孤舟蓑笠翁

Open App

「夏」

還暦を過ぎた私にとって、「夏」は、今は都会でそれぞれ一人立ちしている、私の2人の娘たちと、プールや山のキャンプ場で過ごしたことが懐かしく思い出されます。上の娘は花火大会で空高く上がる、あの素晴らしく美しい花火の大音響がとても恐いらしく、幼稚園児の頃はよく泣いていました。それをあやしながら、川沿いの土手を、抱っこして、長い時間歩き続け、私の腕がとても痛かったことを覚えています。親戚の人たちは、幼稚園児だから、自分で歩けばいいと言っていましたが、私は、この子ももう少し大きくなれば、抱っこさせてもらえなくなるから、この時期だけの私の楽しみと思い、何時間でも抱っこをしていました。「夏」の思い出です。

6/28/2024, 7:29:03 PM