『届かぬ想い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
何もせず、届いた想いなど無い。
自分の想いが100%届いたことなど無い。
届かないから、必死で表現する。
届かないから、誤解され、後悔する。
届かないから、想いはとどまり、別の形となって溢れでる。
それがたまらなく好きだ
「届かぬ想い」
自分の身に起きていることは、どんなしくみでなんて学問のどういった技術なのか。
何にも知らなければ助けを求めることすらできない、共通点がどこかわからなければ、話すら始まることがなく、気がついたときには落とし穴にいました。
自分がまずは状況を把握しなくてはと、犯罪の証拠集めを優先していたことが裏目に出て、反感を買ったおかげで、アンチテーゼの集まりがいるばかりの、雁字搦めからの始まりでした。濡れ衣の誤解を解くことのです。
敷地内の駐輪場を囲う垣根辺りからゼンマイが巻き戻るような、けたたましい虫の音が響き渡っている。
昨今は朝夜の寒暖差が激しくて季節感に乏しかったが、いつの間にやらどっしりと春が訪れているのだと実感した。
スーパーでぎっしり詰めた買物袋を肩にかけ、エントランスに向かう。
日差しが強い。
緩やかな暖かさになごむ間もなく、額にうっすらと汗が浮いて顔をしかめた。
唐突に喉の乾きを覚える。
何か、冷たい物が飲みたいな。
冷蔵庫の中を思い出す。
常備している、晩酌用の無糖の炭酸水がある。
そしてキッチンには、愛飲しているピーチティーのティーパックも。
そうだ! 買い出し品を片付ける前に、ピーチティーの炭酸割りを飲もう。
ほのかな甘さと炭酸の涼やかさを想像して、肩の荷物の重さも気にせず軽やかに足を運ぶ。
鍵を開け、手洗いうがいを済ませて。
まずはお茶を入れて。
冷たすぎるのも体によくないよね、なんて呟きつつ、冷蔵庫の炭酸ペットボトルに手を伸ばす。
——ガッ!
1リットルペットボトルの予想外の軽さに、持ち上げた手が上部の棚にぶち当たる。
「痛っ、たぁ……」
えぇ? とペットボトルを見やれば。
残量は、底のくぼみに僅かに残るのみ。
「……あンの、野郎……!」
ギリッと奥歯を噛みこする。
漫画だったら青筋も立って、怒りのオーラが炎のように燃え立っているに違いない。
どうしてこう、何度言っても伝わらないのか。
残量にして多く見積もっても50mlもない、空に等しいようなペットボトルを、なぜに冷蔵庫に戻すのか。
飲みきって捨てて新しいペットボトルを補充しろよ!!
基本、オマエが飲むモンだろーが!!
……期待した飲料が飲めないことに苛ついて、胸底で毒づく。
冷凍庫を探り。
これまたロックアイスの名残というに相応しい氷の粒をグラスにふりかけ、袋をシンクに投げ捨てる。
これでは到底、あつあつのお茶は冷やせない。
溜息が落ちる。
片付けるのが面倒なのか。
そんな面倒事を、好きだという相手に平然と押し付ける無神経さは何なのか。
「——こういう些細なことから、愛はすり減っていくのよねぇ……」
耐熱グラスに注がれた熱いお茶の湯気を口息で吹き飛ばし、煮え湯めいたお茶を飲み込む。
気に入っていたはずの、ほのかなお茶の甘さが。
やけに鬱陶しく、感じた——
届かぬ想い
両親に会えなくなって、ずいぶんになる
毎朝2人の遺影に「いってきます」と話しかけて出かける
いつもは、笑っているだけの2人
でも時々、「大丈夫だ」とか「そんなものだ」なんて語りかけてくれている気がする
届かぬ想いかもしれないし、届いているのかもしれない
これからも、2人に話しかけよう
明日でいいや
明日言おう
会えた時に伝えればいいよね
こんな風に先延ばし先延ばしにして
本音を伝えていない
言わないで、伝えたつもりになっていると
届けられない気持ちが
暴走し始める、爆発して
目の前の大切な人へ
直球でぶつかってしまう思いは
届けられなかった
届かぬ思いの、果ての果て
届かぬ想い
深夜に食べるラーメン美味しい🥴🍜
サッポロ一番さんありがとー!
「どれも同じに見えるんだけど?」
「全然ちがう!この子がいいの!」
私はこの子の大親友になった。
いつも私を「大切」「大好き」と言ってくれた。
「ずーっと一緒にいてね。」
極上の幸せは、黒と白の幕で覆われた。
お花で囲まれた大親友にそっと寄り添うように、永遠の眠りにつくことにした。
『選んでくれて、ありがとう。』
届かぬ想いは灰となり、空へと舞い上がった。
生きる手段も生きる目的も羽を休める場所も、わたしの名前も、全部貴方が与えてくれたものだ。下手くそな冷たいふりもさいごとなればできないのか。貴方がわたしに生きろと言うのと同じように、わたしも貴方に生きてほしかったのに。差し伸べることすら叶わなかった手には何も無い。ただ貴方をすくいたかった。
// 届かぬ想い
兄が失踪して10年以上経っていた。
運送会社が失敗し、従業員の給料も借金も全て踏み倒し消えた。保証人だった父はその借金を背負い、肩代わりした。
当時、兄に碌な思い出が無かったので、冷たい眼で父を見ていた気がする。
コロナ化の中、対面制限で私のみが付き添う病室で、独り父は70歳の誕生日に亡くなった。70年積み重ねた時間の最期は寂しいものだった。
葬儀を済ませ、ちょうど父の誕生日から、ひと月経った日に、私のスマートフォンに見知らぬ番号から着信が入っていた。
電話番号をインターネットで調べると「大阪府西成警察署」と表示された。すぐに掛け直し、いくつかの部署を経由して生活安全課の年配の男性が早口で喋る。
「こちらの捜査中に、お兄さんが東京で見つかりましたが、自分には家族はいないと思っている、金輪際関わらないでほしいと言っています。よろしいですか」
「…結構です。ただ、ちょうどひと月前、1月9日に父が亡くなった、とそれだけ伝えて頂けますか」
「…分かりました」と言い終わると同時に電話は切れた。
父は、兄に対して相変わらず甘いな、と私はふっと笑った。
題:届かぬ想い
しとしとと
降る雨の音
心が濡れる
私も濡れる
透明になる
消えてゆく
胸いっぱい
吸い込んだ
雨の香りは
このままの
私でいいと
頭を撫でた
泣いていた
雨は優しく
私を包んで
『届かぬ想い』
『届かぬ思い』
「話があるんだけど……」
学校からの帰り道。そう切り出された時、ドキッとした。
さっきまでいつも通りの何気ない会話だったのに、今は打って変わって真剣な眼差しを歩幅の少し先に向けている。
「え、どうしたの急に」
上ずった声が出る。動揺を悟られまいと、語尾に明るさを意識する。
「優香ってさ──好きな人、いる?」
さり気なく横目でこっちを見るような視線を感じた。
私は気づかないふりをしながら平然と答える。
「う〜ん。どうかな」
それって、どういう意味? 本当はそう聞きたかった。でも聞けなかった。
風が吹いて、嗅ぎなれた香りが鼻をかすめた。柔軟剤の優しい匂い。前になんていう柔軟剤かと尋ねてみたけど、今度家で確かめてくると言われてそれきりだ。
私の答えが曖昧だったからか、沈黙の時間が過ぎる。
それに我慢できず、私は隣を見上げた。すらっと高い身長、制服から伸びる細くてしなやかな腕、黒髪はいつ見てもサラサラで私の天パとは大違い。いや、違うのは髪だけじゃなくて。身長も低く、どちらかというと肉付きのいい、全体的にまるっこい私の体型とはすべてが大違いだ。
そんなだから、時々、隣に並んでいるのが恥ずかしくなってしまう。
私は視線を前に戻して、さっきの言葉を頭の中で繰り返した。──好きな人。
その質問とよそよそしい態度で分かった。きっと今好きな人がいるんだろうなと。
違うと分かっているのに、そんなことありえないと分かっているのに、どうしても心がもしかして──と期待してしまう。
だが、それと同時に不安や恐れのようなざわざわとした感情が心の内側を這い上がってくる。私はきっと、この思いを伝えることもできぬまま、どこか誰にも見つからない場所にこれをしまわなければいけないのだ。
「好きな人がいる」
ようやく呟かれたその言葉が、一瞬知らない言葉のように思えて、でもその文字の羅列が何度も頭をめぐるうちに、やっと意味が私の中に入ってきた。
私は静かに頷く。ただ黙って前を向いたまま。
「────」
叶うならば、耳を塞いでしまいたかった。次に続く言葉なんて、本当は聞きたくなかった。
心が思考回路を閉ざしてしまったかのように、頭がぼーっとしていく。
何で私じゃないの? そう言いたかった。
もしあなたが──、もしあなたがあなたじゃなかったら。
それとも、もし私が私じゃなかったら。
もしあなたと私が異性に生まれていたなら、私はあなたに言えたのだろうか。あなたに思いを告げられただろうか。
いつの間にか好きだった。これは本当にただの友達としての感情なのかと一度自分を疑ってしまうと、根拠はなくとも、そうじゃないという気がしてならなかった。何度否定しても、どうしようもなかった。
いっそ伝えてしまいたいと思ったことも一度や二度じゃない。でもいつもそこには大きな壁があって、私達は友達だったし、親友だったし、そして何より同じ性別を生きていた。
一緒にいるとこのひた隠しにしてる思いがバレてしまいそうで、でも隣で笑っていられる時間が何よりも幸せで。この時間が永遠になれと心の底から何度も何度も願った。
それと同時に、ほんの一瞬、私に向けるあなたの笑顔に胸がぎゅっと痛んだ。罪悪感だったと思う。友達に向ける純粋な笑顔に、愛情を探してしまう不純な私の罪悪感。
無意識にちょっとだけ隣との距離が開いた。
私はできる限りの笑顔を作って、そして彼女の方に向ける。
「私、応援してるから。私、美月のこと、ずっと大好きだから」
これが私にできる精一杯の伝え方だった。
きっと届くことのない私の最初で最後の告白。
「ありがとう」という彼女の笑顔は、今にも張り裂けてしまいそうな痛みとともに私の心に刻まれた。
この傷はこの先癒えたとしても、その傷跡はきっとずっと消えることはないのだろう。
最愛の犬へ
天国での暮らしはどうですか。すっかり歯も良くなって美味しいものを沢山たべられていますか?食べすぎるとすぐにお腹が痛くなっていましたね。
そっちの世界では、ちちんぷいぷいで治るのかな。
わたしが死んだ時には一番に迎えにきてね。そんなことしてもらえないかもしれないけど。会えた時にはなんて言うかな。まず最初に「ごめんね」と言ってしまうかも。
また会えるよね。この気持ちも、届いているよね。
宛名のない手紙を綴る。
書いては消してを繰り返し、
悩みながら便箋を文字で埋めていって。
宛名を書いたところで、出す勇気なんてない。
だからこれは、自己満足にしか過ぎない。
そうやって頭で理解していても、
伝えたい気持ちが溢れて、溺れてしまいそうだから。
だからこうして、想いを言葉に変えていく。
届かぬ想いを手紙に込めて。
いつか手紙を出せる日が来るまで、
もしくは直接伝えられるようになるまで。
想いと一緒に、そっと便箋に封をした。
君の事好きな人なんてたくさんいるから
私の想いなんて届くわけないよね。
作者の戯れ言です。次の人の作品にいってらっしゃい。
届かぬ思い。
やべぇ思い付かねぇ毎回たまにお題だけみにきて気に入ったら書く。っての辞めにしたいわ。
でも、こんなのが一つあっても良いと思う。
全然投稿してないけど、少ないかも知れないけど
サブ垢で真逆の真逆くっそ長いの投稿しちゃったし、
もう何でもいいや。死なないと行けないし。
私をお気に入りに登録してくれてる人達が可哀想。
今回、、つっても一ヶ月に一回くらいなんだけどね。書くの。因みに過去のは一時間も悩んでるのもあれば三十分のもあります。
そんで私とは全くちがう人格だったり恥ずかしながら恋愛物や、夏目漱石の後釜になってみたり、あと、見てみたら探偵物もやってますね、、、これは完全黒歴史ですけど、これを見て高笑いする日を待ち望んでます。
取り敢えず今回は作者の独り言です。
因みにサブ垢、、とかいったら駄目かも知れないけどしょうが無いじゃん!こっち古いスマホなんだから!!機種変したんだよ!!!くっそ!!
毎日書く習慣を付けて認知とか、されたかったなー!!幾ら賢い人でもこれ見てる人、、人なのかな。botだったりしない?唯一の励みなんだけどな、、、投稿してから一瞬で反応が来るからどうにもこれがちゃんと、
人に届いているのが確かめたい。良ければ、よければ、もし私のこの独り言を聞いてくれた人が
居れば何かしてほしいな。このアカウントではたちまちどんどんログインしなくなる。だから、和賀でも心強い。お願いします。これでいつもより明らかに少なければ人は、居るって事になる、
同じぐらいなら余り信憑性が無くなる。
多ければ、私の作品はとっても詰まらなく、独り言の方がいい。
てかいま知ったんだけどアカウント引き継ぎできるってほんと?でも新しい垢で投稿したやつがな、、
因みにバンされたら泣いちゃいますが
、検索が無いので敢えて言わせて貰うと、
「十三歳の負け犬」です。
勝手に独り言、本音行っていく私は結構レアなんですよ。本音を全部言葉に出すのってめちゃくちゃ難しいんです。ほんとに。幾らネットの
愛の形は歪で、見えない。
人はそれを形作るために言葉を紡ぐ。
愛している
好き
憎い
嫌い
僕は、話せない。文字もかけない。
想いはいつも心の中。
テレパシーが使えたらなんて、考える。
届かぬ、想い
桜のように散ってなくなれ。
届かぬ想い
芽吹きはじめていたことに気づかぬふりをしていた。大きく育ってしまう前に、摘んでしまっていたらこんなに振り回されることもなかったのかも知れない。
見たことがない花が咲いていた。どこかから何かによって種が運ばれてきたのだろう。知らず知らずに花を咲かせていたそれはほんの少しだけ周りから浮いて見えて目立っていて、視界に入るといつも誇らしげに存在を訴えかけてきた。
昔から好きなのは明るい太陽みたいな花。元気な爽やかな気持ちにしてくれる存在に憧れた。私の「好き」はそうだったはずなのに。
ずっと自分の好みとはちがうのだと思っていたのに、日に日に存在を大きく感じるようになったことに戸惑いがあった。だから、誰にも好きだとは言わずに自分の心の中だけで大事にして、見かけるたび存在していることに安堵して、癒やされていた。それだけで幸せだった。自分だけのとっておきのものだと思っていた。
ある時友だちに話したとき、彼女もよく知っているのだと分かって勝手に落胆した。確かにそうだ。素晴らしいものは必ず多くの人の目を引くし、愛されるものだ。当たり前の事だ。
好きだと思うものはいつだってほかの誰かも好きで、自分が一方的にひっそり好きでいる間に自分以外の誰かが愛情を注いでより美しく存在感を増していたりする。
大切にする方法も知らずに自分も好きだとどうして言えるだろうか。まめに愛情をそそぐ覚悟もないのに自分のものにしたいとどうして言えるだろう。
「あまり話せなかったけど、元気でね」
卒業式の打ち上げの帰りにそう言われて、ああもうこれで会えなくなるんだと気づいた。分かっていたのに、手を伸ばすことが出来なかった。
好きだと思わずにいられたならもっと楽しく話せたのかな。仲良くなれたかな。それでも気づたことに後悔はない。思いがけない「好き」に自分を見失いそうなっても美しいものに気づけたことは他の誰も、あの人さえも知らなくても、私はずっと忘れない。
自分のものに出来なくても、美しい花が咲くことを知ってしまったらその蕾を摘むことは出来ないだろう。そしてたとえ季節がすぎても目を奪う美しさに出会ったことは私を豊かにしてくれる。
「届かぬ想い」
みんなの安全守ります♪全米ライフル協会♪
流れるCMを見て実感がわいてきた
ほんとにアメリカにいるんだ…
僕は難しい手術を受けるためにアメリカに来てさっきその手術が終わったばかりだ
腕には点滴、嬉しいアメリカンサイズ
さすがアメリカ…何もかもスケールが大きいや
今日を迎えるまでにずいぶん時間がかかった
手術が怖くてゴネていたら親がプロ野球選手を呼んでくれたりもした
「プロなら僕の為にホームラン打ってよ」
結果は3三振で途中交代、3打席目、バットを短く持ってヒット狙いに切り替えた事に腹が立った
結局みんな自分が大切なんだ……そうか、それなら僕も自分を大切にしなきゃ
逆にそう思えて手術を受ける気になれた
「バタン」
執刀医がドーナツを食べながら病室に入ってきた
よれよれのシャツ…ぼさぼさの髪…とても天才ドクターとは思えない
「良いニュースと悪いニュースがある、どっちから聞きたい?」
アメリカにいるんだ…
「じゃ、じゃあ悪いニュースから」
「お前の手術は失敗した、残念だったな」
えっ?…こいつ、ドーナツ食いながら?
「そんな…嘘でしょ!?じゃあ良いニュースってなんだよ!?手術また受けられるの!?」
「大谷の容疑は晴れた、よかったな」
「………」
こんな人間がゴロゴロいるアメリカ…そりゃライフルが売れる訳だ
僕はため息をつきヤレヤレと肩をすくめた
何度も音楽に救われた。音楽に支えられてきた。だから、僕もそんな歌を歌いたかった。でも、どんなに歌っても空っぽのまま。空っぽの歌しか歌えないまま。心の中では色んなことを想うのに。こんなにも届けたい想いは沢山あるのに。
届けたい想いだけが心に溜まっていって、誰にも届かないまま沈んでいく。
今日もまた空っぽの歌。いつか空っぽじゃない歌を。
テーマ:届かぬ想い
君が笑うと僕も嬉しくなる。
君が泣いていると僕も悲しくなる。
君が苦しそうにしていると手を差し伸べたくなる…。
でも、君の側にいるのを許されたのは…僕じゃない。
こんなにも思っているのに。
こんなにも君のことが好きなのに届かない。
こんなにも近くにいるのに…君には僕の姿は見えない。
あぁ....君の側にいることがこんなにも辛いなんて....。
“「僕を見てよ......。」”
君に聞こえないように、ポツリと囁いた。