『太陽のような』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
太陽のような
太陽のような人と言われる人を思い出す
明るくて誰でも笑顔にかえて照らす人
そんな人は見ているだけで笑顔が溢れる
明るい人
暗い人と分けられるけれど
明るい人がいい人というわけでも暗い人がいい人でもない
だから私は明るい人を必ず目指さなければならない理由はないと思うけれど
みんなを照らす太陽のような人というのは
すごく魅力的
太陽のような笑顔の眩しい女の子だった。
成績はダントツに良く、スポーツの才にも秀で、クラスの人気を博する美少女。度重なる告白を受け、しかしその想いを受け入れる事は無い。
正に難攻不落。高嶺の花とはこういう事だと理解した。
そして、今日。ぼくも放課後彼女を呼び出した。
「それで……伝えたい事って何かな?」
周りに人が居ないことを確認して。
開口一番───率直な感想を告げた。
「努力して得た地位や才能を天からの贈り物だと片付けられちゃうのは癪に障るよね」
「……!」
彼女は僅かに目を剥いた。
「だってそうでしょ。勉強しなきゃ成績は上がらない、練習しなきゃスポーツも上手くならない。生徒指導の先生にバレないようにメイクするのも大変だ。だからぼくは───」
そういう、隠れて努力する人を見ると。
「一人の人間として尊敬してる」
肩透かしにあったように、呆然とぼくの顔を見て、次の瞬間「ぷっ」と笑いを噴き出した。
「面白いね、君。そんな事言われたの初めて。うん、確かに天才とか可愛いとか安い感想の割に凄く努力してる。なんでか分かる?」
あまり考えた事無かったな。なんでだろう。
「私中学の頃虐められてたんだ。だから、そんな反抗心が抱かれないように努力して努力してやっと築いた地位なんだよ」
そうか……彼女にとってこの努力は生命線なんだ。
「そうだ。この後一緒にカフェでも行く?」
「遠慮しておく。クラスの男子に後ろから刺されそうだ」
「ありゃ、残念。私から誘うなんて滅多にないのに」
手をヒラヒラと振って彼女は去って行く。
あの太陽の輝きは、訳アリのようだ。
私は太陽が嫌いだ。
光が嫌いだ。
光があるから闇ができる。
光がなければ闇も光もない。
すべてが統一されれば,何も変わらなくなる。
すべてが同じ。
でも,皆光を作ろうとする。
なんで。
光を作らなければ,闇はみんなと変わらないのに。
太陽のような君も,
闇の中にいる私も。
同じ。
同じくニンゲンになれると思ったのに。
「太陽のような」
あの日見たこの人は俺の世界に色をつけてくれたんだ
ずっと色のない白黒の世界、その世界を君は色鮮やかに染めてくれた
君が俺の光だったんだ
でも君は離れていってしまう、だけどすぐ戻ってきてくれる
地球を一周する月と太陽のように
「 」
太陽のようなあなた。
今日は雨で、雲間もないほどに空は雨雲で敷き詰められていて、一筋の光だって見えないのに。
私のそばにはあなたがいて、
分け合った傘の下で、私には眩し過ぎる微笑をたたえて、柔らかな眼差しをこちらに向けている。
この傘の外側は雨色に染まっていて、
何の色も見えないような灰色の世界なのに、
今にも虹が掛かりそうだとさえ錯覚してしまう。
だって、あなたがいるこの傘の下は、
あまりにも明るくて、暖かくて、
あなたが近すぎて、あついほどで。
ああ、私、どうしよう。
この瞳はもうあなたしか目に入らないのに。
鼓動が痛いくらいで、
どうしようもなく落ち着かなくて、
あなたを見ることすら出来なくなりそうで。
でも、本当に、しあわせで。
…しんでしまいそうだわ。
貴方を例えるなら
雨のような優しい人で
花のような可愛い人で
木のような頼りがいのある人で
月のような落ち着いた人で
太陽のような温かい人です
#好きな人#太陽のような
月のように
神秘的な 眼差しで
凛とした 芯の強さを持っているからこそ
太陽のような
くったくのない
ムードメーカーになれるんだって
この年になると 思うよね
実際は嵐のような
あられなんて字面は 可愛らしいけど
雷、雹
吹き狂う 感じの日々で
人生なんて
穏やかが一番って
思っているだけで
━ 俺の目に映る君は、太陽のような笑顔で笑ってた。
太陽のような
君が素敵
今日も
明日も
Byそこら辺の中学生
「手出して!」
そう言って彼女は自分の持っている香水を私に付けた。
「これ、いつも付けてるのだね笑いい香りだなってずっと思ってたの」
「そうでしょ〜!君好きそうだよね」
「香水苦手だけどこれは好きだよ」
いつも会うと彼女は自分の使っている香水を私の身にも纏わせてくれる。それを期待してしまうから、彼女と会う時の服はなるべく柔軟剤の香りが強くないものを選ぶ。
お日様のように明るくにこにこと笑う彼女からはいつもアールグレイの香りがしていた。
「なんか、これすっごく好きな香りなんだけどね、すぐに香り消えちゃうの、君のも消えちゃったね」
「消えてないよ、まだ十分香ってる。慣れちゃったんだと思うよ笑嗅覚は順応しやすいからね。」
「そうかな〜でも君が言うならそうだよね、いっか!」
そう、この香水は結構香りが残る。
本当に残る、一日中、家に帰ってからもまだ自分からアールグレイの匂いがするくらいに。
ご飯を食べて解散して、彼女と別れて1人になってからアールグレイの香りがしなくてもうそろそろ落ちたかなと思っていた。
けれど不意に自分から香水の香りがして、まだ落ちていないことを知った。
香りとは厄介なものだ、記憶に定着してしまって思い出も残ってしまう。ふと香った香りに覚えがあったら振り返ってしまう。
ワンプッシュがちょうどいい、それで大丈夫
充分香ってるよ。
畳の匂いが好きだった
使い込まれて黒光りしてる床板も好きだった
大きな掛け時計が一秒一秒を大袈裟に刻んで
たまに重めの音で時を知らせた
開け放たれたサッシから
夏の風は入ってくる
軒先の風鈴をチリンと鳴らして入ってきて
同じく開け放たれた勝手口のドアから
レースののれんを揺らして出ていった
また来るねとも言わずに
(夏の記憶)
町の写真館の入口に飾ってある
向日葵を持った老婦人の写真
天真爛漫な
太陽のような笑みを見せて
四半世紀
色褪せないのが不思議だった
もし永遠の愛というものがあるならば
それは現像液から造られるのかもしれない
#太陽のような
太陽みたいな人になりたかった。
誰からも好かれる、そんな存在。
「美川さん学級委員やるらしいよ」
「マジ?成績良い人だけどさ、キャラじゃないよね」
「ね。目立ちたいのバレバレ。迷惑だわ」
女子トイレで、最近よく聞く、こんな会話。
「ごめん、美川!」
目の前では、男友達の陸が手を合わせて深々と頭を下げている。
「いいって、別に」
「いや、良くない!俺が立候補しろとか言ったばかりにお前が目立ちたがりみたいなことになって・・・」
「ちがうよ。確かに、最初はすすめられたからだけど・・・今は、私が、やりたいと思ってるの」
「美川・・・」
そのとき、教室にバタバタと駆け込んでくる、数人の生徒。
「「「香奈〜!!」」」
みんな、私の親友。
「大丈夫?変な悪口とか言われてるけど、気にしなくて、いいんだからね」
「私たちがいるってこと忘れないで」
「飴ちゃん食べる?」
「大丈夫だよ。みんな、大げさだな」
誰からも好かれるのは無理だけど、
「ありがとう。心配してくれて。みんながいること、忘れてないよ」
本気で心配してくれる友達がいる。
太陽みたいな人には、なれないけど、それでも、私は、かけがえのない、たった一人だ。
「私には遠い存在」(お題:太陽のような)6枚目
私と違ってあの子は、明るくて友達も多くて優しくて可愛くて勉強も運動もできる。でもその全てに好かれた訳では無い。
ただ、ちょっとしたこと。
私が重い荷物を1人で運んでいた時
「あーもう最悪…自分で運べよ〜、あのくそ教師…」
私はぶつぶつ文句言いながら運んでいた。
その時、
「大丈夫〜?手伝うよ!」
そんな優しくて透き通る声に驚き振り向いた。
私は咄嗟に
「あっ、いえ、大丈夫です!」
「いいの!半分持つよ。」
「…ありがとう」
ただそんなことで一目惚れしてしまった。
その日から目で追うようになった。
いつか叶えばいいな。なんて思ってたけど
私は、同性に恋をしたんだ。叶う率は低いかもしれない。
でも、、私は太陽のような明るいあの子に惹かれたんだ。
あの子のために頑張ってるんだ。
まるで_私がヒマワリであの子が太陽のような関係。
まあ、私があの子を諦める理由ないから叶うまで頑張るつもり
芯まで溶かす熱さじゃなくて、
芯から温めてくれるもの。
暗くて見えないものを美しく照らしてくれるもの。
世界に色をつけてくれるもの。
俺には、忘れられない太陽のような人が二人いる。
一人は、いつも笑顔で大人になったらほうれい線を勝手に心配するほどの笑顔で、卒業アルバムに唯一書いてくれた奴だ。俺は、元々明るすぎるやつは苦手で、うざいと思っていた。
あいつは、まだ、太陽だろうか。
もう一人は、たまたま見かけた事がある。男女共に仲が良く、いつも誰とでも楽しそうに話していが、見たときはあまり楽しそうに笑わない、人見知りのようなっていた。
太陽のような女の子だったのに。
太陽のような人達も、暗くなっていく。大人になるのか、世界が、そうさせるのか分からないが、つまらない。
真っ暗だった俺の心に光を与えてくれたあなたは太陽みたいな存在。
日向ぼっこしてる時みたいに暖かくてほんとに幸せ。
ずっとこの幸せが続けばいいのに
太陽のような
どうしよう、浮かばない
歴史上の人物とか?
いや、知らない、歴史苦手だし
ライブに行ったことあるアーティスト
とか?
太陽よりSTAR かな
偉大過ぎてちよっと無理でした。
君は『太陽のような』あたたかさの持ち主だ。大袈裟かな?雪が降り積もる川すらも凍る極寒の世界で育った俺にとって、君の温もり強くに惹かれてしまうのは当たり前。
笑顔と鈴を転がす声は心に作った氷の壁をゆっくりと溶かして溶けきる頃は俺もつられて笑っているし、俺のことを案じて静かに触れる手のひらはじんわりと。それは窓から射し込む心地のよい陽の光に似ている。
「大の字に寝転がったらさぞや気持ちがいいんだろうね」
「干したての布団に寝転んでるあなたが言うの?」
取り込んできたタオルを畳ながら君が言う。思っていたことが口からでていたみたいだ。
とても心地よい。先ほどまで干されていた布団は外気を含んでヒヤリとしていたが陽光をめいっぱい受け、すで温い。詰め込まれた羽毛が布の中で生き返りふかふかした感触は微睡むにはうってつけだった。
仰向けに腕を広げて「君もおいで」と誘えばすぐに来て、背中と正面でぬくもりを感じとった。
私は昔から月に憧れていた。静かで美しく凛々しくて
でもどこか独りで寂しそうな月がとても好きで、自分も夜を照らしたいとそう思っていた。でも月になるには太陽も必要だった。私はある日出会ってしまった みんなに優しくて、明るくて、その人の回りにはいつも沢山の人がいて、あぁ眩しくて暖かくてまるで太陽のような人
そうか、月は独りではなかったのか太陽がいたのか。
私もいつかあなたのようになれるだろうか