『白玉楼中の人となる』
"白玉楼"は白玉で造った天帝の高楼のことで
文人が死ぬと白玉楼へ行くといわれている
中国の唐の詩人、李賀は臨終を迎えたとき
夢の中で天帝の使者が現れた
すると天帝の使者はこのように告げた
『天帝が白玉楼を完成させたので
あなたを招いて詩を書かせることになった』
李賀はゆっくりと頷くと
大勢の門弟が泣き崩れる中
天に召された
命が燃え尽きるまで
作詩に精進すれば
我々もいつか
白玉楼に招かれるかもしれない
"命が燃え尽きるまで"
9/15/2023, 12:46:12 AM