マハーシュリーの夏巳

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【お題:巡り会えたら】

一見すると
絶対に合わない二人が

生涯で無二の存在に
なることがある


映画
「グリーンブック」
「最強のふたり」、
そして
「ドライビング・MISS・デイジー」

気が合って
交流が始まったのではなく

たとえば 仕事など
有無をいわさずに
組まされた関係から始まり

いつしか
他には置き換えがたい存在になる

そんな相手との巡り会いは
意外に多く この世の中に
起きているのではないだろうか

実際に 上記の
映画のうち2つは
実話を基に作られているそうだし

思えば私も

絶対に合わなそうな
タイプ同士ながら
当時 仕事で関わって以降
なんか妙にウマが合い
いまだに交流している

そんな人が たしかに
いるのであった

友人や恋人など
選択の余地があれば
絶対に近づかないようなタイプ同士
といったところだろうか

なぜ、そんな間柄が
生まれるのか

タイミングと縁が関係するほかに

自分では、自分のことを
意外にわかっていないから
なのではないかと思う

自分と真逆の相手を通して

実は 自分が好むこと
求めていたことを実感したり

嫌いだったものに
意外な魅力を発見したりと

これまでとは
まったく違う角度から
物を見る機会に
恵まれるからではないか

では 2人が正反対であれば
そういう間柄になりやすいか
というと、そうでもない気がする

心の奥底、根本部分に
2人がある程度
同じものを持っていないと
成立しないだろう

ちょっと くさい言い方かも
しれないが

たとえば
不器用なところがあったとしても
人に対しての誠実さとか
他人の痛みに無関心かどうか

お天道様が見てる
という感覚が
なんとなくでも わかるかどうか

といったようなことだと思う

その部分で
互いの感覚が近ければ

年齢や性別、人種や貧富の差など
環境の違いは
互いの壁には なり得ない

人類 皆 きょうだい
ならぬ
宇宙 皆 きょうだい
だって 難しいことではないだろう

上記 3つの映画では
彼、彼女らの人生を通し
そこに触れることができたように思う

10/3/2023, 4:44:50 PM