』の作文集

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』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/28/2024, 7:29:03 PM

「夏」

還暦を過ぎた私にとって、「夏」は、今は都会でそれぞれ一人立ちしている、私の2人の娘たちと、プールや山のキャンプ場で過ごしたことが懐かしく思い出されます。上の娘は花火大会で空高く上がる、あの素晴らしく美しい花火の大音響がとても恐いらしく、幼稚園児の頃はよく泣いていました。それをあやしながら、川沿いの土手を、抱っこして、長い時間歩き続け、私の腕がとても痛かったことを覚えています。親戚の人たちは、幼稚園児だから、自分で歩けばいいと言っていましたが、私は、この子ももう少し大きくなれば、抱っこさせてもらえなくなるから、この時期だけの私の楽しみと思い、何時間でも抱っこをしていました。「夏」の思い出です。

6/28/2024, 7:24:13 PM



生暖かい風がわざとそうやって背中を押しているみたいで
夜が短くなるのも活動しろって言ってるみたいで
空の澄み渡りようと打って変わった嫌悪するには十分すぎるくらいのうだるような暑さだった
君がクーラーをつけて、毛布で贅沢しますとはしゃぎながら夢の中へ行ったのには笑みをこぼしてしまった

6/28/2024, 7:13:00 PM

『夏がきたら』
 夏がきたらどうしようか
祭りを楽しむのも良い、海を眺めるのも良い、花火を見上げるのも良い、冒険をするのも良い、こう見ると、夏には様々なドラマが詰め込まれていることがわかる
 厳しい暑さばかりで外にはあまり出たくないが、少しくらいは夏を楽しもうか

6/28/2024, 7:03:26 PM



みんなが大好きな夏
あついあつい夏
宿題が多い夏
アイスの夏
私の夏
君の夏

6/28/2024, 6:23:20 PM

夏至祭に生を選んだ指さきで小蝿の掬われたミルクティー

6/28/2024, 6:00:05 PM

『夏』

真夏の夜の話です。

「ひと狩りいきませんこと?セバスチャン」
「あの、どちらへ?」
「ずばり!ヘラクレスオオカブトを
捕獲しにですわ」

虫取り網やその他諸々を持って夜の海岸へ
訪れた悪役令嬢と執事のセバスチャン。

今回の標的は「昆虫王」の肩書きを持つ
世界最大級の甲虫、ヘラクレスオオカブト。

悪役令嬢は、フクロウが館長を務めている
博物館へ寄贈するため、日夜コツコツと
虫や魚を集めているそうです。
目指せ図鑑コンプリート!

この虫は夜行性で夜になると活動を開始し、
樹液が出ているヤシの木に集まります。

視界が悪い暗闇の中、ランタンの明かりと
セバスチャンの嗅覚を頼りに
樹液の出る木を探していると────

「主、いました」

ヒソヒソ声で悪役令嬢に話しかけるセバスチャン。

彼が指さすヤシの木にはアリやカナブン、
そして待望のヘラクレスオオカブトの姿が!

ランタンの明かりを落として、
そーっとそーっと気付かれないように、
虫取り網を構えながら忍び足で近づく悪役令嬢。

手に汗握る緊張の瞬間────
樹液を呑気に吸う標的の背中に
網をバサッ!と被せます。

中を確認すると、
英雄ヘラクレスの武器のような大きな角と
光沢のある黒褐色のボディがお目見え。

「やった!捕まえましたわ!」

ヘラクレスオオカブトを掲げながら、
決め台詞を言い放つ悪役令嬢。

「ヘラクレスオオカブトゲットだぜ、ですわ!」
「おめでとうございます。主」

お目当ての虫を手に入れルンルン気分な彼女は
帰り際、執事にこんな話を語り始めます。

「セバスチャン知ってますか。
木を揺するとたまにお金の入った袋や
不思議な木の葉が落ちてくるのですよ」

「へえ、知りませんでした」
「ふふん、試しにお見せしましょうか」

悪役令嬢は丁度いい木に目星をつけて
ゆさゆさと揺らします。

ドサッ!

すると鈍い音と共に蜂の巣が落ちてきました。

「えっ」

衝撃にびっくりしたスズメバチが巣から
飛び出してきて、悪役令嬢を襲い始めます。

「いやーっ!助けてくださいましっ!」
「何やってるんですか……」

悲鳴を上げてスズメバチの大群から逃げる
悪役令嬢をセバスチャンは呆れた様子で
見つめていました。

その後、セバスチャンに救出された悪役令嬢は
無事に屋敷へ戻ることができましたとさ。

6/28/2024, 5:52:00 PM



梅雨があけて夏がやってくる

子供の頃は、夏休みが早く来てほしくて楽しみにしていた。親に海や川、花火大会など沢山の場所へ連れていってもらい楽しかった思い出がいっぱいある。

大人になった今では、毎年のように暑さに辟易しながら過ごすようになった。
海や川には流石に行かなくなったけど、花火大会や夏祭りには今でも行く事がある。
あの頃欲しく買ってもらった、キャラクターの絵が入ったわたあめを懐かしく思い買って食べたが、あの頃のように特別に感じていた気持ちもなくただ懐かしい思い出を思いだせた。
今の屋台は豊富で親と出かけた時に、あれは昔からあったね、これは新しいね等と話ながら屋台を巡ることは楽しい。

今年は、新しい思い出がまた一つでも増えるといいな。

6/28/2024, 5:42:08 PM



夏は夜…はじめから四季折々

春は、あけぼの。

やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。

夏は、夜。

月のころは、さらなり
闇もなほ

蛍のおほく飛びちがいたる、また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光て行くも、をかし。

秋は、夕ぐれ

夕日のさして、山のはいと近うなりたるに、烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ、三つなど、飛びいそぐさへ、あはれなり。

まいて、雁などの列ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。

日入りはてて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。

冬は、つとめて。

雪の降りたるは、いふべきにもあらず。
霜のいと白いも。

また、さらでもいと寒きに、火などいそぎおこして、炭もてわたるも、いとつきづきし。

昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。

枕草子  

              清少納言

今っぽくしてみました。

春は、夜明けがいいー

だんだんと白くなってゆく山際の空が、少し明るくなって、紫がかった雲が、細くたなびいているのを見るのが好き。

夏は、夜がいいー

月の明るいころは、言うまでもなく。

月のない時もまたいい。

蛍がたくさん乱れ飛んでいるのや、また、たくさん飛んでいなくても、ほんの一匹二匹と、ほのかに光って飛んでいるのも、雨が降ってもいいものである。

秋は、夕ぐれがいいー

夕日が映えて、山の端にぐっと近づいたころに、烏が巣に帰ろうとして、三羽四羽、二羽、三羽と、飛びいそいでいる様子が心ひかれる。

それに、雁などが列をつくって飛んでいる様子が、とても小さく見えるのがとても好き。

日が沈んでしまって、聞こえてくる風の音や、虫の声なども、とても好き。

冬は早朝がいいー

雪が降っている朝も 朝に霜が真っ白におりたのもいい。

また、雪や霜がなくてもとても寒い朝に、火を急いで起こして、部屋へ炭を持って行くのも、冬らしくていい。

昼になって、薄ら暖かくなると、丸火桶の火も、白い灰になってしまっている…。


清少納言さんは洞察力が優れているな~と何時も読むたび思います。

日本の四季折々を楽しもうとして見ている視点に共感し日本人としての喜びを感じます。

1000年前の季節を楽しもうとする姿を通して、なんでも愛しみ愛で楽しもうとして視る目を持ちたいと思わされます。

そのものが好きでも嫌いでも、合っても合わなくても、楽しもう愛しみ愛でようとする気持ちがあれば、自然言葉も視線も愛敬のある言い様見様に変わるのであるのでしょう。

ものは言い様見様ですよね、清少納言様。

私は、夏の早い朝の 

少しひんやりとした空気を感じる
新聞配達の音が遠くに聞こえる
時間が好きです。

2024年6月28日

  心幸

6/28/2024, 5:40:48 PM

息を吸い込むと生ぬるい、湿度の高い風に対して夏が来たのだと体が判断する
また、君がいない夏が始まる。
夏は君に摂取されている。かき氷を見れば君の笑顔が思い浮かび、暑いと感じれば彼女への熱を感じる。私はそうやって摂取されることでしか生きていけなくなっているのかもしれない。でもそれでいい
それが、彼女を生かして置ける手段なのであれば

6/28/2024, 5:32:56 PM

「あー暑い!」と嘆く彼女。確かに今年の夏も暑い。
そんな僕らはインドア派なのであまり家から出ない。冷房が効いた部屋でまったりするのが恒例行事。
冷凍庫なら持ってきたのはガリガリ君で「食べる?」と聞かれたので「うん。もらおうかな」と言うと準備して持ってきてくれて「ありがとう」とお礼を言って食べ始める。
夕方になり少し涼しくなると買い物に行くと言うので一緒に買い物をして帰宅する。また暑いが昼間よりは涼しくなり出かけやすい気温になった。
「昼間より夕方の方が涼しいよね」なんて世間話をしながら帰るのが僕のちょっとした幸せでもある。
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theme 夏 2024-6-29

6/28/2024, 5:32:11 PM

『夏』

カンカンと照らされる日差しの中、私はそこに立っていた。

蝉時雨を背中に受けながら、額から汗を流す。

カンカンカンカンと踏切の鳴る音が聞こえる。

チリンチリンと風にそよぐ風鈴の音。その音の先で氷をゴリゴリと削る音。かき氷かな。

ここに立ち始めてからどれくらいの時間が経っただろう。額からは汗がたらりタラリと零れる。それをその都度丁寧にハンカチで拭いながら今日も暑い、なんて。

両手で手で握ったカバンをちょっとだけ膝で蹴り上げながら、ピュオ〜っと吹く風を肌で感じた。

「ごめん!おまたせ!!」

そんなところに現れたのは、私の待ち人。
麦わら帽子を被り、派手すぎない色のワンピースをまとった彼女はひまわりを感じさせる笑顔で手を振る。

待ち合わせからは10分も過ぎている。しかも連絡なし。ほんとは会ったら凄く怒ってやろうって気でいたのに大失敗だった。
彼女の笑顔を見た途端私の怒りはすっと収まり、それが愛しさへと進化する。
はあ、私ってばこの笑顔に弱すぎ。

自分の弱さを抱えニコニコと微笑むあなたに私は適う日は来るのだろうか。

6/28/2024, 5:31:53 PM

「夏のはじまり」


素足に風がからみつく
それが心地よくて
足をばたつかせると
そこいらはプールになった

遊び回るカーテンと
木の葉の歌を聴きながら
太陽が真っ直ぐ部屋に遊びにきた

ぱちゃぱちゃとした幻想
一人分しかないプールサイドで
夏が私を呼ぶ
夏が、始まる

お題:夏

6/28/2024, 5:20:02 PM

夏は最も嫌いな季節だ。
 常に生き物の気配がするのが嫌だ。虫の音はもちろん、あらゆる生き物が活気づいている気がする。
 おそらく人間もそうだ。私がぐったりしている一方で、生き生きハツラツとする人間もいる。
 私とそれらの何が違うのか。調子の悪い身体を騙し騙し誤魔化して、夏が過ぎ去るのを待つ。

6/28/2024, 5:16:49 PM

ジリジリと日差しが肌を焼く。
日焼け止めを塗ったとしても毎年焼けてしまうのが不思議で悔しい。



「あっつー」



天気がいいからとテラス席にしたのは失敗だなと氷のグラスに注がれたサイダーを一口飲む。



喉でパチパチと弾ける感じが堪らないし気温も相俟ってより一層美味しく感じた。今日の休みをどう過ごすか考えていたら向かいの席に見慣れた赤髪の彼が腰掛ける。




「お疲れさん、と」




「レノ!今から任務?」



彼はウエイターに注文をすると体をこちらに向ける。



「いーや、今日はオフだぞ、と」



確かによく見ればいつものスーツではない。
私服から覗く腕や足は日焼けなどしておらず綺麗な肌だ。



「レノって日焼け止めとか塗るタイプ?」



「あ?んなの使った事ないぞ、と」



運ばれて来たカクテルを飲みがら聞く衝撃的な事実にさっきまでサイダーで気分が上がっていたのが急降下だ。




「う、そでしょ。塗らないでその色白を保ってるの…信じられない。」




ガクリと肩を落とすとそれを見たレノが私の姿を上から下まで見る。




「俺は少し小麦肌位がちょうどいいと思うぞ、と」



いうが先が行動が先か、レノは肌が少し見えてる私の腕をツツっとなぞって来た。




「ぴぇッ」



ビクッと肩が跳ねたのに気をよくしたのか口角を上げ満足そうにこちらを見つめる。




「ほー、可愛い反応するな」




「突然揶揄わないでよ!もう…恥ずかしい」



その場を誤魔化すように、私は結露したグラスを持ってサイダーを一気に飲み干した。








ジリジリ焼けるのは肌かそれとも恋心か






-夏-

6/28/2024, 4:45:17 PM

知っていますか
紅葉やイチョウ達が艶やかに人の目を引き付ける中
貴方は花火の如く私の目を真っ先に奪っているんですよ

知っていますか
手先を真っ赤にさせる程の寒さが身を包んでも
熱帯夜の様な寝苦しい夜を過ごしているんですよ

知っていますか
出会いと別れの結末が耐えられないくらいに
貴方という海から顔を出せずに深く溺れているんですよ

貴方に出会ってから
四季なんて無くなっちゃいました
毎日ずっと
暑くて、熱くて、アツくて、もう堪りません


6/28/2024, 4:31:00 PM

電車に揺られ、ただ遠くを目指す。
誰も知らない場所へ、只管に、遠く、遠く。

終着駅はよく知らない田舎町。
昼に出た筈が、もうスッカリ夜である。

とりあえず、持参した縄を片手に森へと入った。

森は夜に塗られていて、蛍が宇宙を創っていた。

生まれた光の後を追って、産声が空に谺する。

近くで祭りでもやっているのだろう。

祭囃子と篝火の明かりが、
木々の隙間から微かに覗いている。

全く、
これから死のうってのに煩瑣いったら、
ありゃしない!

いま正に、一人分の呼吸が消えると言うのに、
世界は随分と暢気なものだな。

6/28/2024, 4:28:17 PM



暑さに弱い私には
苦手な季節
涼しいお部屋の中の
冷たい床で
ゴロゴロするのが好きなのです

過ごしやすい季節になれば
あなたに甘えてくっつきますが
今はどうしてもダメなのです
全身を覆うフサフサの毛が
暑くて暑くてたまらないのです

あなたは私を抱きしめて
かまいたいのかもしれません
折角ですが
全身で拒絶してしまいます

冷たい態度をとってしまう私を
どうか許して下さいね 
また涼しい季節になったら
かまってください

あなたの愛猫より

6/28/2024, 4:26:20 PM

夏といえば、臭いって思われないようにしないとと思ってしまう。夏だよ?こんなエネルギーに溢れた季節に他人から嫌われたくないということが第一に出てくるのはちょっと少し惨めかな。もちろんケアは大事。
でもそれよりも、、、仲の良い人たちとお化け屋敷とか行きたいなー
↑そう来なくっちゃ!

6/28/2024, 4:26:08 PM

『夏』

夏の楽しみといえば
僕は
BBQ!

青空の下で
気の合う仲間と

肉塊を喰らう!

冷たいビールを
流し込む!
 
大いに笑う!

他に何が要る?
最高だ!

6/28/2024, 4:26:00 PM

いつもこの季節になると無性にアイスを食べたくなる。近くのクーラーの効いたコンビニに入り、ショーケースを開けて、手を突っ込む。まるで氷水に手を浸したような感覚を覚え、とても気持ちが良い。バラ売りの棒アイスを2本、片手に持ってレジへと向かう。この時、自然と足取りが早くなる。なぜだろうか。

コンビニを出るとモワッとした熱気が前から風と共に襲ってくる。身体中の汗腺から水が滴り、一瞬にしてワイシャツは水浸しになる。

駐車場の車に戻ると、車の中には、額を腕で拭っていた、こんな暑い中長袖の黒シャツを腕まくりしている恋人の姿があった。
「おう、買ってきたか」
「ええ、ボス。やっぱりこんな暑い日はアイスに限りますよね」
「そうだな。それじゃ、俺に1本くれや」

夏の猛暑の中、2人で過ごす時間は、熱くもありながら、アイスで冷やされる、爽やかなものであった。

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