ぺんぎん

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列車の窓のそばのひかりでついうとうととし、まぶた越しに夜が明けるときつい、きみを思い出してしまった。そうしてやっと、間違いなくこの恋は手放してはいけない恋だったと気づく、ぼくはにぶくて愚かだった。自分の生まれついた故郷を見てもらいたいのはいまにもあとにもきみだけで、ぼくはいまからなにも持たずにきみのもとへもどります。

10/3/2023, 4:32:17 PM