喪失感』の作文集

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喪失感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/10/2023, 1:43:43 PM

お題:喪失感

敷地に入った途端、一気に音楽と人のざわめきが大きくなる。普段浴びない強い光に酔ったのか、少し視界がふらついた。やぐらから周りへと吊るされた提灯が、辺りを橙色に染めている。追い討ちのように電飾が照っており、ここだけ別世界のような明るさだった。

地元の神社での夏祭り。敷地自体が小さいから、やぐらと店舗はかなり小規模だ。私は親のお使いで焼きそばと焼き鳥を買いに来ただけ。その後は盆踊りを少し観て帰るつもりだった。

私の腰までの背丈しかない子達が何度も横を通り過ぎてゆく。小さい頭を見下ろしながら、両親に連れて来られた記憶を薄く思い出した。
そわそわしていた私を見て親は「行ってきたら?」と背中を押し、一緒に盆踊りの輪の中へ飛び込んだ。同世代の子達と大人に囲まれて踊りながら、外で眺めているだけの人に「入った方が楽しいのに」と思ってたっけ。

お使いを済ませ、ラムネを買うか迷って結局買わなかった。やぐらから少し離れた場所に佇んで、輪の中で笑顔にはしゃぐ人々を眺めていた。一曲終わって拍手が響くと、私は鳥居の方向へ足を進めた。

鳥居を潜って真っ直ぐ歩き続ければ、背後のざわめきが段々遠退く。あっちが眩しくて騒がしいだけなのに、世界から光と音が失われてゆくような喪失感を覚えた。

右に曲がる直前で道を振り返ると、鳥居の向こう側に浮世離れした橙色の灯りが見える。私は自然とスマホをかざし、シャッターボタンを押していた。
手の内の機械に写った画像をみて、なぜか胸が締め付けられた。

9/10/2023, 1:43:30 PM

彼女が僕の側を離れたとき、味わった喪失感
大切なものが消えて僕が何者でもなくなってしまう感じがした
彼女が戻って来たとき、ひどく安心した
僕がここにいてもいいんだ

彼の側を少し離れるだけで、味わった喪失感
大切なものを壊して失ってしまった気がした
彼の側に戻ったとき、ひどく安心した
私はここにいてもいいんだ

すべてが消え去った世界で、人間のいなくなった世界で、2人が得たものは・・・

9/10/2023, 1:42:54 PM

毎日、毎日、過ぎていく時間に自分の命の喪失感を感じるよ

だから特別なひと時の為に
惜しまず全てを掛けて過ごしたいと思ふ

9/10/2023, 1:40:27 PM

#毎日の小説の題名で長編小説に! #恋愛
#余命1ヶ月26日

私には、兄弟がいた。
3人兄弟。兄、私、妹“だった”。

兄は、とても運動神経が良かった。
特に、バスケが上手だった。
ドリブルがとても上手い。
兄vs私たちでも、勝てたことがない。
1度もなかった。
そんな兄は、私の3つ上。
兄が中3のとき、私は小6だった。
兄は受験はせず、スポーツ推薦で高校に
行くらしい。そんな兄を私も、そして、
家族みんなで応援していた。

………だが、それも叶わず。
バスケの練習中、道路に出たボールを拾いに行き、
兄は…、交通事故で死んだ。
兄は、運動しか出来なかった。
頭が悪かった。馬鹿だった。
小6のとき、私は兄を……失った。

妹は、とても絵が上手だった。
幼稚園の頃から、プリキュアを書いていたから
だろうか。私と兄の似顔絵を書いてもらったときは、
ホントに驚いた。
まるで写真のようにそっくりだったから。
私が高3、妹が高1だった。
妹は、病気だった。
私と一緒に毎日登校していたのに、
違和感に気づくことが出来なかった。
妹が学校で倒れて、このことが発覚した。
お母さんがとても心配症で良かった。
検査をしたら、『がん』だということがわかった。
『肺がん』苦しそうだった。
最期まで、生きようと治療していたが、
駄目だった。
あんなに美しい絵も、もう見られることはないんだと。
もう一緒に高校に登校することはないんだと。
あの…笑顔は見られないのだと。
泣いた。兄が死んだということも私はまだ受け止めきれていなかったらしい。涙が止まらなかった。
ホントにもう2人には会えないのだと理解した。
高3で私は、1人になった。

私は、どうしようもない喪失感に襲われた。

【喪失感】#4

9/10/2023, 1:40:14 PM

大切な人がいなくなっても
その日を一生懸命生きる君は
    偉いよ
“喪失感”

9/10/2023, 1:39:45 PM

お題「突然の君の訪問」 

 ――コン、コン
 ノックの音と共に、彼は突然現れた。
 眠れない夜に、いつもの笑顔で、「外に行こう」と。
 どうせ眠れないなら、部屋にいたって仕方がない。そう思って、毎回その誘いに乗っていた。
 外に出ると言ったって、もう遠くへ行くことはない。
 いつも近所の公園や、そこら辺の道を目的もなく歩くだけ。それだけでも、長い夜を眠れないままに過ごすよりはずっと良い。
「風が気持ちいいですね」
「うん、そうだね」
 これといって盛り上がる話題があるわけでもない。そもそもが静寂を好む人だから、散歩の間も黙って歩き続ける時間のほうが長い。
 けれど、たまに話を振れば答えてくれるし、静寂の時間さえも心地好かった。
 この心地好さが、ずっと続いて欲しかった。
「今日も、月が綺麗だね」
「……あなたと見る、月だからですよ」
 ――あなたのくれる愛こそが、私の全て。
 だからずっと、眠らないで欲しかった。眠ってしまえば、もう二度と目覚めなくなってしまうと、分かっていたから。
 眠ってしまわないように、毎日病室を訪れては話をした。
 一緒にいられるだけで満足するべきだったのに、彼が聞いたから。
 ――あなたは、どうしたい?
 ――私は、……
「あなたは、どうしたい?」
 また、同じように彼が聞くから。
 ずっと抑え込んでいた心の声を、つい、溢してしまった。
「私は、ずっと。あなたと、美しい景色を見ていたかった」
 彼に問いかけられたあの日と、同じ想い。
 叶えてはいけなかったから。今ではもう叶わないから。ずっと抑え込んでいたのに。
 問われれば、溢れてしまう。想いに、素直に。彼が教えてくれた通りに。
「でも、あなたはもう、眠ってもいいんだよ」
 ――人は眠らないと、死んでしまうから。
 美しい景色を求めて歩いたあの日々にも、言われた言葉。
 ずっと病室で機械に繋がれていた彼に、美しいものを見せたくて。病室でしか会えない彼と、美しいものを一緒に見たくて。
 眠ってはいけない彼と、眠らなければいけない私で、眠い目を擦りながら旅をした。
 美しい海、美しい山、美しい空、美しい湖、美しい川、美しい街並み。
 その途中で、眠ってしまったことを、ずっと後悔している。
「私が、眠ってしまったら……」
 もう、会えないですよね?
 そう聞きたかったのに、眠っていいと言われたら、もう眠気に抗うことが出来なかった。
 本当はずっと、眠ってしまいたかった。そうして、彼と同じようにこのまま。
 そんな風に思っていても、翌朝しっかりと目が覚めた。久しぶりにスッキリとした感覚を味わいながら、ふと窓の外を見つめる。
 真っ白な雲に彩られた、素晴らしい青空。
 月と星が煌めいた、昨日の夜空も美しかった。
 ここでなら、ずっと一緒に、素晴らしい朝も美しい夜も見れたのに。
 あまりに近すぎて、それに気付くのが、少しだけ遅かった。

                      ―END―

9/10/2023, 1:38:40 PM

また、二番目だ。

その日は、学期テストの結果発表の日だった。
共用掲示板に貼り出された結果を見て、自分の名前を探す。
一枚目、二枚目、三枚目…。有った。

それを見て、私はため息を付く。
もううんざりする。また二番目だ。
いつもいつも、どれだけ勉強をしても、抜かせない。

あれだけ努力をした。だから、何時もより自信があった。

足元から、泥に突っ込んだ様だ。とても重い。
その泥が、足元から体を這い上がって来る。苦しい。
喪失感が全身を包み込む。

もう嫌だ。

叫びそうになり、その場を駆け出した。
苦しい。誰か、私の努力に気付いて。

「おーい!」

廊下を走っていた私の耳に、貴方の声が届いた。
咄嗟に、立ち止まる。
声のした方を向くと、手招きされている。

「こっち来て、部屋空いてる。」

貴方が立っている部屋の標識は、保健室、と書いてある。
私は誘われるがままに、ふらふらと歩いて行った。

中に入ると、先生が居ない。そして、ベットが空いていた。貴方は、秘密だからね。と、笑っていた。

「ほら、ベット入って。落ち着くまで、寝てた方が良い。
一応外に居るけど、何かあったらすぐ呼んでね。」

そう言って、カーテンを閉めようとした貴方に、ありがとう。とだけしか言えなかった。

貴方は笑って、大丈夫だよ、と言ってくれた。
一人になり、またテストの結果が脳裏に蘇る。

陰鬱で、呪いの様な、じわじわとした泥が体を覆う。
息が、苦しくなってくる。ああ、死んでしまいそうだ。

目をつむり、一人で泥に耐えていると、ふと手が暖かくなった。
その瞬間、体が楽になる。ホッと息を吐き、目を開くと
貴方の手が、私の手を包んでいた。

貴方はゆっくりと、小さい声で何か話している。
耳を澄ますと、優しい声色が聞こえた。

「今回のテストも、結果が気になっちゃったんだね。
何時も頑張っているから、気になっちゃうんだね。」

胸が、チクリとした。

「凄く頑張ったもんね、だから、苦しいんだよね、
努力してたのに、って思っちゃうもん。」

チクリとした棘が、深く刺さって行く。

「凄く、報われない、認めて貰えないとか、考えちゃうよね。」

深く刺さった棘が、心を貫く。しがらみを、貫いた。

そう感じた時、視界が歪む。駄目だ、泣いてしまう。
貴方は優しい声で、

「貴方のした努力は、貴方の望む結果に成らなかったかもしれない。無駄になったとか、思ってしまうかもしれない。」

その言葉は、貫かれたしがらみをゆっくりと解く。
そして、痛む心を柔らかい綿で包んで守ってくれる。

「休み時間も机に向かって、あの感じだと、家でも休み無く勉強してたでしょ?なのに、駄目だったって思っちゃうもん。」

「でも、忘れないで欲しい。貴方の努力は、無駄じゃないし、無意味でも無い。だって、後悔はしてないでしょ?
後悔なんて出来ない位、努力してたの、ずっと見てた。」

「だから、忘れないで。貴方の努力は少しも無駄じゃ無かったって事。報われなかったなんて、思わないで。」

「私が見ていたから何だ、って思うだろうけど、見ていた人がいた、その努力を認めてくれた人がいたって事。
それは、嘘じゃない。だから、自分を赦してあげて。」

嗚呼、何でそこまで甘いのだろうか。

私の胸の中にある想いは、軽くなっていた。

9/10/2023, 1:37:41 PM

眼の前にこちらを微笑む友人が映る。けど、その顔は張り付いたままで、黒い額縁に入れられていた。重苦しい雰囲気が漂う中、僧侶の読経の声と線香の香りに包まれて通夜が営まれている。少ない参列者の中にはすすり泣く人もいた。

俺は何故か涙が出なかった。いつも笑って話していて、不幸なことなんて聞いたこともないあいつが、自ら首を吊っていたなんて...。信じられなくて実感も湧かなかった。食べた飯も味がしなくて、テレビの音も砂嵐みたいで何も分からなくて、授業の内容も覚えていない。なんだか心も脳みそもスカスカになったみたいだ。

焼香の番が回ってきた。あいつの周りに花や果物が囲まれていて、こことは違う世界に行ったのかと気付かされる。香をつまんで炉に焚べる。熱された香は、やがて煙を出し新たな匂いを生む。だが、渇いた心には何も生まれなかった。

手を合わせて、ようやく絞りきった言葉を友人に聞いた。「お前、なんで死んだんだよ」

9/10/2023, 1:37:10 PM

青と緑の2つのコップは1つに、歯ブラシも、タオルも、俺の家から大切なものが半分消えた。
ずっと大切にしてきたこの関係。
2人で住めるように少し大きめの部屋にしたんだけどね
空っぽの心に、喪失感が漂う。
その悲しさも、俺の気持ちを表すように、雨が消し去っていった。

喪失感

9/10/2023, 1:36:59 PM

ねぇ、喪失感って何?

大切なものを失った時に感じる
空虚な気持ちのことだって。

私はさ、産まれる前に兄を亡くしてるから悲しいとか思ったことはないよ。写真でしか見たことないし。
でも、お兄ちゃん欲しいなぁとか、お兄ちゃんがいたらなぁって友達に言っちゃうんだよね。
実の兄に酷いことしてるのかな...
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なんとなくだけどさ、ちゃんと見守ってくれてると思うんだよね。みんなお兄ちゃんは優しい人だったって言ってるから。
今年はお墓参りに行けなくてごめんね。
来年は毎年のようにお墓の前で近況報告するね‪!! ·͜·

9/10/2023, 1:32:14 PM

喪失感
夕方、偶々見掛けた貴女は、知らない男性と並んで歩いていた…と言っても、貴女は僕の事なんて知りもしないだろうけど…何時も通る道ですれ違うだけの貴女に、何時からか想いを寄せていた…一寸したストーカーみたいだなと自嘲してしまうけど…長い黒髪が風に揺れる横顔、眩しい陽射しに翳す手の感じ、ふわりと香るいい匂い…そんな貴女に密かに恋してた…

9/10/2023, 1:31:47 PM

祖母が私を忘れて。

共働きの親に代わって
いつも一緒にいてくれた祖母。

ショックで、悲しくて、混乱して、
帰り道、溢れる涙を止められなかった。
私を忘れちゃうなんて。
それまで毎日仕事帰りに寄っていた病院にも
怖くて行けなくなった。

でも、しばらくして少し落ち着くと
やっぱり会いたくなって恐る恐る病院へ。

すると祖母は私を友達と思い込んでいた。
その時なんだか吹っ切れて。
祖母が穏やかな目で見るから。

それからは一緒に折り紙したり、お喋りしたり、
平穏な日々。
私のこと忘れてても、友達と思ってくれて
楽しく過ごしてくれてるならいいや。
悲しい顔なんて見せないでいよう。
笑っていたかった。

ある日いつものように病室で折り紙しながら
お天気の話をしてたら祖母が私の目をみて
「ななちゃん、ありがとう」って不意に言った。

あまりに唐突で予想してなかったから
溢れ出す涙を止めることが出来ず
わんわん泣いて。
泣かないって決めてたのに。

それからすぐに祖母は旅立っていった。

心にぽっかり穴が空いてしまったけれど
私のこと 一瞬でも思い出してくれた。
あの日の奇跡みたいなこと忘れない。

ありがとう、おばあちゃん。
大好きだよ。



~喪失感~

9/10/2023, 1:29:47 PM

「また明日」と言う僕に、あの日の君は下手くそな笑顔で答えた。

/「喪失感」

9/10/2023, 1:29:21 PM

#75 喪失感


王城の夜会で起きた事件から数日後。

表向きは民を虐げていた貴族の大粛正、
真の目的は母を追い詰めた妃への復讐。

踊り子から生まれた王女が何年も掛けて計画を立て、父たる王すら巻き込んで成し遂げた。

彼女は自室の窓辺で庭園を眺めながら物思いに沈んでいた。

「ねえ、知っていて?ああ、独り言だから返事はしなくていいわ」

事情を知っている侍女に話しかけた。

「お母様は、あの女に踊り子の命たる足も先の未来も奪われたのに、最期まで幸せそうにしていたわ」

ふぅ、と溜息ひとつ。

「私はお母様が喜ばないと分かっていて、自分の為に計画を実行したわ。歓喜に満ちた一瞬だった。でも、それだけ」

振り向き、侍女に顔を向けた。

「喪失感って生きていないと味わえないのね」

---

金華様が亡くなられた時とは違い、涙もこぼされず気丈に振る舞っておいでだが、姫さまの抜け落ちた表情からは、底知れぬ嘆きが感じられた。

身勝手な仇討ちと仰るが、それも金華様への愛情あってこそ。そして今も愛情深さ故の寂寥を受け入れてらっしゃる。

…立派にございます、姫さま。

死にゆく者は、心にある物すべてを持って逝かれますが、残された者は失ったまま生きていかねばならない。

私めでは何の慰めにもなりませんでしょうが、
せめて、お側に。



独り言だからと言う王女に応えるため、
侍女は深く頭を下げて涙を隠した。


---

9/8投稿の#71「踊るように」後日談。
復讐が終わって初めて喪失感に襲われた王女。
今回は、残された人が感じる気持ちを喪失感として書きました。
心に空いた穴って埋まらないものです。時間と共に見ないふりが出来るようになるだけ。でも、それは生きてるからこそ、感じるものです。

普段は内容に影響ない程度にしか手直ししないのですが、投稿後に読み直したら、姫さまが予想以上にメンタル強めだったので、それに合わせて改稿。
侍女も共感・同情から、生きてなんぼの精神に切り替わりました。

9/10/2023, 1:28:57 PM

『喪失感』











今日、これと同じように小説等を書くアプリを開いたら、サブ垢でログインされた状態でした。恐らく昨日いじった時、サブ垢にしてそのままだったのでしょう。

だから本垢でログインしようとして、アカウントを切り替えるところを押しました。
すると、本垢が表示されないのです。

もしかしたら垢BANされたりして消えたのだろうか?
そう焦って検索をかけてみた。
そう思い検索をしたら本垢は出てきて、消された訳では無いとほっとしたと同時に、なぜログイン出来ないのか疑問に思った。

何度アプリを閉じても、再起動をしても、一向に治らない。

そして私は少しイライラした。何故アカウント自体は消えていないのに、ログインできないのか。
再ログインしようにも、そのアカウントはまだ私がスマホを持っていなかったときで、母のLI○Eでログインをしていた。しかも母のスマホも変えてしまって前のスマホだからログインすることが出来ない。つまり打つ手無し、𝐆𝐚𝐦𝐞 𝐨𝐯𝐞𝐫って訳だ。

まぁ、いずれログインできるようになるだろう。できなくなったら、1から始めればいい。










まぁ、無理か。


2023/09/10 22:28:51

9/10/2023, 1:28:29 PM

私がなくしたものは
時間
睡眠時間
自分の時間

習い事も家事も何も変える事が出来ず
シングルを理由に
辞めることは
出来なかった

いっぱいいっぱいの私から
逃げるように
生活する長女

あの時頑張らない選択が
あったのか

私がなくしたものは
子供達との
楽しい時間

ここから
ハッピーエンドにするから

やり直しは出来ないけど
感情が溢れて愛隠す日は
自分に問うよ

どうしたら良いのか?
どういうことなのか?

頑張ってきた私にありがとう

9/10/2023, 1:19:02 PM

『群像劇』
来た道に置いてきたのは ポケットの中のパン屑だけじゃないはずだ 忘れたことを忘れた頭に虚飾に満ちた驢馬の耳 私はとある舞台のキャストだけれど その舞台には間に合いそうに無い 私の参加しない群像劇は砂埃にまみれて 馬車馬の嘶きとともに何処か彼方に消えてしまった

9/10/2023, 1:15:05 PM

あの人が死んだ。
百合のように美しい、
僕の好きな人。
ああ、君の眠っている顔は
どんな花よりも美しい。
でも、僕にはもう、
何も残っていない。

9/10/2023, 1:12:29 PM

『別れ』


ぽっかりと、心に穴が開いたようだった。
これが喪失感、というものだろう。

妙に冷静だった。
隣に君が居ないことを正しく認識し、
それでもなお、冷静だった。

君が居ないのだから君の荷物を片付けなければならないな、と思った。
君が買ってきたアイスもそのままだから、食べてしまわないとな、と思った。

君が好きだったお菓子、君の服、君の想い出全てがこの部屋に詰まっていて
片付けながら、涙が溢れた。

君はもう居ないのだ。
そう、また思ったとたんになにもやる気が起きなくなった。どんどん溢れる涙に戸惑いを隠せなかった。

もっと君と居たかった。
君も、きっとそうだった。


僕はこれからもずっとこの喪失感が消えないのだろう。



君がいた日々が、思い出になっても。




お題:《喪失感》

9/10/2023, 1:11:04 PM

喪失感

食事が喉を通らないとはまさにこのことだった。

街並みが白黒に感じて

いつだって涙がでてくる。

頭では頑張って気を張ってるけど

心は嘘をつけない。

すぐに崩れてしまうじょうたいだった。

独身の時は。

今子供がいるから、本当に頑張れちゃうけど

やっぱり心はやられてる。

でも1人の時とは全く違う感じ。

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