『命が燃え尽きるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
たったひとつの命
全てを賭けてでも求めたものは
私の目を見ろ
そこに映るのは求めたもの
#命が燃え尽きるまで
安心して!
ぼくが守ってあげるから!
泣かないでよ、w
約束したでしょ
覚えてない?
言ったじゃんあんときから
俺が
"全力で守る'' って
【命が燃え尽きるまで】
天寿を全うするまでに襲いかかるであろう、あらゆる困難を想像する事は簡単だ。その妄想にいちいち焦り、絶望し、自ら命の火を消してしまった方が楽だと思うことは、誰しも経験があるのではないだろうか。
どういう選択をするのが最良なのか、生きている瞬間瞬間ではとても気づけない。後悔することもある。
後悔を経験として受け止める事ができたり、できずに心の傷として残ってしまったり、自分を許す事ができたり、他人の力を借りて慰めてもらう事もある。
精神がどれだけ疲弊しても、一晩中眠れなくなっても、明日が来て欲しくないと願っても、それでも心臓が脈打つことを知っている。
だから鼓動を打ち続けている間は、せめて自分という人格を他人に預けず、自身で手綱を握り、できうる限り、真っ直ぐ生きて行きたい。
最期の時、恨みや未練を残すのではなくて、自分はあの時ああして良かったと思えるように、自身にとっての最良の選択をしていきたい。
▼命が燃え尽きるまで
命が燃え尽きるまで
あなたは何をしますか?
私は推しを死ぬまで推し続けます
命が燃え尽きるまで
火傷したことがある。大火傷。
治るのに何年もかかり、手術も何度も繰り返した。
その経験から得たことはたくさんある。痛みはこうして流すといいよ、その瞬間は我慢だね、このムズムズは治る時の感覚なんだ、こういう世界もあるんだよ、云々。
でも私にとっての一番の収穫は、肉体が燃える時の感覚を得たことだった。
別に衒っているのでも、何かを喩えているのでもない。
率直に、自分の体が燃えていくのはどんな感じか知れたのは、とっても大きな経験だった。
高熱で外側が溶け、なかみが露わになった時、すごい力で自分のシン…芯、真、神、が身体の外へと引っ張り上げられた。
上から見える。はっきり見える。
夕暮れ。
通りすがりのおじさんが何かの気配に振り向いた。
そしてすぐに、その暗がりに向かって駆け出した。あ、助けるんだ。。
気がついたらその人に背負われて、私は湯気の出る指先で、自分の家がある方向を差していた。
痛い。知ってる痛みの中で一番痛い。
こういう時は泣くんだよね。ええと…
うわーん、うわーん。
その瞬間、恐怖と絶望が全身を貫き、痛みはさらに強く深く突き刺さった。
あの時一回燃えた。その後に行く道が完全に変わった。リセットした感じ。
その過程で苦しんだり悲しんだりという経験は、要するにオプションなんだって分かってしまった。
でもリセットするたび毎回ほんとに燃やしてたら、文字通り身が持たない。
それも分かった。身をもって。
命を肉体というなら、必ず燃えてなくなる。
命をシンというなら、決して尽きることはない。
自分をどちらと捉えるかは、自分で決めていいんです。
命が燃え尽きるっていうのは寿命が尽きるってこと?
それとも心が尽きるっていうこと?
どちらにせよ、私は君と一緒ならどこでも楽しいからずっと一緒にいたいな
昔、私にそう言ってくれた彼女は、私を置いて、ひとり尽きてしまった。
あの頃からずっと私だけ勇気が出ないまま、
【命が燃えつきるまで】
命が燃え尽きるまでって単に死ぬまでってことでいいのかな。
それとも情熱とかエネルギッシュ的な生き方してないと
使えない言葉なのかな。
前者なら、残りの燃料を大切にしよう!
後者だと命を燃やすように生きてない人間は既に死んでいる…
いや、まさか。
Q命が燃え尽きるまで
A遊んで暮らしたい。
Q遊ぶとは何か
A楽しいこと。
Q楽しいこととは?
A笑える事、もしくは時間を忘れる事。
Q笑える事って?
A楽しい事。つまりは楽=笑。
Q時間を忘れる事って?
A挑戦してる時。
Qその挑戦とは?
A今じゃ運動。
Q何をしてるの?
Aランニングや階段ダッシュ、筋トレもしてる。
Q何の目的で?
A元は強くなりたいって気持ちでやっていた。最近はやる事が目的なっている気がする。
Qなんで?
A分からない。いつからかそうなった。そしていつの日かそれに気づいた。
Q変わろうとは?
A思ってる。理由を見つけたい。挑戦する理由を。
Q理由とは?
A心、もしくは動くための原動力。
Qそれがないと動けないの?
A動きたくない。俺がやっている行動全てに理由がある。理由がない行動はできない。したくない。
Q理由はどう生まれるの?
A些細な事で生まれるよ。強くなりたいって思ったのは周りと比べて劣っている気がしたから。
Q今は強くなった?
A分からないけど、今書いていて思った事がある。筋トレやランニングをする理由。
Qそれは?
A楽しいから。絶対やってやるという気持ちと終わった時にくる達成感と。それが楽しくてやってるんじゃないかな。
Q確信は?
Aないよ。自分でまだ自分の事を分かっていないんだ。心の事は分からない。自分の体の事は分かるんだけどね。
Q話を戻そう。結局今挑戦はしてないの?
Aしてる。しょうもないけどね。倒立やブリッジをしてる。
Q理由は?
A倒立もブリッジもできないんだ。だからやる。昔から周りができて自分だけできないのは嫌だった。それと倒立もブリッジも体幹のトレーニングや柔軟性にも効くんだ。
Q昔から負けず嫌い?
A全然。兄の方が負けず嫌いだった。僕は負けるのが嫌というより、できる人に憧れるんだ。
Q憧れる?
Aそう。俺もやりたいって思う。
Qそれでやるの?
A少しはね。できない事だってある。
Qあったんだ
A病気で球技ができなかった。陸上は他より少し早いくらい。いや、同じくらいかな。病気は重くない。眼の病気だからね。でもそれで片目失明。距離感とか、視力が落ちてできなくなった。
Q病気になってなかったら?
Aバスケをやってたね。
Qバスケか。なんで?
A楽しいからだよ。サッカーも楽しいね。よくやってた。
Qサッカーもか。
A兄弟でね。兄が強くて弟と2vs1でも負けてたよ。技術で負けていたんだ。蹴る力は俺の方が強かった。足腰が強い人だから。
Qなにかを思い出したみたいだ。
Aうん。一時期の夢を思い出した。両目で物を見たい。別に不便だとか、人と俺とじゃ違うなんて思った事ないけど。でも、たまに両目だとどう見えるか知りたくなる。
Qそれは不可能ではないね。
Aテキトーにいったろ。どうせ移植でもしたら見えるとか?
Qそうだね。
A医療関係は知らない。いや別に他の事も知らないけど。
Q夢は大きい方がいい。不可能はない。
A不可能はあるけどね。母からずっと言われてる。100%が存在するならそれは人は死ぬ、それだけだと。だから一生生きるなんて不可能だよ。できてもしたくない。でもそうだね。俺はまだ15歳なんだ。これから両目で物を見れるかもしれない。
Q15歳か。ガキだな。
A自分でもよく思う。凄く長い時間生きてきた気でいるのに、まだ15歳だなんて。
Qそういえば一時期の夢は50歳まで生きるだったな。
Aそうだね。懐かしい。小学生の頃かな。
Q思い出話は終わろう。じゃあ命が燃え尽きるまでにやりたい事、ある?
A両目で物を見る。大した夢じゃないよ。不可能でもないし、簡単でもない。叶えても叶えられなくてもいいや。そもそも片目失明から何年経ってんだ。今更どうでもいい。
end
これ1人で書いてます。昔から今の自分と未来の自分を切り離す癖が合って、とりあえず未来の自分に質問しているんだ。だからよくわからないけど、よくわかんねぇや。
命が燃え尽きるまで、、、
生きるしかないよね。
んじゃ突然死は?
それが寿命だね
誰が決めたか知らないけど
神様が決めた寿命
それにしても
命が燃え尽きるまでって
何か青春めいた題目だな。
「そっかぁ…だめなの」
「……お前の倫理観と常識は育てたつもりだったのですけれどね」
きしりと関節が鳴く。
「あのね、取り換えられるものとそうじゃないものがあるの」
「普通、すべて取り換えはできませんよ。無理やりに当てはめているだけで、元通りなど到底」
「あのね、活力剤とかあったらいいの」
「寿命というのはエネルギーだけの問題じゃありませんから。動かすための機能も衰えてゆくものです」
「あのね、高性能だかスペックが低いのか分かんないね」
テレビの中では親の腕に抱かれた幼い少女がゆっくりと衰えてゆく。
25時の番組にしても重たい。しかしこれは齧りついていた。まばたきも少なめに食い入って。私にはその熱量がよく分からない。
左手に持っていたリモコンが指示を放った。
ぷつん、と黒くなった画面。そこからまた電源が点けられる。数字のボタンが押されチャンネルが変わった。
ディープな教育番組。
ちょうど、これの興味を大いに刺激する真っ黒な真空管の話題だった。
100億年の寿命を持つ太陽。
折り返し地点に達したその質量はまだ健在で、核融合反応を続けていると、白衣姿の博士が説明してゆく。対して地球は持って8億年だとも。
しかし説明を聞いていればそれは生命が死に絶えるまでの時間らしく、どうやら地球そのものは塊りとして残るようだった。
「これもいのち?」
「擬人化でしょう。生命は存在するか消失したかで数えますけど、無機質は有るか無いかで分ける。太陽もそれ自体が脈打っているわけではなくて、水素の爆発で光っているのを活動しているとみなしているのでしょう」
「ふぅん。じゃあ、燃え尽きたってなに?」
この生物から生まれる疑問は際限がない。
思考のABCは脳内で済ませてしまうから脈絡も滅裂だ。
「人間のことを言ってます?」
「あのね、ことばは人間のためにあるんだよ」
ばかだね。
脳直と脊髄反射で喋るお前に言われたくない。と言ったところでこれは案外口が回る。
「活力を失った人のことを言うんでしょう」
「活力ってなに?」
「それは、人それぞれでしょうけれど。そうですね、例えばやりたいこととかでしょうか。お前も興味を持ってはやり尽くしてすぐに飽きるでしょう? そういうのを燃え尽きると表現しますね」
「あのね、すぐに分かっちゃうのがいけない。分かっちゃえばできる」
「嫌味な人」
実際、これは興味を持ったものを短時間でとことん突き詰めそのあとに放置する。それができるのだから、新たな興味対象を見つけるのもたやすい。
だからこうして生意気であっても生きている。
「じゃあ、にんげんって、ごはんたべて何か考えるたびに死んで生き返るんだね」
「は?」
「いのち使い切るまで着火して燃え尽きる。それってすっごくたいへん」
これが抱えた膝からは、ギシリ…と油が失われた音がした。このとき私が何を思ったかと問われれば、イカロスの翼と答えるでしょう。
#命が燃え尽きるまで
「8月12だか13日以来の、絶対エモネタ書かせるマンなお題が来た……」
日常ネタ風の連載形式で投稿を続けてきた某所在住物書きは、配信された題目に天井を見上げ、長く深いため息を吐いた。
命を火、炎、灯とするようである。それを燃やし尽くすらしい。
例として「今の社会は一部、あるいは大半で、雇い主が、労働者の命を使い捨てろうそくの如く使い潰してるんだぜ」と、世の不条理を嘆くことは可能だが、
それはそれで、筆が乗らぬ気分であった。
「じゃあ何書くって?」
物書きは再度、今度は羞恥とともに息を吐く。
「先月の『君の奏でる音楽』同様、バチクソ不得意なエモとファンタジーに極振りすんのよ」
前回それをした8月13日投稿分は、未だに自分で読み返すことができていない。
――――――
薄暗闇の室内。外に向けられた窓は無く、中央にひとり、黒い制服の男が倒れ伏しており、
は、 は、 と弱々しく、浅い呼吸を繰り返している。
力無い手の、指の2〜30センチ程度先には、闇によって色の判別がつかぬ手提げランタンがひとつ。
ゆらり、ゆらり。ゆらり、ゆらり。小さい灯火を内包し、周囲を僅かだけ、照らしている。
「世界線管理局収蔵、癒やしのランタン:レプリカ」
その光源少ない室内に、嬉々とした嗜虐で男声を投げる者がある。
「便利な拷問器具だよな。ぇえ?半径1メートル以内の生物から、命を吸い上げて、それを燃料に火を燃やすってのは?」
放置しとけば、それこそ命が「燃え尽きる」まで、周囲を照らし続ける。
毒も薬も残らねぇから、完全犯罪が可能ってワケだ。
嗜虐の声の主は唇の片端を吊り上げ、倒れ伏す男を少し離れた距離から見下ろす。
「これはそんな道具じゃない」
息絶えだえの男が反論した。
今室内を照らしているランタンは本来、ストレスや病によって生じた「魂の傷」、命の表層の炎症や膿だけ吸い上げるための、名前通り、癒やしの器具。
表層どころか深層まで燃やし尽くす使用法は想定外であった。
「コレが最後だ、ツバメ。いい加減質問に答えろ」
カキリ。小首を鳴らし、しゃがみ込んで問う嗜虐を、
「ツバメ」と呼ばれた男が、精一杯、睨みつける。
「テメェの上司、ルリビタキ部長は今どこにいる。どこで何をしている?」
「……ご本人に聞け」
部長なら今、管理局を裏切ったお前と、お前を引っこ抜いた犯罪組織を叩くために、ココに向かっている最中だよ。
遠のく意識を必死に繋ぎ止めながら、ツバメは不敵に笑った。
…………………………
「――なるほどね。たしかにこれは、難しい……」
都内某所、某アパート。
かつての物書き乙女、元夢物語案内人であった社会人が、某ポイポイ創作物投稿サービスに投稿された物語を、スマホで楽しんでいる。
乙女が読むのは「書きかけ」のタグが付けられ、キャプションで「兎→燕→瑠璃鶲は確実だけど、兎×燕なのか瑠璃×燕なのかと聞かれると難しい書き散らし」と弁明されている二次創作。
投稿作を先に読んだ別の同志からは、某呟きックスアプリにて、「曲解して兎×瑠璃の可能性が微粒子」と感想を投稿されていた。
上記にて最初に倒れていたのが燕(ツバメ)、
後から出てきたのが兎(ウサギ)、
最後名前だけの登場が瑠璃鶲(ルリビタキ)である。
「『書きかけ』のタグってことは、ちゃんと続きも出るのかな」
すなわち過去作8月13日投稿分の、まさかまさかの第2弾だが、詳細は割愛する。
「コレ、まさかツー様の命が燃え尽きちゃって、ツルの死ネタになっちゃったりしないよね?」
要するにこの乙女の心の滋養であり、妙薬である。
「……続き、はよ、はよ……」
ぽん、ぽん、ぽん。
投稿者に感想のスタンプを連打し、ため息を吐く物書き乙女。
完結編への渇望と、結末予測の衝動をそのままに、書きかけ作品の2周目を、じっくりと始めた。
「特別だ。君にどの道がいいか選ばせてあげよう」
目の前に佇む奇妙な男が不敵に笑う。
「のんびりと楽な生活のまま長生きできるけど、一生孤独な道。または険しく困難だけれども、誰からも賞賛されて名誉な地位を築ける短命な道。あとは金持ちになれるけど病気がちとか、貧乏だけど身体は丈夫っていう道もある」
さあ、どうする?
男の問い掛けに俺は「どちらでも」と、素っ気ない態度で答えた。
男は「そんな適当でいいのかい?」と、心配もしてなさそうな声音で言う。
「選ぶのに意味なんてないだろ。いい道なんてどこにもありはしないんだから」
生きてるうちはいつだって、何かと戦うもんなんだ。だから──。
「俺はただ俺の前に続く道を行くだけだ」
命が燃え尽きる、その日まで。
【命が燃え尽きるまで】
燃え尽きるまで 何かに夢中で熱中出来る事は
きっと素晴らしい。
けれど、私は安寧に穏やかに生活していきたい。
ただそれだけが 本当はとっても
難しい事じゃないかと思う。
「この命が燃え尽きるまで
君を愛し続けよう。」
彼のその言葉は
私ではなく
私の娘への言葉だった。
この命、燃え尽きるまで生きよう。
たとえそれが何も生み出さなかったとしても、無駄な死なんてひとつもないのだから。
人生の選択肢はたくさんある
今までの日常が突然変わることも
ずっと同じ日々でもきっと幸せなんだろう。
でもやっぱり新鮮味って味わいたくなる。
だからたくさん挑戦してく
生きてる限り
たまごぽーろ🐣
「命が燃え尽きるまで」
毎日一生懸命でも惰性でも
生きていくしかない
この命が燃え尽きるまでと
そんなふうに情熱を注げる貴方を
ずっとそばで見ていたいのに
美しく散るその瞬間だけは
私の見えない所で起こっていてほしいと願う
(命が燃え尽きるまで)
僕は夜の街を歩いていた。1日の疲れが溜まりきった体は重く、思わず深いため息がもれる。
少しでも気分を上げたくて、僕は空を見上げた。
しかし、街灯や建物から漏れる光の明るさに霞んで、星はほとんど見えない。虚しさがより胸に染み込んでいくのを感じた。
今、死んだら楽だろうな。
空を見上げながら、そんな考えが頭をよぎった。そしてすぐさま、僕の中でその考えを否定する。
僕が今死ねば、多くの人に迷惑がかかるだろう。それに、僕の苦痛などありきたりで、自殺の免罪符にはならないだろう。何より、僕に自ら死に踏み切る勇気はない。
出来ないことを考えても、余計虚しくなるだけだ。
僕は歩く足を速めた。
結局、僕はこうして命が自然と燃え尽きるまで生き続けるのだろう。
《題:命が燃え尽きるまで》
『白玉楼中の人となる』
"白玉楼"は白玉で造った天帝の高楼のことで
文人が死ぬと白玉楼へ行くといわれている
中国の唐の詩人、李賀は臨終を迎えたとき
夢の中で天帝の使者が現れた
すると天帝の使者はこのように告げた
『天帝が白玉楼を完成させたので
あなたを招いて詩を書かせることになった』
李賀はゆっくりと頷くと
大勢の門弟が泣き崩れる中
天に召された
命が燃え尽きるまで
作詩に精進すれば
我々もいつか
白玉楼に招かれるかもしれない
"命が燃え尽きるまで"