『大切なもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
大切なもの
運動会の勝ち負けや
紅白歌合戦のどっちが勝つか…
別にどっちが勝ってもいいやーと思う事を
真剣に勝敗にこだわる子供達を見ていると
大人って大切な何かを忘れたんだなーと思う…
人によって異なって
人によっては複数で様々で
いや、人という表現は正しくないな。
大切なものとは、誰にでもあるものだ。
例えば、この猫の大切な物は仔猫の頃から一緒に寝ていたぬいぐるみ。
例えば、この犬の大切な者は飼い主の人間。
例えば、わたしの大切なモノは
…………
そう、人間動物皆それぞれ異なって様々なのだから
見ても文句は言うなよ?
それでも見たいか?
ワタシのタイセツなモノ
2024/04/03_大切なもの
大切なもの――――
「こんな小汚い指輪なんて1円の価値にもならん」
「うーん、磨いたとしても値は付きませんね」
「いやいやこんな汚いの売りに来ないでよ」
『お宅さ、うち舐めてんの?』
どの店も揃ってこの言葉を言う。
俺にとってこの指輪は何億何十億、いやそれ以上の価値がある。だがこれに値を付けろと言われると値が付けられないのが現実だ。
他の人から見れば汚いボロいだけの指輪だけど、俺からすればたった一つの……たった一人の亡き母が渡してくれた大切なものだからな。
まぁそんな大切なものの値を知ろうとしてる俺は、余っ程親不孝なのかもしれないがな……
目を覚ますと右横の窓の景色が目に入る。最近は朝が僕を置いてけぼりにするので、目覚めた直後の青空がすこし不快になる。でも、本当にたまたま朝日よりも少し早く起きることもあって、そんなときは屋上に上がって一日が動き出すのを眺める。窓のすぐ横には楓の木が手で触れられるほど近くまで枝葉を伸ばしていて、そこに鳥が止まって憩う様子が眺められる。ベットからのそりと起きると、左側に本棚に、茣蓙、そして勉強机などが置いてある。机の上には花瓶とCDプレイヤー、本棚の上にはゴッホの〈夜のカフェ〉のジグソーパズルが置いてある。正面の扉には「扉は開かれるためにある」と書いて貼ろう。
僕の大事な、大事な、僕の部屋。
青年はまたやってしまったと少年の顔を見て思った。
今回の依頼は人々に迷惑をかけている原因の究明、解決であった。
少年と依頼のあった町へ行き情報収集し、目星をつけたまではよかった。
問題はそのあと。
いざ本拠地につき制圧した際、少年が危なかったので青年がかばったのである。青年が怪我をすることによって。
少年は大切な青年が自分のせいで怪我を負ったのが悔しいのもあるが、当の背年が少年に怪我がないことに安堵するだけで自分に無頓着で。
どう分からせてやろうかと、少年が悶々と考えていると青年が眉を寄せすまなそうに誤ってきた。自分が未熟なばかりにと。
それを聞いてこいつには言葉は伝わらない、なら行動するのみと腕を掴みなら今日は自分と一緒にいてくれ!と言い引きずっていった。
少年は互いに大切なのにままならないなと思いながら。
青年は少年の気が済むならと、なすがままついていく。
食堂で行われた痴話喧嘩に、彼女は仲がいいのねとお茶を飲みホッと一息ついた。
「大切な物」
とある日、継母が息を引き取った。
「うあああああ」
「……」
義妹は大泣きだった。私は本当の母じゃないので泣けなかった。
「なぜ!お前は泣かないんだ!」
「なんでって、」
「お前を育ててくれたじゃないか!」
「何言ってのw、何が育ててくれたよ!」
「!」
「ふざけんな!今まで殴られたり、洗濯など全てを押し付けられて、挙句の果てに義妹にデレデレwそんなことあなたは知らないよね!」
「黙れ!」
「すぐ黙れだよねw私の気持ちに聞く耳1ミリも持たないよね。」
「……」
「ほら、すぐ黙る。こんなんで話にならない。」
「お前はいっつも理屈ばかりだから飽きたんだよ。お前の母さんみたいなのろまな顔してて腹立つんだよ!」
「はは、うける。あんたもあんただよ。○○。」
「え?何が。」
「とぼけんなよ。あーもういいわ話にならん。」
バタン!
「おい、待て!」
「お父さん?」
「○○、大丈夫だ。」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「はぁはぁ、なんなんだよあいつら。」
「ここ何処だ。あれ、猫?」
「ニャアー」
「あっちになんかあるのかな、行ってみよ。」
タッタッタッ
「あれ、猫どこいった。ん?神社だ、」
猫にずっと着いてっていると見知らぬ神社があった。
「人は居ないのかな。ごめんくださーい。」
「ーい」
神社の奥からうっすら声が聞こえた。
「はいはい、おや?人なんて珍しいですね。」
奥から年輩のおじいさんが出てきた。
「あの、ここって、」
「あぁ、ここは私の祖母が住んでた所なんですよ。神社に見えるでしょ、」
「は、はい。」
「まぁ、外は寒いから上がりなさい。」
「お邪魔します。」
神社らしき建物に入れてもらった。
「はい、これお茶と和菓子ね」
「ありがとうございます。」
「君はなんでここに来たんだい?町とは結構離れてるだろ。」
「それは…」
私はこれまでのことをおじいさんに話した。
「それは酷いね、少しここで休んでいきなさい。」
「はい。」
おじいさんは病院まで送ってくれると言った。
少し休んだあと、○○病院まで送ってくれた。
ーーーー
「ありがとうございました。」
「嬢ちゃん、一つだけ教えといてやる」
「なんですか?」
「嫌でもな、やらないといけない時があるんだよ。必ず」
「……」
「だからな、ちゃんと親と話し合うんだぞ。」
「分かりました。」
「それじゃあな、」
ーーーーーーーー
「お姉ちゃん!」
「何」
「……めん」
「ん?」
「ごめん!」
「いきなりどうしたの。」
「私今までお姉ちゃんがお母さんに色々されてたの知らなくて!」
「え?どうゆう事」
「私今までお姉ちゃんが、なにかされてる時に私いつもいなかったじゃん。」
「う、うん」
「毎回部屋にいてねって言われてたの」
「そ、そうなの?」
「これ、見て。」
妹は袖をめくって両腕を見してきた。そこにはたくさんの痣があった。
「え、」
「私ね?お父さんとお母さんに気に入られたくてあんなことしてたけど、可愛くなかったら殴られてたの。」
「は?w」
「お姉ちゃんお願いお父さんをどうにかして。」
「そんなこと言われても、お父さんは私の話を聞く耳持たないし、」
「私に作がある」
「え?」
「耳貸して」
妹は策を私に教えてくれた。
「これなら行けるかも!」
「やろう!」
お父さんが帰ってきた。
バタン!
「お父さん!」
「なんだよ、」
「遊ぼ!」
ドサ!
「痛!」
お父さんは、妹のことを強く倒した。
「俺は疲れてるんだ!そんなこと言うな!」
「ご、ごめんなさい。」
「はぁ」
「○○!大丈夫?」
「う、うん!ちょっと擦りむいただけ」
「消毒してカットバン貼ろ」
「うん、ありがと」
ある程度の保護をした後、お父さんに私は言いに行った。
「お父さん!なんで○○のこと倒したの!」
「知るか、あいつが悪いんだ。」
「○○が何したっていうの!」
「黙れ!」
ボコッ
「うっ、」
「お姉ちゃん!」
あぁ、○○、私こんなお姉ちゃんでごめんね泣
「お姉ちゃん!起きてよ!お姉ちゃん!」
「………」
「マジで姉妹同士クズな娘だ、そいつ処理しとけよ。」
「……っ」
「何黙ってんだよ早く片付けろよ」
「…るさい」
「は?」
「うるせえんだよ!お前さっきからなんなんだよ、ママがいなくなったからってどうした?私らはそんなあんたに元気になって欲しくて、それでダメならあんたは何が不満なの!」
「黙れお前らに何がわかるんだよ」
「ああ、私らには分からないよ、だけどそれを聞いてあげるくらいはできる!あんたの娘なんだからさ頼ってくれたっていいんじゃないの?こんなあんたの姿みたらママ泣いちゃうねwこんなクズのお父さんなんて最低だわ」
「……」
しばらくお父さんは黙り込んで私は速急に救急車を呼んだ。
「お姉ちゃん…」
お姉ちゃんが目を覚まさなくなって1年がたった。植物状態だ。
「お姉ちゃん、お姉ちゃん!お願いだから起きてよ、私ひとりでどうしたらいいの、」
ピー
「え?お、お姉ちゃん?」
………………
「嘘でしょ?お姉ちゃん!ねぇ!」
バダバタ
「失礼します」
脈を測る
「……っ」
「お姉ちゃん生きてますよね、ねぇ!」
「申し訳ありません。」
「嘘つき!お姉ちゃんのこと助けてくれるって言ったのに!」
「………」
葬式
「うぅ、」
「お前黙れよ、頼りだった姉がいなくなって良かったなw」
「……………」
「はぁやっと嫌な奴が1人消えたかw」
こいつ正気か?自分の娘を失ってもまだそんな態度ができるんだな、本当にこいつは人間のクソだ。
「許さない、絶対に復讐してやる、」
あれから数十年が経った私は20歳になった。
「お前20歳になったんだから出てけよ」
「はいはいわかってますよ、あんたとなんて一生住みたくないわ、まだ私許してないからねこのクソ親父」
「はっなんとでも言えばいいどうにもできなかったんだからよww」
「………」
バタン!
「本当に女は弱いな」
「はぁここか遠かったなぁ、お姉ちゃんが用意してくれてたから良かったけど。」
マジあの日とは何をしでかすかまだ分からないままだ、だからたくさんパソンコン関係の資格を取ってハッカーになりあいつをおとしいれるw
「あーもう考えただけでわくわくしてくる。」
私はあれから沢山の資格を取った。
これで復讐ができる。
プルルプルル
「あ?誰だこれ」
「はい、もしもし」
「あっ、こんにちはあなたに脅迫状が届いております。」
「は?お前俺を馬鹿にしてるのか?」
引っかかった。
「いいえ馬鹿にしてません。本当なのです。」
「もういい」
つーつー
「あっw切ったよしこれでいいなぁ」
あとはハッキングするだけ
タカタカタカタカ カタ!
よしこれで完璧だ、明日あいつの家に行こう。
「あれ、パソコンがおかしいな、壊れたか?」
「あーめんどくせぇ、あ?なんだこれ」
そこには脅迫状が映されていた
「うわぁ!な、なんだこれきょ、脅迫状か?」
嘘だろ今日の夜来るってなんだよあのでんわは本当だったのか?
そんなはずは無い。
プルルプルル
「っ!」
「はい、もし、もし」
「あっお久ークソ親父」
「は?お前かよなんだよクソ野郎」
「それはお前だろwなんか怯えてる話し方だったけどお前が怯えてるなんて、クソ笑えるわ」
「怯えてねぇよ黙れよ」
「はいはい、てか脅迫状来たんだってねwテレビに映ってるよw」
「は?w嘘だろ。」
「まあ頑張んなよ殺されな程度にw」
「おい!待てよ!」
つーつー
「よっしゃあ!引っかかってやがるwwおもろ」
これでお姉ちゃんの復讐ができるw
この後はご想像にお任せします( . .)"
大切なものはひとつじゃなくてもいいと思う。
人によって基準は違うから。
好きな人とか、家族とか
推しとか、高いものとかあるじゃん。
それを人がこれだっていうのは違うよね
『大切なもの』
祖母はいつもつげのくしを手にすると「これは大切なものだから」と言いながら使っていた。
祖父から贈られた数少ない物の1つで、祖父が亡くなってからはなおのこと大事にしていた。
そんな祖母も亡くなり出棺の日、皆で祖母の周りに白菊を添え、趣味で作っていた人形や家族の写真を置いた。滞りなく祖母を見送り少し落ち着いた夜
ふと気付いた。大事なつげのくしを入れ忘れた!
あんなに大事にしていたのにどうして入れ無かったんだろう‥。慌てて祖母の部屋のへ行き、鏡台の引き出しを開けると、あるはずのくしが何故か無かった。大切なものだから祖母は自分で持って行ったのだろうか‥。
〝大切なもの〟
身体のことには、気を付けているつもりだった。
なのに、心の方は考えていなかった。
少しずつ身体が重くなっていって、
息ができなくなっていた。
大切なものは、必ずしも目に見えるとも限らない。
「じゃーん。これでしょ。」
荒れ果てた部屋に降りたった勝利の天使。
ずい、と目の前に差し出された銀色の光。
全身の力が抜けこの上無く安堵した。
「…それだ。よく見つけたな。」
「あなたの行動パターンなんか簡単に読めるよ。」
ふふんと得意げに鼻を鳴らす小さい体が
今は頼もしく見える。
「はい。大切なものならちゃんと仕舞っときなよ。
もしくは肌身離さず着けておくとか。」
これはそういうものではない、そんな言い訳が頭をよぎったがやめた。
「ああそうだな。気を付けるよ。」
この指輪をこの子の前で着けるのは初めてだ。
肩の荷が下りて軽くなるとはこのことか。
「必死に探してたんでしょ?見つかって良かったね。」
「ありがとう。私にとって君も大切な存在だ。
箱に入れて仕舞っておきたいくらいに。」
「うーん。一生養ってくれるならいいよ。」
「はは、そうか。彼にも相談しておくよ。」
世の中には替えが効く。
物でも。人でも。
だが替えが効かないものもある。
それがきっと
大切なもの
ども、埼玉でサラリーマンしてるただのおじさんです。
すきな女の子がいるんです。
その子風俗やっていて。適当に抜いてもらうかって思ってヘブン見てたら可愛い子がいて。何処と無くまだ芋っぽいのがよくて呼んでみたんですよ。
大学の奨学金返すために働いてると彼女は言っていて。
本来ダメなのに本番までさせてくれたんです。
そんなの好きになっちゃうじゃないですか
ボクはただのサラリーマンで手取り20万。本当はボクとしか触れ合って欲しくないから毎日会いたいんですけど毎日2万の出費は無理で
彼女のお礼日記を見ると少し涙を流してしまったりします。
気持ち悪いですか?ボク。
でも好きなんです。今だってほら。彼女からLINEが来ました。彼女もボクに好きだよって言ってくれます。
ホストとかそんな汚いところにお金使ってないところが誠実で好きなんですよ。
本名まで教えてくれました。
脈アリですよね?
他の嬢はキスの時嫌がったりフェラが短かったりするけど、この子だけは沢山キスもしてくれて舐めてる時美味しいって言ってくれるんです。ごっくんまで。
これ、両思いですよね?
ボク。気持ち悪くないですよね
はた、と立ち止まるペンギンが、たまにいる。南極にも居るようだし、動物園のお散歩でも、たまにいる。歩いているさなかに立ち止まって、しばし。
動物園のペンギン担当が、立ち止まるペンギンのことをミニコラムに書いていたところによると、まるで「歩いている自分に突然に気づいたように立ち止まる」そうだ。さあ行くよ、と促しても、おいでおいでと呼んでも、後ろから押してみても、頑として動かない。他のペンギン達はどんどん進んでゆく。最終的には、ペンギン担当が抱えて走るしか無い時も少なくないらしい。
昔まだ上の子が小さかった頃に、私もはた、と立ち止まった。そしてそのとき就いていた仕事を辞めた。子どもに不自由させないために仕事をしていたはずなのに、いつの間にか仕事のために暮らしがすり減ってゆき、子どもと手を繋いでいるけど子どもがどんな表情をしているか振り返って見る気持ちのゆとりも失せていることに、突然気づいたからだ。
子どもと仕事、天秤にのせるまでもなく、私にとって大切なものは子どもの心だ。はっきり言って、会社は私や私の子どものことなんか顧みない。業務をこなし会社利益を掻き集めるコマのひとつ以上でも以下でもなく、代わりはいくらでも居る。
私は「スーツを捨てた」。
幼児を抱っこしていてどんどんと迫り来る「社会生活の要求(つまり金がないと暮らせないという脅迫観念)」を必死で各個撃破していたのをやめて、幼児を自分の背にくくりつけて「野に出る」方向に転換したのだ。
迫り来る「社会要求」をクリアする、という方向性では、私も子どもも「無情で無責任な得体の知れないご都合主義」に閉じ込められてしまう。このままでは窒息してしまうのは必定だ。私は「生きものとしてつつがなく暮らすために、社会システムの幾つかを使う」ことにした。状況の被害者でいることをやめた。茂る木の葉一枚にすら「生きるスペース」はある。なら私にそれが無いわけがない…
一足飛びにすべてが変わったわけではない。一歩ずつ、ひとつずつ、変わるべくして変わった。窒息しそうだと感じることはなくなった。きっかけになった「大切なもの」は子どもの存在だったが、それからの流れはあらゆるレベルにわたっている。
ペンギンが「立ち止まる」のも、ペンギンなりの必要があるのだろう。ちなみに、コウテイペンギンだ。
「大切なもの」
ゆっくりと目が開く。
目が開くと、ここはどこなのかと逡巡するも、目が冴えた頃には混乱はとうに去り、今いる現実に絶望する。
「霧か?」
あたり一面に白いモヤが広がっており、別の世界に来たかのように幻想的だ。
濁った水面を見るといつもより不気味に感じる。
「寝てる間に霧が立ち込めたか。先がわからない以上今日は霧がなくなるまで漕ぐのは辞めるか。」
霧のせいであたりがわからない。ただでさえ不安なのに余計に不安になる。
たしか俺は出勤中に不意に心臓が苦しくなってそのままなすすべなく倒れた。
目が覚めるとなにもない陸地にすぐ横には広い池のような海のような水域が広がっていた。
そして水面には小さな船が一隻あった。
とくに考えもせず船を漕いでいた。
なにか特別な算段があって漕いだわけでなく、漕げばその先に何かあると勘で動いていた。
霧が立ち込めている一面を厄介と思いながら幻想的でもあるその景色を一望しているとある異変に気づく。
あたりの奥にうっすらと人影が囲んでいた。
ゆらゆらと動いている。
「人か?いや、水の上に人が立てるわけがない。だとしたらマヤカシかなにかか?」
目を細めてみていると人影は近づいていた。
近づくにつれ人影の姿ははっきりとしていった。
そして心臓の鼓動が速くなる。
よく見ると見覚えがあった。
妻に、息子に、会社の同僚にそれだけでなく愛猫もいた。
「お前達、ここで何してんだ!」
その他の影は名前は知らないが見覚えはある。
だが、顔が憤っている。
「何なんだ。なにか言ったらどうだ!」
反応はない。
ただじっとこちらを睨んでいる。
その時あることに気づく。
この者たちの共通点は、皆俺より先に死んでいった者たちだった。
結婚五年目で亡くなった妻を見ても、生まれてすぐ力尽きた息子も、上司のパワハラに耐えられず自決した同僚も、実家で飼っていた愛猫も、これらを見ても涙は出なかった。
どれも俺の大切なものだったはずなのに…。
突然霧が深くなり俺を覆う。
「な、なんだ!」
手で振り払おうとするも霧は振り切れない。
曖昧だった記憶は走馬灯のように戻って来た。
するとその人影達により船は転覆した。
水面に沈んだはずなのに勢いよく落ちている気がする。
仰向けに落下している体をなんとかひねり下を見るとそこは地球だった。
「は!?」
地球を見ているということはここは宇宙なのか?
今の状況とは関係なく地球はきれいだった。
間近で見たら汚いことだらけだが遠目から見ると凄く地球は綺麗だ。
「13時44分息を引き取りました。」
子供の頃は大切なもの箱に
いろんなものがたくさん入ってた。
おかしいな。
いつの間にか大切なもの箱ごとなくなってしまった。
中に何が入ってたっけ。思い出せない。
捨てた記憶はないけど
でもこの間の大掃除でも出てこなかった。
今あるタンスの中の箱には役所に行って必要なものとか
そんなものの類いしか入ってない。
100均で買ったプラッチックの箱。
いや、これも大切なものだけど、これじゃなくて。
いいお菓子のカンの箱。ヨックモックだっけ?
フタを開けるとき、バカって外の空気が中に吸い寄せられる
重さを感じるあの薄長四角い、ほら。
あー、バカって開けたいな。中を見たいなー。
もっかい探してみようかな。
(大切なもの)
お題:大切なもの
タイトル:大切なものを守るには
あなたにとって大切なものは何ですか。
家族。
友人。
恋人。
お金。
名声。
人によって最初に思い浮かぶものは異なるだろう。
しかし、どれも失ってしまえばそれまでの生活ががらりと変わるくらいには大切で、欠かせないものだ。
優劣をつけるのはとても難しい。
ただ、今挙げたものに加えて、万人が大切にしなければならないものがある。
それは「自分」だ。
決して私がエゴイストであるわけではないし、エゴイズムを押しつけようとしているつもりはない。
大切なものを得よう、あるいは守ろうとするのに自分を犠牲にするのは本末転倒であると言いたいだけだ。
自分を失くしてしまえば大切なものの恩恵を受けることもできないし、大切な人を傷つけ、悲しませることにもなる。
多かれ少なかれ、窮地に陥ることは誰だってある。
そんなときは自分を失くす前にまず他の人に悩みを打ち明けることをお勧めする。
あなたにとって大切な人でも、そうでもない人でもいい。
それが結局は大切な人、大切なものを守ることに繋がるから。
あなたが悩んでいるのを見て、嘲笑ったり貶したりする人は世の中にそう多くはない。
それよりはむしろ、励ましたり力になってくれる人のほうが多い。
これは私の経験則でもある。
長くなってしまったが、一番言いたかったことは、「自分のことも他と同じくらい大切にしてほしい」ということだ。
「 大切なもの 」
そう言われてパッと出たのは、友達。
でも、友達を大切だと思えているかと聞かれるとなんともである。
春休みに入ってから友達と全くあっていない。
リア友と実際会いたいとか心の底から思えている自信が無い。
親友との揉め事で私はどうやら本当に人間不信になっているようだ。
最近はオプチャ(主にアニメ)の方たちと会いたいと思っている。〜〜〜
ここらへんは特に会いたいなと思う。
リアルでは認められていない気がするとよく感じる。
自分はどうやら人付きあいが苦手らしい。
認めて欲しいと思うあまり自分が何者かよく分からなくなってきている。
大切なものってたくさんあると思う。
でもぱっと思いつかない。
それはなんでだろう。
日頃から大切だな〜なんて常に思ってないからだ、多分。
きっとそれが無くなった時に初めて気づく。
私の『大切なもの』に。
#大切なもの
作品No.3【2024/04/03 テーマ:大切なもの】
近くにありすぎて気が付かなくて
そこにいるのが当たり前で
うしなってからやっと気付いて
そうしていつか
うしなったことをすら
忘れてしまうのだろう
大切なものなどなかった。
自分のものは全て管理され、テレビもゲームも読書も親の監視が酷く許されなかった。交友関係も制限された。クラスメイトと遊びに行くことすら親は「恥知らず」と罵り、私は家へ帰るとひたすら勉強し、ご飯を食べ、就寝するという生活を繰り返した。
親の理想通りの礼儀正しく、素直で、どこに出しても恥ずかしくない娘に育った私は、有名大学に合格し、「大人になったのだから」という理由で、思ったよりあっさりと一人暮らしを許された。自立するために、と、物件は一人で選んだ。
荷物の少ない引越しを済ませると、私はまず、親との繋がりを片っ端から消した。電話番号とメールアドレスを変更し、市役所に行って情報を開示出来ないようにした。親に連絡した住所は、こことは全く関係ない出鱈目な住所を知らせてある。
大学は三日で辞めた。すでに就職先は見つけてある。今はネットで面接も仕事も出来るので大変便利である。苦労してネットカフェを梯子した甲斐があった。
連絡用にと渡されたスマホで、少しずつ情報を調べ、私の親が普通でないのは知っていた。娘を監視し、服も食事も好きなのを選ばせない。娘の交友関係も監視し、成績が落ちると食事もさせない。時には暴力も振るう。そういう親は、普通ではないのだ。
力になってくれた中学の生活指導の先生には、感謝しても仕切れない。確実に親と縁が切れるようにアドバイスしてくれたのは生活指導の先生とその他の市の職員さんだった。私には、こちらの方々の方が大人に見えた。
親に知らせず逃げることにしたのは、母親も父親も自分が何をしているか自覚がなく、大ごとにすれば確実に暴れ、怒鳴り、また私を縛り付けるのがわかっているからだ。だから私は大学進学と同時に上京し、逃げることにした。そして私は逃げ切った。
小さな部屋。今は何も無い部屋。
ここが私の部屋。私だけしかいない。
もう怒られない。もう時間を気にしなくていい。もう好きな時にコンビニでスイーツを食べてもいい。もう夜中に酔った父に殴られない。もう朝早くに両親の朝食を作らなくていい。もう勉強を無理やりしなくていい。もう着たくもない服を着なくていい。もう似合わない髪型をしなくていい。もう好きにテレビを見ていい。もう、何をしてもいい。
私の大切な部屋。私の居場所。
ようやく私は大切なものを手に入れたのだ。
「大切なもの」
大切なものを大切だと感じられる心。
自分自身、家族や親戚、友人など近しい人はもちろん、
おこがましいかもしれませんが、
これを読んでくれているあなたも私にとって大切です。
一昨日の4月1日、このアプリに初めて言葉をのせました。
今までブログに日記のような文章を載せたことはありましたが、題材に沿って自分の気持ちを書いて載せることは初めてでした。
「幸せに」を投稿した後、
読んで下さった方からハート(お気に入り)が届いて、私の言葉を画面越しのだれかに届けることができたと実感できました。
アプリの仕様上、どなたが送って下さったのか分かりませんが、もし読んで下さっていたら本当にありがとうございます。
ゴタゴタ続きの日々の中で、気負って力んでいた身体の緊張がほぐれて、安らぎや温もりを感じることができました。
自分の気持ちとしずかに向き合えたり、皆さんの言葉から得るものがあったり、始めたばかりですが居心地がよいです。
毎日19時、お題が更新されるのが楽しみの1つになりました。
新たな出会いに感謝。
---それでは、また---
他に大切なもの
カメラ、写真、推し、動植物、地元、音楽、漫画、チキン南蛮(大好物)などなど。
🐠🐠