『巡り会えたら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【巡り会えたら】#64
運命の人という者に【巡り会えたら】
幸せなのだろうか。
いつまでも答えが出ないであろう疑問を
天色の空に問いかけた。
ああ、きっとまだ自分は未熟だ。
またこのテーマに出会えたら
見つめ直して、続きを書こう。
現実逃避の出来ぬ今日を過ごした。
この転職は
失敗
ではないと思う。
細かい色々は
勿論あるけれど
仕事行くのが
辛くはないし
人間関係も悪くなくて
給料だって
思ってたよりかは
貰えてる。
でも
きっと
それは
正社員
じゃないから。
正社員で
心の不調を抱える程
仕事が辛くなくて
人間関係も悪くなくて
ボーナスも貰える
そんな
職場
ないのかなぁ。
#巡り会えたら
必要な物事はベストなタイミングでやって来る
さぁ準備しとかなきゃ
✳︎巡り会えたら✳︎
人は死ぬと星になると言いますが、実は生まれた時は世界のどこかで夢が生まれているのです。将来の夢、ではなく、寝る時に見る「夢」のことですね。
あなたが生まれた時に生まれた「夢」は、あらゆる人の夢となり、世界中を旅します。ラクダに乗り、鳥になり、水に沈んでは竜と共に語らう。様々な人の様々な夢となることで、「夢」は想像力豊かになります。
もしもあなたがあなたと同じ日に生まれた「夢」に出会えたのなら、その時間を大切にしてあげてください。旅の話を聞いてあげてください。そして、あなたの話をしてあげてください。何が好きで、何をしたいのか、現実的なものから幻想的なものまで何だって構いません。「夢」ですからね。その夜のあなたは、あなたとして好きなように語ることができ、思うがままに実現することができる、そんな素敵な夢を見ることができるでしょう。
どうしても思い出せないけれど、とても良い夢を見た気がする――そんな朝はありませんか? それはきっと、あなたのために世界を巡っていたあなたの唯一の「夢」と出会い、語らったからなのです。
舞台は夕焼けをイメージしている。赤だとか橙だとか紫だとか。n回公演で繰り返される、僕たちの芝居が、まったく別の夕焼けを生み出していく。偶然も奇跡も運命も宿命も望んでいるわけじゃない。それでも。同じカラスが鳴いたら、君にまた巡り会えると信じている。
私の回りには、私が不快に思うような言動をする人物が少なかった。したとしても、特に気にならなかった。私はなんて人に恵まれているのだろう。何度そう思ったことだろうか。だけど、人に恵まれているのは私の努力も影響していると思うのだ。相手の気持ちを少しでも考え、出来るだけ互いに楽しい話をし、何かあった時は親身になる。その結果が今の状況なのだ。ナルシスト?自己過信?確かにそうかもしれない。だけど、事実私はこの様に人に恵まれているのだ。とても大切と思える人に、巡り合えているのだ。
無くした
やっと手に入れた
欲しくて頑張って手に入れた。
大好きで大好きで手に入れた。
でも無くした。
また、巡り合いたい
カンバック 諭吉さん
私は音楽が好きだ
楽器を演奏するのが得意というわけではないけど
色んな国やジャンルの音楽を
常に耳に入れていたいというか
そんな感じ
1人のアーティストというよりも
色んなアーティストの音楽を聴いて
気に入った音楽のリストを作って
部屋のスピーカーでやることをやりながら流す
それが自分の日常でもある
自分の精神を支えてくれるのは
毎日色んなアーティストが素敵な音楽を作ってくれて
それに運良く自分が出会えたから
アーティストたちに直接感謝を伝えることはできないけれど
毎日あなたたちの音楽で
たくさんの人たちが支えられてるんだよっていうことが
少しでも伝わってくれたらいいなって思う
そして少しでも長く
彼ら彼女らが
自分達の好きな音楽を思う存分楽しんで欲しいな
「巡り会えたら」
なにかの偶然で過去の自分と会うことが出来たら、
私は真っ先に抱きしめてあげたい。
大丈夫だよ、ちゃんと頑張れてるよ、安心してね、
あの頃に欲しかった言葉をたくさん言ってあげたい。
巡り会えたら
「あの...お水を恵んで貰えませんか?」
私のバイトしていたお店に小さな女の子が来た
見た感じ服もボロボロで靴すら履いていなかった
「お水ね ちょっと待ってな」
そう言うと女の子はうなずいた
私はバックヤードに行き水筒のお茶を女の子に渡した
すると店長が
「汚ねぇ〜な さっさと出てけ!!うちの店が臭くなる」っと
女の子をホウキで押した
止めに入ろうとしたが既に女の子はいなかった
私は自分の無力さを感じ...悔しかった
バイトが終わり……
「ハァ...疲れた...帰ったらご飯作らなきゃ」っとつぶやきながら
帰っていると昼間お店に来た女の子がコンビニの前で立っていた
私はその子に駆け寄り
「昼間お店にいた子だよね?誰か待ってるの?」っと聞いた
すると、女の子はポケットからそーと手を出した
そこには小銭があった、しかし15円だった
「あのね...お腹すいて..おにぎり買おうとしたけど
これしか無くて買えなかった...」
女の子の悲しそうな顔を見て私は迷わず女の子の手を取りコンビニへ入った
「好きなの買っていいよ‼️今日はお姉ちゃんが買ってあげる‼️」
「本当に?やった〜!!何にしようかな〜」
女の子は無邪気で嬉しそうに買ったものを持ちながら
笑顔で「お姉ちゃん!ありがとう❣️」っと言われた
あの時の笑顔は私の一生の宝物だ
あれから数年がたち
私は社会人として働いている
今あの小さい女の子はどこで何をしているか分からないけど
もし巡り会えたらいっぱい話したい
貴方と巡り会えてよかった。
そう言う自分と
貴方と巡り合いたくなかった。
そう思う自分がいる。
私を受け入れてくれなかった時、
「楽しい思い出をありがとう」
そう言いたいのに、心では
「こんな事になるなら、貴方と会いたくなかった」
そう思ってしまう。
私は変ですか?
ー巡り会えたらー
あなたを愛さなかったことを、
わたしはきっと後悔しているのだと思います。
また巡り会えたら、
いいえ、わたしはそれも許されないかもしれません。
あなたの想い出に、綺麗なまま残っていたかったの。
わたしの願いはそれだけでした。
どうか、少しでもわたしを愛してくれていたのなら、
あの言葉が本当だったのなら、
この愚かなわたしを、あなたを愛していたわたしを、
記憶のなかに留めておいてくれませんか。
季節が回って、
時がたって、
わたしたちが全てを想い出と思えたとき、
またあなたに巡り会いたいと、
愚かなわたしは、そう思ってしまうのです。
いつまで待っていても
助けてくれるヒーローは現れないし
連れ出してくれる王子様も現れない
この広大な世界にドラマを求めるなら
その小さな世界に別れを告げるべきだ
間違い、傷つき、後悔して尚
浮世を巡り続けるものに
それは現れる
自覚のないそこのあなたも
巡り会えたら
大切に。
20231003【巡り会えたら】
来世でまたきみと巡り合えたら
その時は絶対に
きみを離さないって誓うよ。
「あいつが言ってました。『俺はずっと兄貴のことが好きでした』と……。」
「……そうでしたか。」
今考えれば、あの人とは長い付き合いだった。
最初の印象は犬だった。
一匹狼だった私に、噛み付いた犬。
それは弱くて、年上のはずだけれどまだ幼く見えた。
喧嘩をし終えたあと、あの人の方から
「俺の『兄貴』になってください」と言われた。
私はそれに断ろうとした。私ごときに負けるような弱い存在だ。利用する価値のない人だと思っていた。
しかし、断ってもことごとく着いてくる真っ直ぐなあの人に、今度はこちらが負けた。了承したとき、あの人が心底嬉しそうな顔をしたのを覚えている。人はこんなに無邪気に笑えるのだと思った。
そのあとは、私も若かったせいか、色々なことをした。取り立て、盗み……力を奮うことがいつの間にか楽しくなった。
それはきっとこの人とだからなんだろうとどこかでそう確信していた。
肩まで伸びた柔いブラウンの髪。優しそうな、どこか不真面目そうな瞳。
いつも助言してくれるこの人は、私を利用しようとして近づいたのではないと気づいた。
この人となら、どこまでも行ける気がした。どんな極悪人が蔓延っていてもこの人と私なら簡単にねじ伏せられると思った。
ある日、ある場所へ交渉をしに行った時だった。
ドアを開けて入ってきた私たちに、真向かいの男が銃口を向けた。
私たちを殺す罠だったのだ。
銃口の先はあの人。
彼は後ろを向いていてまだ男に気づいていない。
このままではこの人の命が危ない。
彼の腕を力いっぱい突き飛ばす。
突き飛ばされた彼はひどく動揺していた。
その表情を見た瞬間、私の右腕に激痛が走った。
「……さん、しっかり!」
無傷のあの人を見て、ああよかったと安心した。
それとは反対に彼の必死そうな表情をしていた。それを最後に私の意識は途切れ、私の右腕はもう二度と戻ることはなかった。
その事件から、彼は私の「右腕」として働いてくれた。
私の身の回りの事から、仕事のことまで。なんでも言われた通りにこなしてくれるあの人。私の体の一部のように動く彼には右腕という言葉がぴったりだった。
今日、死んだと聞かされるまでは。
私の言った指示通り、きっと死ぬ瞬間まで動いてくれていたのだろう。どこまでも健気に着いてくれていたことは嬉しかった。
しかし私の右腕は完全に死んでしまったのだ。
好きでした、か。
あの人が遺した言葉を頭の中で反芻する。
私のワイシャツのボタンを不器用ながら毎朝止めてくれる大きい手。支えてくれる度に香る香水。
あの人の笑顔、困り顔、泣き顔、怒った顔。
真剣に交渉してきたおかげでやっと交渉成立した日。
我を忘れて飲み明かした日。
時には裏切りがあり、ボロボロになって2人で歩いた日。
たくさんの時間と感情を、あの人と共有してきた。
あなたの言う「好き」は「兄貴として」ですか?それとも……。
また機会があったらお返事を聞かせてくださいね。
そう心の中で呟いたあと、暗い部屋に一筋の光が射し込んだ。今宵は満月だ。
「月が綺麗ですね、」
そう呟いたとき、後ろであの人に似た声でこう聞こえた。
「あなたと見るから綺麗なんですよ」
『巡り会えたら』
あの人ともう一度巡り会うことはできない。
でもまたいつか、
この世界の何処かで会える日が来たらな、なんて。
記憶に残るあの人の顔はいつも、
相変わらずの笑顔で。
【No.6 #巡り会えたら】
「巡り会えたら」
テレビを見ながら思った
こんなふうに自分を救ってくれる
そんな人に巡り会えたら…
だなんて馬鹿げていると自分でもわかわかっているのに
救われたいと願ってしまう
巡り会えたら
私はどんだけ幸せなことか
でも私はその未来しか想像しない
信じてる
かつて、彼の住む街にはこんな噂があった。
予言者の老人がいる。
その老人に出会ってしまったら予言を聞かなければ
いけない。予言を聞けば自分の示す道が見つかる。
聞かなければ不幸になると。
彼はよく知らない老人に話しかけられていた。
その時は話し相手が欲しいのかなくらいにしか
考えてなく、適当に話していた。
もしその老人が噂の老人だったら。
もしそれがきっかけだったとしたら、
もしその噂が本当だとしたら。
そんな奇跡にまた巡り会えたら。
彼はすがるようにその老人を探しに行くのであった。
くだらないわ。探偵さん、この茶番はいつ終わるの?
殺人現場であからさまに顔を顰め
ヒステリックに私を糾弾した女
助手の君は彼女に優しく囁いた
ご自分で終わらせればいいじゃないですか。
早く、理想のロープに巡り会えたらいいですね。
ああ君。
その冷酷が私に向くことを
私が恐れていないとでも?