『太陽のような』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
僕には好きな人がいる。
その人はクラスで1番の美人と言っていいほどだが
なぜか僕の男友達は、みんな彼女をあんまりよく思っていないそうだ。
性格が悪いとか、ブサイクとか、僕には到底わからなかった。
でも、彼女の良さを知らなくたって別にいい。
ライバルがいなくてよかった。僕はそうおもっていた。
…ある日の放課後。
僕は忘れ物をして、下校時間ギリギリに教室に向かっていた。
教室に行くと、彼女がいた。
二人きりになったことなんてなかったから、
僕はとても緊張していた。
「どうしたのっ?」
そう聞かれた。彼女の声はとても体に馴染みやすく
穏やかな気持ちになる。
「忘れ物しちゃってさ、」
僕は、恥ずかしそうに答えた。
ふと、彼女の机を見ると、落書きのようなものがあった。最初は汚れかと思っていたが、ちがう。、
酷い、心を痛めつけるような、言葉が書かれていた
「見ちゃった?」
彼女は悲しそうに聞いた。
「ご、ごめん。」
僕はあわてて答えた。
「ど、どうしたんだよ、それ」
「うち、みんなに嫌われててさ、その、虐められてるんだよね。、まぁー私性格悪いから当然のことなんだけど。」
僕は、怒りのような、悔しいような感情になった。
(ちがう!、彼女は性格なんか悪くない。ずっと前から見てた僕ならわかるんだ!僕は美人な顔なんかよりも、誰にでも優しく、場を盛り上げてくれる、明るい君が好きなんだ。)
「俺は、君の事がすきだよ!!」
「え、?」
彼女は困惑していた。
「誰にでも優しくて、明るい君が好きなんだ!!」
僕は、ついに想いを告白した。
気づいたら、彼女は泣いていた。
「今までそんな事を言ってくれる人なんていなかった。」
僕は軽く彼女を抱きしめた。
しばらくして、彼女は涙を拭い、
「ありがとっ」
そう言って僕に微笑んでみせた。
その笑顔は、まるで太陽のように輝いていて、明るかった。
僕の一番好きな顔だ。
太陽のような
太陽のような君に恋をした
あったかくて、
眩しくて
手を伸ばしても
触れられない。
この距離にもどかしくなる。
君にいつか触れられたらいいのに。
#__太陽のような__
「太陽のような」
太陽のような
光と恵みをもたらす星は
そんなに多くない
この太陽系を超えた先を
夢見たところで
同じ恵みが待っている
保証は無い
だか人はそれを忘れて
わがままをやり尽くす
【太陽のような】
「ずっ友だよ!」 「1番の親友だよ!」って
毎日のように言ってくれた子がいた
名前は「A 」とでもしようかな
まだ幼い頃はAも明るくて
私もそれにつられて明るくなった
すごく気があって楽しかったし
Aも私も苦しいことなんてなかった
その時までは―――
ある日Aは読書をしていた。
もともとAは本が好きだから
私はAらしいと思ったが、
先生が「友達と過ごしなさい」と言ってきたらしい
Aは「私は本が好きなので大丈夫です」と断った。
それでも先生は友達と過ごしてほしいらしく
先生は他の子にAと遊べとかなんとか言って
遊ばされた
1日ならまだしも次の日もその次の日も遊ばされた
私は違うクラスだったからそんなこと知らなかったし
Aと私は学校ではほぼ遊ばなかった。
そんな日が続いて
Aはいつものように本を読んでいても他の友達に
「何呼んでるの?」と言われるようになった
本を読んでる人にとっては邪魔でしかないだろう
それがよほど嫌だっのかAは本を読まずに
人と関わるようになり、笑顔も作るようになる
Aにとっては苦痛でしかないだろう。
Aは作り笑顔と作り声がどんどん上手くなっていった
それでもAは信頼している相手には
作り声とか作り笑顔は見せなかったが
最近は私にも見せるようになってきた。
信頼して貰えてないかもと心配になってきて
親友がいなくなってしまわないかと思い 苦しい。
「親友」「信頼」「別れ」……
そんな言葉を聞く度苦しい
慣れないAの作り笑顔、作り声を聞く度に苦しい
待って、いかないで。。
親友じゃなくていい、信頼されなくてもいい
嫌いになってもいい、作り声でも作り笑顔でもいい、
だから…だから…!
ただ…友達でいてほしい…
なんてわがままかな…
嗚呼、私の太陽。
少しでいいからその雲を退けておくれ、
退けてくれなければ…私は不安で仕方がない…
ほんのすこしでいいから、その光を見せておくれ…
―――――膨らむ不安
太陽のような。
私には太陽のような存在がいた。
その人は私にだけではなくみんなにだった
私はあの人みたいになりたいな。と思ったけど無理だった。
だから、今でも尊敬し助けてもらってる、
太陽のような
太陽のような人と言われる人を思い出す
明るくて誰でも笑顔にかえて照らす人
そんな人は見ているだけで笑顔が溢れる
明るい人
暗い人と分けられるけれど
明るい人がいい人というわけでも暗い人がいい人でもない
だから私は明るい人を必ず目指さなければならない理由はないと思うけれど
みんなを照らす太陽のような人というのは
すごく魅力的
太陽のような笑顔の眩しい女の子だった。
成績はダントツに良く、スポーツの才にも秀で、クラスの人気を博する美少女。度重なる告白を受け、しかしその想いを受け入れる事は無い。
正に難攻不落。高嶺の花とはこういう事だと理解した。
そして、今日。ぼくも放課後彼女を呼び出した。
「それで……伝えたい事って何かな?」
周りに人が居ないことを確認して。
開口一番───率直な感想を告げた。
「努力して得た地位や才能を天からの贈り物だと片付けられちゃうのは癪に障るよね」
「……!」
彼女は僅かに目を剥いた。
「だってそうでしょ。勉強しなきゃ成績は上がらない、練習しなきゃスポーツも上手くならない。生徒指導の先生にバレないようにメイクするのも大変だ。だからぼくは───」
そういう、隠れて努力する人を見ると。
「一人の人間として尊敬してる」
肩透かしにあったように、呆然とぼくの顔を見て、次の瞬間「ぷっ」と笑いを噴き出した。
「面白いね、君。そんな事言われたの初めて。うん、確かに天才とか可愛いとか安い感想の割に凄く努力してる。なんでか分かる?」
あまり考えた事無かったな。なんでだろう。
「私中学の頃虐められてたんだ。だから、そんな反抗心が抱かれないように努力して努力してやっと築いた地位なんだよ」
そうか……彼女にとってこの努力は生命線なんだ。
「そうだ。この後一緒にカフェでも行く?」
「遠慮しておく。クラスの男子に後ろから刺されそうだ」
「ありゃ、残念。私から誘うなんて滅多にないのに」
手をヒラヒラと振って彼女は去って行く。
あの太陽の輝きは、訳アリのようだ。
私は太陽が嫌いだ。
光が嫌いだ。
光があるから闇ができる。
光がなければ闇も光もない。
すべてが統一されれば,何も変わらなくなる。
すべてが同じ。
でも,皆光を作ろうとする。
なんで。
光を作らなければ,闇はみんなと変わらないのに。
太陽のような君も,
闇の中にいる私も。
同じ。
同じくニンゲンになれると思ったのに。
「太陽のような」
あの日見たこの人は俺の世界に色をつけてくれたんだ
ずっと色のない白黒の世界、その世界を君は色鮮やかに染めてくれた
君が俺の光だったんだ
でも君は離れていってしまう、だけどすぐ戻ってきてくれる
地球を一周する月と太陽のように
「 」
太陽のようなあなた。
今日は雨で、雲間もないほどに空は雨雲で敷き詰められていて、一筋の光だって見えないのに。
私のそばにはあなたがいて、
分け合った傘の下で、私には眩し過ぎる微笑をたたえて、柔らかな眼差しをこちらに向けている。
この傘の外側は雨色に染まっていて、
何の色も見えないような灰色の世界なのに、
今にも虹が掛かりそうだとさえ錯覚してしまう。
だって、あなたがいるこの傘の下は、
あまりにも明るくて、暖かくて、
あなたが近すぎて、あついほどで。
ああ、私、どうしよう。
この瞳はもうあなたしか目に入らないのに。
鼓動が痛いくらいで、
どうしようもなく落ち着かなくて、
あなたを見ることすら出来なくなりそうで。
でも、本当に、しあわせで。
…しんでしまいそうだわ。
貴方を例えるなら
雨のような優しい人で
花のような可愛い人で
木のような頼りがいのある人で
月のような落ち着いた人で
太陽のような温かい人です
#好きな人#太陽のような
月のように
神秘的な 眼差しで
凛とした 芯の強さを持っているからこそ
太陽のような
くったくのない
ムードメーカーになれるんだって
この年になると 思うよね
実際は嵐のような
あられなんて字面は 可愛らしいけど
雷、雹
吹き狂う 感じの日々で
人生なんて
穏やかが一番って
思っているだけで
━ 俺の目に映る君は、太陽のような笑顔で笑ってた。
太陽のような
君が素敵
今日も
明日も
Byそこら辺の中学生
「手出して!」
そう言って彼女は自分の持っている香水を私に付けた。
「これ、いつも付けてるのだね笑いい香りだなってずっと思ってたの」
「そうでしょ〜!君好きそうだよね」
「香水苦手だけどこれは好きだよ」
いつも会うと彼女は自分の使っている香水を私の身にも纏わせてくれる。それを期待してしまうから、彼女と会う時の服はなるべく柔軟剤の香りが強くないものを選ぶ。
お日様のように明るくにこにこと笑う彼女からはいつもアールグレイの香りがしていた。
「なんか、これすっごく好きな香りなんだけどね、すぐに香り消えちゃうの、君のも消えちゃったね」
「消えてないよ、まだ十分香ってる。慣れちゃったんだと思うよ笑嗅覚は順応しやすいからね。」
「そうかな〜でも君が言うならそうだよね、いっか!」
そう、この香水は結構香りが残る。
本当に残る、一日中、家に帰ってからもまだ自分からアールグレイの匂いがするくらいに。
ご飯を食べて解散して、彼女と別れて1人になってからアールグレイの香りがしなくてもうそろそろ落ちたかなと思っていた。
けれど不意に自分から香水の香りがして、まだ落ちていないことを知った。
香りとは厄介なものだ、記憶に定着してしまって思い出も残ってしまう。ふと香った香りに覚えがあったら振り返ってしまう。
ワンプッシュがちょうどいい、それで大丈夫
充分香ってるよ。
畳の匂いが好きだった
使い込まれて黒光りしてる床板も好きだった
大きな掛け時計が一秒一秒を大袈裟に刻んで
たまに重めの音で時を知らせた
開け放たれたサッシから
夏の風は入ってくる
軒先の風鈴をチリンと鳴らして入ってきて
同じく開け放たれた勝手口のドアから
レースののれんを揺らして出ていった
また来るねとも言わずに
(夏の記憶)
町の写真館の入口に飾ってある
向日葵を持った老婦人の写真
天真爛漫な
太陽のような笑みを見せて
四半世紀
色褪せないのが不思議だった
もし永遠の愛というものがあるならば
それは現像液から造られるのかもしれない
#太陽のような
太陽みたいな人になりたかった。
誰からも好かれる、そんな存在。
「美川さん学級委員やるらしいよ」
「マジ?成績良い人だけどさ、キャラじゃないよね」
「ね。目立ちたいのバレバレ。迷惑だわ」
女子トイレで、最近よく聞く、こんな会話。
「ごめん、美川!」
目の前では、男友達の陸が手を合わせて深々と頭を下げている。
「いいって、別に」
「いや、良くない!俺が立候補しろとか言ったばかりにお前が目立ちたがりみたいなことになって・・・」
「ちがうよ。確かに、最初はすすめられたからだけど・・・今は、私が、やりたいと思ってるの」
「美川・・・」
そのとき、教室にバタバタと駆け込んでくる、数人の生徒。
「「「香奈〜!!」」」
みんな、私の親友。
「大丈夫?変な悪口とか言われてるけど、気にしなくて、いいんだからね」
「私たちがいるってこと忘れないで」
「飴ちゃん食べる?」
「大丈夫だよ。みんな、大げさだな」
誰からも好かれるのは無理だけど、
「ありがとう。心配してくれて。みんながいること、忘れてないよ」
本気で心配してくれる友達がいる。
太陽みたいな人には、なれないけど、それでも、私は、かけがえのない、たった一人だ。
「私には遠い存在」(お題:太陽のような)6枚目
私と違ってあの子は、明るくて友達も多くて優しくて可愛くて勉強も運動もできる。でもその全てに好かれた訳では無い。
ただ、ちょっとしたこと。
私が重い荷物を1人で運んでいた時
「あーもう最悪…自分で運べよ〜、あのくそ教師…」
私はぶつぶつ文句言いながら運んでいた。
その時、
「大丈夫〜?手伝うよ!」
そんな優しくて透き通る声に驚き振り向いた。
私は咄嗟に
「あっ、いえ、大丈夫です!」
「いいの!半分持つよ。」
「…ありがとう」
ただそんなことで一目惚れしてしまった。
その日から目で追うようになった。
いつか叶えばいいな。なんて思ってたけど
私は、同性に恋をしたんだ。叶う率は低いかもしれない。
でも、、私は太陽のような明るいあの子に惹かれたんだ。
あの子のために頑張ってるんだ。
まるで_私がヒマワリであの子が太陽のような関係。
まあ、私があの子を諦める理由ないから叶うまで頑張るつもり
芯まで溶かす熱さじゃなくて、
芯から温めてくれるもの。
暗くて見えないものを美しく照らしてくれるもの。
世界に色をつけてくれるもの。