『喪失感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#喪失感
ダメだダメだダメだダメだダメだダメだ!
ねぇ待って!置いてかないで!
行かないで!
逝かないで
喪失感。
手のひらから、胸の辺りから、
突然何かがさらさらと零れ落ち、
その場にへたりと座り込む。
その瞬間、私は人というものを忘れました。
何もなくなった今、私は大声で笑うことしか出来ませんでした。
あなたは僕にとってたった一人の人で、一生一緒にいたかったし、そのつもりでした
突然の別れは、あなたにとっても不本意なことだったでしょうね
僕たち、あんなに愛し合っていたのに
あまりにも辛くて、とても生きて行けそうにないと思ったこともあるけれど、あなたとの約束があるから、もう少しがんばってみます
だから、せめて今夜、夢に出てきてください
どうかお願いします
喪失感
何か失くした気がするんだ。
大切で、肌身離さず持っていて、いつも一緒だった。
ーそれなのに、何を失くしたのかわからないんだ。
ーそれはみんな持っていて、いつか失ってしまう。
誰もが経験する喪失感。
誰もが経験する成長の証。
ーその名は 童心
喪失感
初めて、うさぎを飼った。黒い毛並みが美しく、焦茶色の瞳に引き寄せられた。潔癖症の性格で少し触っただけでも、毛繕い。
チモシーの葉っぱで作られたお家は、自分でバリバリ引っ掻いたあと、ボロボロの葉っぱを咥えて、ケージの外へぷっと出す。
お散歩をしてもケージに帰ってから必ずトイレで用を足す。
本当に綺麗好きだった。だけど、夜中になると、ぷぅーわぷぅーわ鳴いて、私を探して甘えていた。甘えん坊な一面も見せる。
可愛い可愛い愛兎。ご近所のおじさんが、ミニにんじんを数本、うさぎのためにくれた。嬉しくて、綺麗に洗ってから与えると美味しそうにカリカリと音を立てて、食べる、カリカリ、カリカリと――
いつまでも一緒に居られるとは思ってはいなかったが、心の底ではいたかった、いつまでもいつまでも。
別れは突然だった。朝、目を覚ますと横たわっていた。信じられなかった、まだ温もりがあったから。
何度名前を呼んでも、動かなかった。大好きなにんじんを口のそばにおいても、食べなかった。
その日にお葬式をした。何も考えられなかった。頭が真っ白だった。
家に帰ってから、空っぽのケージを見つめた。今でも聞こえてきそうな、彼が残した様々な音が。
涙がたくさんこぼれ落ちた。ポロポロ、ポロポロ、止まらない。
心にぽっかり穴が空いたような、喪失感。
なかなか、立ち直ることができなかったのを今でも覚えている――
守りきれなかった…。
頑張って引き留めようとした…。
でも、君は死んだ…。
いつもそばに居た君が居なくなった…。
心にポッカリと穴が空いた…。
この喪失感を埋めるにはどうしたら良いのだろう…。
#喪失感
#23
(この話単体でも、昨日の話の続きとしても読めます)
喪失感
ああすればよかった、こうすればよかった
もともと何も持ってないけど
欲しかった未来が消えていく気持ちを
喪失感と呼ばせてくれ
埋められない。埋まらない。
もしかしたら、最初から無かったかも知れないのに。
ずっと、心に満たされない穴が空いている。
何かを失った時、ふいに襲ってくる喪失感
喪失感って身を裂かれるようで辛いけど
喪失感が大きければ大きいほど
失ったものがすごく好きで、すごく大切だったって証拠。
「あぁ私すごく好きだったんだ」
「私にとってすごく大切なものだったんだ」
「そりゃあ辛いはずだわ」
失って分かることっていっぱいあるけど
何かを必死で好きだった私
そんな私にOK出して、私自身をたっぷり癒やして労ってあげたい
「大丈夫だよ、私。よく頑張ってるよ」
『喪失感』
【ハイパーグラフィア】
書きたがる・描きたがる人
一人黙々と書(描)かずにはいられない状態
【グラフォマニア】
書きたい見せたい人
出版したがる人
【ハイパーレキシア】
過読症、読まずにいられない
【ディスレクシア】
失読症、文章が読めない
覚えたての言葉を並べました。
「グラフォマニア」を見たとき、なんとなく、なんとなーくですが、自分の事のように思え、書くことへの意欲が下がり、喪失感を持ちました。
ちなみに、日本語圏はグラフォマニアが多く、世界のブログの37%は日本語のブログなんだそうです。
2023/09/11 編集にて
暗くなるから、書くのを避けた『喪失感』が、書かないために、心の底にこびりついてモヤモヤと広がってきてしまったので、やっぱり書かせてもらいます。
わたしは自死遺族です。
祖母と母が自死しています。
ネットで希死念慮はよく見掛けますが、自死遺族の投稿を見ることがなく、書いてはいけないのか未だ迷っていますが…
自死遺族の精神的ダメージは大きく喪失感はもとより「救えた可能性」に自責の念に苛まれ、一生心に痛みを抱えて生きることになります。わたしも例外ではありません。
わたし自身、希死念慮がありました。
でも、大切な人たちに、わたしと同じ想いをさせたくないので、「前を向いて生きる」と、自分で決めました。
なので、スマホの画面に「死にたい」と目にするたび、複雑な気持ちになります。
届かぬ願いですが、、、
生命の輝きや神秘に気付き、血が通い、呼吸し、活動する細胞を感じ、失うことを恐れて、相談出来る人に相談して欲しいと、本当に心から願わずにはいられません。
自死は5〜6人の親しい人の人生に大きく影響すると言われています。他人を慮る心をどうか忘れないでください。
命は自分だけのものではないのです。
なんて、宛のない言葉になりましたが、本音の『喪失感』です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
喪失感。
それはまさしく、ある日突然、生家を失った出来事ほど喪失感はもう二度とないだろう。
それでも日常はめまぐるしく続くし、ようやく落ち着いて自分の感情と向き合う時間ができた時は
とんでもなくジェットコースターのように落ち込み、悲しみと虚しさと後悔、懐かしみ、過去の思い出とそしてあの家で続くはずだった未来はもう掴めない。
姉の結婚式で、あの家の和室で綺麗な着物を身に纏い、家の前でたくさん写真を撮った。
子どもの頃は、近所の子ども達と一緒に家の前で遊んだことも、写真に残っている。
「家」というのは、誰もが生きる上での人生の土台だと思う。
みんなも、自分では当たり前の事すぎて思い入れも普段はそうは思わないだけで、実はしっかりと人生に組み込まれている。
失ってから初めて解ることもある。
だから家は大切なもの。家も、人が住んで初めてその意味を持つし、誇りを持つだろう。
今まで数十年間、私達を守ってくれてありがとう。
時々、夢に見ることもあるくらい、更地になってしまった今もずっとずっと大切な家。
『喪失感』
私は、彼が嫌いだった。
ある日告白されて、付き合った。
その時は、好きだった。
けど、段々と嫌になっていった。
嫌なところが目につくようになった。
だから、私の方から、一方的に振った。
それなのに。
なんでかな。
どうして。
どこからか溢れてくるこの雨粒は、
とめどなく落ちてくるんだろう。
喪失感
どうして、いっちゃったの。
一緒に、くらげ降らせるって、約束したじゃん。
あんなに、強くて、明るくて、元気だったあの子が
どうして病気で死ななきゃいけないの!!
どうしてこんなにも早くいってしまったの、?
最後にあの子と図鑑で見たミズクラゲ。
「ミズクラゲきれいだね。降ってくるとこ一緒に見ようね!!」
お願いします神様。
あの子のために、クラゲを降らしてください。
この理不尽な世界にクラゲを降らしてください、
そうしないと、私はもう壊れてしまいそうです。
私は強く願った。
ボトッ
足元にミズクラゲがいた。
今日、大量のミズクラゲが世界中に降った。
存在を知らなかった時、
傍にいなかった時があったはずなのに、
出逢って、知り合って、過ごしてから
居なくなる喪失感はどう喩えようか?
【喪失感】
「まって、ねぇずっと一緒って言ったよね、?
なんで、おいていかないで…ねぇ、ひどいよ…
はやくもどってきて、こっちきてよ!
はなしてっ、ねぇおねがい…はなして…いたいよぉ、」
『ごめんね、また迎えに行くから。』
監禁、約3年間。行方不明になっていた__さん。
昔はこいつ無しでも生きられていた。
でも今となっちゃ__さんはこいつなしじゃ生きていられない。
『喪失感』と『絶望感』に押しに押されている。
でも数十年後には、こいつを見たらきっと
震え上がってトラウマが蘇るだろうな_。
喪失感
あと何回泣けば、いいんだろう。
目を閉じれば、思い出はたしかにそこにあって。それなのに、その思い出すらもだんだんと薄れていくから。
ああ、あと何回君がいないことに気がつけば、いいんだろう。
ふと隣に目をやったり、探すように手を伸ばしたり、静かすぎる部屋で自分のすすり泣く音しか聞こえなくて、また涙が落ちた。
拭ってくれる人は、もう、いない。
それでも生きていかなくちゃ。そう思うけれど、せめてこの喪失感を味わいつくすまでは、すがらせてよ。
喪失感
幼い頃から投げられた、言葉の刃。
つまらない、出来損ない、愚か者。
成長して、与えられた使命感。
真面目な子になれ、愛嬌良くなれ、完璧にな子になれ、統率を取れる人間になれ。
それが私の生きる理由だった。それしか、認めてもらえなかったから。
つい数ヶ月前、の話だが。
周囲の人間が、私を取り巻く環境に気付いてくれて、今私は施設にいる。
周りの大人達は、私を責めることは無く、よく褒めてくれた。
友達はあまりいる方じゃないけど、よくお話する子はいるし、その子と話す時は楽しい。
私は、前よりのびのびと暮らせるようになった。
今なら分かる。あの環境がどれだけ非道だったのかということを。
その道から外れる喪失感は、とても甘美に思えた。
それだけなら、どんなに良かったか。
たまに、私の過去が私を蝕む。
本当にこのままでいいのか。
お前の本当の使命は、忘れたのか。
――出来損ないが。
その度に、完璧にならなくては、良い人にならなければ。そう焦る時がある。
私の大半は、あの環境で育ってきた。
つまり、私の考えは、行動のほとんどはあそこの人達によって作られ、与えられ、それらを抱えてここまで生きてきたのだ。
それが無くなった今、私はなくなってしまったのではないか。
それなら、本当の私とは一体――?
非道から外れて進んでいく道はあるはずのものもなく、途方もない喪失感に襲われた。
「あ……」
ぐしゃり。窓から外の道路を眺めていると、不意に、何かがつぶれた音がした。
それは、あとに残った残骸で分かった。
――鳥が、車に轢かれたんだ。
残ったかけらは、あまりにも酷くて。
とても、言葉に表せられない。
私は、走って部屋を抜け、そのまま先程の道路まで駆けつける。大人にバレない裏道なら、もう何度も通ってる。
道路はそこから近い。
大人の人にもらったゴム手袋をつけ、私は鳥のそばで近付いた。
そっと、これ以上壊れないように鳥を持ち上げ、歩道の人が居ないところまで連れてきて、そのまま地面に置いた。
私は、この鳥に深い思い入れがあるわけじゃない。
でも、足元につけられた、跡形もなくなったリボンで分かった。この子は、ぴーちゃんだ。
ぴーちゃんは、私がここの施設にきた時に出会った。
友達と外で遊んでる時、よくここに遊びに来る鳥がいて。仲良くなりたくて、目印になるようにリボンをつけた。
その子が、ぴーちゃんだ。
そのぴーちゃんが、たったこれだけの事で。こんな姿になった。
私は、何も言わずに、手袋をゴミ箱に捨て、さっきよりゆっくり施設に戻った。
戻った時、友達とすれ違った。
「どこ行ってたの?」
その子が私に問う。
「あのね、ぴーちゃん、車に轢かれて死んじゃった」
そう言った時、目から涙が伝ってきた。
「え?ぴーちゃん……え?」
友達は私が突然泣いたのを驚いて、ポケットから勢いよくハンカチを取り出した。
「なんで、泣いてるの?ぴーちゃん、死んじゃったの?なんで?どうして……」
「ぴーちゃん……」
ぴーちゃんが死んだ。
その事実を言葉にしてみると、なんだか、心の中がすっぽり空くような感覚がした。
あんなにも、あっさり死んじゃうなんて。
私は、心にある何かを奪われたような気がして。
それがあまりに勢いよく、代償として涙が溢れている。まるで瘡蓋を取ったみたいだ。
でも、同時に。
これが、あの環境から抜け出した、本当の私がわかる1つの情報となるのなら。
なんて皮肉なんだろう。私は何故か満たされた気がした。
あいつが、亡くなった日。
その時は、驚く程何も感じなかった。
頭が真っ白になって、何も考えられなかった。
けれど、日が経つにつれて、あいつが居なくなったことへの自覚が
徐々に強まり始めた。
あいつの太陽のような笑顔も
いつも私を元気づけてくれる優しい声も
私の存在に気づくと、必ず振り返って声を掛けてくれるあいつの姿も
ふとした時に、無意識のうちに探してみても、結局は見つからなくて。
その度に、苦しくて辛くて、悲しい気持ちに襲われ続けた。
嗚呼、こんな気持ち。知りたくなんて無かった...。
#喪失感
54作目
□喪失感
喪失感かぁ…。
考えたくないので考えません!
題 喪失感
喪失の対義語を調べてみると、
『獲得』だと知った。
不思議だけど、喪失した時こそ、はじめて『獲得』したと思える。
それは私の中に本当の意味で根付いたサイン。喪失感という感情を持って、教えてくれてるんだろうな。