の違いは
互いの壁には なり得ない

人類 皆 きょうだい
ならぬ
宇宙 皆 きょうだい
だって 難しいことではないだろう

上記 3つの映画では
彼、彼女らの人生を通し
そこに触れることができたように思う

10/3/2023, 4:44:42 PM

#巡り会えたら…

大好きだった
心から愛してた
大切にしてもらった
幸せだった
でも…
運命のいたずらで
離れ離れに…

最後に
約束したね
旅の終わりに
また逢うことを…
今度巡り会えたら
絶対離さないと…

だから…
今は辛くても
前に歩いて行ける
貴方を心に住まわせながら…

10/3/2023, 4:34:19 PM

【巡り会えたら】

 僕は小さな小さな命を持ってこの世に産まれた。
 小さな、というのは何も比喩的な表現ではない。本当に小さな命なのだ。
 僕は、僕よりも小さな命を食べて暮らしていた。それはぶんぶんと飛び回るハエであったり、草陰にじっと構えるバッタであったり。そいつらが目の前に現れたら、備わった鎌で餌を捕らえ雁字搦めにするのだ。
 そんなある日、僕は恋に落ちた。同種のメスだ。豊満なフォルムに大きく愛らしい複眼。一目惚れだった。僕たちは番となり、本能が赴くままに交尾をした。
 交尾中、彼女はじっとこちらを見つめていた。少し照れて僕も見つめ返す。彼女のクリクリとした複眼は、僕の顔を一つひとつの個眼に反射して映し出していた。
 すると、突然彼女がその強靭な鎌で僕を押さえつけ、頭の端を顎で噛み砕いた。ごきりと僕の頭が割れ、中を満たす体液が溢れ出す。しゃくしゃくという咀嚼音が谺する。彼女は美味しそうに僕の一部を食んでいた。
 僕はふと、ヒトという生物について思い返していた。生物界を支配していると言っても過言ではないヒトという種族は、番になると生涯愛し合い連れ添い続けると聞いた。
 体液が溢れ死がその際まで差し迫っていることを感じる。もし違う形で君と巡り会えたなら。例えそれが叶わぬことだったとしても、そう思わざるを得なかった。

10/3/2023, 4:32:43 PM

尊敬する上司がいて、
切磋琢磨する同僚がいて、
出勤するのが楽しみになる程可愛いコがいて、
サービス残業がない
そんな職場に巡り会えたらいいのになぁ
あはは



巡り会えたら

10/3/2023, 4:32:17 PM

列車の窓のそばのひかりでついうとうととし、まぶた越しに夜が明けるときつい、きみを思い出してしまった。そうしてやっと、間違いなくこの恋は手放してはいけない恋だったと気づく、ぼくはにぶくて愚かだった。自分の生まれついた故郷を見てもらいたいのはいまにもあとにもきみだけで、ぼくはいまからなにも持たずにきみのもとへもどります。

10/3/2023, 4:27:13 PM

ぴくりとも動かなくなった貴方を置いて、私は駆け出した。
後ろは振り返れなかった。振り返ってしまったらきっと、貴方に縋ってしまうと思ったから。

逃げろと、君だけは生きろと貴方は言った。

だから私は何としてでも生き延びなければならない。刺すような胸の痛みも、貴方を置いていく罪悪感も、とめどなく頬を濡らす涙も全て、あの館を包む炎の中に閉じ込めて。

これから先貴方は私の隣にはいない。
次に会えるのも何百年先か分からない。
もし会えても、今世のように気づけないかもしれない。

でも、それでも。


また、どこかで巡り会えたら。



その時は、





…その時は。

10/3/2023, 4:22:27 PM

この星で生まれ落ちた数億という人間の中から偶然巡り会ったその人へ、君はどんな色の糸を結ぶ?

10/3/2023, 4:07:30 PM

ずっと苦しいの
愛の味を知ってしまった頃から
親に友達に恋人に、「大好き」をもらった日から
一度、愛情の大切さ、脆さを知ってしまったから、常に心が満たされてないと安心出来ないの。
もし、もしね、そんな我儘な私に愛をくれる人がいるなら、居てくれるなら、どんなものでも投げ捨てて会いに行きたい。
ねぇ、もし神様が居るなら教えてよ
私に運命の人はいるの? 
いるのだったら、
早く「巡り会えたら」いいのにね

10/3/2023, 4:05:46 PM

小さい頃から小狡い奴だった。俺のランドセルに石詰めるし、人のベッド占領するし、過去問貰ったこと言わないし。社会人になって会えないと思っていたのに、偶然入った定食屋。隣の席がこいつだった。しばらく話している中で、「おれ、お前に色々迷惑かけてたよなあ」と言われた。昔からお前の隣で食う飯は美味いよ。

(巡り会えたら)

10/3/2023, 3:59:10 PM

巡り会えたらまた会いたい。
また遊ぼう笑ったり泣いたり昼寝したり散歩したり
かわいかわい私の家族のわんこ。
めちゃ大好きだけん夢の中にはたまに顔だしてよ!

10/3/2023, 3:56:39 PM

運命の人と巡り会えたら、どうなるのだろう。

触れるだけで指先が痺れるように熱くて。

重ねた唇には、かすかな甘さが残るのかもしれない。


一枚の板を挟んだ世界は、あまりにも幸せそうで。

うつむいた先には、剥げかけたネイルが見えた。


私は、そちらで生きていないから。

白馬の王子様なんていないことは、とうの昔に知っているのに。


【巡り会えたら】

10/3/2023, 3:37:02 PM

巡り会えたら

あの場所で出会い
あの場所で別れ

時間が過ぎ
季節が巡り
年月が流れ

それでもまた
あの場所で
巡り会えたら

次は大切に
離さないよう
傷つけないよう
大事に
大事に

君の隣に

10/3/2023, 3:31:28 PM

題:巡り会えたら

運命の人が居るとして、

今巡り会えていたら、

今の人生は変わるのだろうか。

運命の人と会えたからといって、

私の人生を変える事は出来ないのだろうか。

変わっているのか、変わっていないのか、

未来を知らない私には分からない。

だから一つ一つの感情を

大事にする。

Next