『命が燃え尽きるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
《命が燃え尽きるまで》
不安だらけのこの世の中を生きていかなければいけない
もしかしたら想いもしない幸せが訪れることを願ってね。
あたしって強欲だね
この、命が燃え尽きるまでに
私は人として「何か形ある物を残し」
私は親として「形のない大切なこと」
を、どれだけ伝え切ることが出来るだろう。
どれだけ、生き尽くすことが出来るだろう。
【お題:命が燃え尽きるまで】
命が燃え尽きるまで。情熱ってやつだな。精力的に生きられる人は羨ましい。もうとっくに俺の情熱はなくなっちまった。
しかしまだまだ暑いな。最近は涼しげだけど30度とかよくある。
もうエアコンいらないな、いやいる。やっぱいらないな、いる。最近はこの繰り返し。特に夜。消したら寝苦しくて結局つけ直すことになる。
短いけど今日はこんなもんで。今日と明日は部屋の天井がはがれちゃったのを直す工事をしてもらうから大変だ。
題:命が燃え尽きるまで
私の命が燃え尽きるまでに、
私は何ができるかな。
少なくとも自ら燃やさないようにしておくよ。
私はどんな人生を歩んでいくのかな。
苦しいかもしれない。。
命が燃え尽きるまでに、苦しいと思う事を
減らせるようにしたいな。
苦しい事、辛い事、そんな感情を
全ていいふうに考えられるようになりたい。
そーすればきっと命が燃え尽きる直前も、燃え尽きている最中も、燃え尽きた後も、
私は笑顔でいる事ができる。
それはとっても、大事なことだよね。
9/14 「命が燃え尽きるまで」
窯の中に爆ぜる炎。ハンマーが金属を打つ音。
名のある戦士のために、一品物の、一級品の武器を作る。それがアタシの仕事だ。
作業場に満ちた熱気に、汗がだらだらと流れ落ちる。ひと打ちごとに、アタシの魂が鉄の塊に伝わっていく。
アイツらが命をかけて敵と戦うように、アタシにはアタシの戦いがある。
最高の武器を作り続ける。命が燃え尽きるまで。
(所要時間:6分)
命が燃え尽きるまで
命が燃え尽きるまで。
このお題を見たとき、タコのメスの子育ての話を思い出した。
タコは数年の寿命の最後に一度きり繁殖を行うそうだ。その後すぐオスは死んでしまい(そう命がプログラムされている)、海の生き物では珍しい方らしいが、メスが卵を守り続けるという。
それはマダコなら一ヵ月、冷たい海に棲むミズダコなら卵の発育が遅いため、六ヵ月から十ヵ月に及ぶとのこと。その間メスは餌も摂らずに、卵を大切に抱きかかえて世話をする。卵に新鮮な水を送り、卵に付いたゴミを取り払い、敵が現れれば全力で闘う。
餌を摂らないから次第に体力は失われる。最後は弱って泳ぐ力もなくなる。そして卵の孵化を見届けると母ダコは静かに死んでいくという。
生き物の世界は過酷でシンプルだ。なのになぜ人間は繁殖ができない年齢まで、生き続けられるようになったのだろう。その意味を考えてしまう。
そのようにプログラムされたのなら、与えられた命が燃え尽きるまで、生き切ったと言える人生を私は送りたい。(タコに負けたくないよね。)
タコのお話に興味を持たれた方のために…
こちらにもっと詳しく書かれています。他の生き物のお話もありました。
『生き物の死にざま』草思社 稲垣 栄洋
#27
僕の命はあと1日
だから、この命が燃え尽きる前に
さっさと、やりたいことをやってしまおう
# 123
百物語かって突っ込みたくなるほど、蝋燭がならんでいる。けれど、それらは少しずつ長さが違って中には火が消えてしまっているものもある。
30歳の同窓会。元3年3組のメンバーが集まっていた。社会に順応して初めてだったから、なんだかみんなやつれていて、僕にはもう人とは思えない。
僕には、約40本の蝋燭しか見えなかった。特に個性を持つことなく、火が揺れている。僕の蝋燭は何色だろう。
#命が燃え尽きるまで
私はまだ
あなたの命が燃え尽きるのを願っちゃいない
それどころか、末長く生きて欲しいとさえ思う
そっちで死ねと言われていても、
私は生きろとあの世で言う
ある若い有名な舞台脚本家がいた。
私は彼との接触を試みた。
彼は快くインタビューに応じてくれた。
どの作品もとても魅力的で
大絶賛の嵐ですが
舞台脚本家いつまで続けるとかあるんですか?
彼は間髪入れずに
「命が燃え尽きるまでだね」
そう言った。
「まぁ、命が燃え尽きるまでと言っても
この才能が無くなったら自分は何も出来ないけどね。」
そう少し寂しそうに答えた彼は
舞台の魅力について次々と話し始めた。
命が燃え尽きるまで
私もあなたの魅力を伝え続ける
そう思った彼の取材
─────『命が燃え尽きるまで』
幸せでした。
貴方と出会えて、貴方の側で貴方を支えることができて。
もし先に私が死んでしまっても、悔いはなかったんです。貴方のためにこの命が燃え尽きることは、本望ですから。
でも、貴方はそれを許さなかった。ご自分の命を燃え尽かせた。
何で、燃え尽きても良い命が残り、燃え尽きてはいけない、燃え尽きてほしくない命が消えてしまうのでしょうか。
この命が燃え尽きるまで、君の事を愛し続ける。
「大袈裟な」って、本気だよ!!
なかなか分かってくれないなぁ~。
どうしたら分かってくれるかな?
#命が燃え尽きるまで
#27
・命が燃え尽きるまで
第〇〇回異種族会議は、河原で行われた。議題は「死」。
短命代表カゲロウと、長寿代表ゾウガメの対談の形をとる。
ああ、かったるいなあ…
カゲロウの誰かがつぶやいた。それもそのはずだ。開始時刻を三十分以上すぎているのに、対談相手のゾウガメは姿を見せないのだから。貴重な寿命の三十分、イラつくのは当然だった。
すでに、何匹かのカゲロウは、こっそりと会議を抜け出している。残るカゲロウが最初の半分ほどになったとき、ゾウガメは姿を現した。
「やあやあ、こんばんは。みなさんお揃いで」
すみません、の一言もないのか。不快になるカゲロウ一同を横目に、司会者が話し出す。
「皆さん、お集まりいただきありがとうございます。今後のよりよい異種族交流のため、今宵は…」
「まあまあ、堅苦しいのは抜きにして。始めましょうや」
イラつくけれど、この申し出はありがたい。カゲロウの一番手である僕とゾウガメは、向かい合う形になった。司会者が言う。
「では、お互いに死について、どのようなイメージを持っておられるか、交流してください」
死の、イメージ。なんだろう。
人間の言葉を借りれば、注射の順番を待っているような気持ち、だろうか。一人づつ、名前が呼ばれて、待合室にいる人数は減っていく。次は自分だ、という緊張感とあきらめ。
もっとも、注射を打ったこともなければ病院に行ったこともないカゲロウの身だ。ちょっと違うかもしれない。
僕が一言目を探しているうちに、ゾウガメが口を開いた。
「そうですねえ…考えたこともないですねえ…ぶらっくほーるみたいな感じでしょうか。じゃなかったら地球征服に来た宇宙人。つまりは、絶望と恐怖の権化ですかね」
まあ、そんなこと起こるわけないですけどね、とゾウガメが笑う。起こるわけないものを、死に例えるのか。
僕は瞠目する。死んでいった仲間を思う。ゾウガメな言うように、絶望と恐怖を味わっていたんだろうか。そんなのは、辛すぎる。そんなことを思って、僕は死にたくない。
「僕らにとっては…」
視界がぼやけていく。ゾウガメの悲鳴が、イヤに遠い。仲間の声。こちらは義務的だった。
「おつかれさまです。リーダー。そしてゾウガメさん、二番手は私が務めます。よろしくお願いします」
#命が燃え尽きるまで
学校から帰ってすぐに、マンガを描いてた。
僕の町は田舎で娯楽はない、漫画を描くしか楽しみがとくになかった
漫画の賞に応募していた
ペンにインクを染み込ませて
描き続ける。
命が燃え尽きるまで
血を注ぎ込むように
Episode.27 命が燃え尽きるまで
命が燃え尽きるまで、全力で生きよう。
そう思った5分後、突然死することだってある。
いつ尽きるか分からない、生と死は隣り合わせなのだ。
ただ私は、私は今の辛い人生のまま終わりたくない。
辛いことがあれば、楽しいこともあるとみんな言う。
そんなわけない、そう思っていた時もあった。
でもそんな考え方はもうやめた。
分からないなら分からないなりに考え、努力する。
正直諦めたかったが死ぬ勇気すらなかった。
それならその勇気が湧くまででもいいから。
そんな事考えなくなってもいいから。
どうせ死ねないのだから、信じてみることにした。
その楽しみが、私が生きているうちに起こるのか。
今日は何となく早起きして、散歩をすることにした。
よく、この命燃え尽きるまで愛します。とか聞くけど、それっていわゆる死ぬまでってことでしょ?そんなんじゃ足りない。死んでも愛してくれないと。
『命が燃え尽きるまで』
命が燃え尽きるまで
私の幼い娘は10年前、連れ去られ林の中で遺体となって発見された。当時は何百人という警察官が捜査に当たったが、犯人は捕まらなかった。
近くに防犯カメラもなく、現場には犯人に繋がるものは何もなかった。年を重ねる毎に警察官の人数も減り、世間から忘れられていった。私は当時、娘が着ていた服と娘の写真を載せた紙を配り、情報提供を求めた。
娘が発見された現場にも何百回も行った。
妻は娘の事件から病に倒れた。
私達夫婦にとって娘は希望であった。全てであった。
ある日、一本の電話、、、。
「娘、可愛かったなぁ。パパ、ママって泣き叫んでたよ。なんで助けに来なかった?ふふふ、、、」
電話が切れた。
私は怒りに震えた。
許さない、絶対に許さない。
この命が燃え尽きるまで犯人を探し、この手で殺す。
待っていろ、必ずお前に辿り着く。
#命が燃えつけるまで
僕は生涯君のことを想い続ける。
【命が燃え尽きるまで】
中学最後の夏の夜に、僕は大切な幼なじみと蛍を見に川辺までやってきた。
僕の住むこの村は、大層な田舎で、毎年夏になると、田んぼでカエルが鳴き、森ではセミの大合唱、川には綺麗に蛍が飛び交っている。
そんな環境が嫌になったのか、幼なじみは東京の私立の高校に通うことに決めたらしい。
夕暮れと夜の境目の川辺に2人で座り、後ろから聞こえるカエルの声をただぼんやりと聞いていた。
「ねえ、蛍ってなんで光るか知ってる?」
突然の質問に驚く幼なじみ。
『え〜。暗闇で場所を知らせるんだったっけ?それか、求愛…とか?』
「う〜ん正解。」
『ロマンチックだね。』
「実はね、他にも理由があるんだよ。
相手に「近づかないで!」って伝えるために光ったりもするんだって。」
『そうなんだ。どれも同じ光に見えるけどね』
「ね笑」
話が途切れ、静かな時間が流れている。
静かと言っても、カエルはずっとゲコゲコ鳴いているし、蛍は止まることを知らぬ勢いで飛び交っている。
毎年夏休みの最後はここに来て、夏の終わりを感じていた。
それももう最後かと思うと、物悲しいというか切ないというか、言い表せないモヤモヤが心を占める。
「…東京いったらさ、もう蛍も見れなくなっちゃうね。」
『そうだね。』
「僕さ、ここで待ってるから。寮生活嫌になったら、いつでも帰ってきてね。」
『うん。気が向いたらね〜』
「なんだよそれ笑」
『笑笑』
「はぁ、僕が蛍だったら良かったのにな。そしたら、光って帰る場所を知らせるのに。」
『え〜。都会の光に負けて、見つけられなくなっちゃうかもな〜笑』
「そしたら、君のために命を燃やして更に激しく光って見せるよ笑」
『命が燃え尽きるまでは重いなぁ〜!!笑笑
ねえ、聞いていい?
その光は、求愛と拒絶どっちの光?』
「それはもちろん───
命が燃え尽きる
その瞬間まで
あのひとへの想いは
色褪せることもなく
あのひととの思い出は
常にわたしを照らし
励まし
癒やし続けることでしょう
あのひとは
わたしの最愛のひと
これまでの
わたしの人生そのものだから
# 命が燃え尽きるまで (277)